JOTARO on the web | JOTARO Who? | Chemist JOTARO |
JOTARO NOW
最近 2024年度 2023 2022 2021 20 19 18 17-15 14-11 10-06 05-02 01-00 99-97 96-95
現在地:ホームJOTARO NOW>2021年度

2021年度の中崎城太郎

これ以後は「2022年度の中崎城太郎」へ

2022年(令和4年)3月
31日(木) スマホの「接触確認アプリ」で「結果を確認」すると表示される「新しい生活様式」、もう2年が過ぎています。確かに、もう「新しい日常」になったのかもしれません。一昨年4月、「緊急事態宣言発出に伴い・・・」と書いて以降、いろいろなことが、その時点で凍結しているような感じがします。明日からようやく、ふつうの新年度になるのでしょうか。
今年度初めての東急ハンズ渋谷。今年度最終日ですが。
教務課からのお知らせページも卒業仕様でしょうか。容量の大きいGIF動画です。
こちらで日々報告される学内感染者数、3月は教職員176名、学生150名で、先月に次いで多くなりました。
研究室内の配置替えでパーティション立てられました
今年の桜は、去年よりは見る人が増えるでしょうか。駒場Iキャンパス北側は、一昨年にブロック塀からフェンスになり、桜が見えるようになったものの入構禁止が続き、ようやく公開状態になった感じです。
よくある地震ですが、昨年10月7日とほぼ同じ震源です。その時は、水道管の損傷が報道されていた他、研究室内では書類の山が崩れたところがありました。
揺れた後に緊急地震速報が来ましたね。
検索結果が日付順に出てくるわけではないので暫定的な速報としておきますが、韓国グループ以外で初めて25%以上の変換効率(25.1%)のペロブスカイト太陽電池を報告する論文は、上海から出されました。この件では東大所属ではないのですね。Nature, Science等でないためか、中国語検索かけても、これこれしか出てきません。
30日(水) 化学システム工学専攻の大学院説明会。
オンサイト/オンライン同時開催なので、確実に分身が必要です。
ペロブスカイト太陽電池関連の文献検索に用いてきたSciFinderの日本でのサービス提供が今年度いっぱいで終了するので、1月からWeb of Scienceでの検索に切り替え、これまで様子を見てきました。Web of Scienceは、SciFinderに比べ、Wiley社雑誌の情報は早く得られますが、ACS雑誌の情報がとても遅いです。だいぶ遅れが生じていますが、順次、プロットに追加していきます。
29日(火) 東大とシュプリンガー・ネイチャーによるSDGsシンポジウムが、このような内容オンライン開催されました。総長とエネルギー総合学連携研究機構長に続き、このタイトルで講演がありました。パネルディスカッションは、テレビ等ではよくある、ディスプレイが立っているスタイルでしたが、大きな会場の多数の空席を前に話すのは、やりづらそうな気がします。
年度内に新硬貨来ました。回転が早そうですが、実は各地の貯金箱に貯まっている率が高かったりするかもしれません。あとは、令和の1円玉に遭遇するのは、いつになるでしょうか。
東大の活動制限指針レベルが引き下げられ、レベルBからレベルAになったのに伴い、駒場キャンパスもステージ・オレンジからステージ・イエローになりましたが、Webサイト上の表示はなくなりました
28日(月) エネコート社に出資しましたという報道が、と続いていましたが、まとめてこちらに報道されています。元のプレスリリースはこちらで、約16億円を調達したようです。という勢いがあれば、グリーンイノベーション基金は霞んでしまいそうですが。
マイナ保険証を使うと高くつくという話、まさかの展開です。従来型に加算されるなら仕方ないと受け入れるつもりでしたが、逆でした。
先週金曜日に現れた一致したキー、ハッシュ値を検索するサイトのデータ更新が止まっていたので確認が遅れましたが、接触日は3/20(日)でした。
東大の活動制限指針レベルが引き下げられ、レベルBからレベルAになりました。
27日(日)  
26日(土)  
25日(金) 先週から屋上への太陽光パネル設置が進行中の先端研14号館、だいぶ形が見えてきました。パネル形状でメーカーが分かるでしょうか? ハーフセル型ですが、このへんでしょうか? パネルが並んだアレイ単位の架台になっていて近代的です。11年前に設置された13号館では多結晶シリコン太陽電池がパネル毎に設置されていたり、3号館南棟の三洋HIT太陽電池が3枚ずつの配置になっているのとは趣きが違います。ただ、15時前の時点で、既に影がかかっているのは、大丈夫なのでしょうか。
そういえば、以前の14号館屋上でのこういう試験が、↓ のように活かされたりしないのでしょうか?
3号館南棟屋上で試験されている追尾式太陽光発電、もしかして今日の実験は水の電解でしょうか?
経産省の「グリーン社会の実現に向けた競争政策研究会」、とっても文系な先生方が委員で並んでいる、と思ったら、独占禁止法などとの調整を検討する研究会のようです。確かに、物事をオールジャパンで推進すると、必ず引っかかるところですね。みんなで石炭火力発電所を閉鎖しましょう、と言ったらカルテルだとか、CO2排出価格の取り決めがカルテルだとか、RE100企業からしか調達しないと言う(アップルとか)のは優越的地位の濫用だとか言い出したら、何事も進まなくなりそうですね。
鉄道の脱炭素化について国土交通省が検討会を発足させたという記事、元ネタとなる検討会はこちらに案内されているものだと思われますが、その別紙を参照すると、よく見る名前が並んでいます。 S教授
国内感染者数は順当に減りつつあるところですが、世界的には増加傾向です。こちらで表示されるグラフ(UKFRDE)から読み取れるように、Omicron株BA.2系統による波が来ています。日本も置き換わりつつあるので、3週間後にはまた増え始めるのではないでしょうか。
今夜の新宿方面、都庁はウクライナ色ですが、ドコモタワーは消灯して節電モードを続けているようです。
24日(木) 先日のカネカのニュースリリースに関する報道記事で、「ペロブスカイト太陽電池、カネカがフィルム型で最高効率」と書かれています。本文を見ると、リリース通りに「フィルム型ペロブスカイト太陽電池における世界最高水準となる20%に迫る変換効率」と書いてあるのですが、見出しが間違いです。論文報告されているフィルム型ペロブスカイト太陽電池の最高効率は21.73%ですが、認証効率では、こちらの中の19.91%(by Newport)が最高効率となっています。カネカはJET認証で19.8%ということなので、僅差ながら最高効率ではありません。
日本カーボンニュートラル推進協議会による「脱炭素社会実現宣言とイノベーション 新たなる成長戦略セミナー」が開催され、櫻田義孝・衆議院議員、菅 義偉・前首相の挨拶、山口 壯・環境大臣の講演、秋本真利・衆議院議員、渡辺衆議院議員(プログラムになかった)の挨拶に続き、瀬川教授が「脱炭素社会の構築に貢献する新技術−次世代の太陽光発電を中心に」という講演を行いました。
瀬川先生の講演タイトル中の横線が、プログラムでは漢字の一になっていて微妙な感じでしたが、演者交代の間に表示されたZoom画面では「一時世代の太陽光発電」になっていて、さらに微妙でした。研究室では、Zoom画面を大きく映して、ライブ会場化していましたが、中継されるスライドがスクリーンを写したものでコントラストが無く、画像で理解することが難しい状態でした。
学位記授与式を記念して、久々の研究室集合写真撮影。S教授不在だった昨年とほぼ同じ位置で、少し寂しい人数だった以来の撮影です。S教授も揃ったのは、2年前以来です。
雨後の水溜りが乾いた跡が黄色いです。 花粉
23日(水) Specific社が、塗布製造ペロブスカイト太陽電池アレイがインドで初めて展示されたと紹介しています。同社サイトの試験製造プラントの写真は、いかにもすぐ実用化できそうな雰囲気を醸していて、クリーンルームも大きいです。スピンコートとロール・トゥ・ロール製造の差を示す動画など、PRには力が入っていますね。
5月にオンラインとスペイン・バレンシアで開催されるHOPV22に関し、Proceedingsが公開されています。日本人は0?
来年度予算が成立し、経産省の予算PR資料ページも更新されましたが、「太陽光発電の導入可能量拡大等に向けた技術開発事業」が更新されたかどうか、予算の政府案の段階とURLが同じなので分かりません。たぶん同じです。
昨日に比べれば電力需給には余裕があるはずですが、今夜の新宿方面は都庁もドコモタワーもライトアップ無しで節電モードです。
22日(火) 電力需給逼迫警報が出された一日、見通し時点で使用率100%で、供給力を上回る需要予測が示されたグラフの9時台実績97%でした。その後、11時台103%、13時台106%と、先行き不安な状況でしたが、14時台107%を示したグラフでは15時以降の供給力が積み増され、15時台98%のグラフではさらに増やされていて、16時台93%、17時台92%と余裕が出てきた感じでした。節電効果なのか、もともとそういう需給曲線なのか分かりませんが、夕方以降は目標以上に需要が下がっています。
経産省が出した「需給ひっ迫警報」には、現時点では、「本発表が、「需給ひっ迫時の対応について(kWベース)」(第40回電力・ガス基本政策小委員会(2021年10月26日)資料4-2の38ページ)における「需給ひっ迫警報」に該当するのか、とのお問い合わせを多数いただきましたので、件名に追記を行いました。」と書かれていますが、この資料だけ見ると、最近制定された制度なのかと思ってしまいます。実際には、報道記事にもあるように、2012年夏からあるもので、そのことが経産省から示されていないのは、どういうことなのでしょうか。
等々、リンクを作っていてもリンク先が書き換わってしまうので、画像で保存しておくしか記録のしようがありません。
電力逼迫に至ったのは、日中5℃くらいと予想されていた気温が、さらに冷え込んだためですが、雪の降る、寒い一日でした。
文科省からできるだけ対面授業を行うよう通知されたようですが、実際、どうなるでしょうか。
21日(祝) 利用開始から600日になりました。
20日(日) また現れた一致したキー、ハッシュ値からこちらで接触日を確認したところ、3/17(木)でした。
19日(土) 3回目接種用の接種券が届きました。封筒の感じは前回同様(?)。で、中身はふつうの用紙になっていて、シールだった前回とは趣きが違います。
18日(金) レーザー加工によって、ペロブスカイトの一部を削って透過性を持たせたり、模様を作ったりしたという論文、規則的な模様とか、孔雀とか、さらにはクリスマスカードとか作られてます。武漢からのハート形です。モジュールで、ちゃんと発電しているところがポイントでしょうか。
文科省と経産省と経団連による「大学ファクトブック」の最新版が公開され、プレスリリースされています。妙に大学のランキングが目立ちます。
最近の暖かさから一転して、今日の昼間は冬の気温でした。
しばらく現れていなかった一致したキー、いつもハッシュ値を検索していたサイトのデータ更新が止まっているので、こちらで日付を確認したところ、いずれも3/14(月)でした。これまでのものをまとめて接触日をカレンダーにしてみましたが、とりたててパターンは読み取れません。
17日(木) 先端研14号館屋上に太陽光パネルを設置する工事が始まりました。この写真の15時過ぎの時点で、既に手前側に3号館南棟の影がかかっていますが、どのくらい発電できるのでしょうか。夕方には完全に影の中(一昨日撮影)ですし。
並行して、昨年11月30日に設置された足場の撤去も行われています。
グリーンイノベーション基金事業でペロブスカイト太陽電池を開発する5社の中で、これまで動きがなかったカネカがニュースリリースです。ポリイミドを基板に用いた10cm角サイズの超薄型ペロブスカイト太陽電池(約10μm厚?)の写真が出ています。
東京電力の「でんき予報」を見ると、昨夜の地震後に発生した210万軒の停電による需要減少は、全体の1割程度でしょうか。他の時間帯はほぼ重なるので、0時台の前日との差で比較できると思います。現象の説明は、去年の例を、そのまま流用できそうです。
16日(水) 夜中の地震(M7.3)、駒場周辺は震度3のようですが、建物6階はかなり揺れました。地震の詳細な解析は、これからだと思いますが、昨年2月(M7.3)同様の感じでしょうか。時期的には昨年3月(M6.9)も参照しておくべきでしょうか。
駒場IIキャンパスの生協店舗前では、全国に先駆け(?)、ソメイヨシノが開花しました。写真 では、拡大してよく見ないと分かりませんが。
さすがに鹿児島が先でした。東京の開花予想日は、今のところ3/18となっているようです。
全体通知メールで届いた排水基準超過の通知、これを回避するにはトイレでたくさん水を流すしかないですが、それでは節水トイレの意味が無いという、、、。
よくできた(?)怪しいメール、本文中のリンク先は別のサイトへつながっています。そもそも、私、会員登録してないんですが。
iOS 15.4にアップデートしたら、Gmailアプリで新着通知が表示されなくなりました。これではメールが来たことに気付けません。Face IDは関係ないので元々メリットは無いのですが。
ペロブスカイトの表面処理を工夫することで、安定性も備えて変換効率24.41%が得られたという論文がNatureに出ます。それなりに重要な情報を含んでいますが、Natureで、それも早期公開するほどのものなのかということは、よく分かりません。関連する報道の各所に、例えばこちらのトップにあるような写真がついていますが、どこがソースなのか分かりません。
15日(火) NEDO技術検討委員会(ペロブスカイト)
花粉が多くなると観測される花粉光環、iPhoneで撮ると勝手に色補正されるので、なかなか思うような画像にならず、のような感じになってしまい、以前撮った画像のようにできません。こういう画像を、本物の鳥で撮れたらすごいですが。夕日の周りに出来ている環のサイズは、先日の暈(?)よりずっと小さく、比べるとこうなります
日経中文版の大々的な人工光合成に関する記事、日本語版では気付きませんでしたが、たぶん、こちら(上)とこちら(下)の記事なのでしょうね。会員限定記事なので日本語版の中身は分かりませんが。
14日(月) 今夜の新宿方面、引き続きウクライナ色の都庁です。
    当面の間・・・。
スマホ歴2年に満たない私にとって、こういうメッセージは、どこまで真に受けてよいのか分かりません。そんなに劣化しているようには思えないのですが。
少し前までの寒さから一転して、急に夏のようになり、土曜早朝の帰宅時には蕾しかなかった、駒場IIキャンパス東門付近の桜開花し、通勤途中の樹にも花が見られますが、さすがに昨年3/10には及ばないですね。
13日(日)  
12日(土) 例年、比較的早く開花する駒場IIキャンパス東門付近の桜ですが、今のところ蕾のままです。また、昨年は3月10日時点で華やかだった通勤途中の樹も、蕾のままです。
11日(金) 11年前と重なる、3.11の金曜日です。
中国のペロブスカイト太陽電池4大企業(?)のうち、先んじていながら他のMicroquantaUtmoLightWonder Solarに比べて企業サイトでの情報が得にくいGCLについて、よくまとまった記事(→翻訳)が出ました。GCL-perovskiteのサイトは、トップのアニメーションは一見の価値がありますが、情報更新が乏しいのが難点です。というわけで、後でアクセスできなくなる可能性を考え、とっても長いですが、翻訳文をそのまま示します。「昆山日報」の記事なので、昆山礼賛が入っている感じですが。
 「80後」の范斌(ファンビン)は、清華大学で化学の修士号を取得し、ローザンヌのスイス連邦工科大学で博士号を取得しています。彼は豊富な科学研究の経験があります。2010年に中国に帰国した後、彼はペロブスカイト太陽電池製品の開発に焦点を当て、志を同じくする数人の友人と共に厦門惟华光能有限公司 (Xiamen Weihua Solar) を設立しました。
 当時、ペロブスカイト太陽電池製品の開発はまだ新しい分野であり、国内の研究者はほとんどいませんでした。従来の結晶シリコン太陽電池と比較して、ペロブスカイト太陽電池には、反復性、低純度要件、低製造コスト、および大幅に短縮された産業チェーンという利点があります。
 2011年12月、1年半前に設立された同社は、太陽電池のパッケージ構造、太陽電池、酸化インジウムスズ透明電極、有機太陽電池の構造、有機太陽電池保護構造、および有機太陽電池構造など9件の特許出願を中国特許庁に提出しました。2013年3月までに、同社は中国で最初のペロブスカイト太陽電池のロールツーロール印刷生産ラインを構築し、中国で最初のペロブスカイト太陽電池モジュールを生産し、最初にプロセス全体の特許保護体系を確立しました。
 范斌(ファンビン)にとって、ペロブスカイト太陽電池開発の新しいトラックをレイアウトすることは偶然ではなく、業界の発展についての明確な理解からです。彼の見解では、従来の結晶シリコン技術の開発は、化学構造の制限によりボトルネックに近づいています。異なる結晶シリコン企業間に実際の技術的しきい値はありません。十分な資本があれば、新しい生産能力を構築できます。そして業界は内向きに陥ります。内向きの結果は、各リンクの利益の圧縮であり、それが彼が新しいトラックをレイアウトすることを目指す主な理由です。
 2016年末、有機太陽光発電技術の開発を専門とする国内初の企業に成長した惟华光能 (Weihua Solar) は、国内の大手・协鑫集団(GCL Group)に買収されました。同時に、惟华光能 (Weihua Solar) の完全子会社として蘇州に設立されたのが、蘇州协鑫納米科技有限公司 (GCL Nano) です。范斌(ファンビン)とチームは、起業の重心を、厦門から、企業の発展をより助長する蘇州に完全に移しました。
 2019年、同社はペロブスカイト光起電モジュール技術の飛躍的進歩を発表しました。10MWの大面積ペロブスカイトモジュールパイロット生産ラインの構築を主導し、関連する材料合成および製造プロセスの開発を完了しました。同社が自信に満ち、100MWの大量生産ラインの建設に向けて前進しようとしているちょうどその時、業界は「最も暗い瞬間」の到来を告げました。
 2019年と2020年は、太陽光発電業界の寒い冬の時期として知られています。関連する補助金政策の変更により、台頭期の企業の発展が妨げられており、研究開発資金の不足が大きな問題となっており、早急に解決する必要がありました。この危機的な瞬間に、昆山高新创业投資有限公司(昆山ハイテクベンチャーキャピタル株式会社)は、企業が「危険」と「機会」を取り除くことができるように、オリーブの枝を投げて企業に6000万元(約11億円)を注入しました。
 2019年12月24日、昆山协鑫光电材料有限公司 (GCL Optoelectronics) が正式に設立され、昆山市の50万回目の事業許可が発行されました。2020年、昆山は革新的に「昆如意」ビジネスサービスブランドを立ち上げ、ビジネス環境を最適化するために28の新しいポリシーを実装し、最も便利な貿易と投資、最も効率的な行政承認、最も標準化されたサービス管理、および最も完全な法制度を整えました。2021年、昆山は、ビジネス環境を最適化し、主要プロジェクトのフルチェーンエージェンシーサービスモデルを革新および実装し、「4つの証明書」の承認期限を7日に短縮し、メカニズムを作成および改善するための16の対策をリリースしました。最高レベルの企業需要を達成するためのグレーディングやリンクサービスなど。困難な問題への迅速な対応と迅速な解決により、协鑫(GCL)が昆山に定着するための好ましい環境が生まれました。
 「『昆山サービス』は、昆山が投資を呼び込むための『黄金の看板』です」。范斌(ファンビン)は、2021年の春祭りの前に、企業は電力消費の危機的な時期にあり、専用の電力供給ラインを緊急に申請する必要があったことを思い出しました。他の都市では、専用電源ラインの申請に半年以上かかりますが、昆山の関連部門のスタッフは、企業が2か月以内に問題を解決するのを支援できます。また、昨年の「電力制限命令」では、政府が协鑫(GCL)の実際の生産状況を考慮し、企業を「ホワイトリスト」に含め、企業プロジェクトの建設にグリーンチャネルを開きました。

 あなたは木桃に投資し、私はそれを瓊瑤で返済します。2020年末、昆山协鑫光电材料有限公司 (GCL Optoelectronics) は、世界初の100MWペロブスカイトモジュールの量産ラインを建設する準備を正式に行いました。同社は2021年半ばに、100MWの大量生産ラインを完成させ、試作を行い、ペロブスカイト太陽光発電モジュールの面積を1m×2mに拡大し、モジュールの光電変換効率を18%以上に高め、太陽光発電のコストは火力発電よりも低くなります。
 「これは世界初の100MWペロブスカイト量産ラインです。その後の生産能力の継続的な最適化とデバッグ、および効率の向上により、来年下半期に成熟した製品を発売し、大規模なアプリケーションを加速する予定です」。范斌(ファンビン)の説明によると、ペロブスカイトの大量生産後の製造コストは、結晶シリコンの約50%に過ぎません。
 中国東部の発電の光レベルに基づくと、結晶シリコンの発電コストは火力発電よりもわずかに低くなる可能性がありますが、ペロブスカイトは発電コストを東部地域の水力発電よりも低くすることができます。つまり、火力発電と比較して、発電コストに1毛〜1毛5(10〜15セント)の差が生じ、この金額をエネルギー貯蔵用に予約することができます。将来的には、ペロブスカイトが発電し、エネルギー貯蔵と組み合わせて安定した出力を形成することで、ペロブスカイトが大規模な火力発電に取って代わることができるようになることが非常に期待されています。
 まだ試運転段階にある100MWのペロブスカイト大量生産ラインに加えて、昆山协鑫光电 (GCL Optoelectronics) の45cm×65cmのペロブスカイトモジュールは、太陽光発電モジュールの世界で最も権威のある商業認証機関であるTUV Rheinlandによって認証されており、効率は15.31%と、これまでのところ世界最大の面積と最高のモジュール効率認証を取得したペロブスカイトモジュールです。同時に、ペロブスカイトモジュールの実用製品の商業認証を取得した世界で唯一の企業でもあります。
 范斌(ファンビン)は会社の将来の発展に自信を持っています。短期的には、100MWペロブスカイトモジュールの大量生産ラインが技術指標に到達し、成熟した安定した製品を発売することを望んでいます。長期的には、拡大することを望んでいます。生産能力を高め、1GWおよび10GWペロブスカイトに開発します。モジュールの大量生産ラインにより、より多くのアプリケーションシナリオが可能になり、より有名な機関との協力を得て、上場目標を達成します。「ペロブスカイト技術のこの新しいルートは、私たちに新しいフロンティアを開いていると思います」と范斌(ファンビン)は言いました。

この中には、去年3月に1億元(約18億円)超の資金調達を行なったことが出てきていないですね。そのあたりは、こちらの記事(→翻訳)を参照、としておくしかないでしょうか。
10日(木) 以前、有機系太陽電池技術研究組合(RATO)会議で話題提供いただいたGOOD ON ROOFSの川口さんの記事、文中の超大手化学メーカーとは積水化学のことだと思いますが、写真に出ている鋼板一体型フィルム基板ペロブスカイト太陽電池も積水化学のものでしょうね。「3月からいよいよケニアのナイロビ(標高1700メートル)と港町モンバサ、ベナンのコトヌーでパイロット事業を開始します」とのことですが、ペロブスカイト太陽電池が使われるのでしょうか。製造国では「耐久性に課題が・・・」と言っている間に、アフリカからペロブスカイト太陽電池の実用例が広がっていくことになるかもしれませんね。
羽田へ降下する飛行機が見えるのがデフォルトになる季節になってきました。南風だと新宿方面上空を通過します。
今となっては、左に並んでいる小さな写真で比較するしかないですが、昨日のアイシンのペロブスカイト太陽電池開発に関する記事の写真は、何かが写り込んでいる状態だったのが、今日は、それがない写真に差し替えられています。
9日(水) アイシンのペロブスカイト太陽電池開発に関する記事、途中で切れていますが、転載先ではそのことが分からないので、短い記事だな、という感じになります。
産総研からもプレスリリースがありますが、NEDOプロジェクトの実績としては報道発表が重要です。
イベント人数制限が撤廃の方向で議論されているようですが、来週開催のPV EXPOは、そんなことは気にせず(?)、例によって、「展示会はいかなる場合でも予定通り開催することが大原則である」と主張されています。
8日(火) 「日本の先進技術と地域の未来」というが出ていて、その目次に、「第6章 カーボンニュートラルと地域のエネルギー戦略(瀬川浩司)」という文字がありました。地域未来社会連携研究機構の関係でしょうか。こちらのシンポジウムくらいしかつながりがなさそうですが。主編者の松原先生は、明日、最終講義です。
今日は小雨混じりで日中も寒かったですが、この先、気温の上昇が見込まれるので、これまで休ませていたドライルームのプレクーラーを稼働させました
今夜の新宿方面、都庁は青いです。ドコモタワーの緑色の理由は不明です。
連日のように表示される一致したキー、いつもハッシュ値を検索していたサイトのデータ更新が止まっているので、昨日の分と併せ、こちらで日付を確認しました。昨日分は3/1(火)、3/3(木)、3/4(金)、今日のは3/3(木)でした。これまでのものをまとめて一致したキーの一覧にしてみました。研究室階下に陽性者がいたと噂される2月第3週だけ検出がありません。
ペロブスカイト結晶化の中間体に関する総説です。この論文に限りませんが、ペロブスカイト太陽電池関連では、論文への最新情報の反映が、とっても迅速です。この論文は2021年12月30日にオンライン公開されていますが、既にNRELチャートの25.7%が反映されています。NRELチャートのRev.12-14-2021は、12月21日にファイルは存在していたものの、サイトからのリンクが繋がっておらず、ふつうには気付かない状態だったはずです。それが是正されたのは1月17日でした。文献のモジュールチャートにはリンク先が書かれているのに対し、NRELチャート本体には書かれていないのは、このような混乱した状況を反映しているのかもしれませんが、それでも10日以内に情報が論文に反映されているというのは、昔ならあり得なかったことでしょう。ペロブスカイト太陽電池性能の急速な向上には、こういう情報流通の速さの寄与も大きいでしょうね。
昨日のエネコートテクノロジーズに関する日経記事は、有料会員でないと後半が読めませんでしたが、日経中文版では、例によって全文フリーで読めます。誰得でしょうか。
7日(月) エネコートテクノロジーズが、ペロブスカイト太陽電池を電源に使ったセンサーの出荷を4月から始める、という日経記事が出ました。
有料会員限定記事なので、会員でないと後半が読めませんが、最後のほうに、「エネコートは約10億円を投じ、今春に京都府久御山町の貸工場の1100平方メートルの敷地に製造ラインを設ける」と書かれているのがポイントでしょうか。
最初の段落に「同型の太陽電池の製品化は国内で初めてとみられる」とありますが、ペロブスカイト太陽電池を活用した電子棚札システムは、まだ製品化まで行っていなかったということでしょうか。
西の空に架かるアーチは、でしょうか。大きすぎるように感じますが、夕日が大きく見えるのと同じ理由でしょう。
このように知らないWEBサイト名だらけのメール、振り返って見ると「エネルギー総合学連携研究機構設立シンポジウム」の際の申込アドレス等と同じなのですが、リンクをクリックするのにためらいが生じます。
連日のように表示される一致したキー、ハッシュ値を検索しているこちらのサイトのデータ更新が止まっていて、日付が特定できません。
6日(日)  
5日(土)  
4日(金) NRELチャートが更新され(Rev.01-26-2022)、前版(Rev.12-14-2021)で30.5%(NREL)だった単接合GaAs(集光)が30.8%(NREL)に上昇しました。それにしても、日付が大きく遡っています。
1月17日に先行公開されていた、ペロブスカイト/ペロブスカイト タンデム太陽電池で認証変換効率26.4%を報告する論文が、ようやく正式出版されました。こういう記事を見ると新記録のようですが、昨年11月18日公開のSolar cell efficiency tables (version 59)に掲載されていたもので、南京大学からの報告、測定は日本のJETです。南京大学からのプレスリリース(→翻訳)も詳しいです。公開から出版に、なぜここまで時間がかかるのか分かりませんが、NatureやScienceに論文を出そうとすると、よほど優れた成果でないと、他者に先を越される可能性が非常に高そうです。
昨年7月末に交代した時は薄い色だった緑茶が、7ヶ月超の暗所保管(机の引き出し)を経て、色が濃くなって交代します
花粉対策史上最強処方です。
3日(木) こちらで提供されている東京都の花粉情報、都下では多くの花粉が飛んでいるのが分かりますが、1週間遅れで提供される区部の情報が得られる頃には、既に対策しても手遅れになっていそうです。予報でも、以前の予報では「やや多い」だったのが、いつの間にか「多い」を通り越して「非常に多い」になってます。
こちらの論文では、ペロブスカイト太陽電池の特性が研究者依存性も含めたデータになってます。各アイコンは本人を象徴しているのでしょうか?
先日「政府、最先端研究に懸賞金」と報道された、経産省のこちらの会議が、最終取りまとめを公表しました。その概要版には、響きだけよい言葉が並んでいます。 インセンティブ、アワード型、コンテスト、懸賞金制度、プラットフォーム、アジャイル、ディープテック、OODAループ、バックキャスト、テックコミュニティ、多産多死型、技術インテリジェンス、モティベーション、階層的、オープンイノベーション、ブリッジ・イノベーション・ラボラトリ、冠ラボ、価値ベース契約、アントレプレナーシップ
2日(水) 昨日(3/1)は日本太陽光発電学会次世代太陽光発電システム分科会・2021年度第2回研究会、今日は日本太陽光発電学会ペロブスカイト太陽電池分科会・2021年度第2回研究会と続いています。明日(3/3)は、光触媒シンポジウムで藤嶋先生、瀬川先生が語るようです。明後日(3/4)は、以前も書いた応物セミナーで宮坂先生が語る予定です。
シュプリンガー・ネイチャーと東京大学が共催するSDGsシンポジウム2022が3月29日(火)に開催され、こちらのプログラムにあるように、瀬川先生が基調講演するようです。
1日(火) 中国光伏行业协会(China Photovoltaic Industry Association)が昨年4月に意見照会し、11月にレビュー会議を行なっていた、ペロブスカイト太陽電池およびモジュールの電流電圧(I-V)特性評価方法(钙钛矿光伏电池及组件的电流−电压(I-V)特性测量方法)に関する協会標準案の改訂版などについての意見照会が公示されています。
昨年12月に中国・暨南大学(広州)新能源技術研究院プレスリリースで発表された、有効面積効率20.20%(12.11cm2)、開口面積効率19.21%(12.74cm2)のペロブスカイト太陽電池フレキシブルモジュールについて、室内光(1000lux)で評価したら有効面積効率31.21%だったというニュース(→翻訳)のようです。
今夜の新宿方面ウクライナ色の都庁です。

2022年(令和4年)2月
28日(月) こちらで公表されている学内感染者数、今日は教職員39名・学生28名が追加され、今月公表分は教職員258名・学生208名、合計464名となりました。
今夜の新宿方面、都庁ライトアップはウクライナ色らしいですが、遠くからは青色しか分かりません。
IPCC報告書が出たはずですが、コメントは後日ということで。
27日(日) 連日のように表示される一致したキー、ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、2/20(日)でした。
26日(土)  
25日(金) ScienceにペロブスカイトのAサイトカチオンを再考する総説が出されました。 そろそろネタが尽きた?
政府、最先端研究に懸賞金」という記事、中身は読めませんが、経産省のこちらの会議の内容を報じるものかと思います。その研究開発改革・最終取りまとめ案を見ると、産総研改革をはじめ、コンサル提案の塊のようです。グリーンイノベーション基金事業の提案様式がいまいちなのを評して、「産技局(産業技術環境局)が〇〇だからですよ」と言われていた方は、こういう制度を既に体験されているのでしょうね。大学教員等は大体、自分の金儲けのために研究しているわけではないと思うのですが。
今さらですが、Oxford PVをフィーチャーしたRE:TVの動画です。
民間資金を集めるには、こういうものを次々と出す必要があるのかもしれませんね。
花粉情報を見ると痒くなる時期になってきました。
なおも表示される一致したキー、ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、2/24(木)でした。早目の時間帯に通勤すると、陽性者に会いやすいのでしょうか。
24日(木) たびたび表示される一致したキー、ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、2/23(祝)でした。例によって、家から一歩も出ていないのですが。どこに陽性者が?
日経電子版で、見覚えのある人の写真が、と思ったら、こういう宣伝でした。
23日(祝)  
22日(火) ペロブスカイト太陽電池モジュールで最も早く論文を出したローマ大学のグループが、モジュール化の際のレーザー加工をいろいろ工夫して、20cm角クラスで最高効率であると主張する論文が出ました。先駆者の意地でしょうか、フェムト秒レーザーを使うところも多い中、ナノ秒レーザーで頑張ってます。(ミリ>マイクロ>ナノ>ピコ>フェムト です)
「Solar cell efficiency tables」では、既にversion 56の時点で、Panasonicが804cm2で17.9%という記録を出していて、プレスリリース等も含めると、大面積モジュールの報告例は多数あるわけですが、投稿論文として詳細報告があるものは、まだ20cm角以下に限られています。今回の論文は、20cm角と言っていますが、それは基板サイズで、有効面積は192cm2なので、プロット上の位置は、ここになります。欧米の中では、Solliance論文の149.5cm2(aperture) 11.2% [11.8% vs. active area]、168.75cm2(aperture) 10.0% [11.1% vs. active area] を上回った、と言えるかもしれませんが、Panasonic論文の354.45cm2 12.6% や、KRICT論文の225cm2(aperture) 13.4% [14.9% vs. active area 202.5cm2]、400cm2(aperture) 11.8% [13.1% vs. active area 360cm2] には負けていると思います。引用されていないので、気付いていないということでしょうか。ちなみに、後者のKRICTモジュールはPEN基板なので、目下、最も気になる対象です。
「地域共生型再生可能エネルギー事業顕彰」の顕彰事業が決定したということで、事業者に「地域共生マーク」が付与されるそうですが、そのマークが、なかなかインパクトがあるものでした。この手のものでは、ゼロエミ・チャレンジのように、知っている人にしか分からない無難なもののことが多いですが、誰の案でしょうか。
最近、接触確認アプリが話題になることが多いですが、ふと使い方の説明を改めて見てみたら、例示されている接触確認数は37件でした。1件の通知があるかどうかで騒ぎになっているレベルですから、37件も通知が来るような状況だと、いろいろ終わっていそうです。
21日(月) 旧聞ですが、米国エネルギー省による、米国EMC社でのペロブスカイトのロール・トゥ・ロール印刷の紹介です。これを見ると、今にも事業化されそうですが、性能が伴っていないのでしょう。
たまたま見つけた、答えにくい質問。「濃硫酸は弱酸ですか?」 定義によりますよね。ふつうは物質に対して言うので、(濃度に関わらず)硫酸は強酸、と言いますが、いろいろ考えだすとややこしくなります。
20日(日)  
19日(土) このあたりの道路工事、12月にはこう見えていて、急坂が姿を見せつつありましたが、さらに姿が見えてきました
18日(金) こちらで公表されている学内感染者数、今日は教職員24名・学生1名が追加され、今月公表分が先月を上回りました。それにしても、この教職員と学生の人数比、学生の情報を把握できていないだけのように思えます。
人工光合成に関する日経記事が有料会員限定で読めず気になっていたら、中文版で大体の内容が分かりました。が、もしこれがグリーンイノベーション基金事業のことだとしたら、フライング発表では? 日本語版記事は昨日出ていましたが、今日見たら、記事の日付が今日になっていて、隠蔽を感じます。
中文版と言えば、東レのフレキシブル薄膜上に塗布で半導体回路を形成する技術に関する記事に関して、対応する日本語版が見当たりません。おそらくこの記事の続きに相当する内容だと思いますが、もはや中文版のほうが情報が早くなったのでしょうか?
日経記事で、年金の受取開始時期を繰り下げたいと考える人が多いことが分かったそうですが、本当にそうなのでしょうか? 私の場合、父は67歳没、その弟の叔父は先日66歳で亡くなりました。繰り下げたら、年金受給できずに終わりそうな気がするのですが。まあ、後で返ってくるというより、税金のようなものと考えるしかないですね。
17日(木) 応用物理学会から、3月4日(金)午後に開催される応物セミナー 「ペロブスカイト太陽電池の特徴と高効率化に向けた開発」 宮坂 力 講師 の案内が来ています。 皆様、積極的に参加をご検討ください。 パンフレットのキャラクターは、なかなかインパクトがあります。
中国・杭州纤纳光电科技(Microquanta)が、衢州市衢江区で、ペロブスカイト太陽電池を用いたメガソーラー(12MW)の建設を開始しました。 同社リリースは翻訳がつかないので、報道1(→翻訳)、報道2(→翻訳)から推察です。計画総投資額は約6000万元(約11億円)とのことで、どこかの研究プロジェクトの総予算と同等ですね。今年からモジュールの生産を開始すると発表されていましたが、販路をどうするのかと思っていたら、需要まで創り出すのですね。
韓国・UNISTで学位記授与式が行われ(→翻訳)、指導教授 Sang Il Seok グループでペロブスカイト太陽電池の研究を行なった민한울大学院生が優秀論文賞を贈られたようです。学位論文で Nature 1報、Science 2報 とか持ってたら、確かに表彰されそうです。バーチャルな授与が微妙ですが。公式ネタ元はこちら
ネオジム磁石を発明した佐川眞人氏がエリザベス女王工学賞に選ばれたそうですが、Wikiで歴代受賞者を見ると、なかなか豪華な顔ぶれですね。確かに、インターネットとGPSとLED照明とネオジム磁石は、20世紀と21世紀を区別するものと言えそうです。次はバッテリーでしょうか。公式サイトはこちら
16日(水) 教授を名乗って研究室メンバーに届いたあやしいメール、2020年7月に来たメールと似た感じですが、メール本文中に画像等へのリンクが埋め込まれているため、リモートコンテンツを自動的に読み込む設定だと、添付ファイルを開いたりリンクをクリックしたりしなくても、メールを開いただけで、何らかの情報を、以下のサイトから読み込んでしまうことになります。それがウイルスなら、メールを読んだだけで感染することになります。とっても危険を冒してみたい人以外は、以下のリンクは辿らないでください。
signal2domain.online /  track.mailalert.io /  track.mailalert.io /  my-email-signature.link
しかし、送信者は既に組織情報を持っているというのが。。。
先月高圧洗浄がかけられて綺麗になっていた研究棟の非常階段、何かの汚れが端から進出してくると共に、段ごとに色が違うようになってきました。このほうが段が見やすくて安全対策上、望ましいとか?
連日表示される一致したキー、ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、2/6(日)でした。
15日(火) NRELのモジュール効率チャートが更新されました(Rev.02-02-2022)。
前版(Rev.05-10-2021)で19.0%(First Solar)だったCdTeモジュールが19.5%(First Solar)に向上し、CIGS(Solar Frontier)の19.2%を抜きました。CIGSS(Avancis)の19.6%に迫っていますが、CIGSS(670cm2)はサブモジュール、CIGS(841cm2)は小型モジュールに分類されており、大型モジュール(14000cm2以上)のCdTe(23582cm2)は、化合物薄膜系で最高性能といえるかもしれません。ペロブスカイトは、ミニモジュールでは効率が上がってきていますが、モジュールではPanasonicの17.9%を上回るところが出てきません。
「残念ながら、これまでGlobal Cleantech 100 (GCT100)に選ばれた日本企業はない」と日経エネルギー記事が嘆く一方で、Oxford PVは、しっかりGCT100に選ばれています
Yahooトップページに表示される接種完了数が、ようやく1億を超えました。クリックして開いてみると、微妙な数字ですが。
連日表示される一致したキー、ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、2/12(土)でした。
14日(月) 経産省・産業構造審議会・産業技術環境分科会のグリーントランスフォーメーション推進小委員会、今日第3回が開催されたようですが、基本的に需要サイドのGXがメインのようで、今後どういう方向に進むのでしょうか。
クリーンエネルギー分野での論文数国際比較に関する日経記事、例によって有料会員限定で読めませんでしたが、中文版で無料公開されています。
日経XTECH記事によると、東芝の重点施策に「次世代太陽電池の市場投入」が入っているのですね。とりあえず事業化することだけしか言っていない他企業より力が入っているということでしょうか。「皮算用」というのが微妙ですが。
連日表示される一致したキー、ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、それぞれ、2/9(水)、2/8(火)、2/5(土)、2/12(土)と出ました。2/5は、家から一歩も出ていないのですが。

これまでのものをまとめると、以下のようになります。
 接触日    [通知日]
2022/02/12(土) [2022/02/13]    2022/01/25(火) [2022/01/28]
2022/02/09(水) [2022/02/11]    2022/01/22(土) [2022/01/25]
2022/02/08(火) [2022/02/11]    2022/01/21(金) [2022/01/29]
2022/02/05(土) [2022/02/12]    2022/01/17(月) [2022/01/23]
2022/02/04(金) [2022/02/05]    2022/01/16(日) [2022/01/21]
2022/02/01(火) [2022/02/07]    2022/01/16(日) [2022/01/20]
2022/01/30(日) [2022/02/03]    2022/01/12(水) [2022/01/18]
2022/01/30(日) [2022/02/03]    2021/10/09(土) [2021/10/14]
2022/01/29(土) [2022/02/03]    2020/09/20(日) [2020/10/03]
2022/01/26(水) [2022/01/28]
体温が微妙です。接触通知警告を受けた隣席からの影響でしょうか。って、月曜日に多いのは、休日にはドーピングしないからでしょうが。  参考値:何かの間違いです。たぶん。
13日(日)  
12日(土)  
11日(祝)  
10日(木) こちらで公表される学内感染者数、今日は教職員13名・学生9名でした。今月は、学生より教職員が多いのが特徴的ですが、授業期間が終わって、学生の情報を把握できていないだけということはないでしょうか?
大雪への注意が事前に呼びかけられた一日でしたが、微妙な天気予報で、中庭とか屋根とかを撮れば白いものが見えますが、前回のような厚みはありません。降っている感じは激しかったのですが、基本的にみぞれだったので、この程度まででした。前回とは差があります。電力供給は、朝が微妙だった感じに見えます。
地球温暖化対策推進法改正案の閣議決定とかプレスリリースされても、何のことだか分からないところですが、株式会社脱炭素化支援機構が創設できるようにするものらしいです。で、その機構からの資金支援に関心のある人に情報提供を呼び掛けているそうです。 と、宣伝のお手伝い?
なお、現時点で想定している脱炭素化支援機構の支援対象事業例と資金供給メニューは以下の通りです。
【想定する支援対象事業例】 ※あくまでも例示であり、これらに限定されるものでは全くありません。
〇食品バイオマスの肥料・燃料化・エネルギー利用
〇プラスチック等のマテリアル・ケミカルリサイクル
〇森林の整備・利用(新規植林、再造林、製材等)
〇建設廃材等のバイオマスエネルギー利用
〇営農型太陽光発電
〇ソーラーカーポート(駐車場の屋根置き太陽光)
〇物流施設・業務ビル等のオンサイト太陽光発電 住宅の屋根置きオンサイト太陽光発電 中小水力発電
〇洋上風力発電、陸上風力発電
〇地熱発電
〇地中熱の利活用
〇マイクログリッド等を活用した地域エネルギーマネジメント
〇VPP事業(Virtual Power Plant)
〇EVカーシェアリング
〇二酸化炭素の回収及び資源化(メタネーション等)
【想定する資金供給メニュー例】
(1)出資(エクイティ): 出資(エクイティ)とは、配当や残余財産の分配を受けるべき権利がその他の資金拠出(融資等)より、最も劣後する形で資金(出資金)を提供することで、その出資先の組織形態により、株式、社員持分、あるいは、匿名組合出資、劣後信託受益権等が考えられます。出資には、直接出資(脱炭素化支援機構から脱炭素関連事業に対して直接出資する)、間接出資(脱炭素化支援機構から、別途組成されたファンドに対して出資し、当該ファンドから脱炭素関連事業に出資する)の両方があり得ます。いずれも、脱炭素関連事業を行うSPC等への出資を想定していますが、脱炭素関連事業を行う事業者に対する出資も対象となることも考えられます。
(2)メザニンファイナンス: メザニンとは、出資(エクイティ)と融資(デット)の中間的性質をもつミドルリスク・ミドルリターンの金融手法。融資(デット)、例えばシニアローン・普通債券と比べると返済順位が低い代わりにリターン(金利・利率・配当率)が高い一方、出資(エクイティ)と比べると優先的に返済・支払・分配・配当が受けられる代わりにリターンが低いといった設定をします。具体的には、例えば以下のような手法等がありますが、以下に限らず、今後検討していきます。
@劣後ローン(通常、他の債権と比べて、返済順位や精算時の配当順位等が低い一方で、利回りは相対的に高く設定される融資)
A劣後債(通常、一般無担保社債又は優先社債と比べ、元本と利息の支払いの順位が低い一方、利回りは相対的に高く設定される債券)
B優先株式(通常、普通株式と比べて、配当(剰余金)や清算時の残余財産の支払いを優先して受ける権利を有する一方、普通株主総会における議決権がない又は一定の制限がされた株式)
9日(水) やや旧聞ですが、NRELグループからの少し挑戦的な論文「How Useful are Conventional I–Vs for Performance Calibration of Single- and Two-Junction Perovskite Solar Cells? A Statistical Analysis of Performance Data on ≈200 Cells from 30 Global Sources」。効率はミリ秒で出しましょう? たくさんのサンプルを集めているところが強みですね。
東大プレスリリースで、データ駆動型研究例が続けて出てきました。電極触媒材料探索と、粉体成膜プロセスインフォマティクスに関するものです。後者では、電池開発をお好み焼きに例えて、プロセスインフォマティクスを説明されています。
8日(火) こちらには、さっぱり数字が出てきませんが、かなり花粉を感じるようになったので、例によって3-amino-9,13b-dihydro-1H-dibenz(c,f)imidazo(1,5-a)azepineの服用を開始しました。アレジオン
例年、初期には微熱が出るので、この時世では対処が難しいところです。下手すると、みなし陽性になりかねません。
改めて言うまでもありませんが、ペロブスカイトの用途は太陽電池に限りません。p型半導体なのですね。より詳しくはこちら、元のプレスリリースはこちら
7日(月) 今日の一致したキーのハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、2/1(火)でした。こちらで公表される学内感染者数が、今日は教職員35名・学生21名でしたし、どこにでも感染者がいそうです。

これまでのものをまとめると、以下のようになります。
 接触日    [通知日]
2022/02/04(金) [2022/02/05]      2022/01/21(金) [2022/01/29]
2022/02/01(火) [2022/02/07]      2022/01/17(月) [2022/01/23]
2022/01/30(日) [2022/02/03]      2022/01/16(日) [2022/01/21]
2022/01/30(日) [2022/02/03]      2022/01/16(日) [2022/01/20]
2022/01/29(土) [2022/02/03]      2022/01/12(水) [2022/01/18]
2022/01/26(水) [2022/01/28]      2021/10/09(土) [2021/10/14]
2022/01/25(火) [2022/01/28]      2020/09/20(日) [2020/10/03]
2022/01/22(土) [2022/01/25]
体温が微妙です
6日(日)  
5日(土) 定番化した一致したキーについて、ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、2/4(金)でした。もう詮索しても無駄なようです。
4日(金) エネコート社などと共同でペロブスカイト太陽電池を活用した電子棚札システムを開発したのはリコーと思っていたのですが、実際にはリコー電子デバイス(株)で、現在ではそのプレスリリースは日清紡マイクロデバイスの下にあるのですね。リコーのほうは、色素増感有機薄膜に限定ということでしょうか。
天気がよければ、こうなる時期ですが、昨日・今日は雲が多いです。今年はベストのが土日です。2/7では遅いです。
3日(木) こちらのデータで、2日続けて1を超えると花粉飛散開始となりますが、2日続けて0.6の八王子は、もう飛散開始と見ていいでしょう。
従来は1日1回だった接触チェックの記録が、2回ずつ記録されるようになりました。一致したキーが3つ現れ、ハッシュ値をこちらのサイトで検索したところ、それぞれ1/30(日)、1/30(日)、1/29(土)でした。買い物に出た日曜日はともかく、土曜日は家から一歩も出ていないのですが。
2日(水) 広域科学専攻の修士論文発表会2日目。無事に終わったと言えるのでしょうか。
次世代ペロブスカイト太陽電池、2023年に実用化か〜低コスト化、発電効率向上へ」という記事が、昨年10月に出ていたことに、今頃気付きました。フィルム基板デバイスの写真が登場しています。
米国企業EMCが、フレキシブルガラス基板ペロブスカイト太陽電池をロール-to-ロールで製造するという一昨年11月の記事の前には、一昨年2月に、フレキシブルWillowガラスでCorningと協業する合意をしたという記事もあったのですが、なぜか完全に見逃していました。GigaSpeedTM Production Lineで、1.5m幅で分速30mで製造予定ということが説明されています。イメージ図だけかと思っていたら、装置がある状態なのですね。たぶん、今のところ技術が伴っていないとは思いますが。
国内新規感染者数が10万人を超えました。まあ、今週がピークで、来週には、ほぼ同数に落ち着くと思いますが。
【2/3追記】↑誤表示だったようです。
1日(火) 広域科学専攻の修士論文発表会1日目。緊急事態宣言下で始まった彼らの修士課程は、最終発表まで結局全てオンライン。プレゼンする時は聴衆のほうを見なさい、とか言われるような経験もなく終わってしまうのですね。
「ペロブスカイト型太陽電池 『企業の本格投資が重要』」というインタビュー記事が、日経産業新聞に出ているようです。
中国でのペロブスカイト太陽電池企業の動向について、よくまとまった記事「85億以上の投資!ペロブスカイト市場は「上昇」しており、新しい開発の波が来ています」(→翻訳)で、GCL、Microquanta、UtmoLight、Wonder Solarの常連4社に加えて、泰州錦能新能源のペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池プロジェクトへの20億元投資(→翻訳)が紹介されていました。20億元=360億円、85億元=1530億円ですね。
「日本版」排出量取引、2023年4月スタートという記事が出ていますが、排出量取引自体は、今日の修士論文発表「カーボンプライシング制度の現状と課題に関する研究」にもあったように、既に行われているものです。このほど、「世界全体でのカーボンニュートラル実現のための経済的手法等のあり方に関する研究会」における議論の成果として、「GXリーグ基本構想」が公表され、賛同企業の募集が始まるようで、これを「日本版」としているのでしょうか。しかし排出量取引をメインに据えたくない構想のような気がしますが。いちおう、@2050カーボンニュートラルと整合的な2030年目標と計画を策定し、資本市場へ開示、A実践、B目標未達の場合は目標達成のための排出量取引、と書かれていて、あくまでも目標未達の場合の手段のはずなのですが、最初から未達が想定されているということかもしれません。
4月6日以降、欧州でヤフージャパンが利用できなくなるということで、出張したら日本の状況が分からなくなるかもしれませんね。
感染経路に関して、このような記事もありますが、そろそろアルコール多用は止めません?
こちらの記事の主旨とは関係ないのですが、「白いアヘン」といえば、このあたりにも憑りつかれている人がいるような。
手をかざすと水が出てくるトイレの手洗いの自動水栓、3号館南棟1階で、ひとつだけこういう形になっていたのは、すっかり視野の外でした。センサーでなく、ボタンを押すと出続けるもので、ずっと目にしていたはずですが、今更で意識しました。

2022年(令和4年)1月
31日(月) 日本太陽光発電学会、次世代太陽電池セル・モジュール分科会2021年度第2回研究会がオンライン開催されました。主題のタンデム太陽電池に関して新しい情報はありませんでしたが、モジュールに関して、EPFLでは対active area 25%、対aperture area 23%の効率が得られているようです。これまでの論文最高値は、こちらの論文の21.83% (active area 25cm2) ですが、それは最近公開されたとはいえ、2020年11月投稿と、1年以上前の情報なので、最先端は既にずっと高い所にあるということでしょうか。
先週金曜日のScience論文に関する報道(→翻訳)が出ています。どういう人の仕事なのか、顔が出ているとイメージしやすいですね。
こちらで報告される学内感染者数、今日も教職員11名・学生8名が追加され、1月公表数は教職員66名、学生184名、合計250名と、圧倒的な多数になりました。
30日(日)  
29日(土) 接触確認アプリで、通算10個目の一致したキーです。
ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、1/21(金)9時から1/22(土)9時の間でした。

これまでのものをまとめると、以下のようになります。
 接触日    [通知日]
2022/01/26(水) [2022/01/28]      2022/01/16(日) [2022/01/21]
2022/01/25(火) [2022/01/28]      2022/01/16(日) [2022/01/20]
2022/01/22(土) [2022/01/25]      2022/01/12(水) [2022/01/18]
2022/01/21(金) [2022/01/29]      2021/10/09(土) [2021/10/14]
2022/01/17(月) [2022/01/23]      2020/09/20(日) [2020/10/03]
28日(金) 逆構造型ペロブスカイト太陽電池での変換効率最高値24.3%が報告されました。
ペロブスカイト層の後処理で2種類の原料を塗布し、反応させてPbS層を作ったところがポイントとなっています。個人的には、正孔輸送層にP3CT-N(ポリチオフェン・カルボン酸誘導体)を使っているところ(前回同様なのですが)に着目しています。最近、ペロブスカイト太陽電池関係でNature、Scienceへの登場が多いですね。

12/2に示した逆構造型の変換効率上位報告例に、本論文のみ追記して再掲します。
24.3% 華東師範大(上海) Science 2022, 375, 434. DOI: 10.1126/science.abl5676 2022/01/27 P3CT-N
23.8% NorthCarolina大 Science 2021, 373, 902. DOI: 10.1126/science.abi6323 2021/08/20 PTAA
23.80% 香港城市大 Adv. Mater. DOI: 10.1002/adma.202105539 2021/10/03 PTAA
23.72% ドイツDresden大 Science Adv. 2021, 7, eabj7930. DOI: 10.1126/sciadv.abj7930 2021/12/01 PTAA
23.4% NorthCarolina大 Science Adv. 2021, 7, eabe8130. DOI: 10.1126/sciadv.abe8130 2021/03/03 PTAA
23.37% 香港城市大,Washington大 J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 20134. DOI: 10.1021/jacs.0c09845 2020/11/15 PTAA
23.33% 深圳大 Nano Energy 2021, 89(Part A), 106370. DOI: 10.1016/j.nanoen.2021.106370 2021/07/27 PTAA
23.0% サウジKAUST,Toronto大 Nature Energy 2020, 5, 131. DOI: 10.1038/s41560-019-0538-4 2020/01/20 PTAA
22.9% カナダToronto大 Adv. Mater. 2021, 33, 2103394. DOI: 10.1002/adma.202103394 2021/08/23 NiOx
22.87% NorthCarolina大 Science Adv. 2021, 7, eabi8249. DOI: 10.1126/sciadv.abi8249 2021/10/29 PTAA
22.81% 泰山学院(山東省泰安市) Appl. Surface Sci. 2020, 530, 147240. DOI: 10.1016/j.apsusc.2020.147240 2020/07/16 NiOx
22.8% サウジKAUST Energy Environ. Sci. 2021, 14, 2263. DOI: 10.1039/d0ee03839c 2021/02/23 PTAA
22.74% 西北工業大(西安) Energy Environ. Sci. 2021, 14, 5416. DOI: 10.1039/d1ee01800k 2021/08/13 NiOx
22.7% ドイツKarlsruhe工科大 Energy Environ. Sci. 2021, 14, 5875. DOI: 10.1039/d1ee01508g 2021/08/09 2PACz
22.63% 華東師範大(上海) ACS Appl. Mater. Interfaces 2021, 13, 46627. DOI: 10.1021/acsami.1c12764 2021/09/24 P3CT-N
22.5% ドイツPotsdam大,HZB ACS Energy Lett. 2021, 6, 1045. DOI: 10.1021/acsenergylett.0c02642 2021/02/17 PTAA
NEDO「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」実施後の取り組みなどが評価される「NEDO省エネルギー技術開発賞」の一つに、東レの「革新電池交換レス無線センサーシステムの開発」が選ばれています。低照度での光発電が可能な光ハーベスターからセンサーに電源を供給するシステム、色素増感太陽電池を使ったものをどこかが開発していたように思いますが、東レなので、有機薄膜太陽電池の応用でしょうか。
最近では有機薄膜太陽電池の効率向上も著しいですが、OPV/OPVタンデム太陽電池で変換効率20.27%が報告されています。
韓国政府は、今年の太陽光・水素などエネルギー技術開発に 1兆2千億ウォン投資する(→翻訳)と報道されています。正確には1兆2460億ウォン(約1184億円)で、うち再生可能エネルギーなどでは122研究課題に1835億ウォン(約174億円)とのことで、桁違いというほどではありませんが、日本よりは多そうです。これが発表された会議の中で、太陽光分野の成果も報告され、フィルム基板フレキシブルペロブスカイト太陽電池0.1cm2効率21.03%、400cm2効率15.16%(→翻訳)を達成したとのことです。フィルム基板では韓国は少し出遅れていて、今のところこの論文のセル20.7%、100cm2モジュール15.5%、400cm2モジュール11.8%が最高だと思われるので、それなりに向上したようですね。
接触確認アプリで、通算8個目9個目の一致したキーです。ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、それぞれ、1/25(火)9時から1/26(水)9時の間、および1/26(水)9時から1/27(木)9時の間でした。朝、早目に家を出ると遭遇するのでしょうか。。
27日(木) 西安グループから、ペロブスカイト太陽電池小面積セル変換効率24.49%が報告されました。韓国メイン以外では2位、中国からこれまで報告された中で最高値となります。併せて、1cm2セル変換効率22.94%も報告されました。
1cm2級ペロブスカイト太陽電池の変換効率上位は、以下のようになります。
23.38% ANU Nature 2022, 601, 573. DOI:10.1038/s41586-021-04216-5 2022/01/26 認証22.6%  
23.35% Beijing Science 2021, 373, 561. DOI:10.1126/science.abh3884 2021/07/30 中国認証22.6% 24.27%@0.08cm2
23.25% KIER Science 2022, 375, 302. DOI:10.1126/science.abh1885 2022/01/20   25.72%@0.0803cm2
23.0% KRICT/MIT Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24   25.4%@0.0937cm2
22.94% Xi'an Sci. Adv. 2022, 8, eabk2722. DOI:10.1126/sciadv.abk2722 2022/01/26   24.49%@0.0706cm2
22.6% ANU Solar cell efficiency tables (Version 58) DOI:10.1002/pip.3444 2021/06/24 認証値  
22.53% Wuhan Science 2021, 372, 1327. DOI:10.1126/science.abh1035 2021/06/18   23.35%@0.148cm2
22.4% EPFL ACS Energy Lett. 2021, 6, 3916. DOI:10.1021/acsenergylett.1c01811 2021/10/15   23.57%@0.16cm2
22.31% UNIST Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25   24.82%@0.0819cm2
22.16% Nanchang Nature Commun. 2020, 11, 3016. DOI:10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15   逆構造
21.8% UNSW Adv. Mater., in press. DOI:10.1002/adma.202106280 2021/11/06   23.7%@0.159cm2
21.7% KRICT Nature Energy 2018, 3, 682. DOI:10.1038/s41560-018-0200-6 2018/07/09 認証20.9% 23.2%@0.0939cm2
21.698% ANU Science 2021, 371, 390. DOI:10.1126/science.abb8687
Solar cell efficiency tables (Version 55)
2021/01/22
(2019/06)
認証21.6% 23.235%@0.165cm2
21.63% UNIST Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証21.63% 25.17%@0.095cm2
21.6% HongKong Light Sci. Appl. 2021, 10, 239. DOI:10.1038/s41377-021-00676-6 2021/12/02   23.02%@0.04cm2
21.42% Wuhan Energy Environ. Sci. 2022, 15, 244. DOI:10.1039/d1ee01778k 2021/11/16    
21.3% UNIST ACS Energy Lett. 2020, 5, 1396. DOI:10.1021/acsenergylett.0c00596 2020/04/01   22.6%@0.0518cm2
21.2% HongKong Adv. Mater. 2021, 33, 2100009. DOI:10.1002/adma.202100009 2021/04/24   23.15%@0.04cm2
21.08% Shanghai Science 2019, 365, 687. DOI:10.1126/science.aax8018 2019/08/16 認証18.58%  
21.0% UTokyo iScience 2020, 23, 101817. DOI:10.1016/j.isci.2020.101817 2020/11/18   タンデムの片方
改装され、「RCAST学堂」(Scuola di RCAST) と命名された先端研4号館ラウンジ、什器が外までアピールしてます。この空間が、今後、どう活かされるか分かりませんが、特殊な椅子テーブルを使いこなすのは難しそうな気がします。
こちらで公表される固定価格買取制度(FIT)の情報が更新されていたので、グラフを更新してみました。少し伸び率が鈍ってきたでしょうか。
26日(水) Solar cell efficiency tables (version 58)から掲載されている、ペロブスカイト太陽電池1cm2セル変換効率22.6%に対応する論文が、Natureで発表されましたANUで作製されたセルをCSIROで測定した結果で、efficiency tablesでは2020年10月測定となっていますが、添付されている証明書の日付は2019/10/01ですね。認証効率はMPPTによるもので、I-Vでは23.3%が出ています。自己測定値は23.38%ということで、1cm2セルの論文報告値としても、これまでで最高値です。以下、液中アニール論文の23.35%、先週金曜日に紹介したScience論文の23.25%、KRICT-MITのNature23.0%と続きます。なかなか僅差ですね。
【1/27追記】efficiency tables掲載のものと効率は一致しますが、論文タイトルにもあるFF 86%以上というのが、efficiency tables掲載のものと異なるので、別物のようですね。
2台並行でZoom三昧の一日
10:00-12:30 研究室打合せ  13:00-17:00 コンソーシアム会議  18:00-21:30 研究室打合せ
10:00-11:30 先端研教授会  14:00-15:00 先端研セミナー
防水塗装が施された非常階段、昨夜の雨の後、今日は天気が良かったのに乾かず、いつまで経っても雨が降った直後並みです。この状態でよいのでしょうか?
接触確認アプリで「提供されたキーの数」が5桁になりました。
25日(火) 三菱マテリアルが、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発」に参画するそうです。って、発表された実施予定先には名前が無かったのですが、プレスリリースによると、エネコートテクノロジーズの委託先として入るのですね。メジャーなところはプレッシャーがあるので軽々しくリリースできませんが、気楽な立場ほど宣伝できますね。そういえば、東芝も、洋上風力の件は、しっかり宣伝していますが。
日経XTECHの東芝の亜酸化銅太陽電池に関する記事、有料会員限定なので序盤しか読めないのですが、以前の記事と同じに見えるのは、気のせいでしょうか。以前は第一段落しか読めなかったのが、今回は第七段落まで読めるので、情報量が違いますが。読める範囲の続きが「耐久性でペロブスカイトに対抗」というのが釣りでしょうか。
日経XTECHで、EVにネガティブな記事とか、全固体電池ネガティブな記事が並びます。という流れでいうと、上記はペロブスカイトにネガティブなのでしょうか。
いっぽう、昨年12月の「ペロブスカイト太陽電池が離陸、日本の旅行会社が実用化で先陣」という記事とほぼ同じように見える記事「ペロブスカイト太陽電池が量産、大面積化では国内企業がリード」も先週付で出ています。先月は「大面積モジュールの性能面では、東芝やパナソニックなど日本の企業がリードしているが、量産の時期や量産規模などでは中国企業に先を越されそうだ」と負けそうな表現だったリード文が、今回版では「大面積モジュールの性能面では、東芝やパナソニックなど日本の企業がリードしているが、多数の中国企業を含む世界中の大小の企業がそのすぐ後ろに迫り、猛烈に追い上げている」と、若干、大本営発表っぽくなってきています。
以前、有機系太陽電池技術研究組合(RATO)会議で話題提供いただいたGOOD ON ROOFSの活動に関する記事、ちょうどこのタイミングでブルキナファソというところが、、、。
接触確認アプリで、通算7個目の一致したキーです。ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、1/22(土)9時から1/23(日)9時の間でした。しばらくの間は、いちいち気にしても仕方がないのかもしれません。
24日(月) 重点措置適用に伴い、大学の活動制限指針レベルが引き上げられ、レベルAからレベルBになりました。これに伴い、駒場キャンパスもステージ・イエローからステージ・オレンジになりました。実質的にはほぼ変化ありませんが。
こちらで発表される学内感染者数、教職員12名・学生39名と、これまで最多の数字となり、今月ここまでの合計が8月を上回りました
ペロブスカイト太陽電池の国際会議IPEROP22がオンライン開催されました。今回は、来年に延期された神戸での会議の穴埋めのようなもので、そうそうたる講演者が並びましたが、発表論文一覧の紹介のような形で、特出しネタは出てこないですね。
23日(日) 接触確認アプリで一致したキーが現れるのがデフォルトになった感じです。通算6回目。ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、1/17(月)9時から1/18(火)9時の間となります。そういえば、電車に乗る人は、乗った車両の人としか接近しませんが、踏切待ちしていると、全車両まんべんなく、しかも開かずの踏切では6編成とか8編成とか通過するので、距離的に接近する人の数は、意外と多くなるのかもしれません。
22日(土)  
21日(金) 韓国KIERとスイスEPFLなどのグループから、小面積セル(0.08cm2)効率25.7%、1cm2セル効率23.3%、20cm2モジュール効率21.7%が報告されました。いずれも現時点で2位です。小面積セル効率はUNIST/Seokグループの25.83%より少し下、1cm2セル効率は液中アニール論文の23.35%より少し下、モジュール効率は、一昨日示したNature Photonics論文の21.83%より少し下、ですね。珍しく(?)、ただちに日本語の報道が出ました。韓国ニュースですが。韓国での報道は、こんな感じ(→翻訳)で、一昨日の続きのような感じです。
おまけで付いている動画で、アンチソルベントのジエチルエーテルを、自作の太いピペット(?)で滴下する場面が、安全性を考えると迫力を感じます。これはマネできません。
香港大、シンガポール国立大、南方科技大(深圳)などのグループから、ペロブスカイト/OPVタンデムセル効率23.6%が報告されました。on OPV のタンデムは、プロットで見て伸び方が著しいですね。
昨日に続き、接触確認アプリで、一致したキーが現れました。今週3回目、通算5回目。
ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、昨日のものと同じく、1/16(日)9時から1/17(月)9時の間となります。街中を20分ほど歩くと2人の陽性者に出会ってしまうとは、犬も歩けば棒に当たる状態。
20日(木) 一昨日に続き、接触確認アプリで、一致したキーが現れました。通算4回目。
ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、1/16(日)9時から1/17(月)9時の間となります。日曜日は三軒茶屋に買い物に行ったので、そのタイミングですね。

ちなみに、iPhoneでは、設定接触通知接触のログ記録の状況接触チェックの記録に、日々のログがあるので、ある日を選ぶと、その前2週間分の記録が、日ごとに表示されています。かなりの確率で、「一致するキーの数」に、数値が出ているのではないでしょうか。
昨日の東京での陽性確認者数7377人に対してあと400人の声があるようですが、接触確認アプリで今日の「提供されたキーの数」の最大値が7773です。あと4人。
グリーンイノベーション基金事業で、「CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」と、「CO2の分離回収等技術開発プロジェクト」の公募が始まりました。これで、16課題のうち14課題が公募まで進みました。
こちらの記事、フォトン・アップコンバージョン素材に関するものですが、「ペロブスカイト型太陽電池は、耐久性を高めると太陽光に含まれる様々な波長の光のうち一部の光しか電気に変換できず、緑や黄色などエネルギーの低い光を活用することが難しかった」って、本当ですか?
19日(水) 韓国UNISTとKIERから、新規正孔輸送材料を用いたペロブスカイト太陽電池小面積セル変換効率24.43%、有効面積25cm2モジュール変換効率21.83%が報告されました。さっそく報道(→翻訳)も出ています。
プロットで見ると、ここ2年ほどは年2%くらいのペースで効率向上しています。最近はモジュールの開口面積に対する効率がメインになりつつありますが、この論文には有効面積に対する効率しか書かれていません。11月に出した表に付け足すと、以下のようになります。
active area
aperture area
2022/01/17 韓国
UNIST, KIER
Nature Photonics, in press.
DOI:10.1038/s41566-021-00931-7
21.83% 25 cm2    
2021/11/18 中国
Microquanta
Solar cell efficiency tables (Version 59)
(measured 2021/10 at JET)
21.4% 19.32 cm2
designated area
2021/11/04 スイスEPFL
中国・華北電力大
Nature Commun. 2021, 12, 6394.
DOI:10.1038/s41467-021-26754-2
21.36% 26.00 cm2 (19.27%) (GFF 0.902)
2021/09/07 韓国
UNIST
Joule 2021, 5, 2420.
DOI:10.1016/j.joule.2021.08.005
20.99% 15 cm2
(29.25cm2) 20.40% 31 cm2
2021/07/30 韓国
SKKU
Energy Environ. Sci. 2021, 14, 4903.
DOI:10.1039/d1ee01440d
20.75% 23.27 cm2 (18.76%) (25.74cm2)
2021/06/18 中国
Wuhan
Science 2021, 372, 1327.
DOI:10.1126/science.abh1035
20.51% 10 cm2
20.46% 17.1cm2
19.54% 65 cm2
2021/05/20 米国
North Carolina
Nature Energy 2021, 6, 633.
DOI:10.1038/s41560-021-00831-8
20.2% (GFF 0.92) (18.60%) (29.5cm2)
18.00% 44.4 cm2
2021/08/20 米国
North Carolina
Science 2021, 373, 902.
DOI:10.1126/science.abi6323
(21.8%) (GFF 0.92) 20.1% 17.9 cm2
19.7% 50.1 cm2
2021/06/24 中国
UtmoLight
Solar cell efficiency tables (Version 58)
(measured 2021/03 at JET)
20.1% 63.98 cm2
designated area
プレスリリースレベルでは、中国・暨南大学(広州)プレスリリース(→翻訳)で21.37%というのもあります。
18日(火) 質量分析装置修理対応のため早出。
今年度の授業が、担当分は今日で全日程が終了しました。結局、昨年度、今年度とも、全てオンライン授業で、2年生は、駒場で大人数講義を教室で受けることなく進学となります。授業を実施しているこちら側も、どんな学生が受講しているのか見ることなく終わる感じです。来年度には普通に戻れるでしょうか。
接触確認アプリで、一致したキーが再び現れました。2020/10/032021/10/14に続いて3回目です。ハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、1/12(水)9時から1/13(木)9時の間となります。1/12の朝の通勤途中ですれ違った人でしょうか。10時以降はずっと研究室で、帰宅時に人気(ひとけ)は無く、1/13の9時までは家にいたので、研究棟内に該当者がなければ、1/12朝だけですね。それにしても、徒歩だけで遭遇するということは、電車に乗る人は、もっと接触してそうですが。
昨日の施政方針演説に述べられた線に沿って、さっそく「クリーンエネルギー戦略」に関する有識者懇談会が開催されたようです。この「クリーンエネルギー戦略」が、「グリーン成長戦略」とどう違うのか、今のところ、まだ見えてきません。
使わなくなったURLは乗っ取られると言われますが、私が2020年10月16日に発表したとしてリンクしていた、日本太陽光発電学会第17回「次世代の太陽光発電システム」シンポジウムのサイトだったところは、何かのコラーゲンクリームの宣伝サイトに化けています。現在の本物はこちらです。
ペロブスカイト/ペロブスカイト タンデム太陽電池で認証変換効率26.4%を報告する論文が公開されました。
11/18公開のSolar cell efficiency tables (version 59)に掲載されていたもので、南京大学からの報告、測定は日本のJETです。ポイントはペロブスカイト層の表面処理剤を変更しただけなのですが、分厚い狭バンドギャップペロブスカイト層も特徴的です。
今日早朝に公開されたと思われますが、WeChatで話題と情報がもたらされました。あらゆる面で、中国が先を行ってしまう感じです。
南京大学からのプレスリリース(→翻訳)も詳しいですね。
17日(月) NRELチャートは、更新されたファイルは存在したものの、そこへのリンクが更新されず、更新に気付きにくい状態となっていましたが、ようやくリンクが更新され、ふつうに見ることができるようになりました。
関西学院大学で開催予定だった日本化学会第102春季年会は、結局、オンライン開催となりました。
割と最近まで、揚水発電所を再生可能エネルギーと関連づけて需給調整するのは例外的な措置のように言われていましたが、こちらの記事では、「再生可能エネルギーで発電した電力などの需給調整に使う「揚水発電所」」と、それが既に当然のような表現になっています。
こちらの記事のように、太陽光パネルの廃棄問題を扱うものが増えてきています。見出しだけインパクト狙いな気がしますが。
こちらで報告される学内感染者数、今日は、教職員6名、学生18名ということで、既に今月の報告者数が、昨年8月に次ぐ2番目の多さに達しています。
工事が完了した3号館南棟非常階段は、石筍があった付近が、だいたい滑らかになり、見た目が汚かった非常口付近も床面は綺麗になりました。しかし、手摺りは汚れたままで、雨が降ったわけでもないのに下の階には既に新たな堆積物ができていました。
今日の施政方針演説、「気候変動問題への対応」が大見出しで、「炭素中立型の経済社会」が小見出しで入る構成になっていたようです。一文で終わっていた初回所信表明演説から、小見出しで「気候変動問題」が入った前回所信表明演説を経て、力が入ってきたということでしょうか。
今のところ、今回の全文が得られるのは日経記事だけなのですが、こちらは、コロナ関連のところで「オミクロン型」とか「デルタ型」とか、文面が改ざんされていると思われるので、細かいところが信用できません。報道文で「型」と書くのは自由だと思いますが、引用・転載なら、「株」と言っているところは正確に「株」と書かないと、誤報以外の何物でもないと思います。
とりあえず、他で全文が得られるようになったら、続きを書くかもしれません。

→ 首相官邸サイトに施政方針演説が掲載されました。
小見出しはありません。「2050年カーボンニュートラル」が日経では「50年カーボンニュートラル」になっていて、事情を知らないと何のことか分かりません。「再エネ」が「再生可能エネルギー」に直されているのは親切ですが、資料としては不適切です。とは言え、二〇五〇は2050に直したいところです。ということで、官邸サイトの文面をもとに、一部転記します。
四 気候変動問題への対応
 過度の効率性重視による市場の失敗、持続可能性の欠如、富める国と富まざる国の環境格差など、資本主義の負の側面が凝縮しているのが気候変動問題であり、新しい資本主義の実現によって克服すべき最大の課題でもあります。2020年、衆参両院において、党派を超えた賛成を得て、気候非常事態宣言決議が可決されました。皆さん、子や孫の世代のためにも、共にこの困難な課題に取り組もうではありませんか。同時に、この分野は、世界が注目する成長分野でもあります。2050年カーボンニュートラル実現には、世界全体で、年間1兆ドルの投資を、2030年までに4兆ドルに増やすことが必要との試算があります。我が国においても、官民が、炭素中立型の経済社会に向けた変革の全体像を共有し、この分野への投資を早急に、少なくとも倍増させ、脱炭素の実現と、新しい時代の成長を生み出すエンジンとしていきます。2030年度46%削減、2050年カーボンニュートラルの目標実現に向け、単に、エネルギー供給構造の変革だけでなく、産業構造、国民の暮らし、そして地域の在り方全般にわたる、経済社会全体の大変革に取り組みます。どの様な分野で、いつまでに、どういう仕掛けで、どれくらいの投資を引き出すのか。経済社会変革の道筋を、クリーンエネルギー戦略として取りまとめ、お示しします。送配電インフラ、蓄電池、再エネはじめ水素・アンモニア、革新原子力、核融合など非炭素電源。需要側や、地域における脱炭素化、ライフスタイルの転換。資金調達の在り方。カーボンプライシング。多くの論点に方向性を見出していきます。もう一つ重要なことは、我が国が、水素やアンモニアなど日本の技術、制度、ノウハウを活かし、世界、特にアジアの脱炭素化に貢献し、技術標準や国際的なインフラ整備をアジア各国と共に主導していくことです。いわば、「アジア・ゼロエミッション共同体」と呼びうるものを、アジア有志国と力を合わせて作ることを目指します。

方向性が発散している感がありますが、とりあえず「クリーンエネルギー戦略」がポイントのようですね。ということは、「グリーンイノベーション戦略」は、どこへ行くのでしょうか? これまでも、「エネルギー・環境イノベーション戦略」(2016.4.19)、「統合イノベーション戦略」(2018.6.15)、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」(2019.6.11)、「革新的環境イノベーション戦略」(2020.1.21)、「統合イノベーション戦略2020」(2020.7.17)、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(2020.12.25)、「統合イノベーション戦略2021」(2021.6.18)、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(2021.6.18)等々、いろいろありましたが。
16日(日)  
15日(土)  
14日(金) 接触通知アプリの「提供されたキーの数」が先週末に1000を超えた、と思ったら、今日は3000を超えました
3号館南棟非常階段は、昨日の状態からさらに上塗りされ、踊り場も滑らかになった気がします。
13日(木) 「分散型エネルギープラットフォーム」開催について、環境省経産省から同時発表されています。 どこかのプラットフォームのような感じなのでしょうか。
3号館南棟非常階段の踊り場は、既に研磨された後なのか、掃除されていました。石筍が除去されたのか、近寄って見たいところですが、そこに行く手前の箇所が塗りたて注意状態だったので、遠目に見るしかできませんでした。
ネコ > 東大 という記事でしょうか。研究室は、そんなにネコが目立つ感じではなさそうですが。
12日(水) 中国・极电光能(UtmoLight)の総裁が語ったという内容が、何気に説得力があります。Google翻訳によると、
「円卓会議で、于振瑞博士は、エネルギー消費の観点から、ペロブスカイトには2つの顕著な利点があることを紹介しました。1つは、製造プロセスが低エネルギー消費プロセスであるということです。ペロブスカイト太陽光発電モジュールのワットあたりのエネルギー消費量は約0.23kWhですが、結晶シリコンのエネルギー消費量は1kWhを超え、結晶シリコンの1/4未満であるため、製造プロセス自体は低エネルギー消費量で低排出プロセスです。同時に、ペロブスカイト産業チェーンは短く、プロセスは150℃未満であり、製造プロセスは1つの工場で完了することができますが、結晶シリコン太陽光発電の上流と下流には4〜5の工場が必要です。もう1つは、ペロブスカイトは非常に優れた低照射および高温発電特性を備えているため、実際の応用時の発電量は結晶シリコンよりも1ワットあたり約10%高くなります。エネルギーリターンの観点から、ペロブスカイト太陽光発電技術は、すべての既知の発電技術の中で最高です。エネルギー投資収益率(EROI)によると、主流の結晶シリコン太陽光発電のEROIは約17〜20ですが、ペロブスカイトは100以上にもなる可能性があります。」

具体的な数字が出てくると説得力がありますね。その数字が正しいかは別として。
自分がペロブスカイト太陽電池の特長を紹介すると「ペロブスカイト太陽電池は安価な材料を用いて溶液プロセスで製造できるため低製造コストでありながら高い性能を実現でき、フィルム基板を用いた軽量・フレキシブル化が可能、低照度でも発電できるため総発電量の増大が期待できる、などの特長があります。」などと、漠然とした表現になってしまいます。
そろそろ花粉シーズンですが、現状を見ようとしたら、環境省花粉観測システム事業は昨年末で事業廃止とのこと。以前は東京都の自動観測システムを利用していましたが、環境省のシステムに統合され、さらにそれも廃止となると、リアルタイムで花粉飛散数を知るサイトが無くなります。花粉飛散「予想」を表示するサイトは多数あり、数日後に観測値を表示するサイトも複数ありますが、結局、目安や後の祭りでしかなく、リアルタイムで定量的に表示するのは技術的に難しいのでしょうか。
今夜の新宿方面、いつもはピンク系統のドコモタワーがグリーンです。どういう意義でしょうか?
連休中に高圧洗浄された3号館南棟非常階段、まるで別物のように質感が変わりました。元の状態を記録していなかったのが惜しいところですが。鍾乳石除去された写真の階段部分を比べてみましょう。踊り場手つかず状態で、石筍そのままで、きれいな場所でも階段踏面とは差があります。さて、踊り場は綺麗にできるのでしょうか?
11日(火) 週3コマの授業のZoomホスト担当、うち一つが今学期最終回となりました。今学期で卒業して後任に譲る約束ですが、本当にあと2回で終われるでしょうか。
連休中に、3号館南棟非常階段の高圧洗浄が実施されました(たぶん)。この非常階段では、コンクリートから溶出した成分が、つららのような鍾乳石石筍を形成していて、見た目が汚いだけでなく、滑りやすくなっていました。今日は写真が夜になったので見にくいですが、鍾乳石は除去され、石筍は残っていました。工程表で、連休中の作業は「階段高圧洗浄」とあったので、踊り場は今後の作業なのでしょうか。あさってから「踊り場ケレン・シーラー塗布」とあります。「AUコート塗布」、「エフロレッセンス除去」など、自分にとっては検索をかけてしまう語が並んでいます。
「接触確認アプリ」で表示される「提供されたキーの数」は、夏の最多数でも574でしたが、1/9(日)には1074に達しました。12月以降、何か仕様変更が行われたと思われますが、こういうグラフが妙に一致しているように見えるのは気のせいでしょうか?
10日(祝)  
9日(日)  
8日(土)  
7日(金) 東大プレスリリースの中に見つけたリザバー計算能力って、説明読んでもよく分かりません。単なる電気化学的応答に見えるのですが、どうやって計算に使われるのでしょうか?
6日(木) 通勤時から雪で、先端研到着時には木の上中庭が白い状況でした。その後、勢いを増した雪で地面も白くなっていきましたが、厚みがあるように見えても、測ってみると、意外と少ない積雪でした。記録上は10cmですね。それ以上に、昼間に氷点下の気温が厳しいです。
今日の電力需給が厳しいことは想定通りですが、でんき予報の16時台について、直後には使用率98%と出ていたところ、しばらく後には供給力が102万kW追加されていて、使用率96%に収まっていました。今日は他社融通で済んだようですね。
5日(水) 研究棟入口で、いかにもテレビ局なカメラがあると、何事か、と思ってしまいますが、こちらのイベントが開催されていて、その取材のようでした。結局私も聴講してましたが。
食塩(NaCl)結晶の角に分数電荷があるという研究成果、解説しろと言われたら、なかなか評価が難しいような。
4日(火) これまでペロブスカイト太陽電池関連の文献検索では、SciFinderで「solar cell with perovskite」で検索した結果を元に紹介してきましたが、東大ではSciFinderのサービス提供が今年度いっぱいで終了し、SciFindernに移行するため、対応に迫られています。今のところ、SciFindernではページ番号が振られた文献しか一覧に出てこないようなので、情報に乗り遅れそうなのと、レコードが何かの順でソートされた状態でしか見れないので、新着順の表示ができないのが難点です。ということで、SciFinderは今年度限りで見切りをつけることになりそうです。化合物検索などでは非常に便利になっているようですが。
それで、Web of Scienceに乗り換えるべく、「perovskite solar cell」で検索して出てきたリストを、これまでのデータと比較してみたところ、一致率が低い、、、、。「CH3NH3PbI3 photovoltaics」とか、検索にかかりにくい表記をする人がいるせいですが。このままでは、今年度限りで、完全に「The End」となってしまいそうです。
というか、事実上、終了予告みたいなものですが。
今夜の新宿方面水色ライトアップとのことですが、私の目には青と紫にしか見えません。
2ヶ月継続されると、それが日常になりそうな感じがします(=2ヶ月間、ネタにできません)。
授業再開。1月4日開始とか西洋風ですが、帰省した学生は大変です。
3日(月) 賀正 ふつうに土日が過ぎただけな感じですが。
2日(日)  
1日(祝)  

2021年(令和3年)12月
31日(金) コロナ対応状態が、すっかり日常化した2021年が暮れました
雲が多かったので、最終場面が締まらない写真になりました。その分、あやしい風景も撮れましたが。

この写真、昨年とか一昨年その前のものを使い回しても違和感なさそうですが、街中の写真だと、すぐバレそうです。このままマスクが常態化するのでしょうか。
何の資料を参照するかで雰囲気が異なりますが、世界の感染者数が急激なピークを示しています。 グラフ1グラフ2グラフ3
昨年同様の年越しそば
外気温1℃の中、在室者がいないドライルーム内は、設定−30℃にもかかわらず、どんどん乾いていきます。
30日(木) 「今年もまた暮れていきます」を動画で表現すべくタイムラプス動画にしてみたら、雲の動きが目立ちすぎるのと、あまりにもあっさり暮れてしまうので、風情がありません。
やっぱり、拡大して、沈む前の眩さとか、沈む瞬間とか、位置関係とかが分かったほうが見応えがあります。
左手にiPhone、右手にデジカメの態勢では、ブレが目立ちます。
ドライルームの中は常に露点温度−30℃になっていますが、冬場は室内外の差をあまり感じないほど、外気も乾燥します。といっても、低露点ほど振れ幅が大きく、今年1年間の気象庁・東京観測点での露点温度をグラフ化すると、このようになります。実験が順調だった時期、不調だった時期を振り返って見てはいかがでしょうか。
29日(水) 51歳!
年末恒例、ドライルームのフィルタ洗浄。表面に貼りついているの数が、回を追うごとに増えている感じがします。
今日の日没は、雲による散乱光が強く、写真としてはいまいちでした。北風だと、生じた雲が南側に流れてきます。
生研研究棟越しに見える渋谷駅ビルには、以前より疎ですが、けっこう密に多くの人が見えます。六本木方面では、東京タワーよりクレーンの存在感が増してきました。この生研研究棟の壁で反射された夕日が、東側から研究室の扉を照らし、その扉のガラスで反射されて、眩しい西日が再現されています。
今夜の新宿方面、この時間帯にしては闇に沈んでいます。
感染者数の増加傾向が明確になってきましたが、東京都からの情報のバージョン数も着実に積みあがっていて、今日は第2762報です。ずっと通し番号になるのでしょうか。
そこに書かれている区ごとの患者数を人口で割ってみると、このように、新宿区、渋谷区、港区、目黒区、豊島区の順になります。人口の2.2〜5.3%が既感染ということになります。
東大発スタートアップに関する連載記事「東大イノベーション・エコシステムの挑戦」
(1)脱炭素、スタートアップに期待。制約越え起業環境整備
(2)再エネ平均70%目指すアイルランド、日本発の技術で系統安定化
(3)不確実性高い領域こそ強み。EV蓄電池の「混載」再利用可能に
(4)デジタルネイティブが未来を牽引。脱炭素へ社会実装の場を
有機系太陽電池技術研究組合(RATO)からのスタートアップはできるのでしょうか? 上記(2)に登場するエクセルギー・パワー・システムズ社のようなやり方を考えないといけないかもしれませんね。
こちらの道路工事現場、今月末だったはずの完工予定が、一気に8月まで延長されました。自転車には厳しそうな急坂が、徐々に姿を見せつつあります。
28日(火) NEDOニュースリリースで、グリーンイノベーション基金事業「次世代型太陽電池の開発」の採択結果が公表されました。
今のところ、ふつうのNEDOプロジェクトと大差ない感じがあるのですが、どうなるでしょうか。

報道:日本経済新聞日刊工業新聞
 今のところ他に無し?
「タングステン添加酸化スズはなぜ赤外線に対して透明なのか?」という東大プレスリリース、内容を見ると、なぜ高移動度なのかという説明はありますが、なぜ透明なのかということは分からないまま終わる感じがします。
再生可能エネルギー電力で水を電気分解して得られる水素は「グリーン水素」、化石燃料由来の水素は「グレー水素」、化石燃料由来でも生じたCO2を放出しないように措置したものは「ブルー水素」などと呼ばれ、その他にもメタンを熱分解して炭素と水素に分けて炭素は固体で回収するものは「ターコイズ水素」とか、いろいろな色で呼ばれているようですが、原子炉由来の高温ガスを用いてカーボンフリーで作られる水素は、「グリーン」でしょうか「イエロー」でしょうか?
感染者数の増減に一喜一憂する必要は無い、といっても、この状況だと、やっぱり憂してしまいます。
50歳最後の日(明日から51歳)に、50歳の話題に触れると、やっぱり境界線は一つ上の学年との間にある、という感覚が強いです。
中国の纤纳光电(Microquanta)と三峡科研院が共同して、ペロブスカイト/シリコン4端子タンデムモジュールを作製し、約20cm2モジュールで26.63%の変換効率を得たとプレスリリースされ、そのまま報道(→翻訳)されています。20cm2だと、シリコン側はモジュールになっていないような気がしますが、そもそもタンデムモジュールは報告例が少なく、最高効率とは言えそうです。
今年は例年のように門扉に正月飾りを取り付けることができません
27日(月) SDGs達成に資する優れた取組を行なっている企業・団体等を表彰するジャパンSDGsアワード、第5回の内閣総理大臣賞にはユーグレナが選ばれたほか、いろいろ並んでいますが、SDGsって、いろいろな方向性を向いているので、評価するのが難しそうです。駒場のSDGs教育推進プラットフォームが選ばれる機会は出てくるでしょうか?
26日(日)  
25日(土)  
24日(金) 閣議決定された来年度予算の政府案の経産省分の中で、「太陽光発電の導入可能量拡大等に向けた技術開発事業」は、概算要求での33億円から少し削られて、30.5億円ということになっています。資料に関して、今年度予算版、その概算要求版令和2年度予算版、その概算要求版と、これまで2年間は、ペロブスカイトを前面に出した構成で変化がなかったのですが、今夏の概算要求版では、ペロブスカイトが消えてリサイクルをトップに、III-V族も目立つ、という構成でした。今回の資料ではタンデムが前面に出ていますね。
自宅のネット回線がiTSCOMに切り替わったので、これまで使ってきたNTTフレッツYahoo BBの解約を手続きしました。いざ手続きしようとすると、「お客様ID」とか何とか、初期情報が見当たらず、慌ててしまう羽目に。2013年春から、8年半以上経過してます。
20年前は、NTT固定電話も「マイライン」KDDIで、ネットはDION、PHSがDDIポケット、と、同系列でしたが、その後、ネットをYahoo BB (ADSL)に変更し、2013年からはNTTフレッツとYahoo BBにau携帯と、系列がバラバラな状態でした。ここへ来て、再びKDDI系列に収まったので、「auスマートバリュー」で割引が適用されると思ったのですが、「回線の状態が不明です」とか出て、まだ実現していません。
どこで入手した情報なのか分かりませんが、旧所属宛に送りつけられるDM。事務の方々の手を煩わせてしまうばかりですが、こちらから情報を提供した覚えは無いので、訂正をお願いできるものでもないのですが。しかも、異動して数年経って初めて届くので、情報伝達が遅いというか、、、。
提供されたキーの数」も、感染者数も、順調に増えてきました。
23日(木) 以前の日経XTECH記事では、「東芝の亜酸化銅太陽電池」と明瞭に書かれていましたが、それを後追いしたと思われる日経記事では、「透明な太陽電池」という正体不明な表現に。分かりやすくしようとしたのか、秘匿すべき内容があったのか分かりませんが、意味不明な記事になっています。
韓国・UNISTが、効率35%のスーパー太陽電池に挑戦(→翻訳)するようです。ペロブスカイトとシリコンのタンデム太陽電池の研究に、今後5年間100億ウォンの支援(→翻訳)を得るとのことで、「アルキミスト」プロジェクトの一次選定機関のUNIST、ソウル大、高麗大の3者のうち、UNISTが勝ち残ったということのようです。5年で約10億円ということは、こちらと同規模くらいでしょうか。
22日(水) Zoom会議10:00-11:30, 14:00-16:40, 17:00-21:30 で、一日が終わりました。それぞれ、先端研教授会、コンソーシアム会議、研究室報告会です。明日、明後日は研究室報告会が続くので、座り続けている感じになりそうです。
NRELチャートは、更新されたファイルは存在しているものの、リンクを更新し忘れている状態と思われます。このまま休暇でしょうか。
21日(火) NRELチャートがひそかに更新されています。メインのチャートは未だ更新されてませんが、Emerging PVを抜き出したチャートがRev.12-14-2021になっていて、ペロブスカイト太陽電池が、25.5%(UNIST)→25.7%(UNIST)に更新されています。
データによると、12/3 Newport測定で、面積0.096cm2、Voc 1.179V、Jsc 25.8mA/cm2、FF 0.864です。掛け合わせると、26.28?
大きなピークの後でふつうのグラフでは分かりにくいですが、感染者数が増加傾向ですね。
20日(月) いちおう有給休暇。これで今年5日消化達成。
某Byteclicksサイトにて、超長期安定性を備えたペロブスカイト太陽電池の記事紹介が投稿されました(→翻訳)。元ネタは、こちらのプレスリリースなのですが、そのままだと情報の海に埋もれて気付かない気がします。Nature Energy 論文に関するもので、内容自体は、特筆するものではなさそうですが、中国語情報ネットワークに乗り遅れないようにしないといけないことを感じさせられます。
中国青年起業家賞(→翻訳)の受賞者の一人に、MicroquantaのCEO・姚冀众さんが選ばれています。若いとは思ってましたが、1988年生まれなのですね。
19日(日)  
18日(土)  
17日(金) 誰かのミスにより、東大全体で給与振込が遅延。それはともかく、M銀行の会員特典では、「給与」と表示された振込があると時間外ATM手数料が無料になるのですが、一般振込されると、その特典がつきません。ということで損する人が出るでしょうか。
このあたりの道路工事、今月中に完工予定のはずですが、終わりそうに見えません
16日(木) 「みんなの試作広場」というメディアに、宮坂先生インタビュー「ペロブスカイト太陽電池の研究開発ストーリー」が出ています。
ペロブスカイトを使った太陽電池の発想は学生の提案から(前編)
色素増感太陽電池の全固体研究をペロブスカイト太陽電池の課題解決に(中編)
ペロブスカイト太陽電池の構造、製法、従来のシリコン太陽電池との比較(後編)
以前、韓国UniTest社が、全羅北道群山市の「セマングム(새만금)産業団地」(このあたり)にペロブスカイト太陽電池製造施設を建設するという報道がありましたが、この報道(→翻訳)によると、UniTest社は、このほど京畿道平沢ドリームテック産業団地内に1万5千平米規模の新工場を完成させたようです。で、そこに太陽電池試作品の生産を行うようです。場所はこのあたりと思われますが、正確には分かりません。検索すると、以前にも報道(→翻訳)があったのですね。
こちらの韓国報道(→翻訳)では、韓国エネルギー研(KIER)のキム・ドンソク センター長へのインタビューが出ています。この論文、ふつうにUNIST-EPFLの成果としていましたが、KIERなのでしょうか。
15日(水) アルファベット順にズラリと並んだ94名の著者による論文「An open-access database and analysis tool for perovskite solar cells based on the FAIR data principles」、15,000報以上のペロブスカイト太陽電池関連論文にある42,400以上のデバイスデータを人海戦術も含めて集めて整理した、というものです。
そんな規模でやられたら、私が一人で細々とやっても、全く太刀打ちできません。この論文の解説記事は「A dataquake for solar cells」と題されていますが、激震かもしれません。
その成果は、The Perovskite Database として公開されています。
日経XTECHの連載記事「ペロブスカイト太陽電池がいよいよ実用化 ポストSiに名乗り」、4番目の記事が出てきました。 アドレスは、これが「00003」ですが。
4.Si太陽電池との組で30%台 本命オールペロブスカイトに破壊力
1.ペロブスカイト太陽電池が離陸 日本の旅行会社が実用化で先陣
2.軽さなどで結晶Siとの対決回避 大面積版の性能では日本企業が優勢
3.ペロブスカイト膜の自動成膜ロボットが出現 性能の再現性確保へ

いずれも有料会員限定なので、中身が分かりません。どこからか入手できないでしょうか。
WSe2を使ったフレキシブル太陽電池の論文に、種々の太陽電池の重量あたり発電量をまとめたがあり、参考にできそうです。
OISTからのプレスリリース、見出しが「ペロブスカイト太陽電池の欠陥に迫る」というのは、何か装置の不具合を追及するような雰囲気で微妙です。
リチウム空気電池に関する日経記事、日本語では有料会員限定記事なのでスルーしてしまいますが、中文版では無人機の図が印象的で目が行ってしまいます。同日配信ですし。
感染者数が、世界的に見てもピークを越えたようですね。
1年延期された上、結局オンラインのみの開催となったPACIFICHEM2021、明日(日本時間では明後日)から開催ですが、既に忘れられた存在になっている気がします。
14日(火) 中国・暨南大学(広州)新能源技術研究院プレスリリースで、ペロブスカイト太陽電池フレキシブルモジュールで世界最高効率となる、有効面積20.20%(12.11cm2)、開口面積19.21%(12.74cm2)を、第三者機関認証で達成したと発表され、報道されました(→翻訳)。この記事ではI-V曲線の図が表示されないので、こちらも参照で(翻訳不可)。
このグループ、10月末のプレスリリース(→翻訳)で、開口面積12.84cm2のペロブスカイト太陽電池モジュールで世界最高効率21.37%と発表していましたが、今回はフレキシブル基板です。逆構造ということ以外は分からないので、とりあえずこの論文を参照するしかなさそうです。

フレキシブル基板モジュールについては、効率低めだったので、これまで整理していませんでしたが、論文発表されたものをリスト化すると以下のようになりそうです。
 
active area
aperture area
 
2020/06/15 中国
南昌大
Nature Commun. 2020, 11, 3016.
DOI:10.1038/s41467-020-16831-3
17.55% 31.2cm2 (15.21%) (36 cm2) PET
2021/03/19 中国
南昌大
Sci. China Chem. 2021, 64, 834.
DOI:10.1007/s11426-020-9951-1
16.7% 22.50cm2 (10.02%) (25 cm2) PET
2021/01/26 中国
南昌大
J. Mater. Chem A 2021, 9, 5759.
DOI:10.1039/d0ta12067g
16.15% 15cm2   (25cm2基板) PEN
2020/10/22 韓国
KRICT
Energy Environ. Sci. 2020, 13, 4854.
DOI:10.1039/d0ee02164d
(17.9%) (90 cm2) 15.9% 100 cm2 PEN
2019/11/21 米国
NorthCarolina
Adv. Energy Mater. 2020, 10, 1903108.
DOI:10.1002/aenm.201903108
  (GFF 0.92) 15.86% 42.9 cm2 Willow
Glass
2018/11/02 中国
武漢理工大
Nature Commun. 2018, 9, 4609.
DOI:10.1038/s41467-018-07099-9
15.22% 16.07cm2   (30cm2基板) PET
2021/10/13 中国
南昌大
Adv. Funct. Mater.
DOI:10.1002/adfm.202106460
(17.2%) (21.82cm2) 15.01% 25cm2 PEN
中国で開催されたペロブスカイト太陽電池の産業化に関する会議について報道(→翻訳されています。会議の主旨とは異なるのですが、この報道によると、2022年には各社の100MW級パイロットラインが生産を開始し、全世界で1.5GWの生産規模になると見込まれています。来年?
日本では2025年生産開始とか、2030年生産開始とか議論している段階ですが。GCL、Microquanta、UtmoLightの3社が、1億元以上の融資を既に受けています。WonderSolarは政府資金をあてにしているようです。で、2030年には、ペロブスカイトが世界市場の29%を占め、116.9GWの生産になっているとの見通しが示されています。どこかのヒアリングで、どこかの日本企業は、2030年の市場規模についてMW単位で答えたようですが。
昨日の微妙な日経XTECH記事「ペロブスカイト太陽電池が離陸 日本の旅行会社が実用化で先陣」に続き、「ペロブスカイト太陽電池がいよいよ実用化 ポストSiに名乗り」と題する連載になっています。「軽さなどで結晶Siとの対決回避 大面積版の性能では日本企業が優勢」では、SAULE、東芝、積水化学、大正微納科技が登場しています。「ペロブスカイト膜の自動成膜ロボットが出現 性能の再現性確保へ」には何が書かれているのでしょうか? いずれも有料会員限定なので、中身が分かりません。
13日(月) 今日の日経XTECHの記事、「ペロブスカイト太陽電池が離陸」と、H.I.S.に忖度したタイトルですが、例によって有料会員限定なので中身が読めません。それでも図1だけは見ることができますが、いろいろ微妙な感じが。
写真で出ている2つの「(小セル)」は、いずれもモジュールです。Sollianceが以前、WEBリリースで、フレキシブルモジュールの写真を大きく出して、タイトルには小セルの効率を書いて、みんなに誤解させていたのよりは、多少ましでしょうか。UNISTの効率25.8%は、確かに認証値ではありませんが、「認定は未取得」というのは語弊がありそうで、認証値25.5%のものですね。あと、ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池について、「4端子型では既に30.08%と"大台"にのり」と書かれていて、そんなものあったか?と考えてみたら、そういえば両面受光で30%超の報告がありました。しかし、表から1sun、裏から0.5sunを当てている効率を、そのまま額面通りに受け取ってよいものかどうか、微妙な気がします。ということで、プロットからは除外していますが、どうしましょう?
この先、低い気温が予想されるので、ドライルームのプレクーラーの運転を止めました。10℃の外気を3℃に冷却していては、再生温度27℃とかでも室内が乾燥しすぎてしまいます。
スマホの「接触通知」に届く「提供されたキーの数」が、最近激増しています。感染者数が増え気味かもしれませんが、しばらくひとケタだったのが急増しているのは、これまで通知が漏れていたということでしょうか? あるいは最近が変?
ようやく、先端研の門が開放されました。初期には開くことも許されないレベルでしたが、その後、長らくカードキー解錠の状態が続いていました。一時的な措置とされていますが、このまま続くと信じたいです。 駒場Iキャンパスも開門ですね。
12日(日)  
11日(土)  
10日(金) 来週月曜から、材料科学の国際会議Materials Research Meeting 2021が横浜で開催されます。ほぼ2年ぶりに研究者が集って議論する場になると思われます。私は別のオンライン会議と授業が続くので参加できませんが。ペロブスカイト関係の発表が最も多いのは、こちらの会場かと。
来週月曜から、本郷キャンパスの入構制限が緩和されるようです。駒場IIキャンパスでも、西門・東門のロックが解除されます。一歩、通常状態に近づきます。
外壁補修工事が行われている先端研14号館脇に、何やら展示物のようなものがあったので、その製作中のものをよく見ると、こういうものの代替品を作っていたのですね。
今夜の新宿方面、都庁が青いです。このブルーリボンは28日まで続くようです。
日本流行色協会選定の「2022年の色」はジョリーコーラル:Jolly Coral画面上ではオレンジにしか見えませんが、もう少し朱色なのでしょう。昨年発表された「2021年の色」は白:Zero White でしたが、投票を経て改めて発表された「2021年の色」はグレーでした。昨年2020年の色もグレーでしたが。ジョリーコーラルは、2019年のアウェイクニングオレンジを思い起こします。2020年も当初はヒューマンレッドでしたが、社会の雰囲気から外れている気がします。
9日(木) PANTONEによる「Color of the year 2022」にVery Periが選ばれました。と言われても、何色か分からないところですが、さらに、色を示されても、表現が難しい色です。薄青紫? すみれ色? 藤色? ラベンダー?
一方、日本流行色協会発表の2022年の色はコーラル、2021年の色はグレーと速報されました。
来週月曜日に、駒場分析コア設立記念式典が開催されるようです。この「駒場分析コア」では、新しく導入された集束イオンビーム加工装置(FIB-SEM)や質量分析装置などに加え、既存の透過型電子顕微鏡(JEOL-2010F)や大気中光電子分光装置(理研計器AC-2)などが運用されるようです。そういえば、駒場のどこかの研究室が購入予定のTEMの置き場所に困っているようですが。
LB膜と言えば水面に展開して基板に転写する単分子膜を指すものと思っていましたが、記者発表されたイオン液体上に展開するものもLB膜と呼べるのでしょうか? 自己組織化単分子膜(SAM)の一種のように思えますが、高温製膜できると、確かに材料の幅は広がりそうですね。
今週前半は雨模様だったので、銀杏の葉がすっかり落ちてしまいました。冬の風情です。
8日(水) Zoom会議10:00-11:30, 14:00-15:00, 15:30-16:30 で、一日が終わりそうです。 
7日(火) 「ムーンショット型研究開発事業」の目標8「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」について公募が行われているところですが、これに関すると思われる日経記事(有料会員限定なので中身が読めない)に、なぜか「川崎重工業や横浜国立大学などが参加する見通し」などと、ふつうならありえない見通しが書かれています。そのまま見れば、公募前に結果が決まっていることになります。実際のところは、この目標を決める前の段階から既に「タイフーンショット」プロジェクトとして動いているので、これから切り捨ててしまうと、アイデアの盗用になってしまいますから、そういうわけにはいかないでしょう。もう少し手続きが整理されるとよいですね。
国際エネルギー機関(IEA)による国別レポート、ヨーロッパだと言えるのか微妙なモルドバの評価が出ました。電化率が欧州最低レベル、というか、比較対象として適切でないような。ほぼ並行して出されたウクライナタジキスタンアルメニアジョージアカザフスタンなどと比較する感じのような気がします。
池ノ上駅から南へ進んだ代沢の住宅街では、アンゴラ共和国大使館に加え、こちらにある住宅でも毎年イルミネーションが輝いています。
6日(月) 今日の所信表明演説、一文で終わっていた前回と異なり、「気候変動問題」の項目がありました。
しかし、昨年度の所信表明演説施政方針演説で「グリーン社会の実現」が語られたのと異なり、そもそも「グリーン」の文字が無く、「クリーンエネルギー」です。前回は「2050年カーボンニュートラルの実現に向け、温暖化対策を成長につなげる、クリーンエネルギー戦略を策定し、強力に推進いたします」という一文だけでした。今回は、

【気候変動問題】人類共通の課題である気候変動問題。この社会課題を、新たな市場を生む成長分野へと大きく転換していきます。2050年カーボンニュートラル及び2030年度の46%排出削減の実現に向け、再エネ最大限導入のための規制の見直し、及び、クリーンエネルギー分野への大胆な投資を進めます。目標実現には、社会のあらゆる分野を電化させることが必要です。その肝となる、送配電網のバージョンアップ、蓄電池の導入拡大などの投資を進めます。火力発電のゼロエミッション化に向け、アンモニアや水素への燃料転換を進めます。そして、その技術やインフラを活用し、アジアの国々の脱炭素化に貢献していきます。エネルギー供給のみならず、需要側のイノベーションや設備投資など需給両面を一体的に捉えて、クリーンエネルギー戦略を作ります。

「グリーン」の文字がないので、緑の文字で表示してみました。
「節電のお願い」が来ました。こういう見通しで、使用状況がこういう推移だと、確かに需給が厳しそうです。予想よりも気温が低かったということでしょうか。それとも、この冬は、たびたび要請が来るのでしょうか。とりあえず今日のところは、それほど問題なく済んだように見えます。
5日(日)  
4日(土) 自宅のネット回線は、フレッツNextにYahoo BB 光 with フレッツ という組み合わせですが、これが遅く、なぜか特に平日昼間に重くなる状態で、家からZoomが難しい状況でした。たぶん建物内で在宅勤務の人が多いのだと思いますが、設備更新されないかと期待していたら、テレビがケーブルテレビ(iTSCOM)に切り替えられることになりました。で、ついでにネットワークもiTSCOM契約(別契約ですが)。テレビ端子の工事と同時に、即日使えるようになりました。ということで、追ってNTTフレッツとYahoo BBは解約します。となると、このサイト、もともとYahoo BB 特典で無料だったgeocitiesから引き継がれたアドレス(「g1」がその意味です)なので、もしかしたら無効になってしまうかもしれません。まあ、消えてしまったら、それまで、ということで。
池ノ上駅から南へ進んだ代沢の住宅街にあるアンゴラ共和国大使館でイルミネーションが輝いています。アンゴラといえばナミビアの隣国ですが、とか考えているうちに、もうローカルな話ではなくなりましたね。
3日(金) 感染者数が増えた様子はみられないのに、昨日、今日は「提供されたキーの数」が急増しています。システム上の問題でしょうか?
バングラデシュの600の村、34万人を対象とした研究で、マスク配布の効果があったと読めるのでしょうか?
2日(木) 逆構造型ペロブスカイト太陽電池で3位となる変換効率23.72%が報告されましたDOI不調時はこちら
それほど論文に目新しさは感じられないのですが、著者が目新しいです。

逆構造型の変換効率上位報告例は以下のようになります。
23.8% NorthCarolina大 Science 2021, 373, 902. DOI: 10.1126/science.abi6323 2021/08/20 PTAA
23.80% 香港城市大 Adv. Mater. DOI: 10.1002/adma.202105539 2021/10/03 PTAA
23.72% ドイツDresden大 Science Adv. 2021, 7, eabj7930. DOI: 10.1126/sciadv.abj7930 2021/12/01 PTAA
23.4% NorthCarolina大 Science Adv. 2021, 7, eabe8130. DOI: 10.1126/sciadv.abe8130 2021/03/03 PTAA
23.37% 香港城市大,Washington大 J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 20134. DOI: 10.1021/jacs.0c09845 2020/11/15 PTAA
23.33% 深圳大 Nano Energy 2021, 89(Part A), 106370. DOI: 10.1016/j.nanoen.2021.106370 2021/07/27 PTAA
23.0% サウジKAUST,Toronto大 Nature Energy 2020, 5, 131. DOI: 10.1038/s41560-019-0538-4 2020/01/20 PTAA
22.9% カナダToronto大 Adv. Mater. 2021, 33, 2103394. DOI: 10.1002/adma.202103394 2021/08/23 NiOx
22.87% NorthCarolina大 Science Adv. 2021, 7, eabi8249. DOI: 10.1126/sciadv.abi8249 2021/10/29 PTAA
22.81% 泰山学院(山東省泰安市) Appl. Surface Sci. 2020, 530, 147240. DOI: 10.1016/j.apsusc.2020.147240 2020/07/16 NiOx
22.8% サウジKAUST Energy Environ. Sci. 2021, 14, 2263. DOI: 10.1039/d0ee03839c 2021/02/23 PTAA
22.74% 西北工業大(西安) Energy Environ. Sci. 2021, 14, 5416. DOI: 10.1039/d1ee01800k 2021/08/13 NiOx
22.7% ドイツKarlsruhe工科大 Energy Environ. Sci. 2021, 14, 5875. DOI: 10.1039/d1ee01508g 2021/08/09 2PACz
22.63% 華東師範大(上海) ACS Appl. Mater. Interfaces 2021, 13, 46627. DOI: 10.1021/acsami.1c12764 2021/09/24 P3CT-N
22.5% ドイツPotsdam大,HZB ACS Energy Lett. 2021, 6, 1045. DOI: 10.1021/acsenergylett.0c02642 2021/02/17 PTAA
ペロブスカイト太陽電池からの鉛漏洩防止に関する論文、鋼球をぶつける降雹試験は普通ですが、車で踏む試験って普通なのでしょうか。
日本流行色協会が昨年発表した2021年の色は白、Zero White でしたが、おそらく明日発表される「今年の色」は何になるでしょうか。一昨年、と発表された2020年の色が、年末発表ではグレーになったように、思惑通りにはならないのがふつうな気がしますが。
ワクチン3回目の接種希望調査、2回目まで受けていて3回目は希望しない場合、選択肢がない気がするのですが。
1日(水) いちおう有給休暇。今年4日目。年内にあと1日消化必須ですが、予定表の隙間が少ないです。
氾濫危険水位と言われると驚きますが、水位グラフ監視画像を見ると、大したことないように見えます。
昨日は、夜に雨が降る天気予報だったので、朝から雲ひとつ無い晴天の中、傘を持って出勤しました。夕方以降に雨に遭った人も多かったですが、自分が帰宅する際は、なぜか雨が止み、家に着いたら再び強雨となりました。
今夜の新宿方面、また赤い都庁です。こういう趣旨らしいです。他にも、渋谷方面ツリーまで赤くなっていて、再び赤信号の趣きです。
昨日挙げた、ペロブスカイトを用いたタンデム太陽電池のプロットについて、それぞれのトップセル(ペロブスカイト)のデバイス構造を示すと以下のようになります。
特に2端子onシリコンでは、平面ヘテロ接合型から逆構造型へ移行していく様子が目立ちます。
いっぽう、それぞれのトップセルのペロブスカイト組成を示すと以下のようになります。

2021年(令和3年)11月
30日(火) サウジアラビア・KAUSTから、ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池(2T)の論文報告値として2位となる変換効率28.9%が報告されました。日本のJETでの認証値が28.2%で、論文タイトルに用いられています。
タンデムのプロットを並べると、以下のようになります。
2端子タンデムの上位(ペロブスカイト/シリコン)をリスト化すると、以下のようになっています。
(29.8%) ドイツHZB NRELチャート Rev.11-17-2021 2021/11/17 認証値
(29.5%) 英国Oxford PV NRELチャート Rev.12-28-2020
Solar cell efficiency tables (version 58)
2020/12/28
2021/06/24
認証値
29.32% ドイツHZB Science 2020, 370, 1300. DOI:10.1126/science.abd4016 2020/12/11 認証29.15%
(29.15%) ドイツHZB NRELチャート Rev.01-27-2020
Solar cell efficiency tables (version 56)
2020/01/27
2020/07/12
認証値
28.9% サウジアラビアKAUST Joule, in press. DOI:10.1016/j.joule.2021.11.003 2021/11/29 認証28.2%
28.15% ドイツHZB Solar RRL 2021, 5, 2100244. DOI:10.1002/solr.202100244 2021/04/21  
(28.0%) 英国Oxford PV NRELチャート Rev.12-13-2018
Solar cell efficiency tables (version 54)
2018/12/13
2019/06/20
認証値
27.6% スロベニア,ドイツHZB Solar RRL 2021, 5, 2100311. DOI:10.1002/solr.202100311 2021/05/20  
27.48% 中国Tianjin Adv. Energy Mater., in press. DOI:10.1002/aenm.202102046 2021/11/06  
27.4% サウジアラビアKAUST Joule 2021, 5, 1566. DOI:10.1016/j.joule.2021.05.013 2021/06/16  
(27.3%) 英国Oxford PV Solar cell efficiency tables (version 53) 2018/12/25 認証値
27.26% 中国Tianjin J. Mater. Chem. A 2021, 9, 14085. DOI:10.1039/d1ta03126k 2021/05/25  
27.13% 米国NREL Science 2020, 367, 1097. DOI:10.1126/science.aaz5074 2020/03/06 認証25.75%
27.1% サウジアラビアKAUST Energy Environ. Sci. 2021, 14, 4377. DOI:10.1039/d1ee01206a 2021/06/30  
26.7% 韓国KAIST Science 2020, 368, 155. DOI:10.1126/science.aba3433 2020/03/26 認証26.20%
26.3% イタリアRome Joule 2020, 4, 865. DOI:10.1016/j.joule.2020.01.015 2020/02/17  
26.2% 米国NorthCarolina Joule 2020, 4, 850. DOI:10.1016/j.joule.2020.01.008 2020/01/24  
26.2% サウジアラビアKAUST Adv. Energy Mater. 2021, 11, 2101662. DOI:10.1002/aenm.202101662 2021/09/05  
26.06% ドイツHZB Sustainable Energy Fuels 2019, 3, 1995. DOI:10.1039/c9se00120d 2019/05/10 認証24.97%
先々週、仮囲いが設置された先端研14号館、より工事現場らしく足場が設置されましたが、よく見ると、屋上で何か怪しい挙動がみられます。
先週金曜日のScience論文24.7%について、NRELからニュースリリースが出ています。
29日(月) 今頃になって気付くのも鈍すぎですが、新型コロナウイルス変異株について、ほぼ「株」で用語統一されているところ、日経だけ「型」を使い続けています。「オミクロン型」と言われると、もはや違和感を感じますが、やっぱり「株」を他の用語には使わないのですね。こちらからすると、「誤報」とも言えそうです。でも、意外と影響力大きそう。
遅れていた銀杏も黄色くなってきましたが、襖絵版は、視界を遮るものが多く、あまり映えません。
28日(日)  
27日(土)  
26日(金) いちおう有給休暇。今年3日目。年内にあと2日消化必須。
ペロブスカイト層の後処理で2Dペロブスカイト層を形成させるアプローチで、変換効率24.7%を達成したという論文が出ました。多数機関の連名ですが、NRELとしておきます。(DOI不調時はこちら)
新しさのポイントは、韓国勢以外で初めて24.5%を超えたところかと。
     
デバイス構造別プロット(拡大図)は、先月のものと大差ありません。ペロブスカイト組成別プロット(拡大図)には各論文のポイントを付記していますが、「後処理」とか「添加物」が多いのが分かると思います。効率上位リストは、3報加わっただけで、以下のようになります。
25.83% 韓国UNIST[Seok] Nature 2021, 598, 444. DOI:10.1038/s41586-021-03964-8 2021/10/20 認証25.5%
25.59% 韓国UNIST/スイスEPFL Nature 2021, 592, 381. DOI:10.1038/s41586-021-03406-5 2021/04/05 認証25.21%
25.4% 韓国KRICT/米国MIT Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24 認証25.17%
25.28% 韓国KIER Joule 2021, 5, 659. DOI:10.1016/j.joule.2021.02.007 2021/03/17 認証24.68%
25.17% 韓国UNIST[Seok] Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証24.3%
24.98% 韓国SKKU ACS Energy Lett. 2021, 6, 1612. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00452 2021/03/31  
24.82% 韓国UNIST[Yang] Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25 認証24.64%
24.7% 米国NREL,Ohio Science, in press. DOI:10.1126/science.abj2637 2021/11/25  
24.66% 韓国UNIST[Seok] Science 2019, 366, 749. DOI:10.1126/science.aay7044 2019/11/08 認証23.73%
24.63% 韓国SNU,KoreaU Nature Energy 2021, 6, 63. DOI:10.1038/s41560-020-00749-7 2021/01/04 認証24.35%
24.6% 韓国KoreaU Energy Environ. Sci. 2021, 14, 2419. DOI:10.1039/d0ee03312j 2021/03/02  
24.36% 中国PekingU Energy Environ. Sci. DOI:10.1039/d1ee02287c 2021/10/25  
24.3% スイスEPFL Nature Commun. 2021, 12, 3383. DOI:10.1038/s41467-021-23566-2 2021/06/07  
24.27% 中国BIT,PekingU Science 2021, 373, 561. DOI:10.1126/science.abh3884 2021/07/30 中国認証23.7%
24.16% 中国Lanzhou J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 18989. DOI:10.1021/jacs.1c07518 2021/10/19 中国認証23.70%
24.1% 中国Nanjing Science 2021, 371, 1359. DOI:10.1126/science.abf7652 2021/03/26  
24.10% 韓国UNIST[Seok] Nature Energy 2021, 6, 419. DOI:10.1038/s41560-021-00802-z 2021/04/08 認証23.85%
24.07% 中国Hefei ACS Energy Lett. 2021, 6, 4395. DOI:10.1021/acsenergylett.1c01878 2021/11/15  
24.02% 韓国UNIST[Kim] Joule 2019, 3, 2179. DOI:10.1016/j.joule.2019.06.014 2019/06/21 認証23.48%
24.02% 中国Xi'an Adv. Mater. 2021, 33, 2101590. DOI:10.1002/adma.202101590 2021/07/24  
24.01% 中国Chengdu Energy Environ. Sci. 2021, 14, 5074. DOI:10.1039/d1ee01519b 2021/07/17  
23.94% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 3231. DOI:10.1021/jacs.0c12802 2021/02/18  
23.92% 中国BIT,PekingU Joule 2021, 5, 2148. DOI:10.1016/j.joule.2021.06.001 2021/07/08 中国認証23.4%
23.92% スイスEPFL Nature Commun. 2021, 12, 6394. DOI:10.1038/s41467-021-26754-2 2021/11/04  
23.91% 韓国SKKU Adv. Energy Mater. 2021, 11, 2102236. DOI:10.1002/aenm.202102236 2021/09/20  
23.9% 中国Wuhan Sci. China Mater. 2021, 64, 789. DOI:10.1007/s40843-020-1478-5 2020/10/22  
23.82% 中国Tianjin ACS Energy Lett. 2021, 6, 2121. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00443 2021/05/13  
23.80% 中国Fuzhou Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 8303. DOI:10.1002/anie.202017148 2021/02/18  
23.8% 米国NorthCarolina Science 2021, 373, 902. DOI:10.1126/science.abi6323 2021/08/20  
23.8% 中国HongKong Adv. Mater. DOI:10.1002/adma.202105539 2021/10/03  
23.78% 中国HongKong Nature Photonics 2021, 15, 681. DOI:10.1038/s41566-021-00829-4 2021/07/05 中国認証23.09%
23.70% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 19980. DOI:10.1021/jacs.0c08592 2020/11/10  
23.7% 中国Fuzhou Adv. Mater. 2021, 33, 2008405. DOI:10.1002/adma.202008405 2021/06/27  
23.68% 中国Wuhan Adv. Mater. 2020, 32, 2003990. DOI:10.1002/adma.202003990 2020/09/21  
23.62% オーストラリアANU Adv. Funct. Mater. 2021, 31, 2104251. DOI:10.1002/adfm.202104251 2021/08/11  
23.6% 韓国SKKU,Pusan Adv. Energy Mater. 2021, 11, 2101221. DOI:10.1002/aenm.202101221 2021/09/02 韓国認証22.29%
23.57% スイスEPFL ACS Energy Lett. 2021, 6, 3916. DOI:10.1021/acsenergylett.1c01811 2021/10/15  
23.56% 日本Kyutech Chem. Eng. J. 2021, 426, 131838. DOI:10.1016/j.cej.2021.131838 2021/08/17  
23.56% 中国ISCAS Nature Photonics 2019, 13, 460. DOI:10.1038/s41566-019-0398-2 2019/04/01 認証23.32%
iPhoneに表示される天気予報、今後の低温傾向を示していますが、それをハイライトしたこちら、「明日は涼しくなります」って、寒冷地の人でしょうか?
補正予算案が閣議決定されたようです。経済産業省環境省、文部科学省(予算案/資料集)などで公開されている資料には、関係しそうな項目が並んでいますが、今回は直接的な恩恵は微妙に無さそうです。
25日(木) 東大トップページの更新情報、ふつうは大きい文字になっていると目立ちますが、ひときわ小さい文字が気になってついクリックしてしまうと、総長メッセージになっています。ある意味テクニックかも。
だいぶ空気が澄んできた感じでしょうか。
黄葉終盤となり、すっかり黄色い絨毯ができました。普段はすぐに清掃されますが、今日は追いついていないのでしょうか。
24日(水) 今夜の新宿方面、都庁がカラフルです。赤・青・黄の3色は、こういう意味のようです。
駒場では、そろそろ黄葉も終盤です。
23日(祝) 例年のことですが、このあたりの黄葉状況は、駒場とは季節感が違います。
22日(月) NRELチャートが更新され(Rev.11-17-2021)、前版(Rev.10-11-2021)まで29.5%(Oxford PV)だったペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の効率が29.8%(HZB)になりました。
HZBのニュースリリースによると、ポイントは「Nanotextured silicon」と「Dielectric reflector」だそうです。もはや材料の問題というより、いかに光を有効利用するか、がポイントになっているようです。
21日(日)  
20日(土)  
19日(金) ビルの照明が眩しい上空に、話題の月が。大きく拡大しないと特徴が分かりませんが、地上とセットの写真でないと、どこで撮ったか分からなくなります。肉眼で見えればよいのですが、満月なのか半月なのか三日月なのかも判別できないので、無理です。ちなみに、視力検査の一番上の円が黒丸に見えます。
西の空が赤く染まり、やや異様な雰囲気の中、東側に今夕の主役が登場しました。
駒場II構内の黄葉は、一部は盛りを過ぎていますが、まあまあ見頃でしょう。ただ、陽当たりが悪い所は、まだです。
今日の松井先生の授業は都合により普段と違う部屋からでしたが、背景はバーチャル背景ではなく、本物の銀杏です。
18日(木) Solar cell efficiency tables (version 59) が出ました。今回の新データは、中国Microquantaのペロブスカイト太陽電池ミニモジュール21.4%と、南京大学のペロブスカイト/ペロブスカイトタンデム太陽電池ミニモジュール21.7%です。いずれも日本・JETでの測定です。
前者のミニモジュールは、前のversion 58での12直列63.98cm2モジュール20.1%(中国UtmoLight) より小さいですが、7直列19.32cm2モジュール21.4%で、先日のMicroquantaのWeb発表の通りです。後者のタンデムミニモジュールは、今回初登場です。これまでのペロブスカイト/ペロブスカイトタンデムセルを大きくした感じでしょうか。面積20.25cm2ですが、いくつのセルがあるのか分かりません。
そのほか、中国・浙江大学とMicroquantaの有機薄膜太陽電池7直列19.30cm2ミニモジュールで14.1%、南京郵電大学のCZTSSe小面積セルで13.0%などが出ています。
有機薄膜の認証は、中国のNational Photovoltaic Industry Metrology and Testing Center (NPVM:たぶん福建計量科学研究院国家光伏産業計量測試中心) によるものです。 って、ここまで全て中国関係。
出だしは華々しかったものの、今やすっかり存在感に欠けるムーンショット型研究開発事業、追加された2つの目標に関する公募が始まっています。さて、台風や豪雨が制御できるようになるでしょうか。
黄葉を写真にするとくすんだ色になってしまうので、心象風景を表現すると、加工ということになるのでしょうか。むしろ撮ったそのままのほうが現実と違うのですが。
先端研西側外周道路沿いに咲く花、かなり長く連なっていますが、目にする人は、ほとんどいなさそうです。
17日(水) 先端研14号館の屋上防水工事に伴って「仮囲い」が設置される、というので、説明は読まず、勝手に鉄板の囲いを想像していたら、存在感のない囲いでした。
16日(火) 9月末に受けた健康診断の結果が届きました。身長・体重血圧に関しては、直後に話題にした通りですが、今回、これまで毎年指摘されていた心電図の「高いT波」の指摘がありませんでした。その心電図異常は「健康な若い男性にも現れることがあります」というものでしたが、さすがに50代に突入して、ようやく「若い男性」を卒業したということでしょうか。また、昨年は基準値超えした総コレステロールと中性脂肪は、今年は範囲内でした。血液の各指標は範囲中央という感じで、その他の数値も、尿酸が少し高めですが、なかなか範囲内から外れることはなさそうです。こうやってグラフ化すると、30代と50代を同じ土俵で評価するのも微妙な感じがします。いちおう、2003年=32歳、2021年=50歳です。
研究棟前の黄葉は上から見ると進んでいますが、下から見ると緑が目立ちます。落ち葉は多いですが。今年はガラスに貼られているものが多いので、襖絵版は難しそうです。
先端研西門脇駐車場の奥に見える柿の木、鳥が寄り付かないので渋柿でしょうか。この状態のまま、熟して落ちるだけでしょうか。
先端研3号館・3号館南棟壁面への太陽光発電パネル設置に向けた検討のため、先端研西門に事業概要説明とサンプルが設置されました。
3種類の太陽光パネルサンプルがあります。パネルAは直接反射が目立つもの、パネルBは直接反射が抑えられているけれど集電線が表に出ているもの、パネルCは直接反射が抑えられ集電線が隠れているもの、となっていて、パネルCが設置予定のもののはずですが、あえて(?)そういう説明は書かれていないので、瀬川研の研究員ですら分かっていませんでした。パネルCが選ばれる自信があるのでしょう。
詳細説明を見ると、完成まで1年近くかかるのですね。今日は外壁調査が行われているので、すぐ着工かと思っていました。今でも窓ガラスでの太陽光反射が眩しい3号館南棟壁面ですが、実は2種類の壁面でできています。窓の上下は普通のコンクリートで躯体を構成しているものですが、窓の左右はGRC版で、躯体ではなく、はめこまれたパネルです。窓の下の所が梁になっていますので、そこにアンカーを打つになっているようです。
パネルAは、裏から見ても反射が目立ちます。これらのパネルを取り付けるため、門扉の板が外されているので、向こう側が見えやすいです。(参考:今春昨年末
15日(月) 予告通り、先端研西門に、3号館南棟西側壁面に設置される予定の太陽光パネルサンプルが設置されました。しかし、既に辺りが暗かったので、明日以降に出直します。カネカの太陽電池を大成建設が設置する企画ですね。
研究棟前の黄葉が進み、夜桜ならぬ夜黄葉映えるようになりました。
韓国UNISTのSeok先生が、韓国科学記者協会が選定する「記者が選んだ今年の科学者賞」(→翻訳)を受賞するようです。
グリーンイノベーション基金事業への応募は、本日11:48に完了しました。連携先の方々も夜通し(?)対応いただきありがとうございました。
14日(日) 明日正午がグリーンイノベーション基金事業への応募締切なので、最終追い込みです。関係する方々は、休日返上や、明日まで眠れない夜を過ごされていることでしょう。
東芝のフィルム基板ペロブスカイト太陽電池モジュールに関して、中国語でも図入りで詳細に説明されていたので、改めて見直したところ、プレスリリースは日本語だけでなく、英語でも出されていたのですね。さらに、「研究開発ライブラリ」の技術紹介映像で出されているYouTube動画にも、R&D videoがあり、YouTubeで視聴できるのですね。
13日(土) 昨日の日経記事のネタになった、積水化学工業のオンライン説明会がアップされました。プレゼン資料のスライド21にペロブスカイト太陽電池が出ています。
12日(金) 職場巡視。いろいろ忙しいので対応が不十分。
来週には先端研西門に看板として掲出されるであろう内容が、階下にポスターとして貼られていました。なかなかリアルっぽいですが、よく見ると、車のナンバーがなぜか海外仕様とか不思議なところも。
今夜の新宿方面予告通り紫の都庁です。
日当たりのよいところほど黄葉が進みます。
積水化学工業のペロブスカイト太陽電池が、ようやく表に出てきました。日経記事です。
11日(木) 東芝のトップページに、フィルム型ペロブスカイト太陽電池がフィーチャーされています。これを辿ると、「研究開発ライブラリ」の技術紹介映像となっており、そのままYouTube動画が流れます。今年で定年退職される都鳥さんが、とってもフィーチャーされている感じです。
10日(水) Zoom会議が10:00-11:30, 13:00-13:50, 14:00-15:00, 14:00-16:00 で一日が終わりそう。
黄葉が進むというよりも、もう落葉が進んでいるような。
久々の日没写真ですが、4日遅れると、全く的を外している状態です。稜線が光っているのは吹雪でしょうか。
9日(火) 多数の機関が並んでいて、一つに絞りにくいですが、おそらくEPFLを中心とするグループから、ペロブスカイト太陽電池小面積セル変換効率23.9%、有効面積26cm2モジュール変換効率21.36%が報告されました。最近はモジュールについては開口面積に対する効率がメインになりつつありますが、この論文は対active areaの値を前面に出しているので、いちおう最高値になります。しかし、控えめにしているこちらの21.8%が、隠れた最高値かと思います。今回の論文は、対designated areaだと19.27%なので。
先週書いた、中国・暨南大学(広州)プレスリリース(→翻訳)では21.37%、中国・杭州繊納光電科技(Microquanta)ニュースリリースでは21.4%が、おそらく開口面積あたりの効率で出ているので、だいぶ上を行っている感じがします。
active area
aperture area
2021/11/04 スイスEPFL
中国・華北電力大
Nature Commun. 2021, 12, 6394.
DOI:10.1038/s41467-021-26754-2
21.36% 26.00 cm2 (19.27%) (GFF 0.902)
2021/09/07 韓国
UNIST
Joule 2021, 5, 2420.
DOI:10.1016/j.joule.2021.08.005
20.99% 15 cm2
(29.25cm2) 20.40% 31 cm2
2021/07/30 韓国
SKKU
Energy Environ. Sci. 2021, 14, 4903.
DOI:10.1039/d1ee01440d
20.75% 23.27 cm2 (18.76%) (25.74cm2)
2021/06/18 中国
Wuhan
Science 2021, 372, 1327.
DOI:10.1126/science.abh1035
20.51% 10 cm2
20.46% 17.1cm2
19.54% 65 cm2
2021/05/20 米国
North Carolina
Nature Energy 2021, 6, 633.
DOI:10.1038/s41560-021-00831-8
20.2% (GFF 0.92) (18.60%) (29.5cm2)
18.00% 44.4 cm2
2021/08/20 米国
North Carolina
Science 2021, 373, 902.
DOI:10.1126/science.abi6323
(21.8%) (GFF 0.92) 20.1% 17.9 cm2
19.7% 50.1 cm2
2021/06/24 中国
UtmoLight
Solar cell efficiency tables (Version 58)
(measured 2021/03 at JET)
20.1% 63.98 cm2
designated area
8日(月) 先端研3号館・3号館南棟壁面への太陽光発電パネル設置に向けた検討のため、来週から先端研西門に事業概要説明とサンプルが設置されるそうです。詳しいことは、また来週。
中国太陽光発電協会が4月に意見照会(→翻訳)していた、ペロブスカイト太陽電池およびモジュールの電流電圧特性測定方法に関する技術標準案に関して、事前レビュー会議(→翻訳)が開催されたようで、早急に修正版が作られるようです。「正しさ」にこだわっていると、標準規格でも中国に先を越されそうです。
今日は、朝から雲一つない晴天でしたが、雨が降る天気予報があったので、周囲の視線を感じつつも傘を持って出勤しました。すると、局地的な雨に。屋上の端には、ふだん見られないハトの行列。その後には、濡れたコンクリートに青空が映える状況に。
今日の新宿方面青い都庁でした。先週のオレンジライトアップのお知らせが1週おきだったので、なぜ、と思っていたら、今週は世界糖尿病デーのブルーライトアップということです。で、金曜日が除外されていますが、そこは、こちらのパープルライトアップが予定されているようです。このところ赤系統のライトアップが続いていたので赤信号イメージでしたが、ようやく青信号になった感じがします。併せて渋谷方面も青くなっています。
7日(日)  
6日(土)  
5日(金) 「東京大学が『Race to Zero』キャンペーンに参加」というプレスリリースの中で、COP26に参加してETI-CGC発足を発表することが書かれていましたが、「詳細については、決定次第東京大学ウェブサイト等を通じてお知らせいたします」となっていて、結局、当日まで追加情報は見当たりませんでした。あちこち探した結果、COP26 Japan Pavilion の スケジュールの中に発見しました。You Tubeにて配信されていましたが、見た人は少ない気がします。
駒場IIキャンパスでも、徐々に黄葉が進んでいるように見えるのは、気のせいでしょうか。
この時期は、天候がよければ、こういう日没が見えるはずなのですが、11/2は4限授業(〜16:40)、11/3は祝日、11/4も4限授業、ときて、今日は雲が邪魔で、本命の明日は土曜日。
4日(木) COP26での首相スピーチ、冒頭以外は日本語なので英語版は暫定訳ですが、意図は正しく伝わったでしょうか。「2兆円のグリーンイノベーション基金を活用し、電気自動車普及の鍵を握る次世代電池・モーターや水素、合成燃料の開発を進めます。」というのが、グリーンイノベーションの中心になるのでしょうか。「合成燃料 (synthetic fuels)」は、特に微妙な表現のような気がします。
3日(祝)  
2日(火) 駒場東大前にサル」の記事、元ネタはこちらのツイッターのようですが、電柱から飛び移った先は駒場リサーチキャンパスですね(AM7:53)。で、午前9時の写真は、代々木八幡駅付近の山手通り。一昨日は川崎市高津区の溝の口駅付近(KISTEC付近?)、昨日は世田谷区の西のほう、で、今日は新宿のほうまで行ったようです。どこでもふつうにサルに会えそうですね。
今日の授業では、こちらのラジオニュースで天気予報を読んだ直後の気象予報士さんに出演、ではなくゲスト講義していただきました。NHK内のネット環境が弱いって、やっぱりまだネットは敵なのでしょうか。
1日(月) 中国・暨南大学(広州)プレスリリース(→翻訳)で、ペロブスカイト太陽電池モジュール変換効率の記録を更新したと発表されました。開口面積12.84cm2で、I-Vによる効率21.37%、MPPTによる効率20.56%が、福建省計量科学研究院で認証されたということです。 本文の認証データの図は小さいので、こちらのほうが見やすいです。対 active area でなく、本当に対 aperture area の値だとすると、かなりの記録です。暨南大グループの最近の論文では、そこまで高い値ではありませんでしたが、フレキシブルデバイスでは、それなりのところにランクされています。
論文ベースでの記録は、対 aperture area では、韓国UNISTによる20.40%(31cm2)です。対 active area では、米国North Carolina大が21.8%を得ているようですが、こちらは対 aperture area の20.1%を表向きの数字としているため、対 active area 論文最高値は、韓国UNISTの20.99%(15cm2)となっています。
中国・杭州繊納光電科技(Microquanta)ニュースリリースで、ペロブスカイト太陽電池モジュール(19.32cm2)変換効率21.4%が報告されました。日本のJETでの認証値です。 上記の暨南大をさらに上回ったと思います。5月の20.2%の報告の時は、どこで測定した値か記載がありませんでしたが、今回はJETですね。
某出版社からのメールマガジンで、存じ上げない監修者によるペロブスカイト太陽電池解説本の案内があり、何かと思ったら、こちらのことだったのですね。
ピンクライトアップが先月末で終了したはずの今日も赤い都庁、理由はこちらにありました。赤ではなくオレンジで、児童虐待防止推進月間ライトアップということです。

2021年(令和3年)10月
31日(日)  
30日(土)  
29日(金) Sollianceからのリリースに、4端子ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池で29.2%、4端子ペロブスカイト/フレキシブルCIGSタンデム太陽電池で27.1%という記録が出たと書かれています。4月の前回リリースでは、それぞれ28.7%と27.0%だったところからの更新です。ペロブスカイトトップセルの効率は18.6%から17.8%に下がっているのですが、その分、ボトムセルが発電したということでしょう。
韓国KRICTの全南中研究員が、インタビュー(→翻訳)で、いろいろ詳しく説明してくれています。その中に、ペロブスカイト前駆体の製造技術をLK Chemに移転したと書かれています。この記事(→翻訳)の件と思われますが、前駆体 PbI2(FAI)(DMSO)って、そんなに特殊技術になってしまうのでしょうか?
今日も授業実施と会議の時間が重なって、2つの画面を見ながら、左耳と右耳で異なる音声を。。。。
28日(木) 東京大学「エネルギー総合学連携研究機構」設立シンポジウムが開催されました。4限(15:10-16:40)と重なったので、田中先生の講義中に瀬川先生が別画面で現れたり、同じような文字が並んだりする状況が生じました。
先端研西門脇駐車場の背後に、多数の柿が実っているのが気になります。
27日(水) ペロブスカイト太陽電池セル変換効率の上位で、これまでのナノ構造型(mesoscopic)TiO2優位から平面ヘテロ接合型(planar)SnO2優位になりつつある、と先週書いたばかりですが、ここへ来てmesoscopicも頑張っています。プロットで分かるように、効率24.5%以上であるトップ10のうち、2〜10位は、6月にも示した顔ぶれです。最近では、24%台前半に、いくつか現れた程度にとどまっています。リストにすると以下のようになります。
25.83% 韓国UNIST[Seok] Nature 2021, 598, 444. DOI:10.1038/s41586-021-03964-8 2021/10/20 認証25.5%
25.59% 韓国UNIST/スイスEPFL Nature 2021, 592, 381. DOI:10.1038/s41586-021-03406-5 2021/04/05 認証25.21%
25.4% 韓国KRICT/米国MIT Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24 認証25.17%
25.28% 韓国KIER Joule 2021, 5, 659. DOI:10.1016/j.joule.2021.02.007 2021/03/17 認証24.68%
25.17% 韓国UNIST[Seok] Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証24.3%
24.98% 韓国SKKU ACS Energy Lett. 2021, 6, 1612. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00452 2021/03/31  
24.82% 韓国UNIST[Yang] Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25 認証24.64%
24.66% 韓国UNIST[Seok] Science 2019, 366, 749. DOI:10.1126/science.aay7044 2019/11/08 認証23.73%
24.63% 韓国SNU,KoreaU Nature Energy 2021, 6, 63. DOI:10.1038/s41560-020-00749-7 2021/01/04 認証24.35%
24.6% 韓国KoreaU Energy Environ. Sci. 2021, 14, 2419. DOI:10.1039/d0ee03312j 2021/03/02  
24.36% 中国PekingU Energy Environ. Sci. DOI:10.1039/d1ee02287c 2021/10/25  
24.3% スイスEPFL Nature Commun. 2021, 12, 3383. DOI:10.1038/s41467-021-23566-2 2021/06/07  
24.27% 中国BIT,PekingU Science 2021, 373, 561. DOI:10.1126/science.abh3884 2021/07/30 中国認証23.7%
24.16% 中国Lanzhou J. Am. Chem. Soc. DOI:10.1021/jacs.1c07518 2021/10/19 中国認証23.70%
24.1% 中国Nanjing Science 2021, 371, 1359. DOI:10.1126/science.abf7652 2021/03/26  
24.10% 韓国UNIST[Seok] Nature Energy 2021, 6, 419. DOI:10.1038/s41560-021-00802-z 2021/04/08 認証23.85%
24.02% 韓国UNIST[Kim] Joule 2019, 3, 2179. DOI:10.1016/j.joule.2019.06.014 2019/06/21 認証23.48%
24.02% 中国Xi'an Adv. Mater. 2021, 33, 2101590. DOI:10.1002/adma.202101590 2021/07/24  
24.01% 中国Chengdu Energy Environ. Sci. 2021, 14, 5074. DOI:10.1039/d1ee01519b 2021/07/17  
23.94% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 3231. DOI:10.1021/jacs.0c12802 2021/02/18  
23.92% 中国BIT,PekingU Joule 2021, 5, 2148. DOI:10.1016/j.joule.2021.06.001 2021/07/08 中国認証23.4%
23.91% 韓国SKKU Adv. Energy Mater. DOI:10.1002/aenm.202102236 2021/09/20  
23.9% 中国Wuhan Sci. China Mater. 2021, 64, 789. DOI:10.1007/s40843-020-1478-5 2020/10/22  
23.82% 中国Tianjin ACS Energy Lett. 2021, 6, 2121. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00443 2021/05/13  
23.80% 中国Fuzhou Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 8303. DOI:10.1002/anie.202017148 2021/02/18  
23.8% 米国NorthCarolina Science 2021, 373, 902. DOI:10.1126/science.abi6323 2021/08/20  
23.8% 中国HongKong Adv. Mater. DOI:10.1002/adma.202105539 2021/10/03  
23.78% 中国HongKong Nature Photonics 2021, 15, 681. DOI:10.1038/s41566-021-00829-4 2021/07/05 中国認証23.09%
23.70% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 19980. DOI:10.1021/jacs.0c08592 2020/11/10  
23.7% 中国Fuzhou Adv. Mater. 2021, 33, 2008405. DOI:10.1002/adma.202008405 2021/06/27  
23.68% 中国Wuhan Adv. Mater. 2020, 32, 2003990. DOI:10.1002/adma.202003990 2020/09/21  
23.62% オーストラリアANU Adv. Funct. Mater. DOI:10.1002/adfm.202104251 2021/08/11  
23.6% 韓国SKKU,Pusan Adv. Energy Mater. 2021, 11, 2101221. DOI:10.1002/aenm.202101221 2021/09/02 韓国認証22.29%
23.57% スイスEPFL ACS Energy Lett. 2021, 6, 3916. DOI:10.1021/acsenergylett.1c01811 2021/10/15  
23.56% 日本Kyutech Chem. Eng. J. 2021, 426, 131838. DOI:10.1016/j.cej.2021.131838 2021/08/17  
23.56% 中国ISCAS Nature Photonics 2019, 13, 460. DOI:10.1038/s41566-019-0398-2 2019/04/01 認証23.32%
26日(火) 中国・协鑫光电(GCL)が以前から10月に完成するとアナウンスしていた100MWペロブスカイト太陽電池モジュールパイロットラインが衝撃的にデビュー(→翻訳)です。記事中の動画では、ロボットアームが基板をダイコーター(?)に搬送し、塗布されたものを次工程に搬送する様子が示されています。これだけではラインとして完成したのかどうか分かりませんが。そのうち、昆山协鑫光电材料有限公司の协鑫钙钛矿(GCL-perovskite)サイトで紹介されるでしょうか。
いっぽう、こちらの記事では、桐蔭横浜大学発のベンチャー、ペクセル・テクノロジーズが、ペロブスカイト膜を自動で成膜する小型ロボットを開発した、とあります。ただ、ふつうに自動滴下のスピンコーターのような気がしないでもないですが。
黄葉の進み具合とか、色調補正でいくらでも偽装できそうです。一昨年(10/23)よりは早そうですが、昨年(10/21)との比較は微妙です。もっと昔とも微妙です。来週には、変化がみられるでしょうか。
最近、文献を参照しようとすると、ブラウザのチェックが入ります。使いすぎでしょうか。
25日(月) 香港城市大などのグループが、有機薄膜太陽電池で使われるバルクヘテロジャンクション層を電子輸送層として用いることで、逆構造型ペロブスカイト太陽電池(ガラス基板)の最高記録に並ぶ変換効率23.8%と共に、フィルム基板ペロブスカイト太陽電池での最高変換効率21.73%を報告しました。ということで、フィルム基板ペロブスカイト太陽電池のセル変換効率上位のリストは、以下のようになります。よりグラフィカルにまとめたものは、ご要望に応じ、PDFをリンクしました。
21.73% 中国・香港城市大 Adv. Mater. DOI:10.1002/adma.202105539 2021/10/03
21.10% 中国・厦門大 J. Mater. Chem A 2021, 9, 1574 DOI:10.1039/d0ta10717d 2020/12/14
21.1% 中国・中南大(長沙) Small 2021, 17, 2102368. DOI:10.1002/smll.202102368 2021/06/26
21.02% 中国・香港理工大 J. Mater. Chem. A. DOI:10.1039/d1ta07505e 2021/09/22
21.0% 中国・大連理工大&
米国ブラウン大&スイスEPFL
Joule 2021, 5, 1587. DOI:10.1016/j.joule.2021.04.014 2021/05/25
20.87% 中国・南開大(天津) Solar RRL 2021, 5, 2000795. DOI:10.1002/solr.202000795 2021/02/02
20.75% 韓国KRICT Energy Environ. Sci. 2020, 13, 4854. DOI:10.1039/d0ee02164d 2020/10/22
20.56%
(1.01cm2)
中国・南昌大 Sci. Bull. 2021, 66, 527. DOI:10.1016/j.scib.2020.10.023 2020/11/03
20.40% 中国・厦門大 ACS Appl. Mater. Interfaces 2020, 12, 22992. DOI:10.1021/acsami.0c04975 2020/04/28
20.4% 韓国KRICT Nano Energy 2021, 82, 105737. DOI:10.1016/j.nanoen.2020.105737 2020/01/04
20.16% 中国・暨南大(広州) Adv. Sci. DOI:10.1002/advs.202101856 2021/10/08
20.1% 中国・大連理工大&米国ブラウン大 Nature Commun. 2021, 12, 973. DOI:10.1038/s41467-021-21292-3 2021/02/12
20.04% 米国UC San Diego Nature 2020, 583, 790. DOI:10.1038/s41586-020-2526-z 2020/07/29
20.01% 中国・上海交通大 Adv. Energy Mater. 2020, 10, 1903487. DOI:10.1002/aenm.201903487 2020/01/30
20.00% 中国・中物院四川材料研 Energy Environ. Sci. DOI:10.1039/d1ee01519b 2021/07/17
20.00% 中国・吉林大 CCS Chem. 2020, 2, 2035. DOI:10.31635/ccschem.020.202000335 2020/10/12
19.87%
(1.01cm2)
中国・南昌大 Nature Commun. 2020, 11, 3016. DOI:10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15
19.7%
(1.01cm2)
中国・鄭州大&南昌大 ACS Appl. Mater. Interfaces 2021, 13, 19959. DOI:10.1021/acsami.1c00813 2021/04/22
NRELチャートが更新され(Rev.10-11-2021)、前版(Rev.07-26-2021)で37.9%(Sharp)だった非集光3接合セルが39.5%(NREL)になりました。併せて、NRELでのパネルの耐久性試験についても紹介されています。
国連気候変動枠組み条約事務局(UNFCCC)が展開する「Race to Zero」に、東京大学が参加することがプレスリリースされ、議論のための産学協創プラットフォーム ETI-CGC (Energy Transition Initiative - Center for Global Commons) の発足をCOP26で発表する予定のようです。この「Race to Zero」参加に関して、教員・学生による動画でメッセージが出されています。
気温の高かった今月上旬から気温が急降下し、ここ20年でも特に低い最低気温となりましたが、過去の記録値を見ると、統計期間が長い東京観測点では古い記録がずらりと並んでいて、比べ物になりません。一方、2013年からの練馬観測点では、昨日と一昨日がトップ2を占めています。いずれにしても、寒いですね。研究棟に装備されていながら一昨年まで節電のため稼働していなかった外調機は、昨年、送風モードで稼働され、今夏は初めて冷房モードで稼働していましたが、ここへ来て暖房モードで稼働しています。せっかく空調された給気が供給されているので、そろそろ窓を開けての換気は止めてもよさそうな気がします。寒さで風邪をひかないように、ということで。コロナでなくても、ふつうの風邪でも肺炎になることは実証済みですから。
コロナウイルス・デルタ株の亜系統AY.29について検索しても情報がほぼ元論文に限られるのが不思議でしたが、Wikipediaでも、現時点ではAY系統は28までということになっています。で、その参考資料は、こちらの感染研報告第13報で、この8/28時点版以降、更新されていません。まだAY.29は議論中なのでしょうか。一方、東京都健康安全研究センターによるこちらの情報には、さりげなく「B.1.1.284 と、B.1.1.214 は国内における第2波、第3波に大きく関わっていた株で、日本由来の株とされています」と書かれていて、U先生ご指摘の第3波だけでなく、その前の第2波も日本由来と示されています。つまり、主に欧州からB.1.1系統が入ってきた第1波の後、国内変異系統が発生・拡大して、第2波、第3波となったことになります。第4波は主に英国由来アルファ株で、直近の第5波は、インド由来デルタ株かと思ったら、その亜系統AY.29(国内変異?)だったということになります。
24日(日)  
23日(土)  
22日(金) エネルギー・環境系で重要な各種計画が、まとめて、持ち回り閣議決定されました。いずれも、まだ要検討箇所が多く残っていたような気がするのですが、もうCOP26が近づいているので、決めざるを得ないのでしょうね。
令和3年10月22日(金)持ち回り閣議案件

地球温暖化対策計画/パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略/エネルギー基本計画/政府がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の抑制等のため実行すべき措置について定める計画/気候変動適応計画

地球温暖化対策推進本部(第48回)
地球温暖化対策計画(案)/日本のNDC(国が決定する貢献)/パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(案)/政府がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の抑制等のため実行すべき措置について定める計画(政府実行計画)(案)

■経産省ニュースリリース
第6次エネルギー基本計画の閣議決定について

■環境省ニュースリリース
「地球温暖化対策計画」及び「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」の閣議決定並びに「日本のNDC(国が決定する貢献)」の地球温暖化対策推進本部決定について
「政府がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の削減等のため実行すべき措置について定める計画(政府実行計画)」の閣議決定について
気候変動適応計画の閣議決定について

さすがに閣議決定の段階になると、政府案からの変更はほぼ無いように見えますが、興味があれば、以下の比較をしてみましょう。
・エネルギー基本計画の概要: 素案2政府案閣議決定版
・2030年度エネルギー需給見通し: 素案2政府案閣議決定版
素案2の段階では、例えば2030年の再エネ比率について「約36〜38%程度」と、「約」と「程度」が重なった表現だったのが、政府案段階で「約」が外れ、その後、「程度」を「以上」に変えるようにという議論が週刊誌ネタになったりしていましたが、結局「程度」のままで決定ですね。

各社の報道も、速報段階ということもあり、今のところ大差ないですね。
  //ANNJNNNNNFNN
韓国UNISTから変換効率25.83%のペロブスカイト太陽電池を報告する論文が発表されたことで、年率1%の伸びには達しないものの、かなりそれに近い勢いでトップ効率が伸びています。デバイス構造別にみると、ナノ構造型(mesoscopic) TiO2の優位性は薄れ、平面ヘテロ接合型(planar) SnO2が目立つようになっています。拡大図は、9月に示したと大差ありませんが、これまで赤丸だった機関が、徐々に黄四角に移行しつつあるのが読み取れます。 もはやmesoscopicは、EPFLが支えているだけ、という感じです。
世界の感染者数が再び増加に転じているようですが、UKに関しては、こちらで表示されるグラフで見る感じ、英国由来アルファ株B.1.1.7系統に続いてデルタ株B.1.617.2系統、さらにAY.4系統が立ち上がっていた中で、最近増えているのはAY.4.2系統のようです。次は、AY.4.2系統の番ということでしょうか。一方、ロシア、トルコはB.1.617.2系統のまま増えているようです。シンガポールはAY.23が増えた後、AY.23.1が増えてます。AY.23は、ほぼシンガポールとインドネシアの系統で、各地でそういうローカルな系統が、発生して増えて減って、と繰り返した結果が、全体の増減の波になっているだけで、基本的にはウイルス側の都合で全てが動いているように思われます。日本はAY.29が一気に増えた後、勝手に自滅していったので今があるのでしょうか。
21日(木) 宮坂先生が電波新聞で語っていたりしますが、NEDOプロジェクトの成果報告に、このようなものもメディア報道実績として入れてよいのかどうか迷います。
こちらで公開されている、国立感染研によるコロナウイルス系統別検出状況の情報で、先週版(10/13時点)では最近のピークがインド由来のデルタ株B.1.617.2系統に帰属されていましたが、今週版(10/20時点)ではAY.29系統に換わっています。特段説明されていませんが。。。。
選挙期間に入りましたが、候補者が3人とかだと、掲示場の存在感が薄く、これだとふつうの家のほうが沢山の顔が並んでいるような気がします。
下記のUNISTグループの論文発表について、報道1(→翻訳)、報道2(→翻訳)が出ているようです。
20日(水) ペロブスカイト太陽電池小面積セルで、NRELチャートやSolar cell efficiency tables での変換効率最高値となっている25.5%を報告する論文が出ました。韓国UNISTのSeokグループによるものですが、これまで主力だったナノ構造型(mesoscopic)酸化チタンベースでなく、平面ヘテロ接合型(planar hetero-junction)酸化スズベースのセルになっています。25.5%は認証値で、自己測定では最高25.83%のようです。DOIが繋がらない間は、直リンクで。
来週木曜日(10/28)、東京大学「エネルギー総合学連携研究機構」設立シンポジウムが開催されます。その時間帯、私は授業担当なのですが(というか、瀬川先生が担当なのですが)、プログラムを見ると、授業の時間帯(15:10-16:40)に瀬川先生やIEA事務局長などの講演があったりするので、中継したほうがよいかも、という感じです。
昨日から日本化学会CSJ化学フェスタが始まっていたことを忘れていました。
経産省・総合エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会 基本政策分科会 再生可能エネルギー主力電源化制度改革小委員会 合同会議で、これまでの中間整理案が提示されたようです。いろいろ盛り沢山な資料です。
日経中文版に、人工光合成に関する記事が出てますが、その3頁目には、藤嶋先生が上海に、ということが書かれているようです。
阿蘇山噴火と関係するわけではありませんが、このホームページ初期の私の履歴書写真の最初は1978年5月の阿蘇山で火口を背景にした写真です。過去の火山活動で1978年を見ると、「1〜6、8〜10月噴火。2〜4、6、8、9月に土砂噴出」となっています。かなり隙を突いて行っていたのでしょうか。その後、火口に「湯だまり」ができたと聞いて、異常が生じたイメージだったのですが、実は「湯だまり」がある状態が平常で、それが消失したら噴火が迫っている危険な状態なのだと後で知りました。
東芝トップページ受賞仕様です。東芝のフィルム型ペロブスカイト太陽電池が「CEATEC AWARD 2021」の経済産業大臣賞とカーボンニュートラル部門・グランプリを受賞とのことです。CEATEC AWARDのページにも、例の写真が。
19日(火) 東大の「工事等入札・発注情報」に、「東京大学(白金台)合同ラボ改修他(建築)設計業務(基本設計)」が公示されました。先日の「東京大学(柏II)融合研究実験棟(建築)設計業務(基本設計)」に続き、パンデミック対応のようです。説明書の序文には「今回計画する本施設は、パンデミック対策に資する高度封じ込め施設を用いた感染症対策・ワクチン研究拠点として、最先端基礎研究ならびに医科研病院を活用した橋渡し・臨床研究を行う」とあります。この敷地にあるこの建物の改修ですね。併せて動物実験棟改築の設計も行うようですが、場所は奄美、住所をGoogleマップで検索しても出てこない秘密の場所なのでしょうか。
Windows10のPCを使うようになって、テキストエディタ等以外の文字入力(ファイル名・フォルダ名変更など)を行う際、最初の1文字目が認識されない状況が続き、自分のハードの問題かと思っていたら、他の人のPCでも同様だったので検索してみたところ、こちらとか、こちらとか、こちらとかに、似たような話が。要は「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」という解決法になるのですね。って、バージョンアップの意味が無いような。。。
中国移籍(?)が話題になった藤嶋先生、出前授業とかでニュースになるとは、日本にいるアピールでしょうか。
選挙が公示されましたが、東京の選挙区がどのように分布しているのかを把握するのは難しいです。駒場周辺は、前回選挙の際にこのような変更が行なわれた状態のままかと思いますが、こちらを見ても大雑把すぎて分からず、目黒区世田谷区などで確認するしかなさそうです。池ノ上駅から先端研に来ると、5区→6区→7区と、3つの選挙区を通過するはずです。
今日、東京6区の候補者が三軒茶屋で演説していたようですが、そこ(太子堂)は5区です。なぜ?と思ったら、道路の反対側の三軒茶屋2丁目は6区でした。どこまで越境は許されるのでしょうか?
気温が10℃を下回るのが、ここ20年で最も早かった昨日に続き、今日は最高気温も低下し、ますます冬っぽい天候になってきました。
18日(月) いちおう有給休暇。年内あと3日消化必須。
EPFL等によるこの論文、ふつうに測定して効率20.4%だった1cm2セルを、こういう配置の4端子法で測定したら、接触抵抗の影響が除去できて効率22.4%だったとか。真似するところが増えそうです。というか、某社のデバイスは、以前から、端子が4方向に出ていましたよね。
先週、ここ3日(10/11-13)で「気温が一気に夏から冬になった感じ」と書きましたが、あっという間に、もっと本格的に冬らしい気温になりました。最高気温で表現すると分からないところですが。
9/30健康診断でのコロナ抗体検査の結果が表示され、IgG(S蛋白) 6.8未満(50以上が陽性)と陰性でした(検出限界以下?)。9/24に1回目の接種をした6日後なので、ワクチンの効果が現れていません。最近感染したことは無さそうとは言えそうです。隣のU先生は5330、W先生は7300と、3桁違う値でした。昨年とは評価法が異なるので比較できませんが、昨年も私だけ低かったような。参考資料が何もないと考察しようがないので、とりあえず基準値50で検索したこちらとか、こちらとか、こちらとか。2回目接種後の中央値は6396らしいです。
ワクチン2回接種が終わりましたが、とりあえずファイザー製で助かった、という感じです。職域のモデルナ製だと、もっと重症だったと思います。が、想像したほど熱が出なかったことで、年齢を感じます。こちらの中に副反応まとめがありますが、4割の人の日常生活に影響が出て、2割の人が仕事ができない期間ができてしまうのは、緊急事態を終わらせるには仕方がないとして、持続可能な方策ではないと思います。まあ、それでも高齢者は3回目打ったほうがよいとは思いますが。
若い人は、他の多くの人が接種している前提であれば、本人に限って検討すればメリットをデメリットが上回るので接種しないほうがよいという結論になりそうですが、それを多くの人が実践してしまうと前提条件が成り立たず、医療逼迫で治療が受けられなくなるデメリットとして自分に返ってきてしまうので、結局、打ったほうがよいのが現状かと思います。周りの状況を見ながら、という感じでしょうか。あと、どこの国も国内で接種済者の割合を増やしたいはずですが、自国民に強制できない国も多いでしょうから、外から入ってくる人には強制するパターンは多くなるでしょう。ということで、海外との交流に意識のある人は、必要になるでしょうね。
仕事を休める人でないと接種できなさそうですが、意外と融通が利かないのが、子供の面倒を見ている人かもしれません。こちらの接種券は有効に活用されましたが、
こちらは活用できないかもしれません。
 →【36.4〜36.6℃】→21:00【37.2℃】まだ終わってなかった?
17日(日)  →12:00【36.5℃】→14:00【36.8℃】→22:00【37.0℃】→23:00【37.7℃】→23:30【37.8℃】→24:00【37.9℃】薬の切れ目で体温上昇? →25:00【37.7℃】→26:00【37.3℃】
やっぱり解熱剤で抑えてないと相当な発熱になりそうです。
16日(土) 2回目のワクチン接種完了
13:30【36.0℃】→14:07接種前【36.1℃】→14:11接種→14:50【36.0℃】→17:00【36.5℃】念のため薬→18:00【36.5℃】→20:00【36.7℃】左腕と左胸が痛い他は、今のところ特になし。

会場最終日でした。世田谷区内で、交通の便の悪い会場は、最初から空きがありましたが、近くの会場は、最後までプラチナチケット状態でした。人気の高い会場から順に閉鎖されていくのは、割当数量を捌ききったからではないかという気がします。会場の都合もあるのでしょうが。本当に接種率を高めたいのなら、ガラ空きの会場を閉めて、予約開始後すぐ埋まるような会場を続けたほうがよいと思いますが、いろいろな手配の手間を考えると、行政側にそこまでのサービスを要求するのは無理ですよね。会場の担当の方々のテンションは高く、あれを数時間続けるのは大変だと思います。お疲れ様でした。
15日(金) 明日、2回目のワクチン接種です。今朝の時点で、世田谷区では50代の77.4%が2回目の接種を完了しているようです。果たして、どういう反応が現れるでしょうか。
韓国UniTest社が、全羅北道の「セマングム(새만금)産業団地」の6万6千平米の用地に、2024年末までに1213億ウォン(118億円)を投資してペロブスカイト太陽電池製造施設を建設するようです。以下のように、続々と報道が出ています。
 ・次世代太陽電池「ペロブスカイト」の製造設備 セマングム産業団地に造成される(→翻訳
 ・
セマングムで次世代ペロブスカイト太陽電池が量産される(→翻訳
 ・
次世代太陽電池工場 セマングム産業団地に建設(→翻訳
 ・
セマングム産業団地、次世代太陽電池の製造企業の投資協約締結(→翻訳
 ・
群山市、太陽電池製造企業ユニテスト投資協約(→翻訳
 ・
全羅北道、ユニテスト1213億ウォン規模の投資協約を締結(→翻訳
 ・
セマングム産業団地、次世代ペロブスカイト太陽電池の商用化始動(→翻訳
 ・
ユニテスト、セマングム産業団地の太陽電池の大規模な投資協約締結(→翻訳
 ・
太陽光発電メーカー・ユニテスト 1213億規模の投資協約(→翻訳
この「セマングム(새만금)産業団地」、おそらくこのあたりなのですが、Googleマップの衛星写真では陸地が見えるのに、地図だと海になっています。最近埋め立てられて開発された場所ということでしょうか。群山市は、UNISTのあるここ蔚山市から遠いですが、条件がよかったのでしょうか。
「セマングム(새만금)」は、ウィキペディア解説があるレベルの干拓地なのですね。
日本化学会から荷物が届きました。この案内によるもので、今回はヨウ素を選択しました。詳しい説明も焼き込まれています。「I」だと、あまり元素っぽくないですね。
置いておいたら、誰か使いますか?
毎年恒例の防災訓練です。コロナの影響で人数を減らすため、昨年同様、学生を除いての集合だったのですが、「2mの間隔を空けて集合すること」という注意は、ほとんど守られていない感じですね。
以前は寒い時期のことが多かったのですが、今年は日程が最も早いこともあり、暑かったです。
これまでの防災訓練開催日の気温を気象庁データ(東京・14時)で見ると、
 2021   2020   2019   2018   2017   2016   2015   2014   2013   2012   2011   2010 
10/15 10/22 10/23 10/24 11/22 10/26 12/09 11/04 12/10 11/07 01/25 10/27
24.8 20.5 24.2 21.9 10.9 24.3 12.1 19.1 10.4 19.4 8.3 14.4
14日(木) 今日と明日は、日本太陽光発電学会の第18回「次世代の太陽光発電システム」シンポジウム(第1回日本太陽光発電学会学術講演会)ですが、授業実施等とかぶるので参加していません。
全国的に感染者数の減少傾向が顕著な中で、北海道と青森県だけ増え始めたように見えます。この先、どうなるでしょうか。
これまで5波のコロナ感染ピークと変異株の関係は、U先生がにまとめられていますが、最新情報はこちらで逐次公開されていくものと思います。ただ、この国立感染研の情報では、最近のピークはインド由来のデルタ株B.1.617.2に帰属されていますが、 こちらで表示されるグラフでは、英国由来アルファ株B.1.1.7に続いて立ち上がっているのは、インド由来デルタ株B.1.617.2ではなく、その亜株AY.29になっています。デルタ株B.1.617.2が多いのはこれらの国々とされており、UKなどでは亜株AY.4が目立っています。亜株AY.29が多い国を表示すると日本だけ目立ち、AY.29は、実質的には日本亜株と言えそうです。検索すると、こういう論文が出てきます。を見せられると、「デルタ株」とは別物のような気がして、ますます日本独自株のように思われます。となると、第3波が日本株に続き、第5波も日本株ということに、、、。
中国・协鑫納米(GCL-nano)は、以前から「ペロブスカイト太陽電池モジュールの10MW級パイロットラインを有し100MW級ラインを今年10月に完成させる予定」という報道がありましたが、最近は音沙汰が無く、そもそもWebサイトが無い状態だったのですが、このほど、昆山协鑫光电材料有限公司が协鑫钙钛矿(GCL-perovskite)としてサイトを立ち上げていることに気付きました。とりあえずGCLの情報は、こちらで追えそうです。
7/8に書いた、こちらの記事の一部の翻訳版を再掲します。
 今年のSNEC展示会では、さまざまな企業がペロブスカイト製品も展示しました。繊納光電(Microquanta)ペロブスカイトは大量生産を先導しており、商業化大型モジュール(1245mm×635mm)、ペロブスカイト半透明モジュール、およびファイバー塗装された一連のペロブスカイトカラフルモジュールを展示していました。現在、繊納光電(Microquanta)は世界初のペロブスカイトモジュール安定性試験レポートを取得しており、世界最高の定常状態の小型モジュール効率は20.2%に向上しています。
 さらに、極電光能(UtmoLight)はSNEC展示会に一連のペロブスカイト製品を展示しました。これらの製品は、大面積製造、高効率、高安定性を実現し、高いモジュール変換効率を維持しながらモジュール面積を拡大することを保証しました。今年4月、極電光能(UtmoLight)は63.98cm2のペロブスカイト太陽電池モジュールで20.5%の光電変換効率を達成し、定常状態の効率は20.1%に達しました。
 極電光能(UtmoLight)は、今年の第3四半期に150MWの試験生産ラインの建設を正式に開始すると発表しました。2022年半ばには、平方メートルサイズのペロブスカイト太陽光発電モジュール製品が正式に発売され、まず太陽光発電カーテンウォール市場に用いられます。
 極電光能(UtmoLight)は、2023年初頭に6GWの生産能力を構築するために50億元以上を投資する計画であると報じられています。第一期の1GWは2024年に生産開始し、2025年までに6GWの生産ラインすべてが生産開始します。
 今年3月、協鑫光電(GCL)は1億元以上の新規融資の完了を発表し、世界初の100MWのペロブスカイト太陽電池モジュールの量産ラインを構築し、ペロブスカイトの商業化を推進し続けます。現在、協鑫光電(GCL)には10MWのパイロット生産ラインがあります。
 最近、湖北万度光能(Wonder Solar)の行動によりペロブスカイトは小さなクライマックスに追いやられました。湖北万度光能(Wonder Solar)の印刷可能なメソスコピックペロブスカイト太陽電池生産基地プロジェクトへの総投資額は60億元で、正式に契約を結び、湖北省鄂州市葛店経済技術開発区に定住しました。プロジェクトが完了して生産に入ると、10GW以上の太陽電池を生産し、年間100億元の生産額を実現し、500以上の雇用を提供することができます。
 Solar cell efficiency tables (Version 58) のペロブスカイト太陽電池ミニモジュールの項にも掲載されている極電光能(UtmoLight) は、50億元以上を投資する計画と書かれていますが、これまで資金調達の話がありませんでした。このほど、こういう報道があり、2.2億元(約39億円)の資金を得たようで、上記報道にもある150MWラインが来年の半ばに完成するようです。
13日(水) ペロブスカイト太陽電池関連論文で、最近は変換効率の最高値を更新するようなものがなかなか出てきませんが、耐久性に言及するものが増えてきました。ただ、多くは、一定期間保管後の変換効率相対値を示すもので、光照射耐久性や熱安定性に関しては、まだまだ、というところかもしれません。ただ、耐久性のデータを得るには時間がかかります。例えば、10/6に公開されたこちらの論文では、240日保管後の相対効率が86.5%(0.865)と書かれています。投稿は8月ですから、セルが作られたのは、遅くても去年ということになります。目についた、保管期間の長い例を、いくつか挙げてみました。
論文中最高効率 保管期間 保管後相対効率 論文 公開日
24.02% 10000h > 0.95 (20.75→19.82) DOI: 10.1002/adma.202101590 2021/07/24
22.4% 365days(8760h) > 0.95 (20.97→20.85) DOI: 10.1039/d0sc06354a 2020/12/17
24.63% 7000h 〜1 DOI: 10.1038/s41560-020-00749-7 2021/01/04
22.0% 7000h 0.99 DOI: 10.1016/j.scib.2021.02.029 2021/02/25
22.13% 240days(5760h) 0.865 DOI: 10.1021/acsami.1c15735 2021/10/06
24.1% 5000h 0.93 DOI: 10.1126/science.abf7652 2021/03/26
23.7% 5000h 0.87 DOI: 10.1002/adma.202008405 2021/06/27
網羅したわけではないので、あくまでも例ですが、時間も投入されていますね。耐久性の検討対象は、最高効率の試料とは限らないので、並べて書くと誤解が生じるかもしれませんが。効率20%以下のものも含めると、もっと耐久性の高いものもあります。
ただ、太陽電池としては、保管耐久性よりも、光や熱に対する耐久性が課題でしょう。最近の例では、光照射4800hで初期効率の85%を保ったという報告もありますが、それだけの時間、光を当て続ける装置の確保と電気代が大変そうです。
ここ3日間で、気温が一気に夏から冬になった感じです。
すっかり本来の機能を忘れてしまっていましたが、接触確認アプリで一致したキーが現れましたハッシュ値をこちらのサイトで検索すると、10/9(土)9時〜10/10(日)9時と出てきます。たしかに土曜日に三軒茶屋で買い物しましたが。。。。
12日(火) 東大の工事等入札・発注情報に、柏IIキャンパス融合研究実験棟の設計業務が公示されています。このあたりに、こういう配置で計画されているようです。説明書の序文によると、「今回計画する本施設は、次世代型パンデミック総合対策に資する「様々な研究分野を融合した融合的感染症・ワクチン研究」、GXPレベルの生物製剤製造を含めた感染症・ワクチン研究を企業と連携して推進する。さらには、包括的な研究支援体制を確立し、持続可能な感染症・ワクチン研究体制を構築する。」ということで、日本にしては迅速な課題対応といえるかもしれません。が、完成は、いつごろ?
研究者の義務として「研究倫理教育」の受講が求められていますが、このほど対応完了し、修了証が出ました。
太陽光パネル国内生産で唯一、存在感を示していた出光興産/ソーラーフロンティアがパネル生産から撤退することが報道されました。元リリースはこちら 他に残っているところは?
感染者数の減少で、こういうグラフでは何だか分からないレベルになってきました。縦軸拡大すると、昨年の今頃を下回っていますが、これから、昨年のように増えたりするのでしょうか? しかし、、、今頃になって「2ヶ月サイクル」に着目するとか、1周期遅いのではないでしょうか。さらに、U先生が示されたように、それぞれの波が、それぞれの変異株に対応しているのも読めていると思うのですが。
そういう中で見かけた記事で、修学旅行を「決行」って、違和感があります。何か、悲壮感があります。「雨天決行」とは言いますが。。。。
11日(月) カレンダーの文字が赤い平日。
日経中文版のトップに東大総長の写真があると気になって見てしまいますが、この記事、日本語版のこちらで読めなかった部分ですね。ついでに、先日示したこちらの記事も、中文版のほうが内容充実している気がします。
研究棟6階のガラスにいるカマキリ先週月曜からずっといるのでしょうか。
電力卸市場が原因不明の高騰ということですが、過去20年で最低レベルだった9月上旬の気温に対し、10月上旬は過去20年で最高レベルの気温暑いので、予定外に需要が多いというだけではないでしょうか。
提供されたキーの数」が5まで減り、東京の感染者数も1年4ヶ月ぶりの少なさで、そろそろ数が話題にならなくなりそうです。一方で、月曜日の私の体温は、やっぱり微妙です。
10日(日)  
9日(土)  
8日(金) 今週から週3コマ授業となり、今週は他の会議もあり、会議室を週5で予約。。。。
今日の所信表明演説、昨年度の所信表明演説施政方針演説で「グリーン社会の実現」が1項目まるまる語られたのと異なり、「2050年カーボンニュートラルの実現に向け、温暖化対策を成長につなげる、クリーンエネルギー戦略を策定し、強力に推進いたします」という一文で終わっています。
「グリーン」と「クリーン」は、混同しそうですが、「クリーンエネルギー戦略を策定」の箇所は、例えばこちらの記事に書かれているように、「再生可能エネルギーの一本足打法ではない、原発再稼働などを含む『クリーン・エネルギー戦略』の策定」と読まないといけないようですね。さらに、ふつうなら、「温暖化対策を成長につなげる『クリーンエネルギー戦略』を策定し」と書くところを、「温暖化対策を成長につなげる」の後に「、」が入っていることで、「クリーンエネルギー戦略」は、温暖化対策を成長につなげるものではないことを示唆しているのが、この正式版原稿です。というのは考えすぎでしょうか。
こちらの日経記事によると、ソニー等が建設予定の8000億円規模の工場について、日本政府が最大で半分を補助する見通しだとか。場所は熊本のこのあたり。半導体工場に4000億円出してくれるのであれば、ペロブスカイト太陽電池の工場を建てるとなったら、100億と言わず、数千億円以上補助してもらえるのでは? 他社記事: / /
今日の日没位置は、先週(9/29)よりだいぶ左に動きました。これから4週間ほど経った11/6頃に、「ダイヤモンド」が見られるはずです。
研究室内での地震の影響は、直後に気付いたのは、書類の山が崩れたところがあった程度でしたが、夜が明けたら、会議室机の上に天井材の破片散らばっていることに気付きました。
いっぽう、目黒区/世田谷区で水道管の破損が複数発生したようですが、具体的な場所は、なかなか分かりません。こちらは、このあたりこちらの初めのほうのは、このあたりのようで、その他、このあたりの報告もありますが、下水道と違って、上水道管の配置を見るには許可が必要で、これらの場所がどう繋がっているか分かりません。
7日(木) 2011年以来10年ぶりの東京23区で震度5強の地震と報道されましたが、震度分布では震度4の地域がメインです。研究室での被害は、オイルバスのシリコーンオイルが溢れたのと、一部の書類の山が崩れた程度でしょうか。電車で帰宅の方は、大変ですね。
提供されたキーの数」が、ひとケタになり、感染者数への関心が薄れてきたかもしれません。
6日(水) Zoom会議 12:30-13:30, 14:00-16:00, 16:00-17:20
終わったら季節感が変わっていました。
5日(火) UNISTから、ペロブスカイト太陽電池モジュールの aperture area 効率で最高となる20.40%(31cm2 ap.)が報告されました。これまでに報告されているものの多くは active area に対する効率になっていて、どちらの値を採用するかで順位が変わってしまいます。同論文には、その前段階で、active area 効率20.99%(15cm2 active area)も書かれていて、そちらのほうが上位になってしまいます。
active area
aperture area
2021/09/07 韓国
UNIST
Joule 2021, 5, 2420.
DOI:10.1016/j.joule.2021.08.005
20.99% 15 cm2
(29.25cm2) 20.40% 31 cm2
2021/07/30 韓国
SKKU
Energy Environ. Sci. 2021, 14, 4903.
DOI:10.1039/d1ee01440d
20.75% 23.27 cm2 (18.76%) (25.74cm2)
2021/06/18 中国
Wuhan
Science 2021, 372, 1327.
DOI:10.1126/science.abh1035
20.51% 10 cm2
20.46% 17.1cm2
19.54% 65 cm2
2021/05/20 米国
North Carolina
Nature Energy 2021, 6, 633.
DOI:10.1038/s41560-021-00831-8
20.2% (GFF 0.92) (18.60%) (29.5cm2)
18.00% 44.4 cm2
2021/08/20 米国
North Carolina
Science 2021, 373, 902.
DOI:10.1126/science.abi6323
(21.8%) (GFF 0.92) 20.1% 17.9 cm2
19.7% 50.1 cm2
2021/06/24 中国
UtmoLight
Solar cell efficiency tables (Version 58)
(measured 2021/03 at JET)
20.1% 63.98 cm2
designated area
ノーベル賞受賞者発表の中継画面、さすがスウェーデン、マスクしている人が見当たりません。
先端研4号館エレベーター前の掲示、ボタンを肘で押すことを推奨しています。が、個人的には、肘にウイルスがついてしまったら消毒・洗浄できないので、何かに触ったらすぐ手を洗う・消毒する、というほうが望ましい気がします。というか、接触感染は、そこまでメジャーな要因なのでしょうか?
先端研4号館1階トイレの床を黒い物体が這っていたので、Gかと思いつつよく見たら、クワガタっぽいものでした。なぜここに、この季節に?
頭上まで広がる派手な夕焼けでしたが、画像で再現するのは難しいです。各地に現れたようですね。
4日(月) 先端研「防火・防災講習会」講師。
危険物取扱い管理の要点。例年通り、2012年以来、10回目。というか、初回の2011年が須磨岡先生だった以降、ずっと私なのですが、そろそろ後釜が、、、。
緊急事態宣言の解除に伴い、大学全体の活動制限指針レベルBからレベルAに、駒場キャンパスもStage orangeからStage yellowに、それぞれ緩和されました。
研究棟前に散らばった銀杏(ギンナン)、先週から増えた?でしょうか。
窓の外にカマキリ、飛び降り準備でしょうか。
先端研近隣の建築中の建物、立ち並ぶ鉄骨が、夜中に異様な光景を演出しています。
先週木曜までは36℃台前半でしたが、金曜には36.8〜37.0℃になり、今日は構内にいるのが微妙な体温です。
3日(日)  
2日(土)  
1日(金) 例の2兆円基金「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発」に係る公募が開始されました。11月15日締切です。
NEDOだけでなく、経産省ニュースリリースでも、公募開始や、研究開発・社会実装計画策定が広報されています。
台風は、接近というには遠い感じで、研究棟前に散らばった銀杏(ギンナン)の量も、それほど多くない範囲でした。
今夜の新宿方面予定どおりピンクの都庁に加え、ドコモの塔の照明も点灯しました。渋谷方面でもピンクに発光してます。
昨日書いたRANK PRIZEの件、日経XTECHで報道されました。
記事内で、各受賞者の寄与について書かれていますが、小島氏は「2008〜2009年に世界で初めてペロブスカイト太陽電池(湿式を含む。変換効率は0.4〜3.8%)を開発した、当時大学院生で現・日本ゼオンの小島陽広氏」とあるほか、それぞれ具体的な事項が挙げられているのに対し、宮坂先生に関しては「小島氏の指導教授で共同研究者だった桐蔭横浜大学 教授の宮坂力氏」と、中身がないのが気になります。記事中にある、日経エレクトロニクス2017年4月号の図も、いろいろ気になります。

2021年(令和3年)9月
30日(木) 年に1度の健康診断腹囲が過去最大80.0cmになりました。身長171.0cm、体重67.3kg、昨年に続いてU先生とミリ単位で等しい身長ですが、体重と腹囲には差が出ました。血圧はイエローゾーンのはずですが(以前なら測り直し)、「問題ありませんね」でスルー。年齢を考慮でしょうか。
駒場IIキャンパスでも構内南端の木が大胆に剪定されましたが、駒場Iキャンパスでも南面の木が剪定されていました。早速明日の台風に役立つでしょうか。しかし、閉鎖されたままの坂下門からの道は、野生化したままです。というわけで、健康診断会場は、昨年11月に先端研に移籍して以降、初めて(2020/10/20以来)の駒場Iキャンパスでした。
研究棟前の銀杏(イチョウ)の木には、例年通り銀杏(ギンナン)が鈴なりです。明日は台風が接近するようですが、密な銀杏に変化は現れるでしょうか。
韓国・成均館大学プレスリリースによると、Nam-Gyu Park、Sang Il Seok、Tsutomu Miyasaka、Akihiro Kojima、Michael Graetzel、Henry Snaith、Michael Leeの7名が「Rank賞」を受賞したようです。
この文章だと意味が分からないので、検索した際に出てきた報道1(→翻訳)、報道2(→翻訳)、報道3(→翻訳)、報道4(→翻訳)を、それぞれ翻訳と共に示してみました。
というか、
RANK PRIZE 2022 winnersで分かりますね。 Oxfordでもプレスリリース出されてますが、日本は、、、、。
先日、これはネタでしょう、と書いた「virus-inoculated (ウイルス接種済) perovskite solar cells」、しっかりプレスリリースで「ウイルスによるペロブスカイト太陽電池の世界最高効率記録」(→翻訳)とか出しているのですね。
日経新聞に、「東大、大学発スタートアップに直接投資 600億円基金」という記事が出ました。今日開催された役員会で決定された、藤井総長のプラン「UTokyo COMPASS」の中に書かれているのですが、報道が早いですね。
これから10年かけて600億を積もうという話で、いきなりその額が出てくるわけではないのですが。これでペロブスカイトのベンチャー設立でしょうか?
29日(水) Teams会議&Zoom会議&Zoom会議
ごく最近まで、Windows10の標準機能で画面録画できることを知りませんでした。この機能を使えば、Zoom会議も録画放題ですね。と油断していたら、2時間で切れることに気付かず、最後のほうが記録されていない状態に。
都庁は明日(9/30)まで結核予防週間ライトアップで赤いようです。で、来月に入ると、ピンクリボンライトアップでピンクになるようです。「WeThe15」キャンペーンライトアップの 紫色(8/19)後は暫く暗かったですが、自殺予防週間ライトアップキャンペーンの4色(9/10-16)、世界アルツハイマーデー関連ライトアップのオレンジ(9/17-23)に続き、赤色(9/24-30)、ピンク(10/1-31)ですが、例えばこういうところにでもまとめて書いてないと、関心を持っても意義が分からずに終わります。
28日(火) WebEx会議&Zoom会議 
27日(月) 中学生以来の予防接種:ワクチン1回目後は、ネタになるようなことは起きませんでした。細かくは色々ありますが、通常の波の範囲内かと。
今後は、人気のある会場から順に閉じられていくので、一気に予約がガラガラ状態になるかと思います。世田谷区は先週金曜夕方から10/13以降の予約がオープンになったばかりですが、下北沢は元々枠が無く、三軒茶屋でも既に金土日に二回目の予約を入れることはできません。近所で都合の良い時間に予約が取れれば接種する層がまだ5%程度いると思うのですが、そういう消極的希望者は接種せずに終わりそうですね。予約がすぐ埋まるのは大都市に限らないようですが、空いているところは空いているでしょう。でも、遠くに出かけると、具合が悪くなった場合に大変ですよね。副反応の一部には、接種後の移動が寄与しているかと。
世界でも日本でも感染者数の減少傾向が明確ですが、ここへ来て急増している国があります
都庁が赤いのと関連するか分かりませんが、先日示したように、渋谷のビルも赤い発光です。しかし、これをiPhoneで撮ると白く写ったので、周囲が明るければ、と思って撮り直してみましたが、多少ましになったものの、肉眼よりだいぶ白っぽいです。
26日(日)  
25日(土)  
24日(金) いちおう有給休暇。年内あと4日消化必須。
ワクチン接種1回目@下北沢
接種前【36.5℃】 → 30分後【36.9℃】 → 1時間半後【37.3℃】世界が回り始め・・本郷キャンパス(職域接種)だったら帰って来れてなさそう → 2時間後:食後に【36.5℃】熱は空腹の影響? → 3時間後【36.9℃】 → 4時間後【36.2℃】薬の効果? → 7時間後【36.9℃】再び → 8時間後【37.0℃】→ 9時間後【36.5℃】以降、ずっと36.4 or 36.5℃
これで79.4%(50代)に付加されました。8割以内にすべり込み?
ちょうど、今日夕方から10/13以降の予約がオープンしましたが、2回目の予約は、最短の10/15夕方は2回セットの壁に阻まれて難しく、10月16日(土)となりました。
再来週から週3コマの授業が入るので、現時点でも10月カレンダーが混んでます。
ひさびさに先端研4号館の廊下を通ったら、NMR室の隣の部屋がデザインされた扉に。表示板も立派です。そういえば、こういう話題がありましたが、主導されていた先生が異動されたので、今後どうなるのでしょうか。
今夜の新宿方面、予定通り赤い都庁です。先日までのオレンジとは、言われなければ分からない程度の違いです。どちらかというと、渋谷方面赤く発光しているのが目立ちます。
23日(祝)  
22日(水) このページは、表示を軽快にするべく画像を避けていたのですが、最近、文字の詰まり具合が激しく、読む気が失せる雰囲気になっていたので、画像を添えるようにしてみました。 続かなさそう。。。
感染者数減少に関する報道のコメント欄に、ウイルス側の都合という見解が、しっかり書かれていますね。
私は今週金曜日に1回目の接種予定ですが、現状、世田谷区は10月12日分までしか予約がオープンされていないので、2回目(10/15以降)接種の予約ができません。という状態で、日程表が公開されました。10月中旬以降は、会場数が減るだけでなく、実施日も減ります。11月6日で終わってしまうようですね。もともと、対象者の8割が接種する想定だったようなので、ここまで進んでいたら、妥当な期間かもしれません。希望しても接種してもらえない人が多く出そうですね。2回目はパスでしょうか。予約がとれそうな気がしません。これとは別に2回目専用枠とかあるのでしょうか。
構内銀杏並木の葉が黄色くなってきました。写真では光の当たり具合で色が変わるので分かりにくいですが。この木、昨年9/21にも、この木だけ黄色いと書いているので、特異的かもしれません。
大胆に剪定された構内南端の木がオブジェのようです。中程度の木は伐採されています。おそらく、2019年の倒木2018年の倒木で、東大からの倒木が電車を止めてしまった実績があるので、線路沿いを整理しているのでしょう。ただ、真夏の強剪定はおすすめできませんらしいですが、大丈夫でしょうか。今年はたまたまそれほど暑くなかったですが、例年なら十分暑い時期でしたので。
「白い球体」の正体判明かということですが、大きさが違う気がします。ただ、同様のバルーン自体は、各地で飛ばされているようなので、特に珍しいものでもないでしょう。成層圏で写真撮影サービスを提供している海外企業などもあり、日本でもSPACE BALLOONが、空飛ぶ水戸納豆の映像を提供しています。報道にあるような風船ですね。
映画「MINAMATA」に関する報道がいろいろありますが、Minamataって、国際的な知名度はどのくらいなのでしょうか。U教授ご紹介の、水銀についてよくまとめられたこの本の終章にも、「『水俣』の名が体を表している」と書かれていますが、地元からすると、あまり水銀と結びつけないでほしい人が多いことでしょう。Hiroshima、Nagasaki、Fukushimaなどは別格として、MinamataとNagoyaなら、どっちが認知度で上いくでしょうか。
21日(火) 無機ペロブスカイトCsPbI3-xBrx太陽電池で効率20.8%が報告されました。
9/7には誤情報を出してしまいましたが、これは大丈夫です。表面処理にヒスタミンが使われているので、文字を見ただけで何となく痒い感覚になりますが。
無機ペロブスカイトCsPbI3 (or CsPbI3-xBrx) を用いたセルの変換効率上位一覧です。これまであまり注目していなかったので、抜けているものがありそうですが。
20.8% 中国/陝西師範大(西安) Angew. Chem. Int. Ed. DOI: 10.1002/anie.202109724 2021/08/18
20.37% 韓国/蔚山科技大(UNIST) Joule 2021, 5, 183. DOI: 10.1016/j.joule.2020.11.020 2020/12/09
20.08% 中国/中科院物理研究所 Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 13436. DOI: 10.1002/anie.202102466 2021/04/01
20.04% 中国/上海交通大 Adv. Mater. DOI: 10.1002/adma.202103688 2021/09/13
19.03% 中国/上海交通大 Angew. Chem. Int. Ed. 2019, 58, 16691. DOI: 10.1002/anie.201910800 2019/09/20
19.00% 中国/陝西師範大(西安) Adv. Mater. 2020, 32, 2001243. DOI: 10.1002/adma.202001243 2020/08/31
韓国企業の動向を検索するのは、中国以上に難しいですが、こちらの記事(→翻訳)によると、ハンファQセルズが、これから5年間で1兆5千億ウォン(約1380億円)を投資する中に、ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発が含まれるようです。まあ、英語版記事のほうが分かりやすいかもしれませんが。
研究室前のエレベーターホールのエアコン稼働を巡る攻防、仕様からすれば確かに稼働しなくてよいはずなのですが、そもそも設計段階の考え方がいまいちなのと、実験室の局所排気装置の数の問題がありました。さらに、コロナ対策で、仕切りを入れて空気の循環を悪くしつつ、換気のため窓を開けるという相矛盾した対応をとっているので、よりバランスが悪くなっています。
現在の公共建築の基準は、主に夏の電力ピークを低減する思想で作られていますが、太陽光発電が増えれば夏の需給は緩み、むしろ冬に逼迫するようになることは、だいぶ前から予想できたことではないかと思います。既に12年前の3号館南棟の建設委員会の席で、空調イメージの図を見て、「これじゃ冬はダメでしょう」と意見を付けましたが、そもそもの基準が変わらないと難しいですね。徒然草の「夏を旨とすべし」を脱するのは、いつの時代になるでしょうか。
エレベーターホールに関しては、東西対称な5階以下ではよいのですが、東側に給気がない6階は、もともと欠陥があると言わざるを得ないのですが。
「世界で最もクールな街」世界2位(?)の下北沢の再開発に関するニュース、これまでの関連情報で気になっていたホテルが、ついに開業したのですね。ここも線路跡ですが、同ブランドの渋谷も東横線の線路跡で、たまたまなのか、こだわりがあるのでしょうか。ただ、ここは、下北沢というより、東北沢のイメージですが、下北沢にホテルが見当たらないのは、何か理由があるのでしょうか? で、このホテルの客層はどうなるのでしょうか? 以前は、先端研に来る人にとって便利な場所のホテル、というイメージでしたが、ちょっと雰囲気が違いそうです。
近所に住む知人(57歳)がくも膜下出血で亡くなり、土曜日に告別式(ご親族はZoom参加)でしたが、そろそろ自分も人ごとではない年になってきました。私の父は67歳でしたが、50代終盤には入院してましたし、無事に60歳を迎えるのは簡単ではないように思えるのですが、敬老の日には高齢者が多いニュースがたくさんありますね。
今夜も赤い都庁です。都からの説明は出てないようですが、こちらに、世界アルツハイマーデー関連イベントとして、都庁舎のオレンジ色ライトアップ(9/17-23)が書かれていました(←追記:こちらに書かれてました)。 前バージョンの際も説明が見当たりませんでしたが、こちらの自殺予防週間ライトアップキャンペーン(9/10-16)だったのですね。24日からは結核予防週間ライトアップで赤くなるようなので、3週連続のライトアップで、通常運転が近い感じですね。
感染者数の減少で、宣言解除が検討されるようですが、接触通知に提供されたキーの数も少なくなり、ちょうどグラフも振り出しに戻ったので、しばらくネタにならないかと。
私は今週金曜日に1回目の接種予定ですが、どうやら希望者分も足りないようなので、希望しない人に無理強いするよりも、希望する人に回してあげたほうがよいと思うのですが。なお、現状、世田谷区は10月12日分までしか予約がオープンされていないので、2回目(10/15以降)接種の予約ができません。このまま閉店でしょうか。
20日(祝)  
19日(日)  
18日(土)  
17日(金) 今日開催されたグリーンイノベーションプロジェクト部会で、グリーンイノベーション基金(2兆円基金)事業の基本方針の変更が議論され、これまで企業に限るとされていた応募者に、大学・研究機関等を加えることが認められたはずです。これまで大学等は、企業からの再委託又はコンソーシアムの参加者の形態のみとされていたのが、単独で申請できるようになるものです。ということは、東大先端研として申請することに?
今夜の新宿方面赤い都庁です。20時消灯。 赤くなるのは来週末ではなかったのでしょうか。
提供されたキーの数」が順調に減少し、2ケタに戻る日も近そうです。やっぱり東京だけでなく、全国の感染者数を反映しているようですね。次の「谷」まで、あと2週間でしょうか。
16日(木) 昨夏、虫歯の痛みが激しくなり、25年ぶりぐらいで歯医者に行き、続々と治療した中で、上側の親知らず2本は抜歯しましたが、下2本は保留しています。抜歯に支障があるためですが、それでも、うち1本は、そのうち、自分のスケジュールに余裕有&歯科が開いているタイミングで対処予定です(って、いつ?)。しかし、もう1本は、かなり困難なので、将来的なリスクです。こういう傾向を、すっかり体現してしまっています。6月1日に、次回として今日を予約した際は、きっと書類作成に忙しいと予想していましたが、結果的には、今日抜歯してもらえるようにしておけばよかったと反省。
先端研構内内周道路の南側突き当りのところは、以前は生垣のような雑木林or竹林でしたが、刈り払われ、向こう側や線路への見通しが良くなっています。
今夜の都庁は暗いです。
15日(水) 「イグ・ノーベル賞」受賞を祝う掲示が出現。  裏側写真のほうが撮りやすい。。。
改装中の先端研4号館ラウンジのピアノは、この後どうなるのでしょうか。
早くも銀杏が散乱する時期になりました。
放射状の光、最近目立ちます。
屋上では通常、カラスしか見かけないのですが、今日は違う鳥が何かしてました。加えて、きれいなチョウがとまっていたり、その死骸が落ちていたりしましたが、今のところ帰属できていません。
今夜も都庁に色がついています。やはり、「光が見えてきた」のでしょうか、特にお知らせも見当たりません。来週末には赤くなるようです。
14日(火) ペロブスカイトを用いた2端子タンデム太陽電池のうち、他種太陽電池のトップセルとなっているペロブスカイト太陽電池の構造を分類すると、初期には平面ヘテロ接合型の逆入射型、すなわち、ボトムセルの上に電子輸送層、ペロブスカイト層、正孔輸送層、透明対極の順で積層して、透明対極側から照射するタイプが目立っていましたが、最近は圧倒的に、逆構造型の逆入射型、つまり、ボトムセルの上に正孔輸送層、ペロブスカイト層、電子輸送層、透明対極の順で積層して、透明対極側から照射するタイプのものが主流になっています。単セルの場合は、透明基板側からの照射(superstrate/上基板型)がほとんどですが、ボトムセルを先に作るタンデムでは、貼り合わせ方式で作らない限りは、逆入射型(substrate/下基板型)になります。最近の上位が右肩下がりなのは、気のせい?
13日(月) 9月2日の日経記事「コスト半減、どこでも貼れる新太陽電池 初の量産」は、有料会員限定で中身が読めず、タイトルもいまいち意味不明なところがありましたが、中文版「日本発明的钙钛矿太陽能電池在他国率先量産」は、フリーで全文読めて、タイトルも明瞭な気がします。「日本発明者未申請国際专利」などと、わざわざ宣伝しなくても、と思うのですが。
この日経中文版は、中国国内からは読めないのだそうで。誰得なのでしょうか。転載サイト?
上記記事に出ている東芝のモジュールは、やや茶色っぽく写り、フチが銀色に見えるものでしたが、最新のこちらの記事(→東芝ニュースリリース)のものは、緑色に写り、フチが黒いものです。昨年9月にこちらの視察があった際に見ていただいたものに似た外観ですね。後者の写真、せっかく手に持って、曲げてみている場面なのに、カメラマンが背後に、、、。
今年の「イグ・ノーベル賞」、報道には京都工繊大の先生しか登場していませんでしたが、「ら」の中に、東大先端研の先生も入っていたのですね。。 本物のノーベル賞のほうは、どうなるでしょうか。
都庁が再び色づき、ようやく「光が見えてきた」と言えるのでしょうか。まだ20時消灯ですが。8月19日に一夜だけ現れたのはこういう企画だったようですが、今回は続くのでしょうか。
接種しなくても体温が変化するので、薬の品薄は気になるところです。しかし、こういう包装の薬に中年男が手を出すのは、どのみち無理。もう一方の薬も見かけません。かわりに(?)店頭では、iとjが紛らわしいこちらが山積みですが、これも、通常時に私が持ったら怪しまれそうな包装です。というわけで、何にしたかということは、必要な状況になったら書きます。
12日(日)  
11日(土) 9月分が追加投入されたらしく、一部日程に大量の空きが現れたので、予約しました。日程表で、朝から夕方まで枠が並んでいて、また朝から始まるところが追加っぽかったですが、大量キャンセルの結果ではないですよね?
10日(金) 2011年8月25日の竣工式から10年以上経った3号館南棟、コンクリート打放しの外壁はそれなりに白いままですが、実は表面が光触媒塗装されています。塗り方が粗いようにも見えますが、南面のほうが、日当たりの悪い北面や中庭側東面より白いです。北面拡大するとこうなっています。さらに、塗装されていない屋上壁内面やベランダ擁壁内面は、相当黒くなっています。なお、建物内部は透明塗装されているので参考になりません。ということで、光触媒が効果を発揮しているのか、別の理由なのか、ぜひ無機材料の専門家に解説いただきたいところです。
華中科大のペロブスカイト太陽電池モジュール生産ラインに関する人民日報記事、内容はともかく、ページビュー4.1万というのがさすがです。
200MWラインが来年4月に完成するらしいですが、この規模で大試線、つまり大規模パイロットラインと呼んでいます。協鑫(GCL)が稼働させた10MWラインは中試線、つまり中規模パイロットラインとされていて、その程度の規模では、大量に生産していても、生産ラインとか量産とか言わないのですね。他社含め、生産ラインというのはギガワットクラスのもの、という認識のようです。 で、日本の場合は?
EmpaがフレキシブルCIGS太陽電池で変換効率21.4%を達成したとリリースしています。
CIGSの達成度はフォローしていないのでレベルが分かりませんが、フィルム基板のペロブスカイト太陽電池は最高21.1%なので、それを上回っています。
フランスに続き、アメリカからもワクチン義務化ニュースが。日本の場合、無理強いしなくてもそれらの国の接種率を上回るでしょうから(もう並んだ)、十分量を供給することだけ考えればよいのではないでしょうか。無理な人に無理やり打つと事故に繋がり、かえって反対派の勢いが増す気がします。
なお、感染者数の次のピークに向けては、10月初め頃から増加に転ずることになり、その火ダネが、そろそろ出現する頃合いです。気象条件の変化やウイルスの微妙な変異などにより、感染しやすい対象の人が変わることで、それまでと別の集団を炎上させて燃え尽きて、を繰り返しているのではないでしょうか。と、根拠のない話を。
9日(木) 光機能材料研究会・第84回講演会「ペロブスカイト太陽電池開発技術の最新動向と将来展望」  早瀬修二/宮坂 力/根上卓之/伊藤省吾/近藤高志/宮澤 優
虹!というには微妙なサイズ。
世田谷区のワクチン予約、時々現れる「空き」の争奪戦が激しいので、画面コピーをとっている暇があったら、即、クリックしないと間に合いません。近隣以外は、時間にこだわらなければずっと空きがありますが。
8日(水) すっかり政局的な話題に紛れて見ていませんでしたが、いつの間にか、 成長戦略会議気候変動対策推進のための有識者会議地球温暖化対策推進本部と、 続々と会議が開かれ、首相は大活躍で2050年カーボンニュートラルやグリーン成長に向けて動いていたのですね。その結果、
・地球温暖化対策計画(案)  概要本文
日本のNDC(案)
・パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(案)  概要本文
と、政府案が並べられた状態になりましたが、後継者は、これらを閣議決定してくれるのでしょうか? で、はたしてCOP26に間に合うのでしょうか?
こちらで14号館の外壁改修工事が公告されています。時計台のある13号館より地味な14号館ですが、すべてアルミサッシ窓に交換されている13号館と異なり、図面にも「創建時の建具」(建設ではなく創建)の記載がある14号館は、より建設当初の雰囲気そのまま伝えているといえるのかもしれません。
世田谷区のワクチン予約システム、再読み込みを繰り返していると、時々、空きが現れますが、場所や自分のスケジュールを確認し直していると、午前1時台でも、再び予約できなくなってしまいます。ずっと開いておいて狙っていれば、そのうち予約できるのかも。
対象の9割にめどということは、余っているところが放出してくれないと、足りないところは待ってても得られない状況ですね。こちらによると、区による格差が大きく、 赤い区は特に大変そうですね。世田谷区内でも、玉川地域では空きが多いのに対し、世田谷地域や北沢地域には空きが見られず、色分けしたら青と赤になりそうです。
7日(火) CsPbI3を使ったペロブスカイト太陽電池で効率21.16%が報告されました(→中国科学院福建物質結构研究所「科研進展」)。 取り消し(9/8):ふつうのペロブスカイトの上にCsPbI3をのせてありました。表現としては間違ってませんが、CsPbI3だけというわけではないので。
以前はCsPbI3が出てきたら、「どうせ20%超えないから」と、即スルーしていたこともありましたが、最近いくつか20%超えています。
21.16% 中国/中科院福建物构所、北京大 Adv. Funct. Mater. DOI: 10.1002/adfm.202106386 2021/08/27
20.37% 韓国/蔚山科技大(UNIST) Joule 2021, 5, 183. DOI: 10.1016/j.joule.2020.11.020 2020/12/09
20.08% 中国/中科院物理研究所 Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 13436. DOI: 10.1002/anie.202102466 2021/04/01
19.21% 米国/Georgia工科大 J. Mater. Chem. A 2020, 8, 26098. DOI: 10.1039/d0ta09612a 2020/11/24
19.03% 中国/上海交通大 Angew. Chem. Int. Ed. 2019, 58, 16691. DOI: 10.1002/anie.201910800 2019/09/20
19.00% 中国/陝西師範大(西安) Adv. Mater. 2020, 32, 2001243. DOI: 10.1002/adma.202001243 2020/08/31
UNISTのもMAClが添加されているので微妙ですし、他も、all-inorganicと言いつつ、有機の添加物が入ってたりしますが。。
この時節に「virus-inoculated (ウイルス接種済) perovskite solar cells」って、ネタでしかないような。次は本命ウイルス使うのでしょうか。
波力発電といえば先端研なのでしょうか。
グリーンイノベーション基金事業は国全体で2兆円ですが、企業がその気になると、1社で1.5兆円とかどこからか出てくるのですね。
雑草が生い茂っていた3号館南棟脇の植栽が除草されすっきりしましたが、以前と比べ、さらに少なくなったツツジの雰囲気が、少なくなった髪の毛を思わせます。
今日も最高気温は25℃を超えず24.4℃にとどまり、こちらに書いてあった通りだとすれば、1908年以来、113年ぶりの記録ですね。急な寒さで寒暖差アレルギー発動でしょうか。
周辺のハイリスク層がワクチン完了し、無理に体温を下げたり、くしゃみを止めたりする必然性が薄れたこともあり、自分のワクチン接種に向けてクスリ抜きを図った結果、無くても出ないようになりました(?)。鼻水は止まりませんが。体温は、単に気温のせい? って、変温動物?
先週金曜夕方から始まった10月分の世田谷区の接種予約は、150以上の会場があるのに、二子玉川付近以外は既に埋まってます。まあ、11月以降ですね。
6日(月) 先端研の「防災委員会」。 今年の防災訓練は10月15日(金)13:30-14:00の予定です。
また現れました白い球体
Loonプロジェクトは終わってしまったので、別物ということになりますが、使われている太陽電池の性能はどうなのでしょうか。少なくとも薄膜軽量のはずなので、効率が低くてもアモルファスシリコンかもしれませんが、必要電力によりますね。国内から飛ばしているとは考えにくいので、西方の国から飛んできているのでしょうか。
視力が足りないので免許取得は難しく、乗った瞬間に車酔いするレベルの私にとって、自動車運転できる人は特殊能力があるようにしか見えないのですが、クルマ酔いしない自動運転は適用可能でしょうか。
低温注意報下の東京、3日の時点で87年ぶりとかで、もう鍋の時期のようです。もはや冷房の出番がなさそうですが、ようやく陽が射してきたので、明日以降は暖いでしょうか。
5日(日)  
4日(土) このあたり工事現場7月末と大して変わりませんが、少し構造物ができたようです。反対側から見るとこんな感じです。
キャンパス南端の木が、いつの間にか大胆に剪定されています。以前の状況は、5年前の写真しか手元にありませんが、見通しがきかない高木だったはずです。
3日(金) 次期エネルギー基本計画(案)に対する意見募集が、経産省ニュースリリースで出され、総合資源エネルギー調査会のページの中でも掲載されています。後者の中の「関連リンク」にあるように、既に「エネルギー政策に関する『意見箱』」があり、そこにいろいろな意見が寄せられていて、改めて別枠で意見を求めるのは、議論を発散させないためでしょうか。
報道の流れだと、大学の対面授業にはワクチン接種/陰性証明が求められることになりそうですが、「適用すべきではない」とされた小中学校との差異がどう議論されるでしょうか。
本郷キャンパスで実施されている東大関係者へのワクチン接種で、これまでの18歳以上の同居家族から、12歳以上まで対象が拡大されました。よほど余っているのですね。あるいは強い希望が出されているのでしょうか。余っているのなら返納したほうがよいと思いますが。開始前に意向調査があったので、その量だけ調達したのだと思っていたのですが、まさか余分に調達されていたのでしょうか。
希望意見で挙げた駒場での接種は実施されなさそうなので、私は世田谷区の状況の様子見になりそうです。
ワクチン接種に対応できるように、先週後半からクスリ抜きを図っています。依存症になる成分を含むものを年単位で連用しているので、無いと、いろいろ不調を来す他、体のあちこちに隠れていた痛みが発覚します。
中旬の低温が顕著だった8月に続き、9月に入って寒い日が続きます。昼間に25℃前後の日って、難しいですね。
2日(木) コスト半減、どこでも貼れる新太陽電池 初の量産」という日経新聞記事、東芝モジュールの写真が目を引くのですが、ポーランドのサウレ・テクノロジーズが今月から出荷を開始するという話でした。中国から大正微納だけ出ているのは、フレキシブル型に限ったからなのか、宮坂先生情報だからなのか、微妙です。量産という点では、GCL Nanoが、既に生産しているはずです。出荷に至っていないのは、商品としての公称効率が表示できないから、と読んでいるのですが、実際どうでしょうか。ふつうの太陽光パネルなら、1枚いくら、という値段でなく、kWいくら、という単位に(結局は1枚あたりの値段になるでしょうが)なっていると思います。
こちらの論文、ペロブスカイト層をスピンコートしてアニールした後、液体窒素に0.5秒浸して空気に5秒触れさせることで、表層だけ水の影響でPbI2が生成して効率が向上するのだとか。最高23.2%。そういう液体窒素の活用法もあるのですね。「焼き入れ」のようなものでしょうか。
先日出した変換効率22.5%以上の論文報告のプロットも、かなり窮屈だったので、変換効率23%以上の論文報告のプロットにしてみました。

数の上ではSnO2を使った平面ヘテロ接合型が目立ちます。24.5%以上の領域は、ほぼ韓国ですね。これらの中に、日本からは2報だけあるのですが、九州工大(Kyutech)・Tingli Ma先生グループと、沖縄科技大(OIST)・Yabing Qi先生グループで、日本に分類するかどうか微妙なところです。
こちらの文春記事、記事の主旨は別として、エネルギー基本計画での再生可能エネルギーの目標比率をどう考えるかということは、それぞれの立場の人にとって重要なポイントです。「36〜38%程度」は、35%とか30%とかもあり得る意味になっています。
藤嶋先生が中国移籍すると記事になるのですね。
昨夏、日々の気温について、こういうグラフを作っていたので、今年の値を入れてみたら、こういうグラフになり、低温ぶりを示しています。下に潜っている日があるので、軸を直すと、こうなります。今日(9/2)も寒い一日でしたが、8/15は目立ちますね。
1日(水) グリーンイノベーション基金の方向性について、昨日の会議の議論がどうなったのか知りませんが、報道の感じだと、資料の通り進みそうですね。
この状況で、PACIFICHEM参加を計画している人たちの処遇は、どうなるのでしょうか。
ワクチン接種予約、場所と日時にこだわらなければ、今でもその気になればとれる状況ですが、近所で都合の良い日時に、などという期待をしていると、近所の会場がなくなってしまうのですね。。。
池ノ上駅前通りのこの一角だけ昭和初期の雰囲気でしたが、建物解体が始まりました。
一気に寒くなりました。この気温では、ふつうに風邪ひきそうです。

2021年(令和3年)8月
31日(火) 来年度予算の概算要求の経産省分、関係するのは「太陽光発電の導入可能量拡大等に向けた技術開発事業」ですが、概算要求額で今年度予算と同額の33億円なので、最終的には今年より減りそうですね。資料に関して、今年度予算版、その概算要求版令和2年度予算版、その概算要求版と、これまで2年間は変化がなかったのですが、今回は、ペロブスカイトが消えていますね。
もうひとつ、今年度予算の「クリーンエネルギー分野における革新的技術の国際共同研究開発事業」(研究室内通称:NEDO国際)が、今回の概算要求で見当たらないのですが、来年は無しということでしょうか? さすがにばっさり切られることはないでしょうから、「気候変動対策に係る国際会議の開催等によるエネルギー・環境技術イノベーション創出のための国際連携推進事業」の中に含まれているのでしょうか。
今日開催された産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会グリーン電力の普及促進分野ワーキンググループの資料に、グリーンイノベーション基金(2兆円基金)プロジェクトの方針が、いろいろ書かれています。意見公募手続きで寄せられた意見の数々に、ペロブスカイト以外の方々の思いが込められている感じでしょうか。
太陽光発電技術研究組合(PVTEC)タンデムPV研究会の第2回講演討論会が開催されました。既に生産装置が並んでいる写真(imecHZB)を見せられると、これからグリーンイノベーション基金で揃えて追いつけるのか、結構微妙な感じです。
こちらで発表される学内感染者数、公表月別でグラフにすると、今月が突出しています。
30日(月) 東京電力からデマンドレスポンスの要請ということで、節電のお願いが来ました。少し前の予報では、今日はそれほど暑くならないはずだったのが、暑くなったせいでしょうか。この時点のグラフだと、確かに厳しそうに見えますが、振り返って見ると、まだ余裕がありました。それでも、これまで最高の使用率は93%だったので、95%は、需給が最も逼迫したとは言えそうです。
夕焼けの翌日は天気がいいはずですが。。。。 天気予報
遠くに見える雷光、ちょっと遠すぎで迫力に欠けます。さらに寄ってくると迫力が増しますが、せっかくなので動画1動画2で。
NRELからも、ペロブスカイトを宇宙に持っていく記事が出ています。それなりにJAXAが先行していたはずですが、NASAが出てくると、試験機会の圧倒的な差が生じてしまいそうです。
続きが読めないので何が書いてあるのか分かりませんが、出だしから「地球温暖化が猛威を振るっている」という日経記事。ちょっと過激な気がします。また、こちらも何が書いてあるか分かりませんが、「ワクチンを打ちたくない人への接種促進は世界的な課題だ」という段階に達している国は、まだ多くなく、まずは打ちたい人への供給を進める段階のような気がしますが。日本なら無理しなくても対象年齢の総人口比8割いくと思います。
陽性者に接近したU先生の記録について、このサイトで検索すると、8月14日だったようです。
29日(日)  
28日(土)  
27日(金) グリーンイノベーション基金(2兆円基金)プロジェクトの方向性を議論する、産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会グリーン電力の普及促進分野ワーキンググループの会議が、8/31(火)16:00-18:00に開催されるようですが、開催通知によると、事前の傍聴予約が必要のようです。 この時間帯、15:00-17:30には、太陽光発電技術研究組合(PVTEC)タンデムPV研究会の第2回講演討論会が、しっかり重なっています。
研究棟内に続々と押し寄せる毛虫、外ではあまり見かけないので、どこから来ているのか分かりません。3号館南棟前には、それなりにいるのに対し、3号館や4号館のほうではもっと見かけないので、この方面から来ているのでしょう。銀杏、桜、楓は考えにくいので除外すると、こちらの葉がなくなっている木が怪しいです。まだ秋には早いのに葉が無くなっているということは、虫に食いつくされたのでしょうか? で、毛虫たちは食料を求めて拡散しているとか。。。。
時計台の向こうに、とても明るいエリアが、再び現れました。スポーツイベント再開でしょうか。
風景を写真にすると、自分が見ているのと違って、鮮明な画像になります。その写真を、メガネ有で見える風景と、メガネ無しで見える風景に近づくように、ぼかしてみました。肉眼で見るには、かなりの勘が必要なことが分かっていただけるでしょうか。
26日(木) 東大の、とある研究に寄付が殺到しているらしいですが、さらに、記事の写真が反則です。 ネコ
人工光合成の成果がNatureに、というNEDOプレスリリースです。また、グリーンイノベーション基金(2兆円基金)の実施第一弾、水素サプライチェーンと水電解に関してもプレスリリースされています。
日差しは強くないながら気温が高く、純水装置に表示される水温も35℃近いです。屋上のタンクの水が入れ替わるように4000リットル流せば温度下がるかも。北のほうに湧いたは、まだ迫力不足です。
平日にドーピングしなかったらどうなるか試してみたら、やっぱり超えました。ドーピング有だと36.4℃くらいなのですが。
米国大統領夫人の表現に対応するのは、米国副大統領夫君になるのですね。
25日(水) ペロブスカイトの微結晶中に室温で複数の結晶相が共存し、自発的に超格子が形成されるという論文に対し、コメントが付けられたので、金泰雄さんと内田先生が反論されてます。 しかし、反論の論文にはコメントの論文が引用されておらず、コメントの論文には違うタイトルがついているので、このままでは、どの論文にResponseしたのか分からなくなりそうです。
提供されたキーの数」が、これまで最多の574になりましたが、報告された感染者数は、そこまで増えていないですね。
夏場の定番、温かい水道水(水温35℃)です。
私なら気付かなそうです:アジとフグ。厚生労働省発表版はこちら
タンデム太陽電池の論文報告例、最近は4端子よりも2端子のほうが目立ちます。とは言っても、単セルより圧倒的に数が少なく、全範囲、ふつうにプロットできます。
24日(火) 太陽光発電技術研究組合(PVTEC)タンデムPV研究会の第2回講演討論会が、来週火曜日(8/31)にオンライン開催されるという案内が来ています。今回は、若宮先生の講演と、Solliance/TNO、Solliance/imec、ドイツHZBからの講演ということで、新しい情報が提供されればよいのですが、きっと論文化されている話ばかりなのでしょうね。
今日の14時は会議中でを見ることはできませんでしたが、こちらこちらの青空が気になります。おととい、空のどこを探しても青いところは見えなかったのですが。今日の空も曇っていたので、報道はどうなるか、と思ったら、さすがに雲を背景にしてました。
かわりにふつうの飛行機で。いや、かわりに昨年5月のものをコピペで
新宿から都心へ東方ターン渋谷方面1渋谷方面2生研上方1生研上方2生研上方3生研上方4生研上方5南方ターン間近な上空1間近な上空2間近な上空3新宿方面新宿方面ターン1周目終了2周目開始13号館上方生研上方東方ターン生研上方折り返し生研上方生研上方渋谷方面南方ターン間近な上空1間近な上空2間近な上空3雲間へ新宿方面新宿方面ターン終了
実験室の局所排気装置の排気ファンが交換されました。といって、全体の外観は変わっていません。排気ファンの交換と聞いていましたが、正確には、ファンモーターが交換されました
最近の日本は、それなりに上位の感染者数ですね。
先端研の入構時に求められる健康状態報告、いつも症状なしで報告していますが、正直ベースで書くと、こうなってしまい、入構できないことになってしまいます。でも、それまで無かったものが現れたら自粛すべきだと思いますが、もうずっと同様の状態なので、そのままでは永久に出勤できません。
23日(月) 8月6日に研究室報告会向けに作成した「変換効率22%以上のペロブスカイト太陽電池の論文報告のプロット」は、混み合いすぎて、もう追記が難しくなってきたので、変換効率22.5%以上の論文報告のプロットに直してみました →
 先週、ノースカロライナ大グループが、逆構造型ペロブスカイト太陽電池として最高の変換効率23.8%を報告しましたが、これまでに論文報告された逆構造型の変換効率上位は以下のようになっています。最近、急に増えた感じです。
23.8% NorthCarolina大 Science 2021, 373, 902 DOI: 10.1126/science.abi6323 2021/08/20 PTAA
23.4% NorthCarolina大 Science Adv. 2021, 7, eabe8130 DOI: 10.1126/sciadv.abe8130 2021/03/03 PTAA
23.37% 香港城市大・Washington大 J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 20134 DOI: 10.1021/jacs.0c09845 2020/11/15 PTAA
23.33% 深圳大 Nano Energy 2021, 89(Part A), 106370 DOI: 10.1016/j.nanoen.2021.106370 2021/07/27 PTAA
23.0% サウジKAUST・Toronto大 Nature Energy 2020, 5, 131 DOI: 10.1038/s41560-019-0538-4 2020/01/20 PTAA
22.81% 泰山学院(山東省泰安市) Appl. Surface Sci. 2020, 530, 147240 DOI: 10.1016/j.apsusc.2020.147240 2020/07/16 NiOx
22.8% サウジKAUST Energy Environ. Sci. 2021, 14, 2263 DOI: 10.1039/d0ee03839c 2021/02/23 PTAA
22.74% 西北工業大(西安) Energy Environ. Sci. DOI: 10.1039/d1ee01800k 2021/08/13 NiOx
22.7% ドイツKarlsruhe工科大 Energy Environ. Sci. DOI: 10.1039/d1ee01508g 2021/08/09 2PACz
22.5% ドイツPotsdam大・HZB ACS Energy Lett. 2021, 6, 1045 DOI: 10.1021/acsenergylett.0c02642 2021/02/17 PTAA
こちらで公表されている工事入札情報で、教室の床改修およびコンセント増設等が告知されています。一部教室はOAフロア化し、講義机のほぼ全席でPC用の電源にアクセスできるように配線するものです。が、完成は今年度末。コロナが無くても5年遅い感じですが、教室でオンライン受講しているところ、現在どうなっているのでしょうか? いちおう、コンセント有の席と、「充電用ロッカー」が用意されている現状なので、多数の学生がバッテリーに頼っているのでしょうか。 それにしては在室人数が多い気がするので、まさかタコ足配線とか?
こちらで公表されている学内感染者数、今日は教職員12名・学生9名でした。といって、ひとごとではないのですが、平日にこれをドープして、土日は未ドープなので、月曜日が本来の値かと。計測誤差を考慮しても、イエローゾーンです。
どこからか寄ってくる毛虫たち、どうしても建物に入りたいようです。
ようやく令和の50円玉を手にしました。100円玉はR02/02/10、500円玉はR03/01/22、10円玉はR03/02/10、5円玉はR03/06/28、残るは1円玉だけです。
22日(日)  
21日(土)  
20日(金) ノースカロライナ大グループが、逆構造型ペロブスカイト太陽電池として最高の変換効率23.8%を報告しています。また、その手法で作成したモジュールが、5セル17.9cm2で変換効率20.1%、14セル50.1cm2で19.7%と報告しています。
 このモジュール変換効率は aperture area に対して算出されていて、active area に対しての効率は前者で21.8%になります。先週示したように、これまで論文報告されている効率19%以上のペロブスカイト太陽電池モジュールは、いずれも active area に対する変換効率となっており、本論文のものが最も高いとも言えます。両方の効率が書かれていると、どちらを採用するか迷います。
2021/07/30 韓国
SKKU
Energy Environ. Sci.
DOI:10.1039/d1ee01440d
20.75% vs. 23.27 cm2
active area
(18.76%) vs. 25.74 cm2
aperture area
23.11%
@0.14cm2
2021/06/18 中国
Wuhan
Science 2021, 372, 1327.
DOI:10.1126/science.abh1035
20.51% 10 cm2 4cm角素子 23.35%
@0.148cm2
20.46% 17.1cm2 5cm角素子
19.54% 65 cm2 10cm角素子
2021/05/20 米国
North
Carolina
Nature Energy 2021, 6, 633.
DOI:10.1038/s41560-021-00831-8
20.2% active area
(GFF 0.92)
(18.60%) vs. 29.5 cm2
aperture area
22.2%
@0.08cm2
    18.00% vs. 44.4 cm2
aperture area
2021/08/20 米国
North
Carolina
Science 2021, 373, 902.
DOI:10.1126/science.abi6323
(21.8%) active area
(GFF 0.92)
20.1% vs. 17.9 cm2
aperture area
23.8%
@0.07cm2
    19.7% vs. 50.1 cm2
aperture area
2021/06/24 中国
UtmoLight
Solar cell efficiency tables
 (Version 58
20.1% vs. 63.98 cm2
designated area
measured 2021/03 at JET
北のほうの遠方に雷光が見えたので調べたら、その時間帯の雷雨は山形県南部。そんな遠くのものが見えるのでしょうか?
提供されたキーの数」と感染者数の関係がどうなっているのか気になったので、グラフにしてみました。相関関係が、あるような、ないような。
19日(木) 昨日開催された、中央環境審議会・地球環境部会・中長期の気候変動対策検討小委員会/産業構造審議会・産業技術環境分科会・地球環境小委員会・地球温暖化対策検討ワーキンググループ 合同会合の資料を見ると、これまでは「地球温暖化対策計画」が主に議論されていましたが、今回は「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」について議論されたようです。温室効果ガスによる気候変動が生じているかどうかの、そもそも論のところで議論があるように見えますが、まとまるのでしょうか。
グリーンイノベーション基金(2兆円基金)の方向性を議論するグリーンイノベーションプロジェクト部会が一昨日に開催されていますが、何か重要な決定はあったのでしょうか?
夕方の西の空に、血のように赤い夕焼け雲。写真だと色合いがいまいちですが。
新宿方面では、4月以来消灯されていた都庁が着色。ようやく希望の灯かと思ったら、結局、20時で消灯されました。
こういうタイミングで並べ替えると、かなり上位に来るようになりました。そろそろこういう分析をしておく必要があるでしょうか。
18日(水) 大学拠点接種が進められている中で、「今後の接種計画・方針を再検討するため」接種意向調査の再調査の案内がありました。最初の調査の時は「希望しません」を選んだら調査終了でしたが、今回は、その理由を選択肢から選ぶのが必須になっていました。記名回答なので、プレッシャーがかかりそうです。
こういう事実(接種後発熱多数)に、いまさら驚かれても。。。。
今日も雲の盛り上がりがいまいちかな、と屋上で見ていたら、急に土砂降りの雨。この青空多めの空なら雨雲が来てから退避すればよいと思っていたら、甘かったです。その後は、それなりの雲写真が撮れましたが、ムラの大きい空模様が気になりました。集中して降っているイメージで、この角度なら豪雨が迫ってくる動画を撮れますが、自分のほうに迫ってくると、退避せざるを得ません。というわけで、結局、動画は、湧き上がる雲というより、流れていく雲の動画になってしまいます。その後もムラの大きい空模様でしたが、夕暮れ時にはすっかり安定した空に。もう秋ですね。
17日(火) 曜日と時差の関係で、感染者数トップ10に入ったようです。
おととい、5月2日以来の散髪に行きましたが、これまで30年間行っていた渋谷区内の店は閉まっているので、行ったのは三軒茶屋です。さすがにこういう通知は出ないと思います。
16日(月) こちらで発表された学内感染者数、教職員15名・学生21名ということで、月半ばにして既に月間数最多です。
疑惑が生じないように、健康状態を偽装する日々。ゴールドDX
こういう義務は、早々に済ませておいたほうがよいですね。(情報セキュリティ教育)
8月としては異例の低い気温が続き、昨日の最高気温20.2℃は、代表的な冷夏の1993年や2003年に並ぶレベル。外は涼しいというより、肌寒いです。
避難指示が昨日出されていた先端研西側斜面。下から見ると、斜面の問題というより、こちらの家(左手に隠れている)の建ち方に問題がある気がしますが、都市計画道路予定地なので、工作ができないのでしょうね。そこだけ時代を遡った感覚になります。
15日(日) 朝、聞き覚えのない音が携帯から。通知は「緊急速報 警戒レベル4避難指示発令」。とりあえず自分には縁がなさそう、と、Yahoo情報を見たところ、避難指示対象のリストには、北沢1丁目や池尻4丁目などの文字が。北沢1丁目って、先端研から、すぐそこですね。確かに立派な崖がありますが。池尻4丁目は、目黒川沿いのですね。一昨日は「上昇した」で済んでいた目黒川の水位も、知らないうちに氾濫危険水位を超えていて、下手すると寝ているうちに浸水しかねない勢いでした。
14日(土) この記事のコメント欄を見ると、下手に「枠」の文字が使えません。 
13日(金) フィルム基板を用いたペロブスカイト太陽電池、変換効率20%以上のものが、これまでに12報、発表されています。最高で21.10%、1cm2セルでは20.56%。徐々に数が増えていて、そろそろ、この形式には収まらなくなりそうなので、最後の公開の機会かと。
雨の中、3号館南棟ピロティに続々と現れる毛虫は、なぜ建物入口目指すのでしょうか? 去年は8月26日に記録してましたが、今年は秋が早いのでしょうか。気温も急降下してますし。
富士山頂から駒場にかけて線状の降水帯(線状降水帯ではない)が形成され、帰宅のタイミングを逸している間に、目黒川の水位も急上昇
12日(木) 「提供されたキーの数」と感染者数の対応が微妙です。
論文タイトルにTwo Birds with One Stonesって。。。。 石は複数?
  → (2021/08/23 追記)編集過程で、stones は stone になっていました。
11日(水) 多くの人が祝日と間違いそうな平日
考えている間に出されてしまいます。総説「Flexible Perovskite Solar Cells with High Power-Per-Weight: Progress, Application, and Perspectives」。まあ、参考にしますか。
韓国・成均館大グループが、ペロブスカイト太陽電池モジュールで20%以上の変換効率を得たとプレスリリース(→翻訳)を出していますが、図中の変換効率は18.76%。。。論文を見れば、開口面積25.74cm2に対して18.76%で、有効面積23.27cm2に対して20.75%の変換効率ということが分かりますが。
モジュール変換効率20%以上を報告する論文としては、これが3報目になりますが、
20.75% 23.27 cm2 SKKU Energy Environ. Sci.
DOI:10.1039/d1ee01440d
2021/07/30 18.76% vs. Ap. 23.11%
@0.14cm2
20.51%
20.46%
19.54%
10 cm2
17.1cm2
65 cm2
Wuhan Science 2021, 372, 1327.
DOI:10.1126/science.abh1035
2021/06/18 4cm角素子
5cm角
10cm角
23.35%
@0.148cm2
20.2% 29.5 cm2 North Carolina Nature Energy 2021, 6, 633.
DOI:10.1038/s41560-021-00831-8
2021/05/20 18.60% vs. Ap. 22.2%
@0.08cm2
20.1% 63.98 cm2 (da) UtmoLight Solar cell efficiency tables (Version 58) 2021/06/24 measured 2021/03 at JET
19.78%  6.8 cm2 KAUST Nano Energy 2021, 81, 105633.
DOI:10.1016/j.nanoen.2020.105633
2020/11/25 4cm角基板 21.5%
@0.1cm2
19.6%  7.92cm2 Dalian,Xi'an Adv. Mater. 2020, 32, 2004979.
DOI:10.1002/adma.202004979
2020/10/20 4cm角基板 22.7%
@0.09cm2
19.5%  6.8 cm2 KAUST Energy Environ. Sci.
DOI:10.1039/d1ee01206a
2021/06/30   21.3%
@0.1cm2
19.4%  2.2 cm2 HZB ACS Appl. Mater. Interfaces 2021, 13, 13022.
DOI:10.1021/acsami.0c17893
2021/03/15   22.3%
@0.105cm2
19.02% 15 cm2 UNIST Adv. Energy Mater. 2020, 10, 2001799.
DOI:10.1002/aenm.202001799
2020/09/03 7cm角基板 22.7%
@0.094cm2
19%以上を報告している論文は、今のところ全て有効面積(active area)当たりの効率になっています。efficiency tables に掲載されたUtmoLightの記録(designated area)は、かなり進んでいるといえます。
文科省リリースを元ネタとする中国論文、質でも米抜き首位という記事、他にも、 から報道されています。要因に関して、の最後の一文が、今のところはポイントかと。
10日(火) 中国論文、質でも米抜き首位という記事、元ネタは文科省リリースでしょうが、今更感があります。
太陽光発電、新たな適地を探せという記事、だいたい内容は想像できますが、有料会員限定で中身が読めないと、やっぱり気になります。
気候変動に関する政府間パネル・IPCCの報告書について、環境省経産省文科省気象庁から同時に発表されていますが、やはり大臣談話がついている環境省がメインでしょうか。この報道に限らないでしょうが、危機を煽りすぎても、話が変な方向へ行きそうな感じがします。CO2を減らせばそれで済む問題でもないですから。
今年初の猛暑日・最高気温36.8℃(13:00)という中、直射日光を1.5h浴びて出勤。外にいると汗は流れませんが(すぐ蒸発?)、建物に入ると一気に汗だくに。ドライルームは外気温が再生温度に近いです。
北から活発な雲が流れてきますが、こちらに来ると消えてしまいます。いっぽう、いい感じの雲が地上から見えても、電線が邪魔になりがちです。
先端研西門外の住宅地からCCR棟を見ると、木の先端が建物の上に突き出していて、屋上に植木があるように見えます。
時計台の向こうに見えていた眩しい照明が見えなくなりました。相対的に全体が明るく写って分かりにくいですが。やっぱりスポーツイベントだったのでしょうか。
提供されたキーの数」は、多数で頭打ちになっていて、あまり参考にならなくなっている気がします。
9日(休) カレンダーに無い振替休日
世田谷区は50代の接種率が23区中で最低レベルのようですが、さて、私はどうしましょう?
既に肺炎の既往があるので、感染した場合のリスクは、かなり高いです。
一方、毎年の健康診断で毎回指摘される心電図の異常が別のリスクです。毎年「問題ありません」の所見ですが、例えばこちらの解説では、

【高いT波】心電図のT波は収縮した心臓が元に戻るときにできる波です。高いT波とは、通常はなだらかな山型をしているT波の高さが通常より高く尖鋭化することをいいます。高カリウム血症(腎不全など)や心筋梗塞の発症直後、僧帽弁狭窄症などでみられます。健常な若者でもみられることがあります。
って、もはや若者ではないのですが。以前は若者だったので、そういうものか、と読んでいましたが、この説明では年々、気になります。こちらの解説では、
心室肥大や高カリウム血症などで見られることがありますが、健常者にもしばしば見られます。
ということで、気にしなくてよいのかもしれませんが。でも、心臓に負荷がかかることは避けたいものです。接種しなくても、こういう症状は出ている気がするので。
8日(祝) カレンダーと異なる「山の日」 
7日(土)  
6日(金) 研究室の報告会2日目。

            参考プロット
5日(木) 研究室の報告会1日目
4日(水) 次期「エネルギー基本計画」を議論する、総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会第48回会合が開催され、こちらの報道が間違いでなければ、原案が実質了承を得たようです。
一方、次期「地球温暖化対策計画」を議論する、中央環境審議会・地球環境部会・中長期の気候変動対策検討小委員会と、産業構造審議会・産業技術環境分科会・地球環境小委員会・地球温暖化対策検討ワーキンググループの合同会合(第9回)も開催され、このように報道されています。こちらは、いつまとまるのでしょうか。
昨日は、こちらの報道にあるように、気候変動対策推進のための有識者会議が開催され、産業界からのヒアリングが行われたようです。
という感じで、いろいろな会議が続々とあります。
地球温暖化対策といえばIPCCですが、そのWG1の報告は、こちらにあるように8月9日に示されると見込まれます。 そのサイト背景写真の雲に負けないような雲を、と狙ってみていたのですが、ちょっと間に合いませんでした。この時期には珍しく、ほとんど雲がないです。
フィルム基板ペロブスカイト太陽電池で最高効率を報告している李鑫(Xin LI)さん(厦門大)が率いるDaZheng(大正微納科技)がネタにされている報道(→翻訳)の中に、「大正微納的主席科学家宮坂力教授」とあります。
3日(火) 次期エネルギー基本計画を議論する総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会と、次期地球温暖化対策計画を議論する中央環境審議会・地球環境部会・中長期の気候変動対策検討小委員会/産業構造審議会・産業技術環境分科会・地球環境小委員会・地球温暖化対策検討ワーキンググループ合同会合が、それぞれハイペースで会合を重ねています。明日8/4(水) 9:30-12:00には地球温暖化対策計画の議論を、15:00-17:00にはエネルギー基本計画の議論を、それぞれYouTubeで視聴できます。が、もうフォローするの無理です。
その前に、今日開催された発電コスト検証ワーキンググループ、開催時間が19時〜21時って、業務時間ですか? あと、明日の基本政策分科会の開催通知の掲載が8/3(火) 0:19って、業務時間内ですか?
なぜか北海道が上位を占めていた最高気温ランキング、だんだん普通になってきました。
2日(月) NRELチャートが更新されました(Rev.07-26-2021)。
 といっても、前版(Rev.01-04-2021)からの更新は、Inorganic cells (CZTSSe) が、12.6%(IBM) → 13.0%(NJUPT) に、約8年ぶりに更新され、色素増感と同率になった点だけで、他には量子ドット太陽電池の最新プロット(18.1%:UNIST)位置が約1年ほど後ろに修正されただけです。NJUPTは、南京郵電大学のことかと(推測)。
オンライン監督中、窓の外は窓の外は晴れから雨に。それにしても、ひとコマの時間中、ずっとスマホで撮っていると、とても温かくなっています。熱く、と言っていいほど。
夕方の空は、東側西側も、怪しい色合いの雲が。
こちらで報告されている学内感染者数、本日発表分は19名と、これまでで最多となりました。人ごとではないのですが(←エアコン効いてれば常温に戻ります。念のため)。
1日(日)  

2021年(令和3年)7月
31日(土) このあたりの工事現場、すっかり道路らしくなりましたが、反対側から見ると、まだまだという感じです。 
30日(金) 総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会(第47回会合)で、関係団体(再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース、太陽光発電協会、日本経済団体連合会、日本商工会議所)からのヒアリングが行われました。次期エネルギー基本計画を早期にまとめるため、ハイペースで会合が重ねられています。 この中継を左耳で、コンソーシアム会議を右耳で聞いている状態で、研究室の報告会も始まり、イヤホンの上にヘッドホン装着。Zoom2つとYouTubeの計3画面、音声も3元。
グリーンイノベーション基金(2兆円基金)に資する広報に関する調査の実施体制が決定したということで、ある意味、日本のグリーンイノベーションの行方は、この会社に委ねられたようなものです。
「太陽電池発電所・風力発電所に係る環境影響評価法及び電気事業法に基づく環境影響評価における事業の一連性の考え方について(案)」の意見公募手続(パブリックコメント)を開始したという経産省のリリースで、「太陽電池発電所」の語が気になりました。ふつう「太陽光発電所」と言いますが、確かに、電気事業法施行令や環境影響評価法施行令では「太陽電池発電所」と書かれています。
「提供されたキーの数」が快調に増えています先々週先週とはレベルが違います。1年稼働したCOCOAは、役に立っているのでしょうか。こういうケースはありましたが。
昨年12月に交代して以来、机の引き出しの中で熟成されたお茶が交代しました。12月の前は昨年4月でしたが、いずれも、色の濃いほうが古いほうです。
ご希望の元素がありましたらお知らせください
29日(木) 北京大・北京理工大グループが、ペロブスカイトを溶媒中でアニールすることで、24%台の変換効率を出してきました。併せて、1cm2ペロブスカイト太陽電池で最高の変換効率23.35%(reverse)も報告されました。焼く時代から煮る(揚げる)時代になるのでしょうか。
1cm2級ペロブスカイト太陽電池の変換効率上位は、以下のようになります。
23.35% Beijing Science 2021, 373, 561 DOI:10.1126/science.abh3884 2021/07/30   24.27%@0.08cm2
23.0% KRICT/MIT Nature 2021, 590, 587 DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24   25.4%@0.0937cm2
22.6% ANU Solar cell efficiency tables (Version 58) DOI:10.1002/pip.3444 2021/06/24 認証値  
22.53% Wuhan Science 2021, 372, 1327 DOI:10.1126/science.abh1035 2021/06/18   23.35%@0.148cm2
22.31% UNIST Science 2020, 369, 1615 DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25   24.82%@0.0819cm2
22.16% Nanchang Nature Commun. 2020, 11, 3016 DOI:10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15   逆構造
21.7% KRICT Nature Energy 2018, 3, 682 DOI:10.1038/s41560-018-0200-6 2018/07/09 認証20.9% 23.2%@0.0939cm2
21.698% ANU Science 2021, 371, 390 DOI:10.1126/science.abb8687
Solar cell efficiency tables (Version 55)
2021/01/22
(2019/06)
認証21.6% 23.235%@0.165cm2
21.63% UNIST Science 2020, 370, 108 DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証21.63% 25.17%@0.095cm2
21.3% UNIST ACS Energy Lett. 2020, 5, 1396 DOI:10.1021/acsenergylett.0c00596 2020/04/01   22.6%@0.0518cm2
21.2% HongKong Adv. Mater. 2021, 33, 2100009 DOI:10.1002/adma.202100009 2021/04/24   23.15%@0.04cm2
21.08% Shanghai Science 2019, 365, 687 DOI:10.1126/science.aax8018 2019/08/16 認証18.58%  
21.0% UTokyo iScience 2020, 23, 101817 DOI:10.1016/j.isci.2020.101817 2020/11/18   タンデムの片方
「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」の設立がお知らせされました。 概要等は資料として示されていますが、そもそも「188の国公私立大学、大学共同利用機関、高等専門学校、研究機関等」って、具体的に出てこないんでしょうか? 今日の予定を見ると、総会はオンライン開催なのに「ぶら下がり記者会見」が予定されています。今のところ、いろいろ不思議な組織ですね。
北のほうで雲が湧き上がっているように見えたのですが、流れていく雲に惑わされて錯覚していただけでした。
↓発電コスト検証WGは、今日ではなく、8月3日開催に修正されました。
28日(水) 総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会は、明日29日(木)15時から発電コスト検証WGを、あさって30日(金)15時から関係団体からのヒアリングを開催し、それぞれのリンク先のYouTubeで公開するようです。次期エネルギー基本計画を早くまとめようという努力でしょうが、ここまで高頻度だと、毎回見るのは難しいです。 金曜日は、13:30-16:30にコンソーシアム会議で、17時から研究室の報告会です。
東京都から発表される感染者数も過去最多のようですが、こちらで発表される学内感染者数も過去最多の17名でした。 「接触通知」に提供されたキーの数も、先々週先週から、さらに増えました
夕方に急拡大している雲が見られ、早送りでもないのに高頻度の雷光が遠目でも見えたので、現地は激しい状況だったのでしょう、多数停電も当然かと。
Yahooトップページの一角に、「メダル獲得数のデータに表示が生じています」という謎の文言がありましたが、程なく修正されました。
27日(火) エネルギー関係の会議が毎日何か開かれている感じですが、今日はこちらの報道にあるように、再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォースの会議があったようです。いろいろありすぎてフォローできません。
先端研3号館南棟の循環冷却水設備は、昨夏も地下水槽からのオーバーフローが発生していましたが、先日の日曜日にも水が溢れたそうです。揚水用のポンプが自動起動しないということで、タンクの蓋を開け、タンク内の水位を目視確認し、水が多くなったらポンプを手動起動して、屋上タンク(容量15m3)に、オーバーフローするまで水を汲み上げる、という、センサー類に頼らない原始的な手順が実行されています。水位の確認は、どこかの発電所のように怪しい水位計に頼るより、直接見るのが確実といえばそうですね。
屋上に落ちていたメガネ、台風による飛来物でしょうか。昨日はありませんでした。このサイズが30m以上の上空を舞っているのを想像すると、けっこう迫力あります。
雲間からの放射状の光目立ちます
いろいろなところがライトダウンしている中で、時計台の向こうに、ひときわ明るい場所が目立ちます。スポーツイベントでしょうか。
提供されたキーの数」の増加に対応して、感染者数も増えています。明日はどんな数字になるでしょうか。
台風接近の雨の中でも羽化が見られます。
26日(月) Oxford PVのペロブスカイトonシリコンタンデム太陽電池の100MW生産能力の工場が完成したようです。本格生産は来年のようですが。
次期地球温暖化対策計画についての報道は、部門別の温室効果ガス削減量に着目したものでしたが、環境省経産省それぞれで公開されている資料は、こうなっていました。 それはともかく、温室効果ガス排出量削減を進めなければならないという方向性は共有しているエネルギー基本計画の議論と異なり、こちらの委員の意見のように、温暖化のそもそも論から異論があると、まとめるのが大変そうです。
3号館南棟周辺でも抜け殻が見られるようになり、自転車が踏み台になっているのも、例年どおりです。
夕焼けの翌日は晴天が多いと言われますが、明日は台風接近の見込みです。
いまいち目立たない「NET ZERO Leaders Summit」が7月28日(水)に開催されるというお知らせが、経産省からのリンク先にあったので、とりあえずメモの意味で、こちらに。
いまいち位置づけが分からない「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」が設立総会を7月29日(木)に開催するというお知らせが、文科省経産省から出されているので、とりあえずメモの意味で、こちらに。いちおう、こちらの公募の資料に、ある程度書かれてますが、コアリションという単語が、聞き慣れない。。。。
聖火の燃料に水素が使われている件は、もう少し宣伝されていてもよかった感じはありますが、そもそも出番があるかどうか微妙だったのと、そもそも実物を見ることができないのと、関わることで評判が下がりそうなイベントになっていることから、こういう紹介の中に、さりげなく書かれている程度でちょうどよかったのかもしれません。どのように火が登場したのか知りませんが。検索してNEDOが出てくると思っていたら、nendoだったので、最初、何かの間違いかと思いました。
水素の炎は見えにくいので、炎色反応が必須ですが、炭酸ナトリウムを使うと、少量とはいえ炭酸ガスが出てしまいます。この紹介文では炭酸ガスを出さないなどということは書いて無く、意識したのか分かりませんが、うまく書かれていると思いました。
例によって、こちらで公開されている再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)での買取状況のデータをグラフ化しました。単価の低下に伴って、金額の折れ線が、容量の棒の中に埋まりつつありますが、まだそこまで顕著でないですね。
25日(日) iPhone歴1年。 
24日(土)  
23日(祝) カレンダーにない「スポーツの日」 
22日(祝) カレンダーと違う「海の日」
先端研3号館から東を見ると、スカイツリー左手から日が昇り、やがて串刺しになります。
参考までに、先端研からスカイツリーまでの距離は、13.18kmです。
21日(水) 総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会会合で、次期エネルギー基本計画の案が提示されました。従来の「約22%」を「約20%程度」にするなど、幅を持たせたつもりなのかもしれませんが、各所にこの「約」と「程度」の重複が見られ、日本語として変です。エネルギー自給率に関する表記で「約30%弱程度」のように、「約」「弱」「程度」と、どこまで幅を持たせるのでしょうか。
日没位置が、一昨日からさらに南(左)に寄って、また一歩、冬が近づきました?
当たり前のことではありますが、南に向けて配置された太陽光パネルを、夕日は背後から照らします。裏面を活用したくなるところです。
20日(火) 気温が上がりすぎたところは、急に雨が来て大変そうなのが、遠くから見てとれます。
夕日に照らされたが、何かが登場しそうな雰囲気を出しています。
こちらで表示される電力使用状況って、何に対しての%なのでしょうか。一説には2010年度比のようですが、2010年には3号館南棟は存在していなかったので、分母が0です。
19日(月) 次期エネルギー基本計画について、2030年度の再エネ比率を36-38%とする方向で最終調整に入ったと報道されていますが、あさって(7/21)15:00-17:30に開催予定の総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会の議論はどうなるでしょうか。YouTubeリンク(メイン予備)が公開されているので、誰でも見ることができるはずです。
先日開催された東京財団政策研究所主催オンラインシンポジウムの動画と資料が公開されています。タイトルに「第6次エネルギー基本計画をめぐって」とありますが、開催までには形ができていると予想された基本計画がまだだったので、瀬川教授ほか発表者もコメントしにくかったのではないかと思われます。
日没位置が次第に南に寄り、冬に一歩近づきました?
気温35℃前後の天候では、雲が湧き上がるよりも消えていきます。節電要請に、たいして応えてないのですが、これまでの最大電力を更新したのかどうか微妙なグラフになっています。
感染者数は、接触通知のキーの数と対応するのでしょうか。
多くの人が祝日と勘違いしそうな平日です。
18日(日)  
17日(土) 今年もCCR棟南側での羽化が多いようです。 
16日(金) 太陽電池業界で、米国企業は、CdTeのFirst Solar以外は存在感がありませんが、こちらの記事で、この6月に 1366 Technologies Inc. と Hunt Perovskite Technologies LLC が合併してできたCubicPVが、インドでの生産に11億ドルを投資する計画が示されています。
同記事の中で、インドは2030年までに再エネ発電容量を450GWまで引き上げるつもりだと書かれています。一方、日本は、先日の議論で最大限頑張って出された数字で180GWに留まっています。人口、面積、総エネルギー使用量が違うので比較は微妙ですが、この差は・・・。
200℃以上で動作するというHigh-Temperature Perovskite Solar Cellsの論文、中国・北航大と、中国陸軍によるものですね。。。やっぱり太陽電池は軍事技術なのでしょうか。
ウイルスを不活化する光触媒、効果はコロナに限らないと思うのですが、この場合はメカニズムがポイントなのでしょうか。
3号館南棟(に限りませんが)には、ドラフト等で排気された空気を補うのに、空調された空気を供給する外調機があるのですが、竣工が震災直後で、ずっと節電が要請されてきたので、昨年まで稼働することがありませんでした。このため、合成実験室や廊下は、夏暑く、冬寒く、冷房で結露しやすい状況が続いていました。昨年、おそらく換気のためだと思いますが、稼働されていて、期待したのですが、「送風」モードで運転されていました。そして今夏、初めて外調機が冷房運転されていました。その分、電力使用量が多くなっているので、今後どうなるか分かりませんが、やはり快適です。
先端研西門近くで建設中の家に、年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社の表示がありますが、どうやって調べたのでしょうか?
東大・駒場第一キャンパスが「ザ東京大学駒場キャンパス」という表記になっていたGoogleマップ、今朝には早々に修正されていましたが、弥生や柏はそのままでした。夕方には後者も修正されていました。ただ、この場合、The Universityなので、「ジ東京大学」な気がしますが。
15日(木) Sセメスター(夏学期)週2コマの授業担当の最終回。しばらくの期間、スケジュールに余裕ができるでしょうか。
Googleマップで、東大・駒場第一キャンパスが「ザ東京大学駒場キャンパス」、弥生キャンパスが「ザ東京大」などの表記になっているのですが、いつからこうなったのでしょうか?
商店街に翻る2020の旗を見ていると、今年が何年か忘れそうです。あと1週間という感じが、全然しません。
14日(水) 前回の緊急事態宣言の際に消灯されたドコモの塔は、最近、点灯していましたが、再びの緊急事態宣言で消灯のようです。
世田谷区のワクチン接種も、これで少し遠のきそうです。
フィルム基板ペロブスカイト太陽電池の変換効率上位について、基板を比較すると、以下のようになります。横幅の都合で、昨日の表と対応させる必要がありますが。
21.10% PEN/ITO (Peccell) - ALD HfOx - spin coated SnO2/H2O (Alfa Aesar) DOI:10.1039/d0ta10717d 2020/12/14
21.1% PEN/ITO (Peccell) - spin coated SnO2/H2O (Alfa Aesar) DOI:10.1002/smll.202102368 2021/06/26
21.0% PET/ITO (prepared in-house) - spin coated SnO2/H2O (Alfa Aesar) DOI:10.1016/j.joule.2021.04.014 2021/05/25
20.87% PET/ITO - spin coated SnO2 - Al(acac)3/IPA DOI:10.1002/solr.202000795 2021/02/02
20.75% PEN/ITO (Nano Clean Tech) - spin coated SnO2/H2O (Alfa Aesar) - Zn2SnO4 (synthesized) DOI:10.1039/d0ee02164d 2020/10/22
20.40% PEN/ITO (Peccell) - spin coated SnO2 (modified solution) DOI:10.1021/acsami.0c04975 2020/04/28
20.4% PET/ITO - spin coated SnO2/H2O (Alfa Aesar) DOI:10.1016/j.nanoen.2020.105737 2020/01/04
20.1% PEN/ITO (OPVtech) - spin coated SnO2 coll.sol. prepared from SnCl2-2H2O (Alfa Aesar) DOI:10.1038/s41467-021-21292-3 2021/02/12
20.04% PET/ITO (Zhuhai Kaivo) - spin coated SnCl2-2H2O (Sigma Aldrich) /EtOH DOI:10.1038/s41586-020-2526-z 2020/07/29
20.01% PET/ITO - spin coated NiOx (synthesized) DOI:10.1002/aenm.201903487 2020/01/30
19.87%
(1.01cm2)
PET/ITO - meniscus coated PEDOT:EVA DOI:10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15
19.7%
(1.01cm2)
PET/ITO - blade coated PEDOT:GO gel DOI:10.1021/acsami.1c00813 2021/04/22
由来が書いてあるものの中ではペクセルのPEN/ITOが優勢ですね。って、ある意味当然ですが。厦門大は当然として、今回の中南大もペクセルPEN/ITOを使ってたので、他も見てみたわけですが、結局どこの材料を使っているか書いてないですね。
13日(火) 総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会・第45回会合では、2030年の再エネ導入見込量は発電電力量で3120億kWh程度、うち太陽光は100GW(1244億kWh)でどうか、という数字が出ていましたが、原子力を中心に数字に対する異論が相次いでいて、果たして21日に次期エネルギー基本計画案提示ができるのでしょうか。
中継で、資源エネルギー庁が飯田次長から山下次長に代わっていましたが、こういうタイミングだったのですね。より詳しくはこちら。昨年、梶山大臣と共に研究室に来られたのが、飯田次長と山下産業技術環境局長(当時)でした。
中国・中南大などのグループが、ペロブスカイト層の後処理にCF3PEAI (CF3C6H4CH2CH2NH3I) を用いることでPEN基板セルの性能向上に成功し、トップタイの効率21.1%を得たことが報告されました。ということで、フィルム基板ペロブスカイト太陽電池のセル変換効率上位のリストは、以下のようになります。
21.10% 中国・厦門大 J. Mater. Chem A 2021, 9, 1574 DOI:10.1039/d0ta10717d 2020/12/14
21.1% 中国・中南大(長沙) Small, in press. DOI:10.1002/smll.202102368 2021/06/26
21.0% 中国・大連理工大&
米国ブラウン大&スイスEPFL
Joule 2021, 5, 1587. DOI:10.1016/j.joule.2021.04.014 2021/05/25
20.87% 中国・南開大(天津) Solar RRL 2021, 5, 2000795. DOI:10.1002/solr.202000795 2021/02/02
20.75% 韓国KRICT Energy Environ. Sci. 2020, 13, 4854. DOI:10.1039/d0ee02164d 2020/10/22
20.40% 中国・厦門大 ACS Appl. Mater. Interfaces 2020, 12, 22992. DOI:10.1021/acsami.0c04975 2020/04/28
20.4% 韓国KRICT Nano Energy 2021, 82, 105737. DOI:10.1016/j.nanoen.2020.105737 2020/01/04
20.1% 中国・大連理工大&米国ブラウン大 Nature Commun. 2021, 12, 973. DOI:10.1038/s41467-021-21292-3 2021/02/12
20.04% 米国UC San Diego Nature 2020, 583, 790. DOI:10.1038/s41586-020-2526-z 2020/07/29
20.01% 中国・上海交通大 Adv. Energy Mater. 2020, 10, 1903487. DOI:10.1002/aenm.201903487 2020/01/30
19.87%
(1.01cm2)
中国・南昌大 Nature Commun. 2020, 11, 3016. DOI:10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15
19.7%
(1.01cm2)
中国・鄭州大&南昌大 ACS Appl. Mater. Interfaces 2021, 13, 19959. DOI:10.1021/acsami.1c00813 2021/04/22
先端研構内西側の木立の中に転がっている黄色い球体、パッと見、キノコっぽいですが、柑橘類ですね。
研究棟入口を這うカブトムシ(雌)、昨夜窓にぶつかってきたのは、これでしょうか?
昨日の発電コストの話題、こちらが報じないということは、さすがになかったですね。
12日(月) 有機系太陽電池技術研究組合(RATO)のGX(グリーントランスフォーメーション)ミーティング第一回が開催されました。近くにありながら、各会員がどういう目的で加入しているか分からないので、発言の方向性が絞れません。
明日(7/13)15:00-17:30に、総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会が開催されるアナウンスが出ています。ようやく次期エネルギー基本計画の案が固まると見込まれますが、どうなるでしょうか。YouTubeリンク(メイン予備)が公開されているので、誰でも見ることができるのでしょうね。しかし、先週同様、授業担当が重なるので、自分では見届けることが難しいです。
発電コストの最安が原発から太陽光になる見通しが示されたという記事、もともと色々な試算があったので、もと情報とみられるこちらの委員会の資料を見ても、今更感があります。バランスが必要という記事もありますが、こちらではどう書かれるでしょうか、報じられないでしょうか。
対原発だと、そういう色分けになりますが、政府が推進することに反対することが好きな人々は、政府が再エネに力を入れ始めた今、左のほうから再エネ拡大反対の声を上げてきますよね。
梅雨の日照不足のためか、先端研西門脇のソーラー自販機が停止しています。もう少し自立できてほしいところですが。
4度目の緊急事態宣言発出に伴って、東大全体の活動制限指針が、これまでのレベルAからレベルBに、駒場キャンパスもステージ・イエローからオレンジにステップアップしました。 って、何か変化が?
11日(日)  
10日(土)  
9日(金) グリーンイノベーション基金事業では、「次世代型太陽電池の開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画(案)について、意見公募すると共に、公募の予告が出されました。
来週月曜日(7/12)は、有機系太陽電池技術研究組合(RATO)のGX(グリーントランスフォーメーション)ミーティングなるものが開催されるので、それに向けて、なんとなく準備中。
山梨県で製造したグリーン水素を品川で供給するというニュース、東京目黒水素ステーションということで、品川区にある目黒駅だから仕方がないかと思って地図を見たら、敷地の95%以上は目黒区側にあるように見えます。水素ステーションのどの部分で住所を決めているのでしょうか? やっぱり場所を間違ったニュースも出てきますね。
8日(木) 研究棟の蛍光灯器具をLED照明器具に交換する工事、1階実験室交換され、完了しました。今回の廃蛍光灯は工事業者が処分するので、通常の処理と異なるかもしれませんが、東大での廃蛍光灯の処理手順は、こちらの中で布浦先生が説明されています。また、水銀の最終処分に関しては、環境省の リーフレットや埋立処分に関するリーフレットが参考になるでしょうか。要は、精製して、硫化水銀にして埋め立てられているわけですが。
中国のペロブスカイト太陽電池企業、だいたい話題が4社に絞られてきた感じがありますが、こちらの記事によくまとめられています。一部のGoogle翻訳を、少し改善すると、以下のような文章になります。
 今年のSNEC展示会では、さまざまな企業がペロブスカイト製品も展示しました。繊納光電(Microquanta)ペロブスカイトは大量生産を先導しており、商業化大型モジュール(1245mm×635mm)、ペロブスカイト半透明モジュール、およびファイバー塗装された一連のペロブスカイトカラフルモジュールを展示していました。現在、繊納光電(Microquanta)は世界初のペロブスカイトモジュール安定性試験レポートを取得しており、世界最高の定常状態の小型モジュール効率は20.2%に向上しています。
 さらに、極電光能(UtmoLight)はSNEC展示会に一連のペロブスカイト製品を展示しました。これらの製品は、大面積製造、高効率、高安定性を実現し、高いモジュール変換効率を維持しながらモジュール面積を拡大することを保証しました。今年4月、極電光能(UtmoLight)は63.98cm2のペロブスカイト太陽電池モジュールで20.5%の光電変換効率を達成し、定常状態の効率は20.1%に達しました。
 極電光能(UtmoLight)は、今年の第3四半期に150MWの試験生産ラインの建設を正式に開始すると発表しました。2022年半ばには、平方メートルサイズのペロブスカイト太陽光発電モジュール製品が正式に発売され、まず太陽光発電カーテンウォール市場に用いられます。
 極電光能(UtmoLight)は、2023年初頭に6GWの生産能力を構築するために50億元以上を投資する計画であると報じられています。第一期の1GWは2024年に生産開始し、2025年までに6GWの生産ラインすべてが生産開始します。
 今年3月、協鑫光電(GCL)は1億元以上の新規融資の完了を発表し、世界初の100MWのペロブスカイト太陽電池モジュールの量産ラインを構築し、ペロブスカイトの商業化を推進し続けます。現在、協鑫光電(GCL)には10MWのパイロット生産ラインがあります。
 最近、湖北万度光能(Wonder Solar)の行動によりペロブスカイトは小さなクライマックスに追いやられました。湖北万度光能(Wonder Solar)の印刷可能なメソスコピックペロブスカイト太陽電池生産基地プロジェクトへの総投資額は60億元で、正式に契約を結び、湖北省鄂州市葛店経済技術開発区に定住しました。プロジェクトが完了して生産に入ると、10GW以上の太陽電池を生産し、年間100億元の生産額を実現し、500以上の雇用を提供することができます。
というようなわけで、ここに書かれていないことも含め、投資予定額は、Microquantaが54億元(5GW)、UtmoLightが50億元以上(6GW)、Wonder Solarが60億元(10GW)で、それぞれ918億円、850億円以上、1020億円に相当します。どこかの100億円とは一桁違う感じです。GCLの100MWラインは、こちらの別の試験ライン(10MW)構築の環境影響評価書内に書かれている情報では、今年(2021年)10月に完成予定とされています。付帯設備を含め、100MWラインに2億元(34億円相当)かかったようです。この追加の10MWラインも、3か月で作るようですね。
7日(水) 香港理工大などによるこの論文、投稿が2018年9月なのに変換効率23.78%とは、当時としては凄かったのかと思ったら、認証データの署名日は2021.4.1って、わりと最近。付け足されたのでしょうか? しかし、その証明書のフッタは2020/01/13というのも意味ありげです。 香港からの投稿で、認証が台湾という組み合わせも微妙ですが、Publisher's noteとして、わざわざ、Springer Nature remains neutral with regard to jurisdictional claims in published maps and institutional affiliations. と書かれているのが、さらに微妙です。
S教授から色々な所での宣伝の指示があった、東京財団政策研究所主催のオンラインシンポジウムが開催されましたが、研究室の中で他に参加者がなかったような気がするのは、気のせいでしょうか。
先端研構内西側の木に吊るされた謎の物体、何のトラップでしょうか。
6日(火) 太陽光発電技術研究組合(PVTEC)タンデムPV研究会のウェビナーと並行して、授業で話をされている松本先生の音声を聞いている状態に。
接触確認の情報を最近見ていなかったら、先週は151という日もあったのですね。。
5日(月) 研究棟の蛍光灯器具をLED照明器具に交換する工事、今日も工程表に関わらず、午前中に5階実験室の照明が交換されました。ドライルーム上のものは対象外としていましたが、1本は交換、こちらは人が接近できず無理でした。
一方、屋上では、交換されたものと交換されてないものの判断基準が分かりません。
先週は20時で消灯していた東京タワー、今日は点灯続けてます。渋谷駅ビルと六本木ヒルズは消灯しましたが。
通常は、災害が過ぎた後に来る事務連絡「〇〇〇による被害(人的、物的)がありましたら、以下のフォーマットによりご報告願います。」ですが、7月1日に「7月1日からの大雨による被害・・・」の事務連絡が来て、まだ雨も降っていないのに、と思ったら、本当に被害が出る大雨になりました。先手すぎです。
構内南西部での倒木処分されました。根が少ないように見えますが、樹齢50年くらいでしょうか。
4日(日)  
3日(土) 構内南西で倒木処理を行います、という通知があり、見に行ったら、わりと大きい木が倒れていました。大した強風もなかったのに、なぜか根こそぎ倒れている、と思ったら、他にも例があったのですね。
2日(金) 研究棟の蛍光灯器具をLED照明器具に交換する工事、用意された大量の物資には、器具とライトユニットがあります。交換は一気に進み、ドライルーム合成実験室がLED化しました。非常照明機能がある箇所は、対応するものに交換され、演色性も良くなった感じがします。午前中で6階実験室が完了、午後早々に居室も交換が済みましたが、この変化、言われないと気付かない人も多そうです。従来に比べ、消費電力は半分以下ですね。
順調すぎる工程進行で(?)、存在しない部屋が書かれている謎の工程表には縛られず、既に5階の他研究室の作業も行われました。
1日(木) 今日も左右の耳で別々の音声を聞く並行Zoom会議です。
今日から、研究棟の蛍光灯器具をLED照明器具に交換する工事が始まりました。存在しない部屋が書かれている謎の工程表には縛られず、今日は7/9に予定されていた階段の器具が交換されました。生じた廃棄物の残存使用可能期間を考慮すると、どの程度CO2削減に寄与できるのでしょうか。明日は頭上ものが交換されます。
ワクチン接種券が届きました。予想外に早い、と思ったら、こちらに書かれていた送付順で、60歳以上の次に、50-59歳に送付されたようです。若者に届くのは、少々あとですね。中に入っていたのは、お知らせ説明書予診票接種券でした。人口密度高いので、徒歩圏内に複数の予約空き枠があり、7月中は微妙ですが、8月以降なら、いつでも打てそうな感じです。
NRELチャートのうち、モジュール効率について、これまでファイル名に含まれていた日付が消えました。更新されたか、いちいち見ないと分からなくなります。
従来:champion-module-efficiencies.20210511.pdf
現行:champion-module-efficiencies.pdf

2021年(令和3年)6月
30日(水) 太陽光発電技術研究組合(PVTEC)タンデムPV研究会のウェビナーが、7月6日(火)15:00〜17:30に開催されるようです。参加費無料ですが、私は授業の担当と重なってしまいます。 昨日、応用物理学会・応用電子物性分科会の研究例会「タンデム太陽電池の最近の動向」が開催されたようです。知らなかった。。。。 また、7/29に「東京大学先端科学技術研究センターWEBセミナー」が開催されるという案内もあります。私は参加条件に当てはまらないようですが。
東大でのワクチン接種が開始されるという通知が、先日の調査で「希望する」とした人には届いたようです。普通の一斉通知にしか見えないのですが、たまたま私のところにだけ届かなかったのでしょうか?
エネコート社が、GSアライアンス(株)から出資を受けたようです。その前の同社プレスリリースでは、ニチコン(株)、リコー電子デバイス(株)と共に、電子棚札システムを発表しています。担当:堀内
しかし、なぜ「やきとり」? まさかこの論文の影響?
環境省が出している環境白書には、立派な(といっても、だいぶ内容が薄いですが)英語版があるのに対し、経産省・資源エネルギー庁が出しているエネルギー白書英語版は、少々見劣りが。。。。
NEDOが「将来像レポート」イノベーションの先に目指すべき「豊かな未来」を公表しました。確かに立派な未来像ですが、その手前にあるイノベーションができるのでしょうか。
29日(火) 分類上、いつも「武漢」に入れてしまいますが、湖北省にあるWonder Solarに関する報道例、中央電視台報道では、このペロブスカイト太陽電池は業界内で「HAN電池」と呼ばれている、とか、2022年上半年に量産実現が有望、とか。湖北新聞では、湖北省が300億元の基金を設立したとか。「お金を紙に変える」と成果を出し、成果が実験室を出て「紙をお金に変える」とか、微妙なニュアンスが分かりませんが。で、この報道では、60億元の投資でこのあたりに工場を建設し、200MW級の第一期の後、年産10GW、100億元の生産を目指すようです。どこまでが本当か分かりませんが。以前、10MWラインを完成し100MWラインを建設中と言っていたGCL nanoは、最近、音沙汰がありませんし。世界の太陽光発電導入量が、だいたい年100GWくらい(2020年は139GW)なので、年産10GWということは、その1割程度をいきなり占めようということになるのですが。
先日の武漢理工大からの論文の内容について報じている中国語記事に載っている責任著者の写真が若いと思ったけれど、実は少し昔の写真では?
南西側から迫ってきた雨雲は、やや外れましたが、その後、違う方向から続々と強雨域がやってきました。
最後に利用したのが昨年1月の渋谷駅(昨年2月と今年5月は通過)、この1年半の間に、というかその少し前から、いろいろ変化している情報がありますが、こういう記事を見ても、既にすっかり別世界の話になってしまいました。次に電車に乗る機会があるとすれば、10月でしょうか。
CO2ゼロになると、ドライアイスも消滅して、こういうものに置き換わるのでしょうか。
昨日紹介されていた記事が、別ソースにも掲載されていますが、どんなコメントがついてくるでしょうか。その直後に、こちらで宮坂先生が話すとなると、集客力ありそうですね。
28日(月) U先生ご紹介の新聞記事、もと情報はこの論文でしょうが、半年前ですよね? で、論文に添付されている認証データの測定日は2020/01/19って、1年半前。 それだけ経っても、今なお、フィルム基板ペロブスカイト太陽電池の変換効率世界最高値なので、そういう意味では凄いことですが。 抗マラリア薬も、話題性が色褪せないですし。
20時での消灯は、いつまで続くのでしょうか。渋谷駅ビル&東京タワー
ようやく令和の5円玉を手にしました。100円玉はR02/02/10、500円玉はR03/01/22、10円玉はR03/02/10、あとは50円玉と1円玉ですが、1円玉は昭和を脱しない、というか、手元のは私より年上なんですが。
連日、Zoom会議や授業の予定が並んでいる中、珍しくZoomを開かない日。でも、録画した動画を編集しているという・・・。
昨年、オンライン会議が始まった頃にU先生から頂いたイヤホン、内部の接触が外れたらしく、片方聞こえなくなったので、引退してもらいます。機内配布の、一般的には1回使い捨てになるものが、何時間稼働したことでしょうか。代わりを調達するのに、電気店まで出かける気合は無いので、食料のついでに買ったら、耳栓型になってしまいました。
こちらの予測によると、2035年度の太陽光発電の市場規模は、2020年度比6割弱まで縮小すると見込まれているのですね。 低コスト化を達成すると、金額ベースの市場規模が小さくなってしまう効果もあるのが微妙ですね。
27日(日)  
26日(土) 昨年度の新入生、1年3か月を経て、ようやく「入学式」ですね。大学院生は、もう卒業のほうが近いですが。 
25日(金) 今週は、月曜日13時半〜19時すぎ、火曜日13時〜19時、水曜日13時〜15時、16時半〜20時、木曜日13時〜15時とZoom会議で、今日は10時〜12時WebEx会議、16時〜18時Zoom。。。
重そうな
普通に家かと思っていたら、門だったのですね。日本民芸館西館長屋門。
報道された、家が倒壊した場所はこちらですね。こういう景色は、各地にありそうですが。
今のところ、ペロブスカイト太陽電池単セルの文献と、タンデムセルの文献は別々に集計しているので、あまり実感がなかったのですが、簡易的にプロットを重ねてみると、特に2端子タンデムの伸び方に勢いがあります。単セルは大体、年1%ずつアップしていますが、タンデムは年2.5%くらいの線が引けそうです。 26.4%の南京大は、こちらのグループでしょうね。大学関係なくドメインを持っているというのが。。。 NRELチャートにペロブスカイト/ペロブスカイトタンデムは今のところありませんが、もし26.4%をプロットすると、ペロブスカイトが非集光単結晶シリコン太陽電池の26.1%を上回り、HITの26.7%に迫っている、という表現ができそうです。
24日(木) Solar cell efficiency tables Version 58が公開されました。
ペロブスカイト太陽電池1cm2セルで、ANU(オーストラリア国立大)がCSIRO測定で22.6%を出しています。これまでは21.6%でした。他の論文報告例については、↓18日(金)に書いてるので繰り返しません。
ペロブスカイト太陽電池ミニモジュールで、中国UtmoLightが63.98cm2で20.1%というJET測定の値を出しています。リリース記事では20.5%でしたが、安定化効率は20.1%となっていたので、そちらが採用されたのでしょう。
ペロブスカイト/ペロブスカイトタンデム小面積セルで、南京大がJET測定で26.4%を出しています。前版では24.4%だったところです。
ペロブスカイト/シリコンタンデム1cm2セルでOxford PVが29.5%なのは、NRELチャートやリリース記事で既報のところです。
というわけで、中国デバイス→JET測定のパターンが増えてきましたね。
修士課程学生の発表と、自分がホストのオンライン授業が重なり、同時進行
東京23区の地下構造に関する記事、おそらく1ヶ月前の発表に基づくものと思われます。その成果をよく読み取れば、例えばこういう研究が深まるのでしょうか。とりあえず、先日の防災科研の地盤マップよりは妥当な感じです。
23日(水) グリーンイノベーションプロジェクト部会のグリーン電力の普及促進分野ワーキンググループ会議が開催され、「次世代型太陽電池の開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画や、その概要などの資料が公開されました。
雨に避けられることの多い駒場周辺ですが、今日は局地的に狙われました
22日(火) 先日の日経記事に「脱炭素の論文数、中国16分野で首位」というのがありましたが、有料会員限定で読めなかった人も多かったでしょう。中文版では「脱炭素の論文数、中国9割の領域で首位」という、よりインパクトのある見出しで、全文フリーで読めます。 2年半前には、「先端技術研究、中国が8割で首位」という記事もありましたね。
背後に3号館南棟が見える高級住宅地に出来た更地、何ができるのかと思ったら、共同住宅なのですね。各地の高級住宅街同様、分筆化や集合住宅化が進んでいきますね。
昨日は13時半〜19時過ぎまでZoom、今日も13時〜19時Zoomです。
21日(月) 今週木曜日の修士中間発表に向けて、学生の準備が進みつつありますが、Zoomでのオンライン発表になるので、技術的な課題も生じます。高い解像度だと通信負荷が大きかったりしますが、ふと気になって見たら、学生1は2736×1824、学生3は1366×768と、4:3でも16:9でもない数値。画面共有時に、いろいろ起こりそうです。
意味分からずに「ペロブスカイト」の語を多用している人は、こういう内容でペロブスカイトが登場すると混乱しそうですね。元論文は、こちら
「常識覆す温度差不要の熱発電」に関する報道記事、有料会員限定で途中までしか読めませんが、図にある例で「色素増感型太陽電池の仕組みで電子/電力を取り出し」という東京工業大学って、やっぱり、あの方でしょうか。
預貯金額が少ないとワクチンに消極的というがあるようですが、単純に年齢の影響のような気がするのは、気のせいでしょうか。。
こういう時期に届いた抗体検査に関する案内、この時期に風疹のことを気にさせるのは難しそうですね。
緊急事態宣言の解除により、消灯されていた照明の一部が復活しましたが、渋谷・六本木方面は、まだ20時で消灯なのですね。
東大全体の活動制限指針が改定され、緊急事態宣言に伴ってレベル準1に設定されていたものが、レベルAになりました。あわせて、駒場キャンパスの活動制限指針も改定され、ステージ・オレンジに設定されていたものが、イエローになりました。
20日(日)  
19日(土) 写真が更新された危険物取扱者免状が届きました。さらに10年? そこまで在職できるでしょうか? (と、職員証更新と同フレーズ) 写真のサイズは前版が良かったですね。
18日(金) 中国・武漢理工大から、1cm2ペロブスカイト太陽電池で2位となる効率22.53%と、論文報告のモジュールとしては最高効率の20.51%@10.0cm2(supplement)、20.4%@17.1cm2(本文)が報告されました
1cm2級ペロブスカイト太陽電池の変換効率上位は、以下のようになります。
23.0% KRICT/MIT Nature 2021, 590, 587 DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24   25.4%@0.0937cm2
22.53% Wuhan Science 2021, 372, 1327 DOI:10.1126/science.abh1035 2021/06/18   23.35%@0.148cm2
22.31% UNIST Science 2020, 369, 1615 DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25   24.82%@0.0819cm2
22.16% Nanchang Nature Commun. 2020, 11, 3016 DOI:10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15   逆構造
21.7% KRICT Nature Energy 2018, 3, 682 DOI:10.1038/s41560-018-0200-6 2018/07/09 認証20.9% 23.2%@0.0939cm2
21.698% ANU Science 2021, 371, 390 DOI:10.1126/science.abb8687
Solar cell efficiency tables (Version 55)
2021/01/22
(2019/06)
認証21.6% 23.235%@0.165cm2
21.63% UNIST Science 2020, 370, 108 DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証21.63% 25.17%@0.095cm2
21.3% UNIST ACS Energy Lett. 2020, 5, 1396 DOI:10.1021/acsenergylett.0c00596 2020/04/01   22.6%@0.0518cm2
21.08% Shanghai Science 2019, 365, 687 DOI:10.1126/science.aax8018 2019/08/16 認証18.58%  
21.0% UTokyo iScience 2020, 23, 101817 DOI:10.1016/j.isci.2020.101817 2020/11/18   タンデムの片方
政府成長戦略会議第12回が開催され、成長戦略が閣議決定された模様。で、その流れに乗って、昨年末のものから更に具体化された「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」が策定されたようです。 度々話題になっているグリーンイノベーション基金(2兆円基金)の他、2025年万博に関し、「グリーンイノベーション基金において将来的に採択されたプロジェクトとの連携を図ることで、・・・・・例えば、以下のような取組について、大阪・関西万博の会場等における実証等を目指す。・・・・・ペロブスカイト等の次世代型太陽電池について、万博会場等における試作品のデモンストレーション等を行う」って、ペロブスカイト太陽電池の試作品は出展することが既定路線のようですね。
国産SAF(持続可能な航空燃料)を使用したJALとANAのフライトが実施されたというニュースリリース、相変わらず報じられている例は少なく、こちらこちらぐらいでしょうか。先日のミドリムシ由来燃料の件も、こちらこちらぐらいしか出てきませんが。オリンピックに向けて盛り上げようとされていた古着25万着由来燃料のフライトが、実施前実施後のプレスリリースに対し、これくらいしか報道がなかったあたりから、勢いに乗れなくなっているのでしょうか。
17日(木) 職員証が更新されました。さらに10年? そこまで在職できるでしょうか?
接種希望しません。と回答したらリスト化されるのでしょうか?
例の道路工事、街路樹の整備が入札手続きに入ってますが、ソヨゴって、何?
来週月曜日が夏至ですが、この時期は天気が悪く、直射日光が少ないですね。疑似太陽光1sunの強度を説明するのに、よく「夏至の正午ごろの直射日光」と言いますが、それが1sunになっていることは滅多にないですよね。スケジュールの都合もあり、今年も、最も右に寄った日没は、見れない感じです。
20時消灯の渋谷駅ビル、点灯は19:08、ということは、1時間も灯ってないのですね。。
16日(水) 中国・大連理工大と米国ブラウン大、スイスEPFLが共同で、ペロブスカイト層の後処理でフレキシブルセルの性能向上に成功し、効率21.0%を得たことが報告されました。ということで、フィルム基板ペロブスカイト太陽電池のセル変換効率上位のリストは、以下のようになります。
21.10% 中国・厦門大 J. Mater. Chem A 2021, 9, 1574 DOI:10.1039/d0ta10717d 2020/12/14
21.0% 中国・大連理工大&
米国ブラウン大&スイスEPFL
Joule, in press. DOI:10.1016/j.joule.2021.04.014 2021/05/25
20.87% 中国・南開大(天津) Solar RRL 2021, 5, 2000795. DOI:10.1002/solr.202000795 2021/02/02
20.75% 韓国KRICT Energy Environ. Sci. 2020, 13, 4854. DOI:10.1039/d0ee02164d 2020/10/22
20.40% 中国・厦門大 ACS Appl. Mater. Interfaces 2020, 12, 22992. DOI:10.1021/acsami.0c04975 2020/04/28
20.4% 韓国KRICT Nano Energy 2021, 82, 105737. DOI:10.1016/j.nanoen.2020.105737 2020/01/04
20.1% 中国・大連理工大&米国ブラウン大 Nature Commun. 2021, 12, 973. DOI:10.1038/s41467-021-21292-3 2021/02/12
20.01% 中国・上海交通大 Adv. Energy Mater. 2020, 10, 1903487. DOI:10.1002/aenm.201903487 2020/01/30
19.87%
(1.01cm2)
中国・南昌大 Nature Commun. 2020, 11, 3016. DOI:10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15
19.7%
(1.01cm2)
中国・鄭州大&南昌大 ACS Appl. Mater. Interfaces 2021, 13, 19959. DOI:10.1021/acsami.1c00813 2021/04/22
ペロブスカイト層の傾斜構造を形成するために、多くの場合は後処理が用いられますが、中国・蘇州大のこの論文では、先にワイドギャップになるCsPbBr3 QDを置いて、その上にメインのペロブスカイト層を作成する方法が用いられています。PCE 22.36%。
REN21の年次報告書Renewables Global Status Reportに関する記事、まあ、書いてある通りですが。
First Solarに関する記事、内容はともかく、工場の写真に写っている人の服がカジュアルなのが気になりました。
今さら感のあるマスクのJIS経産省厚労省からリリースされてますが、もとは、日本産業標準調査会・第19回医療機器技術専門委員会で議論されたと思われます。全部CGI等でリンクが貼れないのですが、例えばこのような資料を見ることができます。
瀬川教授がNHK国際放送「GLOBAL AGENDA」 The Race to Zero Emissions: Decarbonizing the World に登場しています。リンク先のNHKオンデマンド動画の21分付近に2回出てきます。
15日(火) 燃料電池車生産中止で、水素社会が遠のく? (読めない場合は中文版で) 
14日(月) 漏れたのでしょうか? 
13日(日)  
12日(土)  
11日(金) 6月11日(金)〜12日(土)は、東大駒場リサーチキャンパス公開です。
2月15日に開催された「脱炭素社会を目指す上でのベストミックス〜再生可能エネルギー主力エネルギー化に向けて〜」に続き、瀬川教授が登壇する、東京財団政策研究所主催・東京大学教養学部附属教養教育高度化機構後援のオンラインシンポジウム「第6次エネルギー基本計画をめぐって −30年46〜50%削減、50年カーボンニュートラルに必要な施策とは−」が、7月7日午後に開催されるようです。
政府の統合イノベーション戦略に関する記事、先端技術の流出防止強化という側面ばかり強調されますが、この会議資料にある「統合イノベーション戦略2021(案)概要」や「統合イノベーション戦略2021(案)」を見て、そう書いているのでしょうか? 昨年の統合イノベーション戦略2020に関する報道の時も、素案に対し、似たような観点でしたが。
夕日の左右に、虹色に分光された幻日が輝いているはずなのですが、カメラには映りにくいようです。
ドライルーム内の陽圧度が下がってきたので、吸気口のフィルターを洗浄。例年は年度末かGWなのですが、今年は機会を逃し、少し遅い時期となりました。
超薄フレキシブルガラスを使った太陽電池で22.6%という中国語記事を見つけて驚いたけれど、室内光200-400lxでの効率でした。元論文はこちら、Cellグループの知らない雑誌です。
昨日の日経の論文数に関する記事(PDF)、エルゼビアのデータベースを基に、ペロブスカイト太陽電池に関しては、中国(1位) 5979報、米国(2位) 1800報、日本(4位) 874報、ということだったので、Web of Science(クラリベイト・アナリティクス)で調べなおしてみました。
トピック(キーワード)「perovskite solar cell」でヒットした2015〜2020年の論文18788報について、「国/地域」毎のレコード数は、中国(1位) 8669報、米国(2位) 3339報、韓国(3位) 1666報、日本(4位) 1270報、ドイツ(5位) 1060報、イングランド(6位) 975報、インド(7位) 916報、オーストラリア(8位) 761報、スイス(9位) 740報、台湾(10位) 585報、スペイン(11位) 569報、イタリア(12位) 537報、サウジアラビア(13位) 491報、シンガポール(14位) 463報、イラン(15位) 365報、スウェーデン(16位) 347報、フランス(17位) 341報、カナダ(18位) 307報、オランダ(19位) 281報、ロシア(20位) 233報、となっています。
より詳細にみると、
   論文数   h-index  被引用数合計 被引用数平均
中国 8669 193 274993 31.72
米国 3339 203 201434 60.33
韓国 1666 119 80697 48.44
日本 1270 100 49369 38.87
ドイツ 1060 97 40020 37.75
イングランド 975 132 75423 77.36
英国(イングランド+ウェールズ+スコットランド+北アイルランド) (1112) (133) (78432) (70.53)
インド 916 59 16209 17.70
オーストラリア 761 85 31197 40.99
スイス 740 129 68991 93.23
台湾 585 61 16915 28.91
記事の「影響力」というのは、h-indexに相当するのでしょうか。

記事では、ペロブスカイト太陽電池に関して日本は4位と健闘しているという評でしたが、例えば2019年以降の論文10215報についての集計に変更すると、
中国(1位) 5134報、米国(2位) 1427報、韓国(3位) 956報、インド(4位) 627報、ドイツ(5位) 597報、日本(6位) 545報、英国(7位) 523報、オーストラリア(8位) 388報、スイス(9位) 327報、台湾(10位) 308報、
と、日本の順位が下がってしまいます。。。
10日(木) 中国から発表された論文の数が多いという記事、数という観点では、そのうち人口比になっていくのでは?
CdTeは、まだまだ頑張るようですね。
沈む夕日が、時計台に映ります。
9日(水) 朝からZoom会議3つで夕方に。
EPFLから、ペロブスカイト層へのCsドープの傾斜構造を構築し、効率24.3%を得たことが報告されました。ということで、セル変換効率上位のリストは、以下のようになります。
25.59% 韓国UNIST/スイスEPFL Nature 2021, 592, 381. DOI:10.1038/s41586-021-03406-5 2021/04/05 認証25.21%
25.4% 韓国KRICT/米国MIT Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24 認証25.17%
25.28% 韓国KIER Joule 2021, 5, 659. DOI:10.1016/j.joule.2021.02.007 2021/03/17 認証24.68%
25.17% 韓国UNIST[Seok] Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証24.3%
24.98% 韓国SKKU ACS Energy Lett. 2021, 6, 1612. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00452 2021/03/31  
24.82% 韓国UNIST[Yang] Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25 認証24.64%
24.66% 韓国UNIST[Seok] Science 2019, 366, 749. DOI:10.1126/science.aay7044 2019/11/08 認証23.73%
24.63% 韓国SNU,KoreaU Nature Energy 2021, 6, 63. DOI:10.1038/s41560-020-00749-7 2021/01/04 認証24.35%
24.6% 韓国KoreaU Energy Environ. Sci. 2021, 14, 2419. DOI:10.1039/d0ee03312j 2021/03/02  
24.3% スイスEPFL Nature Commun. 2021, 12, 3383. DOI:10.1038/s41467-021-23566-2 2021/06/07  
24.1% 中国Nanjing Science 2021, 371, 1359. DOI:10.1126/science.abf7652 2021/03/26  
24.10% 韓国UNIST[Seok] Nature Energy 2021, 6, 419. DOI:10.1038/s41560-021-00802-z 2021/04/08 認証23.85%
24.02% 韓国UNIST[Kim] Joule 2019, 3, 2179. DOI:10.1016/j.joule.2019.06.014 2019/06/21 認証23.48%
23.94% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 3231. DOI:10.1021/jacs.0c12802 2021/02/18  
23.9% 中国Wuhan Sci. China Mater. 2021, 64, 789. DOI:10.1007/s40843-020-1478-5 2020/10/22  
23.82% 中国Tianjin ACS Energy Lett. 2021, 6, 2121. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00443 2021/05/13  
23.80% 中国Fuzhou Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 8303. DOI:10.1002/anie.202017148 2021/02/18  
23.70% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 19980. DOI:10.1021/jacs.0c08592 2020/11/10  
23.68% 中国Wuhan Adv. Mater. 2020, 32, 2003990. DOI:10.1002/adma.202003990 2020/09/21  
23.56% 中国ISCAS Nature Photonics 2019, 13, 460. DOI:10.1038/s41566-019-0398-2 2019/04/01 認証23.32%
23.5% 中国Tianjin/スイスEPFL Adv. Mater. 2020, 32, 1907757. DOI:10.1002/adma.201907757 2020/02/18  
23.5% 韓国KRICT Nature Commun. 2020, 11, 5146. DOI:10.1038/s41467-020-18940-5 2020/10/13  
今日の夕日は、遮られず沈みました。
8日(火) 日本太陽光発電学会次世代太陽電池セル・モジュール分科会2021年度第1回研究会がオンライン開催されたようです。別件の電話で、「あれ、参加してなかったの?」って、情報見てなかったので。
研究員が公募されているようです。いつの間に?
何かが降ってきそうなでしたが、何もありませんでした。ここまで。
FRIDAYの記事の写真、最初に見た時、見覚えのある景色だと思ったのですが、どこだか思い出せずにいたら、そういえば家のすぐ前でした。寄り道しない限り毎日歩いている道の、ここ(1,3枚目)と、ここ(2枚目)ですね。そこは三軒茶屋の裏路地ではなく、三宿なんですが。といって、付近のマンションは三軒茶屋を名乗ってますが。 こういうことをネタにしていたら、そのうち自分が撮られそう。
7日(月) 日が沈む方向(夏は北西、冬は南西)に雲が多いのは気のせいでしょうか。
ワクチン証明書に関する記事、有料会員限定なので日本語では読めませんが、中文版で内容を知る感じです。でも、例えばアジア大学ランキングに関する記事は、中文版では見出しが違いますね。
先週、上海で開催されたSNEC2021(第15回国際太陽光発電およびスマートエネルギー展示会)で、MicroquantaUtmoLightが、大々的にペロブスカイトモジュールを展示していたようです。
先週金曜日に閣議決定された、エネルギー白書2021、ここ数年解像度が低かった図が、少し見やすくなっています。重点的な取組として、2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と取組がまとめられていますが、先日組み替えられたグリーン成長戦略の14分野の知財競争力が旧版に基づいて分析されているので、この先、齟齬を生じそうです。
6日(日)  
5日(土)  
4日(金) 一昨日に開催された成長戦略会議資料では、昨年12月版から、グリーン成長戦略の14分野が微妙に組み替えられています。昨年12月版では「住宅・建築物産業」と組み合わせられていた「次世代型太陽光産業」が、今回は、洋上風力だけだったエネルギー関連産業@の中に入っています。ついでに、燃料電池も、自動車産業や船舶産業から、水素のほうに移っています。そういう変化が、どういう意味になるのかわかりませんが。
産総研がフレキシブルCIS系太陽電池で世界最高の変換効率を達成したという記事、元のプレスリリースはこちらですね。フレキシブルセラミックシートがどういうものなのかが、いちばん知りたいところです。
3日(木) オンライン集中講義のお手伝い、2日目。
2日(水) オンライン集中講義のお手伝い、初日。
メインで使っているPCが交代します。本体は数日かけて徐々にですが、モニタは即時置換です。ちょうど粗大ゴミの日なので、18年見続けたこの形状は見納めです。画面形状が横長になったので、これからページレイアウトの感じが変わるかもしれません。
1日(火) 発注していたPCが、ようやく明日届く見込みとなり、2010年以来の世代交代となります。ただ、各種移行で、しばらくは併用なのと、IGORとChemDrawの調達、専用ソフトが必要なDFT計算データやNMRデータ等をどうするか、検討課題です。それでも、先代PCと共に2003年から使ってきて、画面に斜めの筋が入っているモニタは、即時御免かもしれません。
延期となっていた昨年度の入学者歓迎式典、6月26、27日に開催するという案内がありました。しかし、ここまで遅くなると、学部生はともかく、修士2年は、もう採用面接の時期だったりして、意識が卒業のほうに向いているような。
4月1日に廃止されたバス停、撤去されるのかと思っていたら、周知のためか、こういう形で残されていたのですね(@消防学校前&大山町)。
昨年8月6日に、25年ぶりくらいで歯医者に行って以来、続々と治療してましたが、3本抜き、8本補修して、ようやくひと通り目途がつきました。しかし、抜いた2本以外の親知らず2本は、そのうち抜くことになりそうです。ただ、腫れることが予想されるので、時期を選ぶことになりますが。
自研究室の成果を論文で知る状況。

2021年(令和3年)5月
31日(月) 危険物取扱者保安講習のため、このあたり会場に。約200人が一室にいると、3人ほどいたと思われる咳込んでいる人が気になりました。こちらはマスクをしていると言っても、呼吸できる程度の隙間があるので。
久しぶりの電車(池尻大橋→表参道→末広町 ・ 秋葉原→新宿→東北沢)は、どこへ行っても、1m以内には咳込んでいる人がいて、それも咳をする時にマスクを浮かせて(そうしないと苦しいのでしょうが)いたりしましたが、そこから逃げるのは自分くらいで、もう皆さん「まな板の鯉」並みに開き直りでしょうか。確かに、どこに移動しても咳込んでいる人がいるのであれば、下手に逃げ回って多くの人に接触してしまうよりも、怪しい人が近くにいても「ハズレ」に賭けて動かずにいるほうが、感染確率としては低くなりそうですね。マスクしないは嫌われますが、感染対策というよりも、面倒な人、という感じでしょうか。
秋葉原で外食とかありえないので、昼食抜き。電車に乗っている間くらいはマスク密着させようかと思ったのですが、それは挫折しました。呼吸できる程度の隙間から入って来た飛沫は、いかほどでしょうか。まあ、周りを見たら、明らかにもっと隙間のある人が多かったので、他の人のほうがより多く吸い込んでいるでしょうが。
というようなリスクを冒して、受講記録がつきましたが、既に免状の写真更新期限が迫っているので、明日にでも、案内に従って、直接こちらに行って申請しようと思います。
UCHIDA Satoshi 先生が、ワクチンを開発中のようですね。
30日(日)  
29日(土)  
28日(金) 研究室の研究報告会で発表。
年末報告会→年始に実施→時間不足で後回し→発表(今ココ)。5ヶ月経ったら、もう別の発表のような。
鮮やかな夕焼けも、モニタのスペックがないと再現できません。
世田谷区在住50歳に接種の番が回ってくるのは、いつになるのでしょうか。
こういう分類を、よく見たら、でなく、一目で分かるとかすごい。
27日(木) 「Emerging Solar Cells」性能評価に関するNRELからの提言のような論文、国際標準化界隈の人々は、どう読まれるでしょうか?
「ペロブスカイト」の語が入ると注目されるのか、ペロブスカイト微結晶等を使ってペロブスカイト構造を作った論文が、Natureに、それも表紙採用されてます。
26日(水) ペロブスカイト太陽電池の論文で初めて20%を上回るモジュール変換効率 20.2%が報告されました。有効面積当たりの効率なのが微妙ですが。
今日はスーパームーンの皆既月食の日ですが、雲間の月は、欠けているのか雲で隠れているのか、微妙
私も「周囲に黙って生活を・・・」の一人でしょうか。いや、明らかに周りのほうが、咳やくしゃみ、鼻水などが目立つんですが。
25日(火) 論文報告された変換効率22%以上のペロブスカイト太陽電池の変換効率を、論文公開日を横軸にとって示したプロットです。今週金曜日の報告会にて登場予定ですが、拡大しないと画面上で文字が見えないと思います。
2兆円基金の裏話でこういうやりとりが書かれていると、プレッシャーが重くなりそうです。
24日(月) 報告された学内感染者数が、累計200名になりました。
作業していると突然PCの電源が落ちるので、保存してなかったものが飛んでしまう状況、CPU温度が高いせいでしょうか。2010年から使い続けているので、既に見切りをつけてHP directで注文しているのですが、半導体不足の影響とやらで、納期がとっても遅くなるようです。「お急ぎの方はディスプレイ端子無をお選びください」って、そこまで苦渋の選択は、しません。VGAでもHDMIでもないということは、USB接続?
ドライルームで乾燥したため天板が反った実験台、この程度は、ありがちなレベルですが、ここまで反り返って、中がよく見える状態になるというのは、なかなかのパワーですね。
錯覚でしょうか? 長らく36.4〜36.6℃で安定してましたが、昨夏以来の値ですね。1年前も。
23日(日)  
22日(土)  
21日(金) 首相に報告されたり、Scienceに論文出たりしなくとも、マスクは効果的ですよね。どの程度使うかは別として。
光触媒ですか、、、という感じのリリースですが、SARS-CoV-2は、もう特殊な実験室でなくても扱えるのでしょうか? P3以上でないといけなかったような。
雲の動きが速い、という雰囲気が出る動画。
使っているPCのファンの音がうるさく、また、時々突然電源が落ちるようになったので、CPU温度を表示させてみたところ、やはりそれなりに高めの値。
20日(木) 4/26に日経XTECHに、5/13に日経電子版に出ていた東芝ペロブスカイトの記事、再び日経XTECHに登場したようです。有料会員限定ですが。
19日(水) 東大本部の工事等入札・発注情報のところで、「5月19日以降、対面受付を停止中」と表示されるようになりました。通知に書かれている以上の事は分かりませんが、何かあったのでしょうか。
抗体が存続する期間の話題とか、後遺症に関する話題とか、報道関係は当面、ネタ切れとは無縁のようですね。
さて、一昨年の自分の肺炎について、とっても遅ればせながら理解が追い付いてきたところの解説です。病院の診察の一環で、指に何かを取り付けられ、83という数字が表示されて、医師の顔がひきつった、という場面があったのですが、当時はパルスオキシメーターを知らなかったので何事か分かっていませんでした。それがパルスオキシメーターだったことに気付いても、数値の基準を検索するまで意味が分かっていませんでした。まあ、酸素飽和度が83%という値を見たら顔がひきつるのも当然ですよね。で、その後、「血液検査ではそこまで低くなかった」と言われて、いったい何が問題で何を調べたのか分からずにいたのですが、血中酸素飽和度でも調べたのでしょうか? この状況、振り返ってみると、見事にhappy hypoxiaな気がするのですが、気のせいでしょうか。という所まで考えが至るのに1年以上。。。。 happy hypoxiaはコロナ特有なのでしょうか?
明らかに、元の状態には戻っていないので、現状だと「基礎疾患有」として片付けられてしまうのでしょうね。
18日(火) 「2兆円基金」と言ったほうが分かりやすい「グリーンイノベーション基金」事業の公募が始まったというニュース、実際の公募情報は、水素サプライチェーンと、水電解水素製造の2分野からですね。
IEAが脱炭素工程表を公表したというニュース、元情報はこちらで、内容はこちらでしょうが、現実的と言えるのでしょうか。
17日(月) 日々報告される学内感染者数、今月は17日時点で先月を上回りました。
微妙に雨粒が落ちてくる中、西の空の雲の隙間に日が射すと、当然(?)、虹が出ます。しかし、屋上からの写真だと身近な感じがなく、このくらい前景も必要かと。振り返ると、去年も5月下旬に虹を撮っている()し。
iPhoneのガラス、ホームボタン付近から割れていくのは、形状的に避けられない感じがするのですが、気のせいでしょうか。指に刺さりそうなのですが。
↓下記のMicroquantaのモジュール変換効率20.2%の件が、同社サイトに現れました5/12付ですが、5/14時点では出てませんでした。
16日(日)  
15日(土)  
14日(金) 以前、63.98cm2モジュール変換効率20.5%(→英語版)を達成した中国UtmoLight(無錫極電光能科技)が、さらに何か発表した(→翻訳)ようです。会場も派手です
さらにさらに、これに続いて、中国Microquanta(杭州繊納光電科技)も、20cm2モジュール変換効率20.2%(→翻訳)のようです。
論文は国際共著のものも多いので、どこか一つの国に帰属させるのが難しかったりするのですが、とりあえず決めてしまって、ペロブスカイト太陽電池報告例の国別プロットを作ってみました。
でも、米国と言っても、YangさんとかHuangさんとかZhuさんとか、中国と変わりない感じもあるのですが。
総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会は、この手の会議としては異例の頻度で開催されていますが、2050年カーボンニュートラル実現に向けた検討に加え、2030年の数字をどう設定するか、なかなか難しそうです。
こういう指摘が続くと、定番の励ましの言葉も言えなくなるのでしょうか。
13日(木) 4/26に日経XTECHに出ていた東芝ペロブスカイトの記事、今度は日経電子版に出ました。どちらも有料会員限定ですが。
半導体プロセスの微細化は、2nmプロセスが世に出るところまで来ました。かつて、「半導体加工技術の微細化は20nm程度で限界を迎えるから、分子そのものを素子として用いる技術の開発が必要」などと言っていましたが、そのまま2nmまで到達してしまったのか、と思ったら、
ナノシートを構成するシリコン層の厚さは5nm、ゲートの幅(ゲート長)は12nmである。なお現在の半導体製造技術において「2nmプロセス」「5nmプロセス」などの呼称は、技術の世代を示す符丁であり、特定箇所の長さを示すものではない。
そうで、やや微妙ですが、十分小さくできているとは言えそうです。
下記記事の件がリコーからリリースされました。一方、紙面掲載記事は写真が白黒なので何だか分かりません。せっかく3色あるのですが。
12日(水) リコーの太陽電池が、出力2割増になったようです。これまで52mm×84mmで230μWだったものが、276μWになると思われます。しかし、何が変わったのか不明です。再び、リバースエンジニアリングされるのでしょうか?
USBの挿し方に注意が必要という情報です。
NRELのモジュールチャートが更新され(Rev.05-10-2021)、AvancisのCIGSSモジュールが、前版Rev.07-08-2020までの16.6%から19.6%にアップしました。Avancis社のリリースを見た時は、Solar FrontierのCIGSモジュールの値が更新されるものと思っていたのですが、CIGSとCIGSSは別プロットになっているのですね。
11日(火) 太陽光発電関係の展示会は、以前は初夏のPV Japanと、春のPV EXPOだったように思いますが、PV Japanは2018年にJPEA主催で開催された後、2019年は「PV2019」となり、昨年は無かったと思います。同時開催のRenewable Energy展は、2020年は12/9-11の開催で、次回は、Renewable Energy 2022として、2022/1/26-28に予定されているようです。という感じで、勢いが微妙なPV Japan / RE 系統に対し、PV EXPOは、今年から春だけでなく秋も開催するとのことで、2021/9/29-10/1に開催するようです。例によって「展示会はいかなる場合でも予定通り開催することが大原則である」ということです。こういう勢いを、ISOS/ICESは持てるでしょうか。
10日(月) やるのかやらないのか、五輪なみに微妙な感じの国際会議ISOS-13、しっかりWebサイトは出来てますが、カウントダウンが既に0 0 0 0。で、まだ申し込みに関する情報は無いのですね。 前からこうなってましたっけ?
故障した実験室エアコン室外機の修理、ここまで部品交換すると、全部交換するのと大して変わらないような。
渋谷・六本木方面、今日も8時で消灯されていますが、これからの宣言延長期間も同様なのでしょうか。
太陽光発電導入が急速に進んだベトナムが、壁にぶつかっている、という報道ですが、今後どうなるのでしょうか。
9日(日)  
8日(土)  
7日(金) IEA PVPSから、先週、太陽光発電の導入状況を速報するSnapshot of Global PV Markets 2021が出されました(→プレス発表)。2020年に世界で139GWのPVが導入され、累計で760GWになった、というものです。単年ではベトナムが11.1GWで、8.2GWの日本を上回り、中国・米国に次ぐ3位になっています。
この時期、コンクリートや鉄骨の表面には多数のタカラダニうごめいていて、迂闊にこんな所に触れません。
コロナの例が記事になってますが、コロナでなくても、肺炎になると相当後遺症が残る気がします。
6日(木) 3限授業に続き、研究室の安全講習。みなさん、ご安全に。
この時節、空中ディスプレイ方式のタッチパネルが期待されるのは分かりますが、それをATMに適用すると、パネルよりもっと危険な紙幣に触れることになる気がするのは、気のせいでしょうか。
5日(祝) 下記の件、地図と重ねて表示できることが分かったので、詳しく見ると、地盤が良いのは大橋ジャンクションから目黒川のあたり。他も、地形区分で谷底低地が目立ちます。そういう場所は、一般的に地盤が悪い気がするのですが。
4日(祝) 地震の際の揺れやすさの分布に関するこちらの記事、元情報はこちらだと思うのですが、そこにあるは、微妙に感じが違います。どうやら駒場の南側の目黒区内淡島通り沿い付近の地盤がよさそうですね。あと、三宿のこのあたりも揺れないのですが、250m四方のピクセルでは、まだ粗すぎですね。
3号館南棟西側のコブシの木(右)には、今年もコブシハバチの幼虫が発生中です。もう手が届かない高さになっているので、駆除せず、このまま様子を見ます。
連休中ステイホームのつもりでリモートアクセスにしていた研究室に置いているPCがつながらなくなり、再接続のためにだけ出勤するという。。。
3日(祝) マスクで酸欠になる人は一定数いると思いますが、こういう結果もありがちなので、事情に応じて対応策が必要でしょうね。安易な策は隙間を作ることで、寒い時はメガネが曇るのでできませんでしたが、これからは、鼻の脇に隙間を残しておけば、特段問題なくなります。昨春〜秋は、それで乗り切ってました。メガネに影響しないように、横のほうに隙間が作れないか試してきたのですが、小細工しても意外とマスクがフィットして難しいです。昨年2月、マスクが品薄になる直前に買ったのが、たしかこちら。その時は、全然息がしやすくなどない、と思ったのですが、今思うと、だいぶましでした。それがなければ、初期の頃にマスクに挫折していたかもしれません。
そもそも空気が通らないはずがないのに息が吸えなくなるのは、吸ったはずの量の空気が入ってこないことで体がパニック反応を起こしているのでしょう。例えば喉のところが閉じてしまうとか。具体的なところは分かりませんが。直接関係ありませんが、車酔いしやすい私は、車に乗った瞬間に気分が悪くなります。動かなくても。車での移動がある場合は酔い止め必須です。マスクも似たようなものでしょう。
大切なことは全てポケモンが教えてくれた」という人がいますが、専門家のご意見はいかがでしょうか? この方、うちの研究室にいる女性と、カタカナ表記だと同じ名前ですね。
2日(日) 3ヶ月ぶりに下記範囲から出て散髪。渋谷区内ですが、狭い意味の渋谷には立ち入らなかったので、接触通知が来ることは無いかと。
1日(土)  

2021年(令和3年)4月
30日(金) 昨年4月の緊急事態宣言以降、目黒区駒場、世田谷区代沢/北沢/池尻/三宿/太子堂の範囲から外に出たのは、5/7、6/8、7/12,17,29、8/9、9/20、10/30、11/5、1/30 の、計10回。11/6以降の約半年では1回だけです。3年ごとに受講する必要のある危険物取扱者の保安講習の期限が既に過ぎているのですが、会場が秋葉原なので、某先生のように気軽に行けず、法令違反の状態になってしまっています。今さらオンライン化されることはないのでしょうね。
駒場Iキャンパスでは、こちらの研究の一環で、COCOAの通信データを用いて各教室に在室している学生数がモニタリングされています。満室の部屋もあるほど学生が登校しているのは良いことだ、という見方もできますが、そもそも定員の合計が全学生数より随分少ないので、事情が好転した際にどうなるか、気になります。
新宿方面は夕方から灯火管制されていますが、渋谷・六本木方面は、午後8時に消灯ですね。
館内でのお話はご遠慮くださいって、全館でしょうか。
重水の氷は軽水に沈む、妥当ですが、なかなかできそうにない実験です。
29日(祝) 普段は見ることのない「報道ステーション」で、昨年4月にコロナ感染したキャスターが、その後に定期的に検査して得られた抗体量の推移が示されていましたが、綺麗な減衰曲線を描いて、2月には陰性になっていました。スタッフ含め3人のうちキャスター1人だけとはいえ、10ヶ月経てば陰性化することもあると示すには十分な結果だと思います。ということは、昨年10月の健康診断の際の抗体検査で陰性だったことだけを以て、一昨年11月の肺炎がコロナでなかったとは言えないし、武漢に行ったU先生がコロナに縁がなかったとは言えない、ということですね。しかし、そういう情報がさっぱり現れてこないのは、まだ長期観察例が乏しいのでしょうか。また、同番組は、当時、そうとう叩かれていましたが、他では手に入れがたいネタを得てますね。
28日(水) U先生ご紹介の、Sollianceがペロブスカイト/Siタンデム太陽電池で効率28.7%の記事、元のプレスリリースはこちらでしょうが、実際にものを作っているのは全てパートナー機関なので、主語をSollianceとしてよいものかどうか微妙です。
これだけメンバーがいれば、だいたい含まれそうですが、そこに含まれない長州産業のセルが使われた経緯が謎です。
ペロブスカイト/Siタンデム太陽電池は、NRELチャート等ではOxford PVの29.5%がありますが、論文で出ている4端子タンデムでは28.6%が最高なので、28.7%は、これを上回るものとなります。ただ、ドイツ・ヘルムホルツ研(HZB)の2端子タンデム29.1%(認証値)が、自己測定値29.32%と併せて、既に論文として出ているので、あまり注目されないかもしれませんが。
ペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池では、分光タンデムで28%の報告例が既にありますが、4端子タンデムの論文では25.9%が最高値なので、今回の27.0%は、それを上回ります。前回リリースで26.5%でしたので、その時点で越えてたのですが。
先端研では毎日、フォームで健康状態を報告するようになっているのですが、これを通勤途中に入力すると、「諸症状」の「1.最近の息苦しさ」に該当するかどうか迷うことになります。マスクしてると該当しますが、外せば全く問題なくなります。ふつうに「症状なし」でチェックしますが。というようなことは、ある意味、ネタの面もあったのですが、昨日は歩いている途中に意識が飛んでしまうレベルだったので、メモとして書いておきます。
それにしても、通気性のある素材でも十分窒息するので、フィルムの周辺を顔にフィットさせたら、相当苦しそうですね。こういう補助付なら楽かもしれませんが、見た目が。。。というか、給気は十分なのでしょうか。
明日予定されていた、昨年度の新入生向けの入学者歓迎式典は、結局、延期となりました。同URLで内容が書き換わっているので、今後も変わることを想定して、画面ショットを残しておきます。まあ、緊急事態宣言下ですから。
27日(火) 緊急事態宣言発出に伴い、東大全体の活動制限レベルが0.5から準1になり、駒場キャンパスもステージ・イエローからオレンジになりました。3/22の変更(1→0.5orange→yellow)以来です。
緊急事態宣言下ながら、昨年度の新入生向けの入学者歓迎式典は予定通り行われるようです。参加登録した学部生2241名、大学院生832名にはPCR検査キットが配布され、無料で検査される予定のため、無症状感染者が多数掘り起こされ、現時点で累計162名の学内感染者数が急増することになりそうな気がします。
マスク嫌いな人の記事、ほとんど同意しないのですが、好き嫌いの問題でなく、単に息苦しいから外していることが多い私です。通勤中や外部者がいる時はマスクしてますが、空気が吸い込めず、時々隙間を作って息継ぎしている状況です。感覚的にはビニールで鼻と口を塞がれているようです。麺を吸い上げることができず、ストローで飲み物を吸い上げるのに苦労するのと同根の問題だと思いますが、特に一昨年の肺炎の後、顕著です。ということで、マスクは推奨するのですが、自分では難しい私、人が多いところには当面行けそうにありません。
5年ほど前に行き止まりだったところが解体されて動き出した工事現場、だいぶ形ができてきて、こういう場所も、見通せるようになりました。しかし、まだ計画完成は遠そうです。
東芝ペロブスカイトの記事、有料会員限定なので途中までしか読めません。また、梶山経産相インタビュー記事も会員限定なので読めませんが、最後のほうでペロブスカイトを推しているらしいです。
26日(月) 緊急事態宣言発出に伴って、ライトダウン実施中でしょうか?
先週書いた、中国太陽光発電協会が意見照会中の、ペロブスカイト太陽電池とモジュールの電流-電圧特性測定方法の基準の件、背景説明等のファイルの一部にGoogle翻訳の結果を挿入してみました原案段階の標準案のほか、光照射による温度上昇ムラや、フィッティング方法の考察などの結果も添付されていましたが、省きます。中国では、既にペロブスカイト太陽電池業界が出現しつつあるので、業界標準を定める必要性が生じたのでしょう。日本では、まだ商業生産段階にないので、議論が試験研究段階での評価に偏りがちなところがあります。
25日(日)  
24日(土)  
23日(金) ネタが無い時は、トマトをペロブスカイトに加えてみる感じでしょうか。 DOI:10.1002/adfm.202011242
中国太陽光発電協会が、ペロブスカイト太陽電池とモジュールの電流-電圧特性測定方法の基準について意見照会するようです。 そういえば、国際標準という前に、日本の国内標準って、あったでしょうか?
気候サミットで菅首相が登場したのは21:40頃でしたので、ふつうに仕事時間内でしょうが、小池知事のところは開始から約6時間後なので、午前3時頃です。生で出席だったのでしょうか? 朝まで生というのもあるので、ふつうなのかもしれませんが。
46%目標に関するメモとして、官邸サイトの地球温暖化対策推進本部その記者会見気候サミットの項目を記録しておきます。演説文は和文/英文で出てますが、中継では通訳の声しか聞こえなかったので、どんな感じで「ジョーの指導力に改めて敬意を表します」などと読まれたのでしょうか。英文は、音声と違う箇所が目立ちますが。
22日(木) 始まってみないと誰が話すのか分からなかった気候サミット、発表順は以下のようになっていました。
アメリカ・バイデン大統領→国連・グテーレス事務総長→中国・習近平主席→インド・モディ首相→イギリス・ジョンソン首相→日本・菅首相→カナダ・トルドー首相→バングラデシュ・ハシナ首相(録画)→ドイツ・メルケル首相→フランス・マクロン大統領(録画:途中で切れた)→ロシア・プーチン大統領→フランス・マクロン大統領(再:録画)→韓国・文在寅大統領→インドネシア・ジョコ大統領(録画)→南アフリカ・ラマポーザ大統領→イタリア・ドラギ首相→マーシャル諸島・カブア大統領→アルゼンチン・フェルナンデス大統領→EU・フォンデアライエン欧州委員会委員長→サウジアラビア・サルマン国王→ブラジル・ボルソナーロ大統領→ブータン・ツェリン首相→オーストラリア・モリソン首相→アンティグアバーブーダ・ブラウン首相→メキシコ・ロペスオブラドール大統領→ガボン・オンディンバ大統領→コロンビア・マルケス大統領→トルコ・エルドアン大統領→チリ・ピニェラ大統領−(休憩)→EU・ミシェル欧州理事会議長→ジャマイカ・ホルネス首相→コンゴ民主共和国・チセケディ大統領→ニュージーランド・アーダーン首相
順番決めるの大変そうですね。
気候サミットで発表する日本の2030年の温室効果ガス排出削減目標の件、夕方になってようやく報道が出てきました。しかし、18:10に見た時には「表明するとみられる」だったのが、19:05に見たら「表明した」と変わっているのに、タイムスタンプは17時42分のまま、という朝日新聞デジタルのように、リンクで示すと中身が書き換わっている可能性があるので、画面ショットで並べます。18:04配信/19:24のNNN、18:18配信/18:42更新の毎日、18:23配信/18:45更新のロイター、17:59配信/19:02更新の読売、18:06配信/18:28更新の産経など、配信時刻だと未来の事を書いている記事になっています。産経は、Yahooでなく自サイトでは18:14しか書いてなく、やっぱり未来記事になってます。
【4/23追記】地球温暖化対策推進本部は、こちらによると17:45-18:10だったようなので、必ずしも未来記事ではないかもしれませんが、各所確認が必要ですね。
研究棟の実験系排水桝のpHが、また低くなっていたので、水を流し続けて回復。
うまく太陽を隠している
21日(水) いちおう昨年度後半に新規採用されたので、先端研の新任教職員説明会を受講。しかし、サステイナブル未来社会創造プラットフォーム会合と重なり、左右のPCで同時にZoom参加。
いろいろツッコミどころが多い、世田谷区のお知らせ「せたがや」が配布されていました。「※この記事は、4月12日正午時点の情報で作成しています。ワクチンの供給量の見通しが示されていないため、変更の可能性があります。」としつつ、「保存版」です。で、「接種券に同封する案内には、接種会場を記載していません。接種会場は本特集号4面で確認して下さい。2回の接種が終わるまで大切に保管してください。」って、確かに保存版ですね。こういう広報は、なかなか保存しないと思うので、接種券が届いた時に問い合わせが集まるのではないでしょうか。
気候サミットの開催は明日ですが、未だにプログラムも誰が参加するのかも分かりません。そこからして駆け引きなのでしょうか。そこで表明される見込みの日本の排出量削減目標についても、本当に明日の話をしているのか、と思えるような報道が多い()ですね。
いっぽう、「脱炭素社会」実現に向けたロードマップについてのニュース、もと情報はこちらでしょうが、とりわけ太陽光発電に関する発言が切り抜かれていますね。

【4/22追記】もしかして、切り抜かれた発言は、こちらの会議に関するものだったのでしょうか。
20日(火) 将来的なエネルギー源比率の目標を定める「エネルギー基本計画」を議論する経産省・総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会(第41回)の開催がアナウンスされています。時間が経つと表示されなくなるので、画面ショットで。4月22日(木)15:30-18:30に、インターネット中継され、資料はこちらに掲載されるそうです。2030年に再エネ40%くらい目指すのでしょうか?
気候変動対策推進のための有識者会議の第2回が開催され、首相発言もあったようですが、わざわざ英語ページも用意しているあたり、「やっている感」を出す目的でしょうか。今週開催の気候サミットまでに方針を打ち出すとなると、上記の基本政策分科会は正念場ですね。2030年までの削減目標を、現行の26%から、40-45%程度に引き上げる考えらしいですから。あるいは50%とか。
研究室の隣の席で午後9時にスタートしたMRSの講演、当初8時からと言っていたのが、いや10時から、となり、それにしては動きが早い、と思ったら9時だったのでした(EST AM8:00夏時間)。日本では夜通しの学会になります。時差がある中でのオンラインは、時間帯が難しいですよね。
12月の気候野心サミット2020は、日本では23時〜4時だったようですが、今度の気候サミットは、どういうスケジュールで行われるのでしょうか。
IEAが出したGlobal Energy Review 2021と、それに関する報道、CO2排出量が昨年急減したのは一時的なものだから、そこから通常に戻れば急増して当然な気がするのですが、その急増ペースをそのまま今後に適用するのは、いかがなものでしょうか。
例の工事現場が、ようやく道路っぽくなってきましたが、この写真の右端の位置には、いつも警察官が立っていて、正面に回ると誘導員の人と向かい合ってしまうので、雰囲気の出る写真が撮れません。ということで、夜中の写真(に。
19日(月) 入学式の無かった昨年度の新入生向けに企画がありますが、再び厳しい状況が予想されます。
熊本地震に関連するニュース、断層の図がおおざっぱなのは、まあ、こんなものでしょうか。そもそももとになる図が微妙ですから。それはともかく、前震の震源は御船町、本震の震源は嘉島町だったはずですが、両町とも、全国的にはほとんど名前が出てきませんね。だいたい益城町か阿蘇市か。あと、断層の宇土区間は、当時は破線表示だったと思いますが、この配置で確定なのでしょうか?
18日(日)  
17日(土)  
16日(金) 韓国・ソウル国立大と高麗大から、認証効率24.35%のペロブスカイト太陽電池が報告されていたのが抜けていたことに気付きました。自己測定値は24.63%です。ということで、セル変換効率上位のリストは、以下のようになります。
25.59% 韓国UNIST/スイスEPFL Nature, in press. DOI:10.1038/s41586-021-03406-5 2021/04/05 認証25.21%
25.4% 韓国KRICT/米国MIT Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24 認証25.17%
25.28% 韓国KIER Joule 2021, 5, 659. DOI:10.1016/j.joule.2021.02.007 2021/03/17 認証24.68%
25.17% 韓国UNIST[Seok] Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証24.3%
24.98% 韓国SKKU ACS Energy Lett. 2021, 6, 1612. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00452 2021/03/31  
24.82% 韓国UNIST[Yang] Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25 認証24.64%
24.66% 韓国UNIST[Seok] Science 2019, 366, 749. DOI:10.1126/science.aay7044 2019/11/08 認証23.73%
24.63% 韓国SNU,KoreaU Nature Energy, in press. DOI:10.1038/s41560-020-00749-7 2021/01/04 認証24.35%
24.6% 韓国KoreaU Energy Environ. Sci., in press. DOI:10.1039/d0ee03312j 2021/03/02  
24.1% 中国Nanjing Science 2021, 371, 1359. DOI:10.1126/science.abf7652 2021/03/26  
24.10% 韓国UNIST[Seok] Nature Energy, in press. DOI:10.1038/s41560-021-00802-z 2021/04/08 認証23.85%
24.02% 韓国UNIST[Kim] Joule 2019, 3, 2179. DOI:10.1016/j.joule.2019.06.014 2019/06/21 認証23.48%
23.94% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 3231. DOI:10.1021/jacs.0c12802 2021/02/18  
23.9% 中国Wuhan Sci. China Mater. 2021, 64, 789. DOI:10.1007/s40843-020-1478-5 2020/10/22  
23.80% 中国Fuzhou Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 8303. DOI:10.1002/anie.202017148 2021/02/18  
23.70% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 19980. DOI:10.1021/jacs.0c08592 2020/11/10  
23.68% 中国Wuhan Adv. Mater. 2020, 32, 2003990. DOI:10.1002/adma.202003990 2020/09/21  
23.56% 中国ISCAS Nature Photonics 2019, 13, 460. DOI:10.1038/s41566-019-0398-2 2019/04/01 認証23.32%
23.5% 中国Tianjin/スイスEPFL Adv. Mater. 2020, 32, 1907757. DOI:10.1002/adma.201907757 2020/02/18  
23.5% 韓国KRICT Nature Commun. 2020, 11, 5146. DOI:10.1038/s41467-020-18940-5 2020/10/13  
よその研究室の搬入作業を高みの見物。もっと大型の経験があると、余裕をもって眺めることができます。この位置の搬入は、冬のほうが容易ですね。木の葉が無いので。
こちらの死者数統計、見た時点では2,999,404でしたが、今日中に300万を超えるでしょう。こちらのチャートは1万人当時に作られたものですが、ここまでの拡大は想定にあったでしょうか? 日々の集計も、再び最高値に近づいています。
3号館南棟西側のキンモクセイとコブシの木、年々存在感を増しています。2011年の写真では見えないレベルで、2014年に話題にした(写真1写真2)時に小さかったのとはだいぶ違います。しかし、いずれも管理されていないので、コブシには毎年コブシハバチの幼虫が発生しますし、キンモクセイも出てくる若葉がことごとく虫食いだらけになります。この写真で虫を探してみましょう(→拡大)。そして、こちらで帰属してみましょう。もはや今さら駆除しようとする人は、いなさそうですね。
15日(木) この時期、各所で目にするナガミヒナゲシ、注意喚起の記事も度々(2010201720182021)目にしますが、もはや今さら駆除しようとする人は、いなさそうですね。
昨日書いたように、モジュールでの報告例は、まだそれほど多くありませんが、高効率セルの論文報告例をペロブスカイト層の製膜法別プロットで見ると分かるように、スピンコート以外の方法で上位に登場するのは、引き塗り(blade coat, bar coat, slot-die coat, meniscus coat 等)しかありません。
以下の表は3月5日に書いたものの焼き直しですが、
23.4% 米国/NorthCarolina Science Adv. 10.1126/sciadv.abe8130 2021/03/03 inverted NREL認証22.62%
22.7% 中国/大連, 西安 Adv. Mater. 10.1002/adma.202004979 2020/10/20 planar slot die
22.20% 香港 Joule 10.1016/j.joule.2020.09.011 2020/10/16 planar  
22.16% 中国/南昌 Nature Commun. 10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15 inverted 1cm2 メニスカス塗布
22.0% 米国/NorthCarolina Adv. Mater. 10.1002/adma.202000995 2020/05/28 inverted  
21.9% 米国/NorthCarolina J. Am. Chem. Soc. 10.1021/jacs.9b13418 2020/02/07 inverted  
21.9% 中国/広州 J. Mater. Chem. A 10.1039/d0ta02449j 2020/04/21 inverted  
21.7% 米国/NorthCarolina Science Adv. 10.1126/sciadv.aav8925 2019/03/08 inverted  
21.5% 中国/広州 Chem. Commun. 10.1039/d0cc01197e 2020/03/25 inverted  
21.5% 中国/広州 Nano Energy 10.1016/j.nanoen.2020.104929 2020/06/09 inverted  
21.3% 米国/NorthCarolina Science Adv. 10.1126/sciadv.aax7537 2019/12/06 inverted  
同じところが複数出しているだけという感じも。。。
14日(水) こちらの記事に指摘されているように、何となく、カメラでなく、リンゴのマークで写真を撮ろうとしてしまいます。
スピンコート以外では比較的多い、引き塗り(blade coat, bar coat, slot-die coat, meniscus coat)でペロブスカイト層を塗布して作製されたモジュールの論文一覧です。まだ全部でこれだけしかありません。同一論文内でスピンコートのほうが性能が出ているものが入っていないせいでもありますが。
【ガラス基板・順構造】
19.6% 7.92cm2 中国/大連,西安 Adv. Mater. 10.1002/adma.202004979 2020/10/20 10cm2で18.6%
17.94% 19.69cm2 韓国/SKKU J. Mater. Chem. A 10.1039/d0ta10366g 2020/12/26  
17.6% 18.0cm2 中国/廈門 J. Am. Chem. Soc. 10.1021/jacs.1c00852 2021/04/09  
17.01% 18.66cm2 韓国/SKKU J. Mater. Chem. A 10.1039/d0ta02017f 2020/04/16  
16.80% 35.80cm2 中国/上海 Adv. Energy Mater. 10.1002/aenm.202003301 2020/12/21  
16.69% 8cm2 中国/廈門 Adv. Funct. Mater. 10.1002/adfm.202008760 2020/12/21 49cm2で13.84%
16.54% 10cm2 中国/武漢 J. Mater. Chem. A 10.1039/d0ta02043e 2020/04/07 53.64cm2で13.32%
16.3% 10.36cm2 米国/NREL ACS Energy Lett. 10.1021/acsenergylett.7b01221 2018/01/02 26.04cm2で14.6%
16.10% 16cm2 イタリア/ローマ ACS Appl. Mater. Interfaces 10.1021/acsami.0c18920 2021/03/02  
15.9% 8.0cm2 中国/廈門 Solar RRL 10.1002/solr.202000654 2020/12/15  
15.79% 8.0cm2 中国/廈門 J. Mater. Chem. A 10.1039/c9ta09101g 2019/10/01  
14.7% 47cm2 イタリア/ローマ ACS Appl. Mater. Interfaces 10.1021/acsami.9b05730 2019/06/25  
14.06% 11.09cm2 米国/NREL Nature Energy 10.1038/nenergy.2017.38 2017/03/20  
13.85% 16cm2 韓国/SKKU ACS Energy Lett. 10.1021/acsenergylett.9b01735 2019/09/09  
11.9% 4cm2 ベルギー/IMEC Adv. Energy Mater. 10.1002/aenm.201600386 2016/05/27  
11.59% 50cm2 イタリア/ローマ Nano Energy 10.1016/j.nanoen.2019.104441 2020/01/03  
11.2% 149.5cm2 オランダ/Solliance Solar Energy Mater. Solar Cells 10.1016/j.solmat.2017.11.010 2017/11/16 168.75cm2で10%
10.6% 17.6cm2 中国/Weihua Solar J. Semicond. 10.1088/1674-4926/38/1/014006 2017/01/01  
10.26% 10.08cm2 イタリア/ローマ J. Power Sources 10.1016/j.jpowsour.2014.12.008 2014/12/03 100cm2で4.3%
【ガラス基板・逆構造】
18.0% 21.5cm2 米国/NorthCarolina Joule 10.1016/j.joule.2020.07.003 2020/07/29  
17.86% 2.7cm2 米国/Alabama ACS Appl. Energy Mater. 10.1021/acsaem.0c00180 2020/04/01  
16.9% 63.7cm2 米国/NorthCarolina Science Adv. 10.1126/sciadv.aax7537 2019/12/06  
16.3% 60.8cm2 米国/NorthCarolina Nature Sustain. 10.1038/s41893-021-00701-x 2021/03/29  
15.65% 10.08cm2 中国/広州 J. Mater. Chem. A 10.1039/d0ta12342k 2021/01/29  
15.38% 10.08cm2 中国/広州 Adv. Energy Mater. 10.1002/aenm.202000173 2020/03/16  
15.3% 33.0cm2 米国/Nebraska,
NorthCarolina
Nature Energy 10.1038/s41560-018-0153-9 2018/05/14 57.2cm2で14.9%
15.0% 27cm2 日本/Toshiba J. Power Sources 10.1016/j.jpowsour.2019.05.012 2019/05/16  
14.57% 2.2cm2 ドイツ/HZB Adv. Energy Mater. 10.1002/aenm.202003460 2021/01/25 12.56cm2で3.869%
14.43% 6.8cm2 サウジアラビア/KAUST ACS Energy Lett. 10.1021/acsenergylett.0c01297 2020/08/11  
12.8% 3.80cm2 ドイツ/ZSW ACS Appl. Mater. Interfaces 10.1021/acsami.0c15428 2020/11/16 11.60cm2で10.3%、
49.60cm2で9.3%
13.03% 10.56cm2 台湾/長庚大 Solar Energy 10.1016/j.solener.2020.05.003 2020/05/07  
11.25% 10.08cm2 中国/広州 Adv. Sci. 10.1002/advs.201901067 2019/06/25  
11.07% 15cm2 中国/南昌 J. Phys. Chem. C 10.1021/acs.jpcc.0c00908 2020/03/22  
9.81% 3.75cm2 台湾/国立台湾大 ACS Appl. Mater. Interfaces 10.1021/acsami.0c06211 2020/05/21  
8.3% 10cm2 韓国/GIST ACS Appl. Mater. Interfaces 10.1021/acsami.8b02549 2018/04/18  
【フレキシブル・順構造】
14.67% 10cm2 中国/武漢 Adv. Mater. 10.1002/adma.202003990 2020/09/21 PET
【フレキシブル・逆構造】
17.55% 31.20cm2 中国/南昌 Nature Commun. 10.1038/s41467-020-16831-3 2020/06/15 PET
16.70% 22.50cm2 中国/南昌 Sci. China Chem. 10.1007/s11426-020-9951-1 2021/03/19 PET
16.15% 15cm2 中国/南昌 J. Mater. Chem. A 10.1039/d0ta12067g 2021/01/26 PEN
15.86% 42.9cm2 米国/NorthCarolina Adv. Energy Mater. 10.1002/aenm.201903108 2019/11/21 Willow Glass
Excelで文献データを集めていると、最後の0が隠れてしまうので、例えば、15%だったか15.0%だったかを確認するため、文献に戻って見直す必要が生じてしまいます。
13日(火) ペロブスカイト太陽電池モジュールの論文報告例、製膜法で整理すると、さすがに最近はスピンコートの比率が下がってきていますが、結局、大きいものはスピンコートで作られているという、、、。 他の方法も、ムラなく面積を広げるのが難しいということでしょうか。
帰宅時に研究棟の下水のpH表示を見たら(1:48)、5を下回っていたので、昼間、実験室の流し台の水を流し続けてみたところ、夕方までかかって、ようやくほぼ5になりました。希釈だけでpHを動かすのは、意外と大変です。
12日(月) 先日報道(→翻訳)されていた、中国UtmoLight(無錫極電光能科技)が63.98cm2モジュールで変換効率20.5%を達成した件、ようやく同社サイトで報告されました(→英語版)。
11日(日)  
10日(土)  
9日(金) 韓国UNISTから、認証効率23.85%のペロブスカイト太陽電池が報告されました。本文にはありませんが、自己測定値は24.10%(in Supplementary Figure 20)です。ということで、週内に何度も改訂になりますが、セル変換効率上位のリストは、以下のようになります。
25.59% 韓国UNIST/スイスEPFL Nature, in press. DOI:10.1038/s41586-021-03406-5 2021/04/05 認証25.21%
25.4% 韓国KRICT/米国MIT Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24 認証25.17%
25.28% 韓国KIER Joule 2021, 5, 659. DOI:10.1016/j.joule.2021.02.007 2021/03/17 認証24.68%
25.17% 韓国UNIST[Seok] Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証24.3%
24.98% 韓国SKKU ACS Energy Lett. 2021, 6, 1612. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00452 2021/03/31  
24.82% 韓国UNIST[Yang] Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25 認証24.64%
24.66% 韓国UNIST[Seok] Science 2019, 366, 749. DOI:10.1126/science.aay7044 2019/11/08 認証23.73%
24.6% 韓国KoreaU Energy Environ. Sci., in press. DOI:10.1039/d0ee03312j 2021/03/02  
24.1% 中国Nanjing Science 2021, 371, 1359. DOI:10.1126/science.abf7652 2021/03/26  
24.10% 韓国UNIST[Seok] Nature Energy, in press. DOI:10.1038/s41560-021-00802-z 2021/04/08 認証23.85%
24.02% 韓国UNIST[Kim] Joule 2019, 3, 2179. DOI:10.1016/j.joule.2019.06.014 2019/06/21 認証23.48%
23.94% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 3231. DOI:10.1021/jacs.0c12802 2021/02/18  
23.80% 中国Fuzhou Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 8303. DOI:10.1002/anie.202017148 2021/02/18  
23.70% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 19980. DOI:10.1021/jacs.0c08592 2020/11/10  
23.68% 中国Wuhan Adv. Mater. 2020, 32, 2003990. DOI:10.1002/adma.202003990 2020/09/21  
23.56% 中国ISCAS Nature Photonics 2019, 13, 460. DOI:10.1038/s41566-019-0398-2 2019/04/01 認証23.32%
23.5% 中国Tianjin/スイスEPFL Adv. Mater. 2020, 32, 1907757. DOI:10.1002/adma.201907757 2020/02/18  
23.5% 韓国KRICT Nature Commun. 2020, 11, 5146. DOI:10.1038/s41467-020-18940-5 2020/10/13  
2019年は瀬川教授、2018年は木下助教が受賞した、科学技術分野の文部科学大臣表彰、今年の受賞者を見ると、科学技術賞(技術部門)で、英弘精機(株)の長谷川壽一社長が「日射強度を高精度かつ高速に測定する日射計の開発」で受賞してますね。
8日(木) 不安の声に答えてか、学部入学式大学院入学式ともに、「予定どおり挙行いたします」と強調するアナウンスがありました。なお、入学式に出席または従事する新入生以外の学内構成員は、全員、抗原定量検査を事前に実施するという内部連絡も来ています。
7日(水) ペロブスカイト太陽電池論文報告の変換効率最高値が25.6%に更新されました
通常、Natureは日本時間毎週木曜日AM2:30頃に公開されるのですが、時々、それ以外のタイミングのものがあります。最近はコロナ関係に限られていましたが、それぐらい重要と判断されたのか、別の事情なのでしょうか。ということで、確認に出遅れました。
認証効率は25.21%で、KRICT/MIT報告の25.17%を上回っています。どちらも、普通に書けば25.2%ですが。これらがNRELチャートの2つの25.2%プロットに対応するのか、またはKoreaUと書かれているので高麗大が同じ値を出しているのか、さらに今後の展開に注目です。
UNISTは3つのグループがそれぞれ高効率を出している他、KRICTやKIERも論文の住所は蔚山なので、どういう場所にあるのか見たら、ここ、都会から隔絶した場所なんでしょうね。
これを受けて、「페로브스카이트 25.6」で検索したところ、たくさん検索結果が出てきました。読めませんが。今回は、「钙钛矿 25.6」では出てきません。もし日本で最高効率が出たとして、こんなにリアクションがあるでしょうか?
ペロブスカイト太陽電池の変換効率プロット・デバイス構造別です。最近になって急に高効率の報告が増えました。たくさんの点が重なっている下のほうを見ると、効率19%台後半とか、20%台後半などに、疎な領域が見られます。せっかくなら一つ上のランクに、と頑張った結果の反映でしょうか。
暫定速報値なので、外向けに公表できる段階ではないと思いますが、工学部で6回行われた新3年生向けガイダンスの第2回では、170名の学生が参加し、教室内のCO2濃度が、開始時700ppm、終了時760ppmだったそうです。今後、各講義の開始・終了時のデータを蓄積し、基礎データとするそうです。ちなみに、外の空気は普通400〜500ppm、法令で室内は1000ppm以下に維持しないといけません。
昨年度分のNEDO成果報告会、2019年度の成果を2020年に報告する予定だったものですが、形を変えて、Webサイトで資料を公開する方式で現在実施されています。ふつう、成果報告会に参加するには何らかの登録をしますが、このサイトでは全てがフリーで、これでは情報がどんどん海外等に流れてしまいます。といっても、2年前の情報を今さら報告されても、役に立たないでしょうが。
ストリートビュー、三度目の登場です。1カットだけですが。昨年12月の撮影で、この後、SV車は左折して、私のすぐ後を追走する形になったのですが、そこは撮られていなかったようで、2020年12月ながら別の日の画像になっています。
6日(火) 今年度の授業がオンラインで始まりました。
私は今学期の担当授業は無いのですが、Zoomホストは週2コマ持ってます。
みんなが気にしてそうなグリーンイノベーションプロジェクト部会、今日開催されたはずですが、まだ資料がアップされていません。
最近、「薄いガラス板」の語に反応してしまいます。元ネタはこちらですね。
これまで発表された論文で4位となる、変換効率24.98%のペロブスカイト太陽電池が報告されました。
セル変換効率上位のリストは、以下のようになります。
25.4% 韓国KRICT/米国MIT Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w 2021/02/24 認証25.2%
25.28% 韓国KIER Joule 2021, 5, 659. DOI:10.1016/j.joule.2021.02.007 2021/03/17 認証24.68%
25.17% 韓国UNIST[Seok] Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 2020/10/02 認証24.3%
24.98% 韓国SKKU ACS Energy Lett. 2021, 6, 1612. DOI:10.1021/acsenergylett.1c00452 2021/03/31  
24.82% 韓国UNIST[Yang] Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 2020/09/25 認証24.64%
24.66% 韓国UNIST[Seok] Science 2019, 366, 749. DOI:10.1126/science.aay7044 2019/11/08 認証23.73%
24.6% 韓国KoreaU Energy Environ. Sci., in press. DOI:10.1039/d0ee03312j 2021/03/02  
24.1% 中国Nanjing Science 2021, 371, 1359. DOI:10.1126/science.abf7652 2021/03/26  
24.02% 韓国UNIST[Kim] Joule 2019, 3, 2179. DOI:10.1016/j.joule.2019.06.014 2019/06/21 認証23.48%
23.94% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 3231. DOI:10.1021/jacs.0c12802 2021/02/18  
23.80% 中国Fuzhou Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 8303. DOI:10.1002/anie.202017148 2021/02/18  
23.70% スイスEPFL J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 19980. DOI:10.1021/jacs.0c08592 2020/11/10  
23.68% 中国Wuhan Adv. Mater. 2020, 32, 2003990. DOI:10.1002/adma.202003990 2020/09/21  
23.56% 中国ISCAS Nature Photonics 2019, 13, 460. DOI:10.1038/s41566-019-0398-2 2019/04/01 認証23.32%
23.5% 中国Tianjin/スイスEPFL Adv. Mater. 2020, 32, 1907757. DOI:10.1002/adma.201907757 2020/02/18  
23.5% 韓国KRICT Nature Commun. 2020, 11, 5146. DOI:10.1038/s41467-020-18940-5 2020/10/13  
5日(月) 総長、コロナ感染、学内の144例目でしょうか(当日文面)。4月12日の入学式は、昨春以降初めて大勢を集めて開催しようとしている中、誰が総長を代行するのでしょうか? 代理が務まりそうな人は、濃厚でなくとも、接触者のように思われます。もしかしてリモート式辞でしょうか。
先が遠そうな、ワクチンのニュースです。効果は明確なはずですが、存在しないことには、、、。
最近いろいろなところで連呼される「アクリル板」、本当にアクリルなのでしょうか? 透明プラスチック板の代名詞になっている感じがあります。私の横に立っているのはPET板ですし、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンなども使われていそうな気がします(→>参考)。 逆に、水族館の水槽の「ガラス」とかは、アクリル製のものが多かったり。 ペットボトル=plastic bottle、レジ袋=plastic bag、消しゴム=plastic eraser、、、「プラスチック」に悪いイメージがあるのでしょうか。もともとの意味から言えば、プラスチックは性質を表していて物質名ではないといえばそうなんですが。
話題になっている本当の定規、セルサイズ規定用にいかがでしょうか。
軽量太陽電池の可能性を示していたloon、いつの間にか解散していたのですね。いっぽう、Perovskite-infoで紹介されている会社は、怪しいものも多いですが、Power Roll社のリリース、相手方の日本のエネルギーのリーディングカンパニーって、存在するのでしょうか?
Solliance4月1日ネタ、ぜひ4接合タンデムモジュールを作ってもらいましょう。
4日(日)  
3日(土)  
2日(金) ペロブスカイト太陽電池モジュール変換効率20.01%を先日報告した中国UtmoLight(無錫極電光能科技)が、今度は63.98cm2モジュールで、モジュール変換効率20.5%(→翻訳を達成したようです。なんとJET認証です。現時点では、まだ同社サイトには出ていませんが、他にも続々と報道(→翻訳が出てきています。
Joule 先月号で、これまで発表された論文で2位となる、変換効率25.28%のペロブスカイト太陽電池が報告されました。多孔質酸化チタン層にLi2CO3をドープしたのがポイントのようです。
セル変換効率上位のリストは、以下のようになります。

25.4%(韓国KRICT/米国MIT) Nature 2021, 590, 587. DOI:10.1038/s41586-021-03285-w (2021/02/24) 認証25.2%
25.28%(韓国KIER) Joule 2021, 5, 659. DOI:10.1016/j.joule.2021.02.007 (2021/03/17) 認証24.68%
25.17%(韓国UNIST[Seok]) Science 2020, 370, 108. DOI:10.1126/science.abc4417 (2020/10/02) 認証24.3%
24.82%(韓国UNIST[Yang]) Science 2020, 369, 1615. DOI:10.1126/science.abb7167 (2020/09/25) 認証24.64%
24.66%(韓国UNIST[Seok]) Science 2019, 366, 749. DOI:10.1126/science.aay7044 (2019/11/08) 認証23.73%
24.6%(韓国KoreaU) Energy Environ. Sci., in press. DOI:10.1039/d0ee03312j (2021/03/02)
24.1%(中国Nanjing) Science 2021, 371, 1359. DOI:science.abf7652 (2021/03/26)
24.02%(韓国UNIST[Kim]) Joule 2019, 3, 2179. DOI:10.1016/j.joule.2019.06.014 (2019/06/21) 認証23.48%
23.94%(スイスEPFL) J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 3231. DOI:10.1021/jacs.0c12802 (2021/02/18)
23.80%(中国Fuzhou) Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 8303. DOI:10.1002/anie.202017148 (2021/02/18)
23.70%(スイスEPFL) J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 19980. DOI:10.1021/jacs.0c08592 (2020/11/10)
23.68%(中国Wuhan) Adv. Mater. 2020, 32, 2003990. DOI:10.1002/adma.202003990 (2020/09/21)
23.56%(中国ISCAS) Nature Photonics 2019, 13, 460. DOI:10.1038/s41566-019-0398-2 (2019/04/01) 認証23.32%
23.5%(中国Tianjin/スイスEPFL) Adv. Mater. 2020, 32, 1907757. DOI:10.1002/adma.201907757 (2020/02/18)
23.5%(韓国KRICT) Nature Commun. 2020, 11, 5146. DOI:10.1038/s41467-020-18940-5 (2020/10/13)
1日(木) NEDOのサイトに、グリーンイノベーション基金事業のページができました。今後順次内容を充実させていくとのことですが、どうなるでしょうか。また、経産省・産業構造審議会のグリーンイノベーションプロジェクト部会との関係は、どうなるでしょうか。

これ以前は「2020年度の中崎城太郎」へ




[←2020年度] [→2022年度]

JOTARO on the web