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2025年度の中崎城太郎

これ以後は「最近のできごと」へ

2025年(令和7年) 12月
21日(日)  
20日(土)  
19日(金) 文科省の報道発表 「国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議(アドバイザリーボード)による審査の状況を公表します」 や、日経報道 「「国際卓越大」に東京科学大を認定へ、京大も候補 不祥事続く東大は保留」 など、盛り上がって(?)います。10兆円ファンドといいつつ、配られるのは100億円レベルで、3桁落ちます。
さっそく、総長メッセージが出されました。
スプレー製膜のペロブスカイト太陽電池で変換効率25.5% を達成した論文です。これまでの製膜法では、あとで曲げることはできても、製膜の際は平らである必要がありました。この論文では、曲がった面にも製膜しています。
カーボンナノチューブを用いることで、TCOフリーペロブスカイト太陽電池で変換効率24.5%、同フレキシブル太陽電池で変換効率23%を達成した論文です。
環境フレンドリーホールディングスからのプレスリリース 「ペロブスカイト事業に係るショールーム兼販売拠点の進捗に関するお知らせ」 によると、ようやくショールームの物件が決定したようです。
こちらの情報、「城太郎」 ですが、私のことではありません。 そんなに多くない名前かと思いますが。
椎間板ヘルニアは、結局、1月5日に手術 することになりました。
こちらのクリニックで先々週に診察を受けて、こういうMRI画像が得られ、赤丸で囲ったところに遊離した物体がある、どう見てもヘルニアの状態で、こちらの画像のように、縦に白く走る神経が当該箇所で圧迫されていることが明確になっていました。前回の時は1段下のところ(L4/5)で、Wikipediaの「症状」のところにあるの「L4」の症状でしたが、今回(L3/4)は「L3」の症状となっています。ふつうは、椎間板が少し突き出す程度のようですが、今回は、明確に物体が飛び出しています。
手術は、こちらの病院で、こちらに書かれているようなものとなる見込みです。というわけで、1月4日(日)から7日(水)という、新年早々の時期に入院します。手術・入院は、小3以来、45年ぶりの経験となります。
18日(木) 以前、U先生に関するこちらの情報が、想像以上に波紋を呼んでいましたが、その背後で、こういう公募が動いていました。 というわけで、高機能材料分野からエネルギー環境分野に移籍された、というわけですが、直近で、急に公募情報が賑やかになりました。
17日(水) 今日はこういう企画で、長野県茅野市に行きました。オンライン配信を併用するシンポジウムで、Zoom中継に関することを全部やりましたが、よその会場で、遠く(荷物の量に制限がかかる)、会場情報が無い中で、ぶっつけ本番、というのでは、やっぱり、聞いていた人には不満が残る中継だったかと思います。ふつうは事前にテストして、現地の協力を得てやるところですが。とりあえず、こういう講演こういうパネル討論という現地でのイベント自体は、滞りなく開催されました。
茅野市役所8階は見晴らしが良く、到着した際は好天だったので風景がよく見えていました。準備に忙しかったので、後で撮影しよう、と思っていたら、シンポジウム終了後には、すっかり曇っていました。さらに、その後の懇談会終了後には雨になっていました。
マクニカからのプレスリリース 「マクニカ、奥村組と遮水シート一体型ペロブスカイト太陽電池の実証試験を開始 〜未活用の広大な法面・盛土を、再生可能エネルギー供給地へ〜」 では、ペロブスカイト太陽電池だけを試験している雰囲気ですが、一緒にやっているはずの奥村組のニュースリリース 「発電しながら斜面を守る「太陽電池防災シート」の実証試験を開始」 では、シリコンベースの 「ローラブル太陽電池」 と共に試験されていて、面積比率は、おおよそ、ペロブスカイト:シリコンが1:3で、曲がるシリコンのほうが目立っています。このローラブル太陽電池は、株式会社SOELとの共同実証ということで、そちらのほうがメインのようにも見えます。
横浜市立谷本小学校で、「ペロブスカイト太陽光発電」出前授業が行われたようです。池上先生、お疲れ様です。
16日(火) 明日はこういう企画があるので、2015年11月の北九州(九工大)行き以来、10年ぶりの国内出張です。こちらで行きます。
東京都の Airソーラー社会実装推進事業で、東京ガス、飯田グループ、マクニカ、麗光 が採択されました。東京ガスとマクニカの連名でのプレスリリースも出ています。同事業では、これまでに、リコーが最初に、続いてYKK AP、東芝エネルギーシステムズ、関電工が採択されたのに続きます。それにしても、本事業の実施場所は このあたりで、なかなか行けそうにない場所です。
経産省の 調達価格等算定委員会が開催され、その中で、太陽光発電については、こういう資料になっていることから、2027年度の買取制度をどうするか議論されたこととみられます。ちょうど、メガソーラー上乗せ補助廃止などと報道されている中で、そういう流れになっていくのでしょう。別段、禁止されるわけでもないので、これで FIT卒業 ということではないでしょうか。
15日(月) 高市首相、輸入の太陽光パネルでなくペロブスカイト電池の普及を促進」 と報道されています。参議院予算委員会での答弁に関するものですが、参議院サイトで該当箇所を直接示すのは難しいので、こちらの冒頭部分を引いておきます。参政党の神谷代表の質問に対する答弁の中で、高市首相は、
再生エネルギーで言うと、海外から輸入した太陽光発電パネルを並べるのではなく、むしろ日本で発明されたペロブスカイト太陽電池を普及していく。これは海外にも展開できますから、日本がもうかります。
と発言したようです。
GX推進機構の活動報告 「第22回・第23回 GX Future Seminar を開催しました」 で、10月15日に開催されたセミナーの件が報告されています。ここでは紹介していなかったものになるかと思います。よく見るスライドが資料として並んでいます。
環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の三次公募が始まりました 二次公募までに、さいたま市、滋賀県、福岡県、福岡市 の4者しか採択されていないので、追加公募です。ただ、締切が1月5日(月)正午だと、正月返上の作業になりそうなので、既に準備していてすぐ出せるところがあるのか、本気で募集しているわけではない、という評価になりそうです。
今日から Pacifichem が開催されています。日本化学会も含む、といっても、ハワイは遠い存在になってしまいました。
大阪府主催の第2回ペロブスカイト太陽電池 社会実装推進フォーラム “始めてみよか!PVK” が、1月22日(木) 14:00-17:00 に、グラングリーン大阪北館で開催されるようです。峯元先生が講演されるのはともかく、「協力」している「PVKの会」が何者なのか気になります。第1回の時もそうでしたが。こちらでは連絡先も書いてあるので、正体不明というわけではないでしょうが。
トリナソーラーの 210mm×105mm ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池が認証変換効率 32.6%を達成したと報道(→翻訳)されています。以前、31.1%(→翻訳)を達成した時は、Solar cell efficiency tables (Version 65) 掲載の値を上回っていましたが、Version 66 では、LONGi の 260.9cm2 (ap) で 33.0% や、ハンファQセルズの 330.56cm2 (t) で28.6% といった値が掲載されているので、これらを更新するものではないように思います。ただ、これを使った 3.1m2 のモジュールで出力865Wを達成した、というのは、比較対象がすぐにはわかりませんが、かなりの値かとみられます。
冬至までは、まだ1週間ありますが、日没位置は、だいぶ南側に収束してきました。この位置は、2022年12月20日とか、2023年12月22日と遜色ない感じです。しっかり追いかけると、2023年12月29日のようになっているのかもしれませんが。
14日(日)  
13日(土)  
12日(金) 令和6年度(2024年度)エネルギー需給実績(速報)がとりまとめられました。その結果の概要をもとに、エネルギー白書・エネルギー動向の図を使って作っている講義資料を更新すると、一次エネルギー国内供給の推移国内の発電電力量の推移の図ができますが、これらを使う機会はあるでしょうか。
昨年は11月22日に出ていたのに比べ、ずいぶん遅い公表です。昨年(2023年度分)は、一次エネルギー国内供給のうち化石燃料が前年度比7.0%減だったのに対し、今年(2024年度分)は1.9%減にとどまっていて、エネルギー起源CO2排出量は、昨年(2023年度分)4.8%減だったのに対し、今年(2024年度分)は1.4%減にとどまっています。これだと、こちらにある「2050年ネット・ゼロに向けた進捗」グラフで、初めて目標値の赤線を上回ってしまうことになるのではないでしょうか。
Progress in Photovoltaics誌の 2026年(34巻)1号が出ました。同誌では、例年、1号と7号に、Solar cell efficiency tables が掲載されてきました(例:33巻1号)が、今回は載っていません。異例です。というか、今後、efficiency tables は続くのでしょうか? NRELが消滅したので、NRELチャートも、そのまま R.I.P. になりそうな気がするのですが。
予告されていた通り、テレビ朝日 「TOKYO EVERYONE」 の本日12月12日の放送は「HTT」がテーマで、こういう放送だったようです。登場する次世代太陽電池は 「Airソーラー」 で、ペロブスカイト太陽電池ではありません(?)。
すっかり気温が低下し、ドライルームのプレクーラーは、既に休んでいる状態ですが、この先も当面は暑くなることはなさそうなので、プレクーラーを停止しました。春までお休みです。
椎間板ヘルニアから来る坐骨神経痛に、タリージェ5mg で痛みを緩和しているところですが、まだ相当痛みがあります。1年半前は、5mg で十分でしたが、今回は、もっと増量する必要が、というか、やっぱり手術しかないでしょうか。
11日(木) 来年1月21日(水) 13:30-16:50 に、シンポジウム 「発電する街・にいがた」 〜資源も、電気も、地産地消へ。 ペロブスカイト太陽電池と新潟産ヨウ素が描く未来〜」 が、新潟日報メディアシップ・日報ホールで開催されます。参加申込締切は1月7日です。
新潟市報道発表 「東京大学先端科学技術研究センターと脱炭素社会の実現に向けた連携と協力に関する協定を締結します −ペロブスカイト太陽電池の取組加速化へ−」 が、12月4日付で出ていました。協定締結式が 12月22日(月) 16:30 から新潟市役所で開催され、新潟市長および、東大先端研の杉山所長と瀬川教授が出席します。もしかして、先日の新潟日報記事に、そこまで書いてあったのでしょうか。
新栄電子計測器のプレスリリース 「新製品:ペロブスカイト太陽電池対応 太陽光モジュール性能評価装置 「IVCTシリーズ」発売のお知らせ」 に出ている ペロブスカイト太陽電池対応 太陽光モジュール性能評価装置 IVCTシリーズ、自信たっぷりですが、どのあたりがペロブスカイト対応なのでしょうか。
10日(水) 明日12月11日は、日本太陽光発電学会設立記念講演会 が、東京科学大学・大岡山で13時から開催されます。いっぽう、横浜で MRM が引き続き開催されていて、人の取り合いです。そういう中、私は駒場の授業です。
環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の二次公募結果が公表されました。採択されたのは、福岡市だけです。 一次公募で採択された さいたま市、滋賀県、福岡県とあわせて4者にしかなりません。1件10億円以内の枠がありますので、まだ予算額の50億円には届かないことは確定です。
既にリンク先が削除されているので示せませんが、福岡市は、結果だけ示されている 「令和7年度次世代型太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)率先導入等委託事業」に係る提案競技の募集の際に、この事業は環境省事業に採択されることが前提になっている、としていたので、何としても採択される必要があったのでしょう。
先日、日経記事 「ニコン、ペロブスカイト太陽電池などを受託開発 拠点開設」 が出ていましたが、それに対応するニコンのプレスリリース 「フレキシブルエレクトロニクスの実用化を加速 「Roll to Rollマスクレス露光装置」を設置した共創プラットフォーム「S3S LAB」を開設」 は、今日付です。
日経記事 「エコプロ2025開幕 循環経済や再エネ、脱炭素技術展示」 で、エコプロ2025 が紹介されています。その会場案内図で、いちばん目立っているのは原子力発電環境整備機構のように見えます。それはさておき、日経記事で紹介されている昭和製線は、あまり太陽電池に関係なさそうに見える会社ですが、「エコプロ2025に出展します!」 というリリースでも、屋外パーソナルオアシス 「そらいす」 をアピールしています。エコプロ出展情報を見ても、よく分からないのですが、日経記事によると燃やして廃棄できるそうなので、有機薄膜太陽電池が使用されているのかと思われます。
化学工業日報で、「稲畑産業、米で新事業 CDMO・ペロブスカイト」 という記事が出ているようですが、中身が読めません。稲畑産業が、どのようにペロブスカイトに関係しているのでしょうか。
産総研・福島再生可能エネルギー研究所が、来年1月29日(木) 10:00-15:15 に、「太陽電池モジュールの製造ライン見学とデモンストレーション」 を開催するようです。一瞬、ペロブスカイト太陽電池の製造ラインができたのかと思いましたが、そういえばタイトル付近にペロブスカイトという文字はありません。それでも、ペロブスカイト太陽電池のセル作製現場くらいは見ることができそうです。
中国・纤纳光电 (Microquanta) の工場がある付近は、Googleマップで更地のままだとネタにしてきましたが、今日の時点では、敷地の東側は新しい写真、西側は古いまま、という画像になっています。この記事の下のほうに出てくる写真の工場建屋の片鱗が見えています。
他社では、U先生が訪問された协鑫(GCL)光电の工場については、Googleマップこういう建物を確認できます。仁烁光能 (Renshine) の場合、Googleマップでは、150MW級工場はありますが、こういう配置になるGW級工場のところは更地のままです。いっぽう、极电光能 (UtmoLight) の こういう建物群があるはずの場所は、Googleマップでは更地です。
ペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池で効率30.71% という論文です。これまでの論文報告最高効率は、2端子では28.05%、4端子では30.13%でしたが、本報告は2端子で、これらを上回っています。ただ、この論文では、古い文献の24.9%を参照して効率が大きく向上したとしており、図中にプロットしている最新値はNRELチャートの26.3%です。それらの値をベースに考えると、インパクトがある改良に見えますが、実際は、少しの向上です。
10月に受診した健康診断の結果が、ようやく出ました。体重は、当日の記憶に間違いがあり、身長・体重の推移はこのようになります。これまでで最も重い体重です。身長が縮んでいるのは、椎間板が潰れているのを反映しているのでしょうか。その他の値、血圧が高いとか、中性脂肪やLDLコレステロールが多いとか、指摘事項はありますが、とりたててネタにするようなことは無いですね。
9日(火) 書いたのが8月5日だったので、既に忘れられていそうですが、12月10日(水) 14:00-17:00 に、日本太陽エネルギー学会 関西支部2025シンポジウム 「次世代を担うペロブスカイト太陽電池の開発最前線」 が、桐蔭横浜大学・宮坂力教授、岡山大学・林靖彦教授、東京大学・瀬川浩司教授を迎えて、大阪公立大学 文化交流センターで開催されます。明日ですね。
NEDOお知らせ 「NEDO事業の公募におけるjGrantsでの応募受付開始について(2025年12月開始)」 にあるように、今月から、NEDO事業への応募には GビズID が必要となっています。大学に所属する研究者は、大学が取得したGビズIDプライムのもとでメンバーアカウントが交付されるものと思っていましたが、本部からの通知で、各自がGビズIDプライム(個人事業主)アカウントを取得して申請することとされ、この利用ガイドを参照してアカウントを作成するように指示されています。冒頭で、「あなたは個人事業主ですか?」という質問があり、どう考えても「いいえ」のはずですが、ここは嘘をついて「はい」にしないと、アカウント申請に至りません。何かが間違っていると思うのですが。
さらに、自分でGビズIDプライムを取得するプロセスを、例えばS教授やM先生のような方々が自力でできるようには思えないのですが。
環境フレンドリーホールディングスからのプレスリリース 「【先行予約受付開始】ペロブスカイト太陽光電池搭載 携帯シーシャ『P-BOX』2026年1月発売 ペロブスカイト太陽電池モジュールを搭載した電子タバコ「PEROVSKAITE」シリーズ販売」 が出ています。同社サイトにある 「(開示事項の経過)gippro japan株式会社との販売協力包括契約書の締結に関するお知らせ」 は控えめなタイトルですが、話題に出ている gippro公式オンラインショップ では、トップに大きく、ペロブスカイト太陽光電池搭載 携帯シーシャ『P-BOX』2026年1月発売 と表示されています。本当に発売できるのでしょうか。
8日(月) 今日は、今年度採択された2つのNEDOプロジェクトのうち、「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/共通基盤技術開発/高効率・高耐久ペロブスカイト太陽電池の開発とタンデムへの展開」が、ようやく動き出す「キックオフ会議」です。
名古屋大学プレスリリース 「カーボンナノチューブを「電子」を運ぶ素材に変換 ペロブスカイト太陽電池の"弱点"克服へ新展開」 で、松尾先生の成果が紹介されています。4月の中日新聞記事の状況から、さらに進展があったということでしょうか。
山口大学プレスリリースで、「国産ヨウ素の安定供給に貢献 −海水からヨウ素を選択的に回収できる新材料を開発−」 と紹介されています。ただ、海水から生産できるようになったら、どこでも産出できることになるので、日本の強みが消えてしまいそうです。
FUTURE VISION SUMMIT というイベントの中で、ソーラーパネル・カフェ が開催され、色素増感太陽電池を作製する体験ができるようです。9月に、「NT東京(なんか作ってみた)」 というイベントの中で、「小学生OK!有機分子と無機材料を使うカラフル太陽電池を作ろう」 という企画があり、こういうマニュアルに基づいて色素増感太陽電池を作製していたのと同様になるとみられます。こちら、若狭信次著「手作り太陽電池のすべて 色素増感太陽電池を作ろう」(パワー社)を参考にしているとのことです。
12月は国際会議が連続します。先週はボストンでMRSが開催されていました。今週は横浜でMRMが開催されています。来週はホノルルでPacifichemが開催されます。これらに連続して参加する方は、あっという間に下旬を迎えることでしょう。
7日(日)  
6日(土) 腰や足の痛みが厳しく、クリニックに行ってみたら、やはり椎間板ヘルニアでした。しかも、前回は椎間板が突き出る程度だったのが、今回は、突き出した部分が折れ曲がっている状態で、押し戻すことは難しそうなので、手術が勧められるレベルです。こちらの図で言うと、前回は2、今回は4です。場所は、前回より一つ上の腰椎です。どうしましょう。
5日(金) 太陽電池の変換効率の推移を示すのに NRELチャートを示すのが定番でしたが、12月1日付で、NREL (National Renewable Energy Laboratory) が National Laboratory of the Rockies と改名され、再生可能エネルギーの看板が下ろされてしまいました。
これからは「NLRチャート」になるのでしょうか。報道としては、「トランプ米政権、国立研究所名称から「再生可能」削除」(→同Yahooニュース版)などと出ています。
南京大学グループから、面積7200cm2でNREL認証効率17.2%のペロブスカイト太陽電池モジュールの報告です。溶媒系と添加物を工夫しています。Solar cell efficiency tables の Version 65 に出ているものですね。次の Version 66 で、既に UtmoLight (18.1%) に更新されてしまっていますが。
世界各国から多数の研究者が共著で Device Performance of Emerging Photovoltaic Materials をまとめていますが、その成果が公開されているサイト EMERGING PV新着情報で、Wiley社の Advanced Energy Materials の Special Collection の一つとして、Emerging Photovoltaics Reports Initiative が出ていることが紹介されています。
テレビ朝日で金曜日 13:50〜13:55 放送の 「TOKYO EVERYONE」、次回12月12日の放送は「HTT」がテーマということです。登場人物は・・・。
ケミトックスからのプレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池の試作サービス 試作から試験評価までワンストップで対応」 ということです。以前もアナウンスされていましたが、試作サービスを本格的に開始したとのことです。
倉元製作所からのプレスリリース 「会社分割(簡易新設分割)による子会社設立に関するお知らせ」、以前のお知らせから進展したようです。新設会社は 「KURAMOTOペロブスカイト株式会社」 だそうです。
日経記事 「民事再生の片岡製作所、NITTOKUが再建支援 事業承継へ」 にあるように、NITTOKUからのお知らせ、および、片岡製作所からのお知らせが出ています。
日経記事 「ニコン、ペロブスカイト太陽電池などを受託開発 拠点開設」 とありますが、どこを見れば情報が得られるのでしょうか。
日本流行色協会による 2026年の色は「ハートフェルト・ピンク」。 色素増感太陽電池の頃は「色」に敏感でしたが、今では話題性を欠いてしまいます。2021年「ゼロホワイト」、2022年「ジョリーコーラル」、2023年「ルミナスイエロー」、2024年「ハロー!ブルー」、2025年「ホライゾングリーン」 など、忘れてそうです。
PANTONE Color of the Year 2026 は「Cloud Dancer」。 要するに白ですね。
生研研究棟入口にクリスマスツリーが登場しました。また、通勤経路途中にある大使館前には、イルミネーションが登場しました。恒例の年末の風景です。なお、アンゴラ大使館の塀は、昨年はレンガ調だったのが、今年は白大理石調になっています。その工事は大丈夫だったのでしょうか。
4日(木) 日仏連携 Sol-X 国際ワークショップの3日目、ペロブスカイトは今日が出番です。
静岡県の令和7年度次世代型太陽電池導入モデル実証創出業務委託で、企画提案募集が出ています。締切は12月23日です。
新潟日報記事 「新潟市×東大先端研「ペロブスカイト太陽電池」普及へ連携協定締結へ、雪国でのモデル構築目指す」 が出ています。 「3日、分かった」 って、秘密だったのでしょうか。
YKK AP からのプレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池を用いた建材一体型太陽光発電の実証実験開始について」、タイトルだけでは分かりませんが、広島への展開です。内容的には、これまでの秋葉原、札幌、羽田などと同様かと思いますが、これを受けての報道タイトルが、「ペロブスカイト太陽電池を用いた新たな未来を形作る実証実験」 とか、「新たな太陽光発電技術を活用した広島の未来をつくる実証実験が始まる」 などと、「未来を作る実証実験」 になっています。
PXP からのプレスリリース 「PXP製「薄く、軽く、曲げられる太陽電池」日産自動車販売店にて実証実験開始 神奈川県が推進する「次世代型太陽電池普及促進事業」にて普及啓発」 が出ています。以前、日産から 「日産自動車、神奈川県が実施する「次世代型太陽電池普及促進事業」に参画」 と発表されていた件が進んだのですね。
金沢大学ニュースリリース 「角間キャンパス北地区ソーラーパークでタンデム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始角間キャンパス北地区ソーラーパークでタンデム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始」 に出ているのは、環境省の地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(環境省R&D事業)で 「タンデム型ペロブスカイト太陽電池向け鉛安定化技術の開発・実証」 を実施している 東芝エネルギーシステムズ、長州産業、電気通信大学、金沢大学 ですね。3年間で4.7億円ということは、年間1億円以内の縛りがあるNEDOプロジェクトよりも多額ですね。
先週木曜から腰が痛くなり、椅子に座るのが厳しくなっていましたが、さらに足にも痛みが広がり、歩くのも負荷が大きくなっています。特に、座っている状態から立ち上がると、腰を伸ばせず、とっても老人状態です。やっぱりヘルニア再発でしょうか。
3日(水) 15人の東大研究者がClarivate HCRに選出」 とリリースされています。クラリベイトによる 「2025年版クラリべイト高被引用論文著者を発表」 は11月12日でしたが、だいぶ遅れての反応ですね。 という私も遅れての反応ですが。
11月19日に公開されている公開特許公報 特開2025-170558 「太陽電池設置構造」 は、昨年5月7日に積水化学から出願された 特願2024-75229 ですが、その選択図は、どこかのバス停屋根を思わせる構造です。ただ、この構造、透過性のある屋根材の 裏側 にシート状の太陽電池を設置するものです。これだと、直接雨に晒されることがありません。あのバス停屋根をよく観察した方、表面がどうなっていたか、分かるでしょうか?
GSアライアンス、少ない面積で運用できる3次元的構造のジャングルジム型太陽光発電システムを考案 森林伐採の抑制を目指す」 とリリースされています。GSアライアンスの代表取締役は、瀬川研の共同研究先の冨士色素の社長でもあります。それはともかく、実効性は出るのでしょうか。
「ペロブスカイト」 で検索していたら、有限会社オンウェーブの 「曇りや部分影でも発電!軽量・高効率なCIGS薄膜型フレキシブルソーラーパネル 『FlexuSolar (フレクサソーラー)』 90Wタイプ 発売!」 がヒットしました。ペロブスカイトが出遅れているうちに、CIGSが復権しそうです(?)。
2日(火) 今日は研究棟の産業医巡視です。実験室各所が整理整頓されています。今日だけ・・・いや、これが平常時です。
今日は先端研とフランスとの国際共同研究プログラム、以前の Next PV、現在は Sol-X の国際ワークショップです。今日から3日間のスケジュールです。
  ということで、ワークショップと巡視で一日が終わってしまいました。
Perovskite-info で、京セラドキュメントソリューションズがホール輸送材料についてアピールしています。会社のサイトにはペロブスカイトの気配が見当たらないのですが。
中国核电(中国原子力)子会社の中核光电が、2m2級のペロブスカイト太陽電池モジュールについて、TÜV認証効率18.16〜19.2%を得たと報道(→翻訳)されています。同社リリースに表が出ていますが、再現性が高いと言えるのか、どうでしょう。同社の200MW全自動量産ラインによる、1.6m×1.2mのモジュールですね。
1日(月) アイシンからのプレスリリース 「アイシン、京都府の「グリーン水素を活用した純水素燃料電池普及に向けた実証事業」に参加 〜ペロブスカイト太陽電池および純水素燃料電池を提供〜」 は、書いてある通りですが、京都府の次世代型太陽電池と水素の利活用の実証事業に関するものですね。代表受託先の株式会社エノアが、よく分からない存在ですが、技術アドバイザーが杉山先生で、壱岐での陸上フグ養殖の記事に登場していました。
静岡県からのプレスリリース 「静岡県創エネ・蓄エネ技術開発推進協議会に参加しませんか」 が出ています。 静岡県創エネ・蓄エネ技術開発推進協議会、いかがでしょうか。
「若手起業家」による紹介です。
海外出張中のU先生の日記で、乗り継ぎに関して絶望的な雰囲気が漂っていましたが、今日のパターンでなくて良かったですね。

私の場合、たびたび話題にしていますが、2013年12月に父死去のため急に実家に帰ることになった際、羽田空港到着が飛行機の出発予定時刻にならざるを得なかったことがありました。同時刻のJAL、ANA、スカイマークのうち、遅延の可能性が最も高いと思われたスカイマークを選び、20時発の便を予約したのが17時47分。空港に直行できれば問題ないのですが、職場から帰宅して荷物をまとめて羽田に向かったので、時間がかかりました。移動中、渋谷駅にて、遅延連絡が来ていることを確認し、19:55に羽田空港駅に到着し、何事もなかったように搭乗手続きをしたのでした。

2025年(令和7年) 11月
30日(日)  
29日(土)  
28日(金) 補正予算案が閣議決定されました。各社の報道は、
 日経: 25年度補正予算案18.3兆円、政府決定 物価高対策や成長投資
 読売: 18兆3034億円の補正予算案を閣議決定…高市首相「戦略的な財政出動で強い経済を構築」
 産経: 補正予算18・3兆円が午後に決定、「物価高対応」「防衛力と外交力の強化」
 朝日: 政府、補正予算案18.3兆円を決定 続く肥大化、高市首相も疑問視
 毎日: 政府、補正予算案18.3兆円を閣議決定 国債依存6割
といったところです。各府省の資料にリンクしておきます。
財務省令和7年度補正予算
経済産業省令和7年度補正予算案の概要
 ・経済産業省関係令和7年度補正予算案の概要
 ・経済産業省関係令和7年度補正予算案の事業概要(PR資料)
 ・令和7年度補正予算案におけるGX支援対策費関係事業の概要(PR資料)
環境省令和7年度補正予算(案)の概要
 ・令和7年度補正予算(案)について
 ・令和7年度補正予算(案)施策集(ZIPファイル)
文部科学省
 ・令和7年度文部科学省関係補正予算(案)
 ・令和7年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集
内閣府
 ・令和7年度補正予算(案)の概要
農林水産省令和7年度農林水産関係補正予算の概要
 ・令和7年度農林水産関係補正予算の全体概要
 ・令和7年度農林水産関係補正予算の重点事項
 ・令和7年度農林水産関係補正予算の主要項目: 1〜20 / 21〜40 / 41〜60 / 61〜84
国土交通省令和7年度国土交通省関係補正予算の概要について
 ・令和7年度国土交通省関係補正予算の概要

これらは、いずれも直接的には関係しなさそうですが、経産省の「ペロブスカイト太陽電池の認証設備等強化事業」や、「GXサプライチェーン構築支援事業」などは、話題にすることがあるかもしれません。毎日新聞記事 「国立大運営費交付金、補正予算案で421億円計上 文科省「画期的」」 の内容が、いちばん縁があったりするでしょうか。
アイシンからのプレスリリース 「「脱炭素×レジリエンス」の実現に向けた実証店舗として ローソン 中川野田二丁目店(愛知県名古屋市)をリニューアルオープン 〜次世代型太陽電池(ペロブスカイト)など再エネを最大限活用し、CO2削減と電力の需給調整、災害時のレジリエンス強化の同時実現を目指す実証実験を開始〜」、関係する各社: MCリテールエナジー中部電力中部電力ミライズローソン からも同時リリースされていますが、場所はここですね。
産総研のプロセス自動化の成果でしょうか。 「Automation of the Antisolvent Method via an Automated Spin-Coating System and the Effects of Reduced Surface Roughness and Depth Distribution of Residual PbI2 on Reproducibility」 by Naoto Eguchi, Kohei Yamamoto, Hiroyuki Kanda, Santa Mondal, and Takurou N. Murakami
マイナンバーカードを持っていない私のところに、噂の「資格確認書」が届きました。てっきり、単なる紙になるのかと思っていましたが、外観は現行の共済組合員証とほぼ同じです。これならそのまま5年間使ってしまいそうです。
もうすぐ冬なのに、窓に面した机の上に置いているPC等が熱くなるので、ふと、目の前の窓枠部分の温度を測ってみたところ、58℃でした。窓ガラスを遮光しているつもりのアルミ箔表面(裏面)は 54℃。断熱性向上が必須でしょう。
構内の銀杏は、だいぶ葉が落ちて、黄色い絨毯を形成しています。下のほうだけ見える襖絵版も見頃のはずですが、車が邪魔します。
駒場Iキャンパスの銀杏並木が、とても映える時期となり、各所で撮影会が展開されていました。撮影会といっても、従来は銀杏が被写体でしたが、今日は、銀杏並木や黄色い絨毯をバックに、ポーズを決めた人物を撮影する会(?)で、外国籍風の人物が多数、被写体となっていました。
27日(木) 今日は年2回の不用物品一斉廃棄の日、粗大ゴミが回収される日です。研究室が縮小局面となり、廃棄するものが多くなりましたが、先週からここまでの準備過程で腰が痛くなり、今日は戦力になれませんでした。腰を伸ばしている(立つ or 寝る)と大丈夫ですが、曲げる(椅子に座る)と、姿勢を維持できません。昨年のヘルニアのようにならないため、重いものは持たないのが基本なのですが、そういうわけにもいきません。
新潟県報道発表 「次世代型太陽電池の実証事業を開始します」 では、PXPのカルコパイライト太陽電池が使われています。
東京ガスのプレスリリース 「国内初!薄型軽量太陽光パネルを活用したオンサイト&バーチャルPPA(電力購入契約) 三井ホーム埼玉工場へのメガソーラー導入により同社国内工場のCO2排出量を44%削減」 では、薄型シリコン太陽電池が使われています。
駒場構内の銀杏は落葉が進み、その進捗状況は、昨年より10日以上早そうです。2022年とは、だいたい同じくらいでしょうか。これはどうでしょうか。こちらの木も、昨年の同じ頃とは様子が違います。研究棟前も落葉が進み、葉が少なく銀杏(ギンナン)ばかり目立つ枝が目立ちます。他にも、こちらの木こうなっていたり、こちらの木こうなっていたりします。
26日(水) 今日は、今年度採択されたNEDOプロジェクト「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/循環型社会構築リサイクル技術開発/ペロブスカイト太陽電池の大量導入を見据えたマテリアルリサイクル技術の開発」が、ようやく動き出す「キックオフ会議」です。
伊藤省吾先生が取締役を務める株式会社先端化学研究所に関する ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「安価で高耐久…「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」で市場に挑む、兵庫県立大発新興の勝算」 です。
金沢大学プレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池モジュールを大気下で安定して作れる長寿命化技術の開発に成功」 が出ています。當摩先生のグループについては、以前、ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「ペロブスカイト太陽電池でスタートアップ…金沢大、独自技術で長寿命・低コスト化」 が出ていました。
昨日の日経電子版記事 「コニカミノルタ、ペロブスカイト太陽電池の耐用30年 保護膜で実現へ」 は、今日の朝刊に、こういう形で掲載されたようです。冒頭で、「ペロブスカイト太陽電池の耐用年数で従来の3倍の30年程度を実現した検証結果を発表した」と書かれているので、そこだけ読んだ人は「実現した」と思ってしまいますが、その下の段のところで「耐用年数を理論上30年ほどまで長くできる可能性を確認した」と書かれているのが事実です。「可能性を確認した」ことが「実現した」と書かれてしまうのですね。
25日(火) 明日(11/26) 10時から、応用物理学会の有機分子・バイオエレクトロニクス分科会による M&BE講習会 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装への道筋」 が、東京科学大学(大岡山)で開催されます。 といっても、既に申し込みが締め切られていますが。
ペロブスカイト普及へ、新潟県長岡市で事業者向け研修会開催 INPEXら」 と報道されている件、長岡市報道発表 「太陽光発電を地域の稼ぐ力に! 「ペロブスカイト太陽電池」特別研修会を開催します」 や、INPEX ニュースリリース 「長岡市「雪国太陽光発電施工チャレンジプロジェクト」への協力 〜特別研修会の開催について〜」 などにあるように、11月27日(木) に、INPEX、エネコート、日揮 からの講演があるようです。
なお、明後日(11/27)は、大阪で「第1回ペロブスカイト太陽電池 社会実装推進フォーラム “始めてみよか!PVK”」、川崎でセミナー 「次世代太陽電池について 〜R&D・分析・製造技術〜」 が、それぞれ開催されています。
日経記事で 「コニカミノルタ、ペロブスカイト太陽電池の耐用30年 保護膜で実現へ」 と大胆な見出しが出ていますが、今日、オンラインで開催された 「成長の芽 説明会」 の資料 「日本発の技術を導く ペロブスカイト太陽電池 バリアフィルム 成膜技術を活かして高耐久を実現」 の中には、該当する記述は見当たりません。
共同通信による 「再生可能エネルギーの「切り札」は薄くて軽く、ぐにゃりと曲がる 激化する開発競争を勝ち抜けるか、“純国産”ペロブスカイト太陽電池の実力は【脱炭素 深掘り】」 という記事、Yahooニュース版もありますが、さて、どういうコメントがついてくるでしょうか。
デンカからニュースリリース 「次世代エレクトロニクス分野の事業拡大に向けてスタートアップへ出資 〜導電性ポリマーの活用で成長分野での事業展開を強化〜」 ということで、PEDOT/PSS の開発・製造・販売を手がけるスタートアップに出資したようです。デンカなら自分でできそうにも思えますが。
クレバ社は、2025年2月26日に、「公明党 科学技術委員会・経済安全保障対策本部・総合エネルギー対策本部 合同勉強会」において、桐蔭横浜大学 特任教授 宮坂力氏(ペクセル・テクノロジーズ代表)とともに登壇したと会社沿革に書かれています。
コロナ社から、「高効率薄膜太陽電池の物理と化学 - ペロブスカイトと有機半導体 -」 が発刊されています。
中国・仁烁光能 (Renshine Solar) が、1.2m×0.6m のペロブスカイト太陽電池モジュールで、安定化変換効率 22%を達成したと報道(→翻訳:図が出ません)されています。効率の数字だけなら、もっと上も報道されているので、特別なネタではありませんが。
24日(休)  
23日(祝) 毎年恒例のネタですが、黄葉が映える駒場構内から1.6km南に行くと、季節感が異なります
22日(土)  
21日(金) 【再掲】日本太陽光発電学会設立記念講演会が、12月11日(木) 13時から、東京科学大学・大岡山で開催されます。 参加登録はこちら
会長の大平先生から直メールでご案内いただいてます。非会員も参加可能ですので、皆様、参加をご検討ください。
福岡県ペロブスカイト太陽電池等実証事業補助金に採択された3社のうち、名古屋電気工業が3ヶ所での実験を開始したことが、福岡県記者発表 「国内初!「道路情報板及び道路監視カメラでのカルコパイライト太陽電池の実証実験」が開始されます」 で紹介されています。同社のプレスリリースを見ると、先にプレスリリースを出していた九電みらいエナジー同様にPXPのカルコパイライト太陽電池を使うようです。いちおう、「ペロブスカイト太陽電池」となってますが、実際にペロブスカイトを使うのは、先月 「博多駅ホーム屋根におけるペロブスカイト太陽電池の発電実証実験開始」 とPRしていた、エネコート社のモジュールを使うJR九州だけですね。
伊藤省吾先生が取締役を務める株式会社先端化学研究所に対して、日本政策金融公庫が融資を実行したようです。
こちらのような混乱は生じていませんが、東芝は、ペロブスカイト太陽電池に関してもこういうことをしていないか、気になります。
政府から国会に、「国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構令和6年度特定公募型研究開発業務(グリーンイノベーション基金事業)に関する報告書及び同報告書に付する経済産業大臣の意見」 が提出されました。「様式」などを多数並べてページ数を稼いでいるように見えます。その他、同様の各種報告書がこちらに並んでいます。
COP30会場で火災って、いろいろ大変ですね。その他報道:
20日(木) 今学期授業 「エネルギー科学概論」 の担当回2回目、「太陽光発電技術の基礎」 です。これで、90分間話し続ける機会は完了です。
駒場キャンパスでは、明後日から 駒場祭 (11/22-24) です。
日経記事 「パナソニックHD・YKKAP、ペロブスカイト太陽電池をビルの内窓で実証」 にあるように、パナソニックYKK APから、ニュースリリース 「YKK APとパナソニックHDによる「ガラス型ペロブスカイト太陽電池を内窓に用いた建材一体型太陽光発電」の実装検証を「谷町YFビル」にて開始」 が出されています。YKK APは、先日、似たようなリリースを出していて、ビルの6階と7階が実施場所でしたが、今回は8階です。先日のものは中国製ペロブスカイト太陽電池と思われますが、今回は、パナソニックのものです。
ペロブスカイト太陽電池の生産速度を10倍にするフィルム」 という報道が出ています。麗光のハイバリアフィルムの話題です。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、2MW分のペロブスカイト太陽電池モジュールを出荷したことをアピールしています。また、CCTVでの報道についてもアピールしています
環境省から、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度における令和5年度温室効果ガス排出量の集計結果の公表について報道発表されています。経産省からも同じ内容で発表されています。4月に発表されている2023年度の我が国の温室効果ガス排出量及び吸収量については総量についてですが、今回は、排出量の多い企業等の報告量です。総量の約半分相当ですね。
構内で、黄葉が映える時候です。
19日(水) マクニカからのプレスリリース 「マクニカ、SENA社とペロブスカイト太陽電池のタイ王国亜熱帯環境下での実証開始〜二国間クレジット制度(JCM)を活用し、東南アジアでの普及促進へ〜」 は、その中に書かれているように、環境省の令和6年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち水素等新技術導入事業」に採択されて実施されている件で、地球環境センターのJCM事例紹介や、横浜市のニュースレターなどにも登場しています。昨年6月25日に、横浜市長のバンコク訪問を伝える記者発表資料の中に「今回、横浜企業の株式会社マクニカ(港北区)とタイで不動産開発や太陽光発電事業を営むセナ社が、タイ国内で初となるペロブスカイト太陽光発電の実証事業に向けた取組を発表」と書かれていて、何のことか分からなかったのですが、こういう展開になっていたのですね。
それはともかく、ここで使われているペロブスカイト太陽電池を作っているのは、どこでしょうか? ペクセル?
滋賀県産業支援プラザのサイトにて、2025年9月3日に開催された第1回オープンイノベーション推進シンポジウム 「ペロブスカイト太陽電池の今と未来 〜社会を変える日本発次世代技術〜」の講演動画が公開されています(2026年3月13日まで)。宮坂先生の講演と、麗光の取締役・幾原氏の講演があります。
大阪府主催の第1回ペロブスカイト太陽電池 社会実装推進フォーラム “始めてみよか!PVK” が、11月27日(木) 14:00-16:45 に、グラングリーン大阪北館で開催されるようです。NEDOと大阪産業技術研究所から講演がありますが、「協力」している PVKの会 とは、何者なのでしょうか?
TOPPAN ニュースリリース 「TOPPAN、太陽光発電パネル向け 「ダブルビュー フィルム」を開発」 ということで、加飾フィルムの話題です。今日から大阪で開催中の PV EXPO (11/19-21 インテックス大阪)に出展されるようですが、今回は出展社数が少なそうです。
先日の日経電子版記事 「曲がる太陽電池コスト「主流のシリコン型と30年に同等に」 積水化学」 は、今日の夕刊2面に、こういう感じで登場したようです。
10月にドイツで開催された Nature Conference について 報告されています。
3号館南棟の廊下は、建築当初はノーワックスの塩ビシートだったので表面がザラザラでしたが、その後、ワックスが徐々に塗り重ねられて磨かれ、だいぶ光沢が出ました。黄葉の反射が映える感じになってきました。
18日(火) 今日は実験室の作業環境測定です。
本郷に行く機会が無いので状況が分かりませんが、赤門の耐震補強工事に着手された段階かと思います。この工事に伴い、工事囲いと素屋根で赤門が覆われてしまうため、2025年12月から2027年秋まで、赤門を見ることができなくなります、とアナウンスされています。 見納めしておきたい方は、今月中に。
環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の一次公募結果が公表されました。採択されたのは、さいたま市、滋賀県、福岡県です。 既にリンク先が消えていますが、8月27日 「さいたま市次世代型太陽電池の実証事業の事業者公募について」、9月4日 滋賀県 公募型プロポーザルの公告(令和7年度ペロブスカイト太陽電池社会実装モデル構築事業) とか、ありましたね。
Perovskite-infoで、中国・JA SOLARの研究者による、変換効率26.7%のペロブスカイト太陽電池の論文が紹介されています。論文は単セルの話なのですが、同社ニュースリリースは、タンデムの話が強調されています。
こちらの黄葉は見頃になってきた感じですが、こちらは落葉が目立ってきました。ここ5年間の比較では、今年が最も早いようです。しかし、襖絵版は、まだ緑が目立ちます。上のほうは既に落葉が目立つのですが。
17日(月) 有機系太陽電池技術研究組合(RATO) GXミーティング、U先生の中国出張報告がありました。一点、SunFlex について、検索しても出てこないと言われていましたが、こちらですね。
パナソニックからのプレスリリース 「YKK株式会社とパナソニック ホールディングス株式会社によるパナソニック ハウジングソリューションズ株式会社の株式譲渡契約の締結について」 が実現すると、住宅関連事業はYKKに主導権が渡りそうですが、ペロブスカイト太陽電池を用いた発電ガラスが事業化される場合、どこに所属することになるのでしょうか。研究開発はHDで進められるでしょうが、その後の展開についてです。
倉元製作所のプレスリリース 「主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ」 の意味するところは、あまりよく理解できないのですが、とりあえず株主の主要なところが中国系のように見えます。また、「会社分割(簡易新設分割)に関する基本方針決定のお知らせ」 の意味するところも、完全には理解できないのですが、ペロブスカイト太陽電池事業を分社化するようです。
マクニカのプレスリリース 「マクニカ、エネコートテクノロジーズのペロブスカイト太陽電池を搭載した業界初「屋内評価用ペロブスカイトIoTキット」を開発・受注開始〜ペロブスカイト太陽電池の社会実装を加速〜」 です。最近は、マクニカというとペクセルとセットで書いていましたが、こちらはエネコートのものです。
朝日記事 「軽く曲がる薄型太陽電池で、挑む「どこでも電源」 京大発ベンチャー」 です。Yahooニュース版も。いまさらな感じがしますが。
PXPからプレスリリース 「タンデム型「曲がる太陽電池」NEDO事業にPXP採択」 です。だいぶ前のネタのような気がしますが。
Perovskite-infoで、OISTなどによる超薄型ペロブスカイト太陽電池の論文が紹介されています。効率20.3%で、27.2W/g ですね。著者に、以前に瀬川研にいた方や、現在は瀬川研の方がいます。
日経記事 「曲がる太陽電池コスト「主流のシリコン型と30年に同等に」 積水化学」 は、読める記事の中には見当たらないので、中身が分かりませんが、「コスト」について、モジュール価格以外も考慮することがポイントなのかと思われます。先週の授業スライド()でも示しましたが、日本では設置や系統接続などのコストが高いので、発電コストに占めるモジュール価格の割合は、あまり高くないことになっています。とすると、モジュールの少々の価格差は、他の因子で簡単に逆転できる、かもしれません。
研究棟前の銀杏(イチョウ)は、上のほうは落葉が進み、残っている葉よりも銀杏(ギンナン)が多いように肉眼では見えるのですが、写真にすると、そうでもないのは、動物的なフィルターがかかってしまっているのでしょうか。夜黄葉も、だんだん映えるようになってきました。
16日(日)  
15日(土) 健康診断(10/17)から約1ヶ月経ちましたが、結果が出るのは、まだまだ先になりそうです。いっぽう、その際に申し込んだ「オプション検査」の結果が届きました。アレルギー検査結果は、スギ、ヒノキだけ反応があり、花粉症が明確になりました。他にも出ると思っていたのですが、判定上は、これだけでした。腫瘍マーカー検査結果は、全て陰性でした。項目名だけでは何を見ているか分からないので、解説も一緒に保存しておきます。特段のネタにはなりませんでした。
14日(金) とりあえずメモ的に・・・ パナソニックからプレスリリース 「グリーンイノベーション基金事業で「ガラス型ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発とフィールド実証」に着手」 です。
とりあえずメモ的に・・・ 日経記事 「シャープ、ペロブスカイト太陽電池に参入 製造コスト1割減」 です。
FITポータルにある 太陽光パネル型式リスト が更新され(本日11/14付)、先週11/7版ではリストに残っていた中国・极电光能 (UtmoLight) 製品のうち UL-M23-G1 シリーズも削除されました。これにより、ペロブスカイト太陽電池は、一旦、型式リストから全て消えました。単に更新時期の問題だったのか、ここを見て指摘が上がったのか、事情は分かりませんが。
今日は、13時から、千葉大学主催のシンポジウム 「ペロブスカイト科学のフロンティア〜材料から応用まで〜」 が、西千葉キャンパスで開催されていたはずです。
環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の二次公募は、今日の正午が締切でした。さて、十分な数の応募があったでしょうか。

この先、NEDO「グリーンイノベーション基金事業/次世代型タンデム太陽電池量産技術実証事業」の公募締切が来週月曜日(11/17)正午、GXサプライチェーン構築支援事業2025「ペロブスカイト太陽電池」の公募締切が来週火曜日(11/18)正午、と続きます。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、6.7MWのペロブスカイト太陽電池屋上設置などについて、星源緑能と連携するとリリースしています。併せて、大会での発表についてもリリースしています。
中国・深圳義和光能が年産2MWの全印刷式カーボン電極型ペロブスカイト太陽電池パイロット生産ラインを稼働させたと報道(→翻訳)されています。同社は、9月にペロブスカイト参入が報道(→翻訳)されたばかりかと思いますが。いっぽう、易成新能についても同様の報道(→翻訳)が出ていますが、同じものでしょうか。
13日(木) 今学期授業 「エネルギー科学概論」 の担当回、「再生可能エネルギー技術」 です。来週は 「太陽光発電技術の基礎」 を担当します。
で、日本電気硝子の「曲がるガラス」に注目している人がいます。テレビ東京・WBSに登場していて、今なら(11/20まで) TVer で見ることができます(10分10秒〜11分20秒頃)。現在開催中の FINETECH JAPAN で取材されているようですが、日本電気硝子の展示って、そんなにペロブスカイト太陽電池が前面に出ているのでしょうか。
Perovskite-infoで、ペロブスカイトタンデム太陽電池のパイロットラインが完成したことが紹介されています。中国・河南省科学院物理所、河南金鸿泰新材料科技、商丘鸿大光电が協力して作ったことが、中国報道1(→翻訳)、中国報道2(→翻訳)に出ています。
12日(水) LONGi から、効率27.81%のシリコン太陽電池の報告です。27.3%に続き、Nature掲載です。NRELチャートの最新値に対応すると思います。
一昨日から今日まで(11/10-12)、日本MRS年次大会が北九州国際会議場で開催されていました。一昨日は、「ウエットプロセス適合性を有する量子ドット太陽電池による赤外光電変換」 や、「ゼオライトナノ粒子を用いたペロブスカイト太陽電池の耐久性向上」 の発表があったはずです。
なお、横浜で開催される国際会議 Materials Research Meeting (MRM) は、12月8日〜13日です。
日経記事 「鹿児島に太陽電池・蓄電池工場 エネルギーギャップ、100億円投資」 や 鹿児島ニュース 「出水市に国内最大級の太陽光パネルと蓄電池工場建設へ 鹿児島」 は、関係なさそう、と、スルーしていましたが、出水市発表で気付くように、国産太陽光パネルを強調するエネルギーギャップは、社長の名前もそうですが、セルや架台は中国で生産されているもので、国産と言い切れるかどうか、微妙です。工場増築反対署名活動で気付きました。
環境新聞記事 「神戸製鋼 ペロブスカイト太陽電池分析 長耐久、大面積化へ技術開発」 の見出しを見て、「なぜ神戸製鋼?」と思ったのですが、コベルコ科研のアピールですね。
エレベーターホールにあった大型モニターが移動され、室内で大きな存在感を示しているのですが、生中継を通してみると、存在感が消えています
研究棟前では銀杏(イチョウ)の黄葉が進んでいるところですが、手前の木を拡大してみると、葉よりも銀杏(ギンナン)のほうが多いようにみえます
ダイヤモンド失敗から5日も経つと、もう関係ない位置です。
11日(火) ペロブスカイト/フレキシブルシリコン タンデム太陽電池で効率33%超という論文2報が同時に公開されました。タイトルも、一見して混同しそうです。
Flexible perovskite/silicon tandem solar cells with 33.6% efficiency
は、主に蘇州大学のグループからの報告です。
Flexible perovskite/silicon tandem solar cell with a dual buffer layer
は、蘇州大学と LONGi などからの報告です。前者は4月投稿、後者は6月投稿です。
中国・深圳黑晶光电技术のペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池およびモジュールの250MW生産設備の環境影響評価申請が受理されたと報道(→翻訳)されています。同社は昨年、ペロブスカイト/ペロブスカイト/シリコン 三接合タンデム太陽電池で変換効率28.2%を得たと報道(→翻訳)されていました。また同社は、以前、50億元を投資して7GWの量産化ペロブスカイト/結晶シリコンタンデム太陽電池生産ラインを作ると報道されたり、宜昌市に総投資100億元で、7.5GWの新型太陽電池モジュール、7GWの高効率ペロブスカイトタンデム太陽電池などを生産する計画と報道されたりしていましたが、それらはどうなったのでしょうか。
中国・合肥照阳光能科技のペロブスカイト太陽電池パイロット生産ラインの環境影響評価申請が受理されたと報道(→翻訳)されています。同社は、4月に、パイロットラインが完成したと報道(→翻訳)されていたはずですが、別のラインなのでしょうか。こちらには、しっかり写真も出ていましたが。
中国・大正微納に、日本のスパークスが出資したことが報道(→翻訳:図が出ません)されています。
研究室前のエレベーターホールに置いていた大型モニターは、こういう場面こういう場面などで活用されていましたが、共通スペースに物を置かないように、という通達があり、このように足をつけて、必要な時に移動させて使うことになりました。
10日(月) 先週金曜に続き、再び繰り返します。投稿は、こちらの論文が先でした。中国・海南大学やドイツ・HZB などのグループから、 効率27.02% のペロブスカイト太陽電池 の報告です。安定化認証効率は 26.61%となっています。これまでに見つけている効率27%以上のペロブスカイト太陽電池セルの報告例: 27.5% (2/19)、27.35% (3/3)、27.18% (3/16)、27.02% (4/8) の、どれよりも早い、昨年の 9/5 に投稿されています。
以前、海南大学から、26.92%を記録(→翻訳)というリリースが出た際、図示されている一つ前の点が 26.62%でしたが、それに対応するのでしょうか。同グループは、その後、27.32%(→翻訳)をリリースしています。
HZBからはプレスリリースが出されています。
それにしても、Nature Phhotonics では処理に時間がかかることが予想されるのに、最初からそこに出されたのでしょうか?
先月受診した健康診断の結果が出るのは、まだ当分先(現在は9/25受診分まで)のようですが、その保健センターのお知らせの並びに、キャラクター名称公募のお知らせが出ています。
研究棟前の銀杏の黄葉が進んでいます。既に落葉が進んでいる木もあり、黄葉の進捗状況は、昨年一昨年よりも早そうです。2022年2021年との比較は微妙ですが。こちら昨年)のように、光の当たるところから黄葉するので、日陰は、いつまでも緑のままです。
9日(日)  
8日(土)  
7日(金) 投稿は、こちらの論文が先でした。 たびたび書いたフレーズが、また登場します。
中国科学院半導体研究所 (ISCAS) から、
効率27.5%、安定化認証効率 27.18% の報告です。
これまでに見つけている効率27%以上のペロブスカイト太陽電池セルの報告例: 27.18% (3/16)、27.35% (3/3)、27.02% (4/8) の、どれよりも早い 2/19 に投稿されています。本論文の自己測定効率は I-V で 27.3%、MPPTで時間をおいたら 27.4%に上昇したようです。NPVM での認証の際、I-V で 27.5%が出ています。MPPT認証値で 27.18%となっています。
ただ、改良点としては、前駆体溶液に添加剤を加えただけかと。
FITポータルにある 太陽光パネル型式リスト の中に、9月下旬時点で、中国・极电光能 (UtmoLight) のモジュールと、仁烁光能 (Renshine) のモジュールがリストアップされていましたが、このうち、6月末時点でリストアップされていた UtmoLight の UL-M12-G2 シリーズと、Renshine の全てが削除されています。いっぽう、7月以降に追加された UtmoLight の UL-M23-G1 シリーズのものは、現時点でもリストに残っています。ということで、現状、ペロブスカイト太陽電池を使って FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の申請をする場合、UtmoLight社 UL-M23-G1 シリーズ製品のみが有効ということになります。ペロブスカイトは、一旦、全削除するのではなかったのでしょうか。
【11/14追記】UL-M23-G1 シリーズ製品もリストから削除されました。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、ペロブスカイト太陽電池を使ったソーラーカーポートについてアピールしています
Perovskite-infoで、中国・捷泰科技 (JTPV) が、ペロブスカイト/シリコン タンデムセルを量産化したと書かれています。詳細は、中国報道(→翻訳)に書かれています。工場の場所は、このあたりです。
今日の西の空は見通しが良かったので、いちおう見てみましたが、やっぱり日没位置は南側(左側)斜面で、ダイヤモンドにはなりません。難度の高いけん玉のようです。
6日(木) COPの時期となり、日経記事 「COP30首脳級会合が開幕 米国不在の温暖化対策、主役狙う中国」 などが出てくるようになりました。
ダイヤモンドの候補日でしたが、午後の雲行きを見て、外に出ることもしませんでした。ところが、意外と見えていたかもしれない、と、日没後に気付きました。
5日(水) 株式会社ベイサンからのプレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池の実証実験を新横浜駅で実施」 は、ペクセル及びアキレスと共同での展示ですね。
中国・纤纳光电 (Microquanta) のニュースリリースで、世界最大面積 2.88m2 のペロブスカイト太陽電池商用モジュールで認証効率 18.60%が得られたと書かれています。协鑫(GCL)光电のモジュールは 1150mm×2400mm (2.76m2) なので、確かに少し上回るサイズですね。別のニュースリリースでは、CCTVに登場した様子が出ています。
BLUERAY株式会社からのプレスリリース 「建築美と環境性能を両立する次世代太陽光パネルが登場」 で、同社が AE SOLAR社と連携して発表したという製品が紹介されています。そういえば展示会で出展者に社名があった気がしますが、どちらかというと、代表のお名前が、イオン、その他、いろいろな所属の方と同じなのが、気になりました。ありがちな名前だと、避けようがなさそうですが。
今年の黄葉の進み具合は、昨年一昨年より早そうです。
今日と明日がダイヤモンドの候補日ですが、とりあえず今日は、全く期待できない雲行きです。
4日(火) 応用物理学会の有機分子・バイオエレクトロニクス分科会によるM&BE講習会 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装への道筋」 が、11月26日(水) 10時から、東京科学大学(大岡山)で開催されます。
今のところ学内のお知らせにしか出ていないので、学内限定かもしれませんが、11月14日(金) 11時から、本郷キャンパスで、GX関連研究リレー講演会が開催されます。学内限定にしては、会場が大きいですが。
中国・西湖大学(杭州)グループから、フレキシブル ペロブスカイト/CIGS タンデム太陽電池で効率26.3%が報告されました。小面積セル効率26.3%、安定化効率26.2%、認証効率25.7%、認証安定化効率25.5%、1cm2セル効率25.3%、同・認証効率24.5%、認証安定化効率24.3% と、いろいろな値が出てくるので、要旨だけ見たりすると混乱しそうです。ポイントとしては、正孔輸送層のSAM構成分子を変えただけのようですが。
フレキシブル ペロブスカイト/CIGS タンデム太陽電池の報告例としては、23.41% (Nature Photonics)、23.64% (Joule)、24.9% (Nature Energy: 1cm2) などがあります。ガラス基板2端子タンデムだと 28.05% (Nature Energy)、4端子タンデムだと、上記 Nature Photonics論文で 30.13%が報告されています。
福岡市から、「ペロブスカイト太陽電池に係る導入可能性調査等業務委託」に係る提案競技の実施について、お知らせされています。先日結果発表されていた「令和7年度次世代型太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)率先導入等委託事業」に係る提案競技とは異なります。
神奈川中央交通の路線バスにカルコパイライト太陽電池を搭載する件について、PXPからプレスリリース 「次世代型太陽電池を活用した燃費改善実証実験を開始」 が出ています。CIGSが、すっかり次世代太陽電池になりました。
日経記事 「新興のホワイトラボ、充電不要の体温計測リング 太陽光活用」 に出ている WhiteLab は、どういう位置づけにすればよろしいでしょうか。
Perovskite-infoで、三菱自動車のコンセプトカーにペロブスカイト太陽電池が用いられていると紹介されています。確かに、報道では、ペロブスカイトソーラーパネル搭載と書かれていますが、ニュースリリースでは言及されていません。もしかして妄想でしょうか。
3日(祝)  
2日(日)  
1日(土) 研究棟ホワイエの観葉植物ライトアップがさらにバージョンアップし、わざわざピロティ照明を消して、強調されています。

2025年(令和7年) 10月
31日(金) 日本太陽光発電学会設立記念講演会が、12月11日(木) 13時から、東京科学大学(大岡山)で開催されます。
千葉大学主催のシンポジウム 「ペロブスカイト科学のフロンティア〜材料から応用まで〜」 が、11月14日(金) 13時から、西千葉キャンパスで開催されます。
AndanTEC主催のセミナー 「次世代太陽電池について 〜R&D・分析・製造技術〜」 が、11月27日(木) 11時から、島津製作所 Shimadzu Tokyo Innovation Plaza (川崎) で開催されます。宮坂先生、NIMS・白井氏、産総研・瓦家氏、AntanTEC・浜本氏らの講演の他、ラボツアーがあるようです。
新潟大学の増田淳教授が新潟日報文化賞を受賞されました。受賞事由は「産学連携体制におけるペロブスカイトシリコンタンデム太陽電池モジュールの実用化に関する研究」とのことです。
小田急箱根からのプレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池の早期社会実装に向けた「神奈川県次世代型太陽電池普及促進事業」プロジェクトへの参画について」、マクニカが代表事業者ということは書かれていますが、どこのペロブスカイト太陽電池が用いられているか、書かれていません。 ペクセルと思われますが。
福岡市から、「令和7年度次世代型太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)率先導入等委託事業」に係る提案競技の結果について、お知らせされています。最優秀提案者は京セラコミュニケーションシステム株式会社ですが、参加者数は1者だったとのことで、競技になっていない気がします。
日経記事 「日本ガイシ「NAS電池」事業撤退 中国勢との価格競争で収益見通せず」 や、朝日記事 「世界で唯一の「NAS電池」、日本ガイシが撤退 社長「ここが潮時」」 にもあるように、日本ガイシから、「NAS電池の製造及び販売活動終了に関するお知らせ」 が出されています。
ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「NEDO理事長が明かす、怒濤の経営改革の進捗と行方」、手続きが遅れて困っている立場としては、素直には読めません。
「グリーンイノベーション基金事業の運営について」が議題となっている、グリーンイノベーションプロジェクト部会が、11月10日(月) 14時から開催されるようです。傍聴希望は11月7日18時予約締切です。
研究棟前の銀杏の黄葉が進んできました。先週と比べて、どうでしょうか。こちらも黄色くなってきましたが、昨年(10/30)やその前と比べても、場所によって、早かったり遅かったりです。
30日(木) Perovskite-infoでも、所信表明演説での「ペロブスカイト太陽電池」言及が書かれています。また、英訳が出てます。
6. Energy security
The stable and inexpensive supply of energy is absolutely crucial in maintaining the daily lives of the Japanese people and nurturing our domestic industries while further strengthening the competitiveness of locations for attracting business investments. In particular, domestically-sourced energy, notably nuclear power and Perovskite solar cells, will be critical. Utilizing the Green Transformation (GX) budget, we will leverage decarbonized energy sources to the fullest possible extent while also pressing forward with comprehensive energy conservation and fuel switching by employing technologies such as photonics-electronics convergence technology. Such initiatives will be premised on gaining the understanding of the local communities and on giving due regard to environmental impacts. We will also strive for the early practical adoption in society of next-generation advanced reactors and fusion energy. We will give concrete shape to these measures immediately. Let us make collective efforts across Japan to realize a robust economy.
昨日、環境フレンドリーホールディングスが、茨城県境町と、GX推進および地域産業の高度化に向けた包括連携に関する覚書を締結した件、日経記事 「環境フレンドリーHD、茨城・境町に新工場 「曲がる太陽電池」量産」 や、読売記事 「境に太陽光電池工場建設へ 町、東京の再エネ会社と協定」 に出ています。前者では、工場は年産10MW規模で、2026年末稼働を目指し、約30人の雇用を見込むこと、後者では、境町静地区の約1ヘクタールの敷地でフィルム型を生産することが書かれています。10MWに1ha(=100m×100m)は、広すぎでは?
昨日、中国・协鑫(GCL)光电のペロブスカイト太陽電池GW級生産ラインのロールアウト式典が開催されたはずで、報道1(→翻訳)、報道2(→翻訳)が出ています。协鑫光电 (GCL Optoelectronics) サイトは、なかなか更新されませんが、工場写真位置(Googleマップ)を復習しておきます。
先端研1号館脇でスロープ設置工事が進行中です。工事当初の風景とは、だいぶ変わりました。図面通りでしょうか。
29日(水) ペロブスカイト太陽電池の文献情報整理は、ひたすら遅れているところですが、Web of Science で 「Perovskite solar cell」 で検索して出てきた文献を順番にチェックするやり方で、ようやく2025年分に到達しました。日付順に並んでいるわけではないので、若干前後するものも出てきますが、いちおう、昨年分まではほぼ見た、ということで、←左図の範囲について、効率順に並べて論文数を数えると、右のグラフのようになります。9月24日に出したの更新版になります。2024年に公開された論文で効率20%以上のセルが出ているものは約1500報となります。
環境フレンドリーホールディングスが、茨城県境町と、GX推進および地域産業の高度化に向けた包括連携に関する覚書を締結しました。境町内に10MW規模のペロブスカイト太陽電池製造工場を建設することがポイントです。ただ、現時点では、建設候補地が具体的に決定したわけではない、とのことで、先行きは不透明です。同社は、中国・众能光电科技から設備と人と技術の供与を受けて国内生産を目指しているところです。
自然エネルギー財団が、報告書 「ペロブスカイト太陽電池の導入場所が広がる:新たな設置方法でコスト低減へ」 を公表しました。ペロブスカイト太陽電池の写真が多数出ていますが、出典は全て自治体等で、積水化学やエネコートではないところが、財団の姿勢でしょうか。
三菱ガス化学ニュースリリース 「ペロブスカイト太陽電池で走行する小型モビリティデモンストレーターに、高機能ポリマー部材を提供」 です。エネコートのペロブスカイト太陽電池と組み合わせられるようですが、具体的にどういう形なのか、この情報だけでは分かりません。
今日の西の空、そろそろダイヤモンドが気になります。こういう位置関係で、同様の配置の2017年11月6日に記録していた写真だと、//となっています。
28日(火) 南京大学グループから、ペロブスカイト/ペロブスカイト タンデム太陽電池で認証変換効率 30.1% の報告です。
NRELチャートの最新プロット、および、Solar cell efficiency tables の multiple-junction の表の Notable exceptions の中にある値に対応します。SnPb混合ペロブスカイトを用いたナローギャップセルで下地材料を工夫しただけに見えますが。このSnPb混合ペロブスカイトを用いたセルで効率24.9%、タンデムの自己測定効率は30.6%となっています。また、1cm2セルのJET認証効率29.6%も得られています。
上海交通大学と寧徳時代(CATL)社から、1m×2mのペロブスカイト太陽電池モジュールで効率 20.05% の報告です。
変換効率は NPVM での I-V 測定値です。論文報告されたモジュールとしては、纤纳光电(Microquanta) の 7906cm2 を上回り、最大面積です。また、報道発表等を含めても、光因科技(SolaEon)の 7200cm220.7% に迫る効率で、协鑫光电(GCL) の 1m×2m モジュール効率 19.04% を上回っています。これ(20000cm2)を論文のほうのプロットに加えると、面積が大きすぎて全てを塗りつぶしてしまいそうなので、少々検討が必要です。
Google検索結果に現れたプレスリリース、茨城県境町からのもののようですが、既に削除されていて、境町の一覧にも現れません。こちらを参照すると、明日(10/29)、境町と環境フレンドリーホールディングスの間で、ペロブスカイト太陽電池工場の立地に関する包括的連携覚書締結式が実施されるようです。まずは10MW規模で、将来的に100MW規模を目指すようです。同社は、中国・众能光电科技から設備と人と技術の供与を受けて国内生産を目指しているようですが、今のところ、計画通りには進んでいないようです。 とりあえずは、明日の情報を待ちましょう。
YKK AP ニュースリリース 「ガラス型ペロブスカイト太陽電池を用いた建材一体型太陽光発電の内窓を系統連系(商用の送配電網に接続)した実装検証を開始」 です。さて、このペロブスカイト太陽電池は、どこのものでしょうか?
NEDOから、「2025年度「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/循環型社会構築リサイクル技術開発」に係る第2回公募について」 お知らせです。先日予告されていましたが、リサイクル技術のうち、既存太陽電池のモジュール処理技術と、マテリアルリサイクル技術の開発です。そもそも応募できるところがあるのでしょうか。
早稲田大学プレスリリース 「近赤外光も利用可能なアップコンバージョン型ペロブスカイト太陽電池の開発に成功」、桐蔭横浜大学からも同時リリースです。
27日(月) 11月11日(火)に開催される NIMS AWARD SYMPOSIUM 2025 は、参加登録の締切が今週金曜日(10/31)となっています。
そろそろ太陽電池性能でネタにできる論文が出てこなくなっていますが、とりあえず、2年前と同程度のものが出てきたということで紹介しておきます。30cm角フレキシブルペロブスカイト太陽電池モジュールで変換効率16.40%です。ただ、開口面積は600cm2となっています。既に、昨年2月に、900cm2で変換効率16.4%が報告されているので、同等以下ですが。
日経記事 「リニア神奈川県駅の隣で次世代太陽電池の実証実験 日揮とJR東海」 は、カルコパイライト太陽電池の実証実験ですが、CIGSが、すっかり別物のように次世代として位置づけられるようになりました。プレスリリースは、JR東海日揮のサイトに、同じものが出ているようです。PXPは PR Times です。
H3が打ち上げられ、HTV-X軌道投入されたことは、特段の縁がないかと思っていたら、リコーからニュースリリース 「JAXAの新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)に、リコーのペロブスカイト太陽電池が搭載」 ということです。
コニカミノルタからのニュースリリース 「マイクロジェット社製ペロブスカイト層塗布用インクジェット装置にインクジェットヘッド「KM1024iSHE-HM-LV」が搭載」 で、9月4日に発売された製品についてアピールされていますが、マイクロジェットプレスリリースは6月17日のことで、いまさらな感じです。なお、マイクロジェット製品は、シングルノズルヘッドのPerovsJetは自社開発ヘッド搭載、マルチノズルヘッド搭載のPerovsPrinterがコニカミノルタ製ヘッド搭載です。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、工場風景をアピールしています。
先端研14号館脇でスロープ設置工事が進行中です。階段3段分でも、この距離が必要なのですね。
PCを起動したら、Word/Excel/PowerPoint ファイルのアイコンが、見慣れないものに変わっていました。書くまでもなく、みなさんご承知でしょうが。
26日(日)  
25日(土)  
24日(金) 今日の所信表明演説では、これまでで初めて、「ペロブスカイト太陽電池」 の語が登場しました。「6 エネルギー安全保障」 のところです。

国民生活及び国内産業を持続させ、更に立地競争力を強化していくために、エネルギーの安定的で安価な供給が不可欠です。特に、原子力やペロブスカイト太陽電池を始めとする国産エネルギーは重要です。GX予算を用いながら、地域の理解や環境への配慮を前提に、脱炭素電源を最大限活用するとともに、光電融合技術等による徹底した省エネや燃料転換を進めます。また、次世代革新炉やフュージョンエネルギーの早期の社会実装を目指します。こうした施策を直ちに具体化させてまいります。我が国の総力を挙げて、強い経済を実現していこうではありませんか。
電源開発(J-power)プレスリリース 「Active Surfaces, Inc.へ出資しました 〜次世代太陽電池を活用した新たな事業創出を推進します〜」 に登場する 米国・Active Surfaces社、所在地はボストン近くのこのあたりですが、これまで存在を認識していませんでした。どの程度の実力があるのでしょうか。
一昨日も書いた真鶴のペロブスカイト太陽電池について、日経BP「メガソーラービジネス」記事 「中国製ペロブスカイト太陽電池を設置、真鶴町で実証」 が出ています。ようやく「中国製」と明記され、1枚あたりのサイズが62×126cm、最大出力90W程度という情報も得られました。環境フレンドリーホールディングスの太陽電池というより、中国・众能光电科技のもの、というべきでしょうね。
23日(木) 環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の二次公募が始まりました。11月14日(金)正午必着です。一次公募の際に示されたように、補助対象となるペロブスカイト太陽電池は、こちらの3製品ですが、これだけ見ても仕様がさっぱり分かりません。なかなか申請の敷居は高そうです。
大臣が交代した経産省の幹部名簿を見ると、大臣秘書官と、資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課長が、そのまま入れ替えとなっています。いっぽう、以前、資源エネルギー庁次長から万博運営に出向していた松山泰浩氏が、梶山経産大臣と共に瀬川研に来られた茂木正氏と入れ替わりで、大臣官房政策立案総括審議官として復帰しています(→日経記事)。茂木氏が内閣審議官兼官房長官秘書官として官邸に呼ばれた(→毎日記事)のは、梶山大臣・茂木氏と共に瀬川研に来られた飯田祐二氏が筆頭首相秘書官になった(→日経記事)からでしょうか。この写真で、右から順に、別所先生、茂木正氏、飯田祐二氏、梶山大臣(当時)、山下隆一・現・中小企業庁長官です。今の役職で言えば、積水化学の別所氏が、官房長官秘書官と首相秘書官と並んでいる図になりますね。
ハトの集会がネタにされていますが、そのままこちらに移動したのでしょうか。
22日(水) 昨日書いた真鶴のペロブスカイト太陽電池の件、環境フレンドリーホールディングスからのお知らせにもあるように、真鶴町記者発表にも登場し、読売報道されています。太陽電池そのものは、中国・众能光电科技からのものと思われますが、約35m2の屋根に1m2が40枚は並ばないので、とりあえず全部で35m2として、出力3kWとすると、変換効率は8.6%となります。写真では屋根を覆いつくしていないので8割程度の面積とすると、変換効率10.7%です。
電気安全環境研究所(JET)が、「関西脱炭素フォーラム2025」に出展いたしますということです。11月7日(金)開催のこのイベントで、ペロブスカイトを含む太陽光発電モジュールの試作品・開発品などの測定・試験などの取り組みや、関連業務について紹介するそうです。
ANNnewsCHで 「日産 太陽光で走る軽EV公開 駐車時は屋根の太陽光パネルが伸長」 と報道されている件、もとネタは、日産のニュースリリース 「日産自動車、「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の「Tokyo Future Tour 2035」に日産サクラ「Ao-Solar Extender」を出展」 かと思われますが、その中にある動画で語られているのは、汎用品のソーラーセルを使って、お求め安い値段で出す、ということです。
長らく工事がストップしていた建物入口スロープ設置工事が再開され、14号館前および1号館前にスロープ本体が設置されて雰囲気が出てきました。想定外の出土物が出てきたり、猛暑で施工が難しくなったりなど、紆余曲折がありましたが、あとは粛々と仕上げられることでしょう。
研究棟ホワイエに置かれた観葉植物に下から照明が当てられ、天井に大きな影絵が創り出されています。天井影絵&ガラス反射ゴーストというアングルもあります。
冬の寒さが予報されていた今日は、予想していたよりさらに低温で、日中に低下し、季節が一気に進みました。廊下等へ給気する外調機も暖房運転となり、ドライルームも、そろそろプレクーラーがいらなくなりそうな気温です。4日ほどで季節が変わると、極端な感じがしますが、振り返ってみると、よくあるパターン(例: 2023.11)です。
21日(火) 先日JR九州福岡県からお知らせされていたように、博多駅ホーム屋根におけるペロブスカイト太陽電池の発電実証実験開始PR TIMES)がデモンストレーションされたようです。RKB (TBS系) や FNNNHK でもとりあげられたようです。見えるところはモックアップで、遠い所に実物を設置するのは、劣化が目立たないようにするためとも考えられますが、自由通路に近い南側は常に日陰になるところなので、北端の日照条件の良い所に実物を設置したということなのでしょうね。モジュール提供のエネコートからは堀内さんが出席されたようです。
先日、「日本初!? ペロブスカイト太陽光発電が真鶴に!」 というXポストを疑っていましたが、こちらによると、環境フレンドリーホールディングスが提供したフィルム型ペロブスカイト太陽電池ということなので、バックに中国・众能光电科技がいるところですね。だんだん中国製品が入ってきます。
東京都から、「令和7年度ゼロエミッション地区創出プロジェクト 募集を開始します」 というお知らせです。といっても、募集対象は区市町村なので、わざわざサイトに出す必要性は無いようにも思いますが。面的展開を図るプロジェクトのようです。事業概要はこちら
明日から日本化学会 CSJ化学フェスタですが、なかなか話題になりません。
あっという間に冬の寒さがやって来るということで、研究棟前の銀杏(イチョウ)もだいぶ黄色くなってきました。銀杏(ギンナン)のせい、かもしれませんが。こちらこちらも、いかにも秋の風景になりました。こちらの黄葉の進み具合を過去と比較してみると、場所によって濃淡がある、としか言いようがないですね。
20日(月) 積水化学プレスリリース 「フィルム型ペロブスカイト太陽電池の壁面設置に向けた改良工法開発を開始」 にあるように、品川の壁面設置フィルム型ペロブスカイト太陽電池が改良されるようです。4月14日に見てきた際は、だいぶ手前にカラーコーンが置いてあって、近寄りがたかったので、こちらこちらのような写真しか撮れませんでしたが、それでも十分にしわが見えていました。記事から拾った写真でも、しわが目立ちます。1月8日の共同通信記事によると、2026年にデータセンターの電力源として実証試験し、2029年に商用運用を目指す計画のようですが、計画は順調なのでしょうか。
読売テレビ 「トクそうCOMPANY」 の特番として、10月11日(土) 10:25-11:25 に、万博の話題が放送されたようで、その中に、ペロブスカイト太陽電池を設置したバスターミナルが登場しています。今なら、TVer で視聴できます。
明日、首相交代の見込みですが、石破首相が就任した際は、資源エネルギー庁の省エネルギー・新エネルギー部長が官邸に引き抜かれ、代わりに岸田前首相秘書官が部長になった経緯がありました。今回は、どうなるでしょうか。報道によると、梶山経産大臣と共に瀬川研ペロブスカイト作製現場を視察された飯田祐二前経産次官が政務秘書官のようですが。
先週U先生が参加された会議に関する報道等は、あまり出てきませんが、透明導電ガラスを製造している金晶科技について報道(→翻訳)されています。ただ、記事中にある写真の建物に使われているのは、ペロブスカイトではなく、こちらのCdTe太陽電池です。
被雇用者には 「ストレスチェック」 を受けることが義務付けられているので、受けました。役に立つのか、微妙、と思っていたら、日経記事で、「ストレスチェック、業務改善に生かせてますか?」 だそうです。
19日(日)  
18日(土)  
17日(金) 年に1度の健康診断です。今年は、従来のような紙の記録が無いので、結果は12月の通知待ちです。少々記憶があやしいですが、身長 170.6cm、体重 68.5kg だったと思います。こういうグラフになります。身長と体重の相関は微妙ですが、体重と腹囲なら相関しそうです。144/92 の血圧は、最高/最低ともにレッドゾーンです。今年の健康診断は、オプション検査(有料)の追加が可能となっていて、「アレルギー検査」と「腫瘍マーカー」を追加してみました。はたして、どういう結果が出てくるでしょうか。
日経記事 「出光興産、JAXAの輸送機に太陽電池 放射線耐性を検証」 は、出光興産のプレスリリースに基づくものですが、どこまで本気でしょうか。主力は既にPXPなどに移籍している気がしますが。ふつうにCIGSですし。
U先生が無事に帰って来られたので、7/31に書いた内容を再掲しておきます。ASIACHEMからU先生のところに届いたフォーラムの案内、原文だとこちら(→翻訳)です。中国・协鑫(GCL)光电のペロブスカイト太陽電池GW級生産ライン見学がありました。
协鑫光电 (GCL Optoelectronics) の工場写真位置(Googleマップ)、ペロブスカイト太陽電池GW級生産ラインの稼働の報道式典写真などは既に紹介していましたが、こちら(→翻訳)によると、10月29日午前に、その生産ラインでの最初の製品を出す式典が行われるようです。 U先生は10/24-28に蘇州ということなら、そのまま延泊しては?
昨日と今日、無錫で、TÜVによる新エネルギー産業先進技術検討会が開催された件が、中国・极电光能 (UtmoLight) のニュースリリースに書かれています。UtmoLightとTÜVで、何か協業するようです。
例年、秋口に報道される、韓国電力公社の窓ガラスタイプのペロブスカイト太陽電池開発に関する話題、今年は見逃していましたが、しっかり報道1(→翻訳)、報道2(→翻訳)されていました。
都民ファーストの会の議員が視察した報告には、YKK AP&東芝の内窓ペロブスカイト太陽電池と、積水化学の柱巻きペロブスカイト太陽電池が登場していますが、もう一つ、外壁に貼り付けられたフィルム型太陽電池の写真が出ています。外形的には積水化学のものに似ていますが、真ん中で半分に分けられているところが特徴的です。これって、U先生が持ち帰られた某地製品と似た特徴ですが、まさか、、、。
Xにポストされている 「日本初!? ペロブスカイト太陽光発電が真鶴に!」 って、本当でしょうか? 薄型シリコンのような気がしないでもないですが。
『「太陽光発電、マジわからん」と思ったときに読む本』が発刊されたようです。既に隣の机の上に乗っていますが。
帰宅途中のこのあたり路傍で、自動販売機と並んで設置されているのは、おみくじです。なぜここに。。。。
16日(木) 駒場リサーチキャンパスの防災訓練の予定でしたが、雨天のため、室内での点呼のみとなりました。
万博会場でのフィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置実証が表彰されたようです。
15日(水) FASnI3を用いた太陽電池で効率17.89%の報告です。スズだけのペロブスカイトでも、少しずつ改良が進んでいます。
エイブル株式会社が、ペロブスカイト発電システムを宣伝しています。ソーラフレームペロブスカイト発電ガラスソーラシステムソルーションがあるようです。
14日(火) 7月に報道発表されていた「脱炭素先行地域」の募集(第7回)が先週から始まっていて、明日(10/15)が締切となっています。日経記事によると、銚子市が応募するようですが、応募段階で報道とは、環境省に対するプレッシャーでしょうか。
13日(祝)  
12日(日) 昨日は熊本で10月中旬以降の日本歴代最高気温という報道がありましたが、さっそく更新されたようです。いっぽう東京は、今日は28℃の予報があったはずですが、昨日の低温を引きずったままでした。
11日(土)  
10日(金) Nature Energy に登場した論文、見つけた中で3報目の、変換効率27%超のペロブスカイト太陽電池の報告です。最近では、単独でネタになるようなインパクトのある論文が、なかなか出てきません。
株式会社ジーシー「富士小山工場 第5工場」竣工」 というプレスリリースに登場する工場、ピラミッド型で、工場とは思えない形状です。
9日(木) 今日と明日は、フロンティア太陽電池セミナーが伊勢で開催されているはずです。
昨年度のGXサプライチェーン構築支援事業GXサプライチェーン構築支援事業2025は別サイト運営で、先日、今年度分で水電解装置・燃料電池と浮体式等洋上風力発電設備について公募が始まりましたが、いよいよ、
GXサプライチェーン構築支援事業2025 「ペロブスカイト太陽電池」 公募開始
です。予算額は 143,750,000,000円 の内数、補助対象は 「ペロブスカイト太陽電池を製造するために必要なレーザー加工装置やヨウ素化合物を製造する工場で使用する設備機械装置、建物等取得費(新設、建て替え、リフォームを含む。)及びシステム整備費」 となっています。そういえば、片岡製作所に投入された資金は、どうなっているのでしょうか。
環境フレンドリーホールディングスのプレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池モジュールを搭載した電子タバコ「PEROVSKAITE」シリーズ販売」 と、お知らせ 「gippro japan株式会社との販売協力包括契約書の締結に関するお知らせ」(→ 正式文書版) が出ています。光が当たる場所なのでしょうか。
日経記事 「ペロブスカイト太陽電池製造、インクジェットで エプソンが主要部品」 にあるように、エプソンがニュースリリース 「強溶剤に対応した新インクジェットプリントヘッド「S3200-S1」を市場投入」 を出しています。韓国・KRICTがインクジェット技術を技術移転する Gosan Tech出資していたので、自分ではペロブスカイトに手を出さないのかと思っていましたが。下記含め、インクジェットが急に盛り上がってきました。
8日(水) 日経記事 「リコー、ペロブスカイト太陽電池を低コスト生産 インクジェット方式」 が出ています。
今年のノーベル化学賞は、ローテーション通り合成化学分野でしたが、日本人が登場(////)するとは想定していませんでした。予測記事の見出しで2人当たってます。
鮮やかな夕焼けのはずでしたが、自動的に色補正されて、あまり鮮やかに撮れません。少し暗くなった頃がちょうどよい色合いです。
7日(火) NEDOから、「経済安全保障重要技術育成プログラム/高高度無人機による海洋状況把握技術の開発・実証」に係る実施体制の決定について報告され、ニュースリリースされています。採択されたソフトバンクのテーマは、「HAPS用高エネルギー密度電池パックおよび高効率発電が可能な太陽電池の研究開発」ですが、太陽電池に関しては、先日紹介した 「HAPS用超軽量ソーラーモジュールへの挑戦」 によると、中国の LONGi と、フジプレアムの協力を得て超薄型SHJが開発され、その後、汎用品の適用などが検討されたようです。さらに、2023年に、産業用サイズのペロブスカイト/シリコンタンデムセルを「秘密裏に」確保して、HAPS用の試験が行われたようです。タンデムセルの入手元は書かれていませんが、やっぱり LONGi でしょうか?
朝日記事 「NEDO、使う見込みない28億円を国に返さず 新規採択終了の事業」 でネタにされています。それよりも、昨年度のGXサプライチェーン構築支援事業の予算は、撤退した企業があるので余剰が生じていると思われますが、どう処理されているのでしょうか。3桁億円と見込まれますが。
生中継のカメラが天井に向いています。物体としては、こうなっています。大きなタブレット、という感じです。
6日(月) 日本太陽光発電学会・ペロブスカイト太陽電池分科会WinPVJ分科会の合同による研究会および、万博会場バス停屋根のペロブスカイト太陽電池見学会が、明後日(10/8[水]) 13時から大阪で開催されます。こちらの参加登録は既に締め切られているかと思いますが。

研究会では、以下の4件の講演と、見学会事前説明が予定されています。
「ペロブスカイト太陽電池の国内外での産業化動向」
貝塚 泉 (株式会社資源総合システム)
「ペロブスカイトの結晶性と太陽電池性能」
高橋 冴実 (産業技術総合研究所)
「ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池の開発」
松井 太佑 (パナソニック株式会社)
「ペロブスカイト太陽電池の性能と屋外暴露(仮)」
菱川 善博 (立命館大学)
このスケジュールだと、受賞対策は考慮されないのでしょうか。さっそく日本人受賞(////)ですが。予測記事が当たると、力が入りそうです。
先日開催された、兵庫県立大学 「価値共創シンポジウム2025」 で、伊藤省吾先生が取締役を務める株式会社先端化学研究所の発表があったことが、日経BP「メガソーラービジネス」記事 「兵庫県のペロブスカイト太陽電池ベンチャー、試作品公開」 になっています。 30cm角モジュール公開ですね。
昨年度のGXサプライチェーン構築支援事業と今年度のGXサプライチェーン構築支援事業は別サイトで運営されていますが、このほど、今年度分で、水電解装置・燃料電池、および、浮体式等洋上風力発電設備について、公募が始まったようです。ペロブスカイト太陽電池については、まだ「公募準備中」となっています。
5日(日)  
4日(土)  
3日(金) 東京大学サステイナブル未来社会創造プラットフォームのシンポジウム、ハイブリッド開催ですが、さらに、ハイブリッド実施の授業と、オンライン会議も微妙に時間が重なっていて、私が3人必要な状況でした。そういうわけにもいかないので、事前に各所オンラインのセットをしておきましたが、結局、各所で不具合を生じて、なかなか微妙でした。
ケミトックスからのお知らせ 「【無料】瀬川教授 × 京セラ谷本代表|研究と産業の両視点で語る 次世代電池セミナー」 にあるように、ケミトックス 北杜LiB試験センター 竣工ご招待記念講演が、来週月曜日(10/6)に甲府で開催されますが、既に満員のようです。
「グリーンイノベーション基金事業/次世代型タンデム太陽電池量産技術実証事業」に係る公募 が始まりました。さすがにこれに巻き込まれることはないと思いますが、「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」 の中のタンデム太陽電池との切り分けが難しそうです。
2日(木) 今日から冬学期(Aセメスター)の授業が始まりました。木曜4限は、2つの授業が同時開講なので、2つの教室間の移動が入ると大変です。今学期(〜1月)は、木曜4限(15:10-16:40)と、金曜3限(13:15-14:45)に担当があることを、ここに書いておきます。
環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の公募は、明日 10/3 が締切です。ようやく、JETでの性能評価を受けて合格した製品が発表されました。出力110Wの3種類の製品、何が違うのでしょうか。せめて、大きさだけでも分かるとよいのですが。
今回は、これから図面を作成するのは無理っぽいですが、10月中旬から二次公募を行うことが予告されました。詳細は後日とのことですが、こちらのほうが、むしろ本命かもしれません。
Perovskite-infoで、京セラドキュメントソリューションズの正孔輸送材料が宣伝されています。そこに出ている性能評価結果の図の雰囲気に既視感があります。ただ、同社サイトで関連情報が見つからないのですが。
1日(水) 日経記事 「ペロブスカイト太陽電池の父・宮坂力氏、新型開発へ コスト3割減狙う」 です。
JR九州からのお知らせ 「次世代太陽電池が博多駅に登場! 『ペロブスカイト太陽電池』体験イベント開催」 (PR TIMES版) で、10月21日のイベントが告知されています。福岡県からのお知らせによると、そこには福岡県知事も登場するようです。

2025年(令和7年) 9月
30日(火) 調査完了です。
9月の東京は、全ての日で最高気温25℃以上でしたが、さすがに10月に真夏日や熱帯夜は可能性低いので、こちらのように、今年は、猛暑日数1位、真夏日数2位、熱帯夜数3位で確定でしょう。夏日数は、現在5位ですが、あと7日以上は現れそうなので、2位になるでしょうか。
29日(月) 今日は東大先端研の「防火・防災講習会」で、危険物保安監督者として、「危険物管理の要点」を解説しました。ここしばらく毎年ネタにしていますが、そもそも私、先端研に籍が無いんですが。
日経記事 「鉛使わないペロブスカイト太陽電池、大型化しやすく 京都大学」 は、京大化研の研究トピックス 「汎用性の高い高品質スズペロブスカイト薄膜の作製法を開発 −下地の濡れ性に依存せず、大面積塗工も可能−」 に基づくものでしょうか。
エヌ・ピー・シーが、韓国・Gosan Tech社と業務提携し、Gosan Tech社の技術を搭載したペロブスカイト太陽電池向けインクジェット塗布装置の販売を開始するようです。Gosan Tech には、EPSONが出資し、韓国化学研究院(KRICT)がペロブスカイト向け技術を移転(→翻訳)していますが、協業関係が複雑になりそうです。GI基金事業で、インクジェット利用社が2社採択された影響でしょうか。
福岡市から、「令和7年度次世代型太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)率先導入等委託事業」に係る提案競技の実施について お知らせが出ています。「基本条件」のところに、「本事業は、環境省補助事業の活用を前提とする事業であるため、環境省補助事業に係る規定に従い事業を実施すること。なお、実際の交付金額が想定する額に満たない場合は、市との協議の上、導入容量を縮小し実施すること。」 と書かれていますが、そもそも環境省事業に福岡市が採択されることは決まっているのでしょうか? 現状では図面を提出することが難しそうですが。
中国・纤纳光电 (Microquanta) の ニュースリリースの中に、同社のタンデムモジュールの写真が出ています。いちおうシリコンと重ねてみました、という雰囲気で、グループ内でシリコンを製造しているGCLよりは不利なところが出ていそうです。
Microsoft、「赤」を見直す」 ということですが、「赤」の色が濃くなると、「濃い赤」との違いが分かりにくくなる点は、どうなるのでしょうか。
28日(日)  
27日(土)  
26日(金) NEDO「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/循環型社会構築リサイクル技術開発」に係る第2回公募について予告が出ています。もともとそういう予定だったのでしょうか、それとも、先日結果発表された公募には応募がなかったのでしょうか。
環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の公募は、来週金曜日 (10/3) が締切です。しかし、今なお、性能要件を満たしたフィルム型ペロブスカイト太陽電池が公表されていません。太陽電池の仕様が分からないのに、図面を書いたり、発電量を計算したりできるのでしょうか。応募するのは、なかなか難しそうです。
兵庫県立大学 「価値共創シンポジウム2025」 が、本日開催です。伊藤省吾先生が取締役を務める株式会社先端化学研究所の発表 「ペロブスカイト太陽電池と水素燃料電池の普及に向けて」 があります。
中国・脉络能源 (Mellow Energy) が、30cm角ペロブスカイト太陽電池モジュールのTÜV認証効率 24.36%を得たと報道されています。モジュールで世界初の24%超との見出しですが、これまでの 纤纳光电 (Microquanta) 発表、台灣鈣鈦礦科技(台湾ペロブスカイト)発表、NREL&CubicPV 発表 を、どう判断するか、ですね。
【10/14追記】同社によるニュースリリースです。
夕方の西の空、肉眼では「幻日」が見えていたのですが、写真にすると分かりにくいですね。
Web of Science で、自分の論文被引用状況を見てみました。h-index は 26 です。経年変化グラフを更新してみました。27回以上引用されている論文が26報あります。
25日(木) 日経記事 「ノーベル賞の登竜門「引用栄誉賞」に寒川賢治氏と児島将康氏」 ということで、クラリベイトの引用栄誉賞の話題になっています。今年は、特段のネタにする人がいない感じです。
自宅郵便受けに、封筒が入っていました。私は特に問題ありませんが、調査は10月1日時点なので、U先生とか、移籍される杉本先生とか、回答するのにタイミングが微妙なところがありそうです。
今日は東大先端研の防災委員会でした。私は危険物保安担当として委員になっていますが、そもそも先端研に籍がないんですが (と、毎年ネタにしていますが)。
FITポータルにある 太陽光パネル型式リスト の中に、中国・极电光能 (UtmoLight) のモジュールがリストアップされている、と、6月末にネタにしましたが、リストを見直したところ、製品の数が増えています。420〜490Wということは、かなり大きいものですね。いっぽう、Renshine(仁烁光能)でリストアップされているものには変更ありません。現状、ペロブスカイト太陽電池を使って FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の申請をする場合、この2社の製品のみが有効ということになります。
ペロブスカイト太陽電池の文献情報について、昨日の続きで、
こういう範囲のうち色分けされているものについて、変換効率と Voc、Jsc、FF の関係を示すと、下のグラフのようになります。左から順に、PCE vs. VocPCE vs. JscPCE vs. FF となっています。Voc は、効率が高いものでもそこまで高くありませんが、変換効率26.5%以上なら Jsc が 26 mA/cm2 以上になっていて、FF も 0.84 以上になっています。
      
24日(水) ペロブスカイト太陽電池の文献情報整理は、ひたすら遅れていますが、現状、こういう範囲
について、効率順に並べて論文数を数えると、右のグラフのようになります。2月末のの延長線上ですが、2024年分は、まだ11月初め頃までしかチェックできていないので、これの1.2倍くらいになると見込まれます。それでも、効率20〜22%台の論文数は、頭打ち傾向にある感じです。
日揮ニュースリリース 「フィルム型次世代太陽電池向け施工法「シート工法」がNEDO公募「設置場所に応じた太陽光発電システム技術開発」事業に採択」 で、NEDO事業採択についてお知らせされていますが、こちらの事業についてリリースしたところは、あまりないですね。
日経記事 「東洋紡の高性能フィルム、18年越しに宇宙で開花 太陽パネルに活用」 ということですが、総面積が、そんなに大きくなるとは思えないのですが。
23日(祝) 秋分の日ですが、雲が多いので、日の出写真ではなく、朝焼け写真です。
22日(月) オンラインセミナーの再放送のお知らせです。無料ですが、ここを見ているような方には不要かもしれません。6/19に開催されたものですね。
21日(日)  
20日(土)  
19日(金) 日経記事 「武田薬品、帆船で医薬品輸送 脱炭素推進で欧米間」 は、プレスリリース 「武田薬品とVELA社、世界初の風力三胴船による大西洋横断の医薬品輸送について」 に基づくものですが、文字だけのリリースと異なり、船のイメージ図があることでインパクトがあります。このVELA社の船、上面には太陽電池が敷きつめられているので、帆船だからとスルーできない気がします。 というか、某社が、某社の水陸両用車にペロブスカイト太陽電池を貼り付けて海を走らせることを検討していたかと。
Perovskite-infoで、中国・光因科技 (SolaEon) のペロブスカイト太陽電池 0.72m2 モジュールが変換効率25.27%(安定化効率。I-V測定では25.47%)と書かれていますが、もしそうなら、凄い値です。中国報道では、25.47%@20.45cm2 となっていて、それなら妥当な感じです。
科学技術振興機構(JST)から、戦略的創造研究推進事業の採択課題が発表されています。CRESTさきがけACT-X それぞれについて出ていますが、縁がありそうなのは、CREST「化学機能化ナノ炭素材料を用いた光電変換薄膜素子」名古屋大・松尾豊教授、CREST「酸化物半導体をプラットフォームとした高効率量子光源技術の開拓」東大先端研・岩本敏教授、さきがけ「有機無機融合材料による光応答設計学の創成」東大先端研・五月女真人助教、さきがけ「界面構造制御による高感度ペロブスカイト光センサの開発」京大化研・中村智也助教 などでしょうか。
先週金曜日に紹介した福岡県ペロブスカイト太陽電池等実証事業補助金に採択された3社のうち、九電みらいエナジーがプレスリリースを出し、同社はPXPのカルコパイライト太陽電池を使うことが判明しました。 日経記事 「九電みらいエナジー、福岡空港に薄型太陽電池 12月から実証試験」 になっています。
エネコート社が 「関西万博「GROBAL STARTUP EXPO 2025」に出展中!」 とのことですが、昨日までだったのですね。
18日(木) 今年も受賞対策がとられるようですが、あまり力が入っていないのは、今年は違うだろうという読みでしょうか。個人的予想として、今年の物理学賞は宇宙分野、化学賞は合成化学分野、と思っていますが、具体的に思い当たるものがありません。オウムアムアとか。。。 合成化学として、そろそろ光触媒とか。。。
日経記事 「ソフトバンク、「空飛ぶ基地局」で5G通信 実証に成功」 は、以前のプレスリリース 「「空飛ぶ基地局」のHAPS、2026年に日本でプレ商用サービス開始」 を連想させますが、元ネタと思われる今回のプレスリリースを見ると、だいぶイメージが異なります。
U先生は日帰りで万博視察へ。 というと「行ってない」はずで、会場の外のものを調査されたことでしょう。


全然別の話になりますが、最近さっぱり東京周辺(関東)から外へ出ていない私。振り返って見ると、2016年12月のフランス行きが最後で、9年近く閉じこもっています。国内では、距離が微妙な箱根(2016年5月)が最後です。新幹線に乗った最後は、2014年3月の名古屋行きまで遡ります。2010年以降全部でも、U先生の1年間の出張回数より少ないかもしれません。帰省も含めてまとめると以下の通りです。あちこち行った記憶はありますが、既に、これらよりも昔です。

2016/12/10-15 フランス
2016/05/30-31箱根(ALCA会議)
2015/11/27北九州・九州工業大学(会議)
2014/12/21熊本
2014/11/11-16フランス
2014/03/28-29名古屋大学(学会)
2014/03/03-04草津・立命館大学(会議)
2013/12/21-24熊本
2013/12/11熊本
2013/03/21-25草津・立命館大学(学会)
2012/10/03-04新潟(企業訪問)
2012/06/10熊本
2011/11/21-22長野・信州大学(学会)
2010/12/26-28熊本
2010/08/31北九州・九州工業大学(会計検査)
先週の週間予報で月曜日(9/15)に予想されていた猛暑は、当日予報で不発でしたが、その後、9/17(水)、18(木)に猛暑となり、以降は気温が下がる予報が続いていました。しかし、今日は予想より早く雲が広がり、東京では猛暑日に届きませんでした。北方に湧いた雲は北関東で短時間豪雨と微分形の気温変化をもたらしましたが、雨は南関東に届かず、黒い雲の帯と突風からなる季節の境界が北から南へ流れていきました。その後の空は、季節感が出ているでしょうか。これで、猛暑は一区切り、の見込みです。
17日(水) 特許庁が昨年度の特許出願技術動向調査でペロブスカイト太陽電池関連技術について調査し、これまでにリリース文報告書(要約)が公開され、6月にセミナーが開催されて講演スライドも公開されていましたが、このほど、講演動画も公開されました。セミナーの機会を逃した方は、YouTube の JPO Channnel で見ることができます。
令和6年度分野別特許出願技術動向調査 −ペロブスカイト太陽電池関連技術− 講義動画
環境フレンドリーホールディングスが、「杭州衆能光電科技有限公司との業務提携契約締結のお知らせ」 を出しています。提携までに、ずいぶん時間がかかりましたね。
香港城市大から、ペロブスカイト太陽電池で効率26.98% (NPVMでのI-V測定値26.92%、MPPTでは26.15%) の報告とみられますが、現在、エラーが生じており、本文が読めません。違っていたら後で修正します。
最近では、ごく一部の雑誌に限っても、日々、効率26%台の報告があり、もはや話題になりません。例えば以下のような状況です。
9/13 26.20% Adv. Mater. 韓国・漢陽大
9/12 26.67% Adv. Mater. 中国・大連理工大
9/10 26.2% Nature Energy 韓国・高麗大
9/08 26.64% Adv. Mater. 中国・華南師範大[広州]
9/08 26.37% Adv. Mater. 中国・蘇州大
9/08 26.02% Adv. Mater. 中国・武漢大
9/04 26.45% Angew. Chem. Int. Ed. 中国・内蒙古師範大
9/03 26.16% Joule 中国・華北電力大[北京]
9/03 26.14% Joule 中国・香港城市大
9/01 26.15% Nature Energy 中国・南京工業大
16日(火) 明日から幕張で PV EXPO などの展示会が開催されます。セミナーは力が入っているようですが、展示のほうは、春と違って、やや寂しい気がします。
福岡市から、ペロブスカイト太陽電池導入支援事業のお知らせが出ています。環境省50億円事業に採択されることが前提の補助のようです。福岡県のものとは様子が違います。
先日、中国・光翼創新が投資を集めたというニュースリリースで、出資した日本企業がどこか気になっていましたが、今日の報道/報道で、それはソマール株式会社だったことが判明しました。これまで知らなかった会社ですが、目立たないけれどいろいろ作っているところのようです。それにしても、どういうルートでそこへ出資を?
15日(祝)  
14日(日)  
13日(土)  
12日(金) 金曜日恒例となった「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリース、いよいよ 「総集編」 です。これまで以下のものがリリースされてきましたが、今回は圧倒的に長編です。
予告編
ペロブスカイトの結晶化学
ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際
ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜
ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage
【現場】 FIBによるマイクロサンプリング
【現場】 TEMによるペロブスカイト太陽電池断面の観察
ペロブスカイト薄膜中の超格子の発見
超格子形成のメカニズムとペロブスカイト太陽電池
TEMで見て初めて気づくペロブスカイト太陽電池
最近の論文から
経産省から、東京GXウィークが案内されています。 9/15(月)〜10/10(金) と、月曜から金曜までの開催ですが、全然ウィークではないですし、東京でもないです。
PXPからのプレスリリース 「PXP新拠点始動「曲がる太陽電池」試作能力10倍に! テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で紹介」 ということです。
福岡県ペロブスカイト太陽電池等実証事業補助金の交付事業者が決定したようです。
11日(木) 明日(9/12) 13:30-15:00 に、第1回 次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた実装加速連絡会が開催されます。次世代型太陽電池に関わる直近の動向についての事務局による説明と、「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」についての環境省および環境技術普及促進協会による説明があるようです。YouTube による傍聴 および、Teams を通じた参加 が可能となっています。
今日は南側から雨の範囲が来ていましたが、雲行きを見て、それほど大したことないか、と思っていたら、だんだん雨柱が近づいてきて、雨域にかかってしまいました。さらに、激しい雷雨になりました。目黒川は期待通り氾濫危険水位を越えましたが、大したことにならず、他のところが凄かったようです。以下のように報道されています。
日経「東京都心で猛烈な雨、品川・世田谷で川氾濫 新幹線一時運転見合わせ
読売(Yahoo)「東京都と神奈川県に記録的短時間大雨情報、目黒区で134ミリ…谷沢川が氾濫
読売「帰宅ラッシュの首都圏に大雨、東急目黒線が依然運転見合わせ…JR東海道線は再開
読売「首都圏で猛烈な雨、世田谷区と品川区で河川氾濫…「どんどん水が入ってきて怖かった」
朝日「首都圏大雨、世田谷などで河川氾濫 大田区でコンテナ倒れ2人死傷
朝日(Yahoo)「首都圏大雨、世田谷などで河川氾濫 大田区でコンテナ倒れ2人死傷
産経「落雷で火災も、東京で記録的短時間大雨情報 世田谷で観測史上最大、河川の氾濫相次ぐ
産経(Yahoo)「落雷で火災も、東京で記録的短時間大雨情報 世田谷で観測史上最大、河川の氾濫相次ぐ
FNN(Yahoo)「東京23区でゲリラ雷雨…世田谷区では観測史上1位の1時間で92.0ミリ 関東の一部で計7000軒以上の停電も
FNN(Yahoo)「東京・目黒区で学習塾が水没…ゲリラ雷雨で地下一階が約10分で水没も生徒はおらず無事
TBS(Yahoo)「ゲリラ豪雨で世田谷区の美容室に水が入る被害も
毎日(Yahoo)「「経験のないゲリラ豪雨」 東京・品川の立会川、欄干から水あふれる
毎日(Yahoo)「都心で100ミリ超の猛烈な雨 JR武蔵小杉駅が浸水、品川で川氾濫
ANN(Yahoo)「都内で猛烈な雨 谷沢川に氾濫発生 大田区で緊急安全確保も

目黒区とか世田谷区でひとまとめにされると、特段の問題がなかった駒場辺りも心配されてしまいそうですが、目黒区南部や世田谷区南西部の問題です。
中国石油がペロブスカイト太陽光発電所を稼働させた(→翻訳)ようです。出力は101.8kWということです。
10日(水) 名城大学で開催中の応用物理学会 秋季学術講演会で、今日は以下2件の発表が、無事に済んだはずです。
10p-S201-3] ゼオライトナノ粒子を用いたペロブスカイト太陽電池の耐久性向上
  〇小関大智、中崎城太郎、瀬川浩司
10p-S201-4] Incorporation of Ligand-Capped FAPbI3 Nanoparticles into the Perovskite Layer for High-Performance and Stable Perovskite Solar Cells
  〇Weina Zhang, Takeru Bessho, Ludmila Cojocaru, Satoshi Uchida, Jotaro Nakazaki, Hiroshi Segawa
どこの地方の話題か、と思える都内で豪雨のニュース、池袋、練馬、秋葉原などですね。豪雨の範囲は限定的で、駒場からは遠方の豪雨らしい風景が見えました。頭上の青空の縁に聳える雲が見え、こちらに来たら大変、と思っていたら、遠ざかっていきました。夕方には、ようやく、季節感のある現れるようになりました。
昨年度のGXサプライチェーン構築支援事業は、積水化学への支援が目立ちましたが、結局4212億円は全額執行されたのでしょうか。既に、本田技研工業とフルヤ金属が辞退したことがお知らせされていて、民事再生手続き中の片岡製作所も先行き不透明なので、残額が出そうな気がしますが。今年度のGXサプライチェーン構築支援事業は別サイトが立ち上がっていて、既にHVDCケーブルについて公募が終了しています。この先、どうなるのでしょうか。昨年度の補助事業者(執行団体)は博報堂で、事務局経費として約25億円使っていましたが、その分を研究開発に回してほしい、と思うほどの額が、どう使われたのか、分かりにくい感じです。今年度の補助事業者(執行団体)はアデコで、事業総額1460億円のうち、事務局経費は約22.5億円です。その委託先として 1.3億円を得ている ウフル は、ホームページ開設や事務局システムの運営といった役回りだけで、そういう金額になるのですね。いろいろ、知らない世界があります。
以前もネタにしましたが、グリーンイノベーション基金事業でも、こういう実施体制で、電通や日経BPなどに、数億円が流れていきます。
「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発/次世代型太陽電池実証事業」 の追加公募採択課題が公表されました
昨日の日経報道の通りですが。採択課題の一覧はこちら、事業概要はこちらです。こちらにあるように、4件の応募のうち3件が採択されたようです。審査委員の選択が難しかったことでしょう。
上記採択について、エネコート社は早速、ニュースリリースしています。この中でコンソーシアム結成についても紹介されていて、日経記事 「京大発エネコート、曲がる太陽電池で産学連合 豊田合成や青学も」 になっています。具体的には、日揮、KDDI、豊田合成、YKKAP、京都大学青山学院大学 が委託先として加わり、トヨタ自動車、INPEX、サンケイビル、MOL PLUS(商船三井CVC) が協力するようです。
リコーのニュースリリース 「リコー、大和ハウス工業、NTTアノードエナジーのコンソーシアムによるペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた技術開発と実証事業がNEDOのグリーンイノベーション基金に採択」 ということで、採択されたリコーのコンソーシアムには、NTTアノードエナジー が入っています。ペロブスカイト太陽電池は、これまで太陽電池そのものしか開発されていなかった面がありますが、システム設計や、パワーコンディショナの開発なども進められるようです。NTTアノードエナジーは、積水化学や東芝、アイシンなどと協力することを探っていたはずですが、動いてくれるところがなかったのでしょうか。同様のプレスリリースが、NTTアノードエナジー大和ハウス工業からも出ています。
9日(火) 日経記事 「ペロブスカイト太陽電池、リコーやパナに246億円補助 経産省」 によると、6/19締切で公募された
「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発/次世代型太陽電池実証事業」 の追加採択先は、

     リコー、 パナソニック、 エネコート  の3社です。
アイシンは入らなかったのですね。リコーは大和ハウス工業などと、エネコートはKDDIやYKKAPと組んでいて、エネコートはトヨタとも協力するようです。同プロジェクトは、既に積水化学が東京電力と組んで実施中ですが、これで4グループ体制になります。

それにしても、採択結果が公表される前に報道されるのは、場合によっては事業取り消しにもなりかねない不祥事だと思うのですが。
【9/10追記】 やっぱり発表当日の紙面に載せたかったのでしょうか。朝刊5面です。
読めない日経GX記事 「パナHD、ペロブスカイトで「弱者の戦略」 ガラス型に特化」 によると、パナソニックは大量生産しない戦略のようです。 GI基金事業を実施するのは量産を目指すはずですが。 少量多品種で、全体としては大量になるということでしょうか。
NEDO 「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」 の採択課題が公表されました
採択課題の一覧はこちら、各課題の概要はこちらです。こちらにあるように、37件の応募から24件が採択されたようです。審査委員が関係者でないかどうか、微妙なケースもありそうですが。

事業の枠組みとは別に、太陽電池の種類の観点から、採択課題の一部を並べてみます。
■ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池
・東芝エネルギーシステムズ、新潟大学、電気通信大学
・京セラ、明治大学、名古屋大学、豊田工業大学
■ペロブスカイト/ペロブスカイト/シリコン 三接合タンデム太陽電池
・カネカ
■ワイドギャップ太陽電池 (シリコンとのタンデム想定)
・東京大学、物質・材料研究機構、宮崎大学、カネカ
■ペロブスカイト/CIS タンデム太陽電池
・PXP
■ペロブスカイト/CIS タンデム太陽電池
・東京科学大学、東京都市大学、京都大学、筑波大学、立命館大学、名古屋大学
・産業技術総合研究所
■ペロブスカイト/ペロブスカイト タンデム太陽電池
・東京大学、電気通信大学、東京都市大学、イムラ・ジャパン
 (連携:アイシン)
■ペロブスカイト/ペロブスカイト タンデム太陽電池
・京都大学
■有機薄膜太陽電池
・麗光、大阪大学、金沢大学
・中国電力、広島大学
■有機薄膜太陽電池
・DIC
・MORESCO
・アイテム
※薄膜太陽電池架台
・日揮 (& 外注先各社)
※車載システム
・システック、宮崎大学
・パワーエックス
・セブン-イレブン・ジャパン
■InGaP/GaAs//InGaAs 化合物3接合型太陽電池
・産業技術総合研究所
・東京大学、タカノ
 (協力:シャープエネルギーソリューション、大陽日酸)

来月あたりには、グリーンイノベーション基金事業でのタンデム太陽電池の公募が始まりますが、カネカ、京セラ などは、どうするのでしょうか。それにしても、本事業採択で株価等に影響が出た例は無さそうな、低インパクトですね。
↑ということで、今年度から、当研究室では、「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/共通基盤技術開発/高効率・高耐久ペロブスカイト太陽電池の開発とタンデムへの展開」 および、「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/循環型社会構築リサイクル技術開発/ペロブスカイト太陽電池の大量導入を見据えたマテリアルリサイクル技術の開発」 の2プロジェクトが始動します。このほか、東大先端研では、「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/共通基盤技術開発/高耐久ワイドギャップ太陽電池の開発」 および、「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/共通基盤技術開発/化合物3接合型太陽電池の革新的作製プロ セス技術開発」 も実施されます。
8日(月) 兵庫県立大学 「価値共創シンポジウム2025」 の中で 「ペロブスカイト太陽電池と水素燃料電池の普及に向けて」語る 株式会社先端化学研究所 は、兵庫県立大学発のスタートアップで、取締役に伊藤省吾先生が入っていますね。
日経電子版記事 「曲がる太陽電池の弱点克服、中小のフィルム技術で 防水・耐熱・効率」、アイ.エス.ティの透明ポリイミドフィルム、麗光の防水層技術、フジプレアムの貼り合わせ技術 についての話題です。
→ 9/9朝刊12面です。
日経電子版記事 「発電だけじゃないペロブスカイト 高性能センサーやディスプレーにも」、早稲田大学・石井あゆみ先生の成果に基づく記事です。
→ 9/9朝刊15面です。
Perovskite-infoによると、中国・光翼創新が投資を集めたようですが、ニュースリリースでも強調される出資した日本企業とは、どこでしょうか?
8月8日に修理された純水製造装置は、直後には正常稼働に見えましたが、再び不調に陥っていました。電源を入れ直すと正常に稼働するのですが、約6時間後から約3分ごとに再起動を繰り返す状態になっていました。そこで、今日9月8日、再び修理(部品交換)されました。正常に稼働しているようですが、水温が高いことが負荷になりそうです。水温34.8℃というと、「水」というより「ぬるま湯」が妥当な感じです。給水タンクは、屋上で直射日光を浴び続けているので、気温よりも熱くなっていることでしょう。 ・・・と、昼間のうちは大丈夫でしたが、日付が替わったあたりから、また修理前の状況が再現しています。さらに対応が必要ですね。
先端研4号館ピロティに、またまた隆起が生じました。何度目でしょうか。
すっかり形骸化している感じのある電力使用状況の表示、先端研はマイナス1566kWhです。そんなハズはありませんが。生産研の中でAn棟、As棟の表示が、ありえない数字になっています。
再び猛暑日となり、雲が湧き上がる感じは、秋の風情ではありません。
7日(日)  
6日(土)  
5日(金) 明後日9月7日(日)〜10日(水)に、応用物理学会 秋季学術講演会が名城大学で開催されます。
アイシンのニュースリリース 「アイシン、ネッツトヨタ郡山とペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始」 が出ています。青色ペロブスカイト太陽電池ですね。既に地元の人の目に触れていたと思うのですが、いちおうリリースまで秘密ということだったようです。
マクニカのプレスリリース 「マクニカ、発電効率をアップしたペロブスカイト太陽電池による苛烈環境下での実証開始〜環境省実証事業の最終年度、「横浜港大さん橋」デッキ上に加え、通常環境との比較を実証〜」 が出ています。
エネコート社からのプレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池開発の株式会社エネコートテクノロジーズ、「Forbes Asia 100 To Watch 2025」に選出」 が出ています。
金曜日恒例、「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリース、今回は「最近の論文から」 です。これまでの予告編や、「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」、「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」、「【現場】 FIBによるマイクロサンプリング」、「【現場】 TEMによるペロブスカイト太陽電池断面の観察」、「ペロブスカイト薄膜中の超格子の発見」、「超格子形成のメカニズムとペロブスカイト太陽電池」、「TEMで見て初めて気づくペロブスカイト太陽電池」 から続きます。いつまで続くのでしょうか。
環境省から、「人工光合成の社会実装ロードマップ」が公表されました。先日、日経記事朝日記事に出ていた件ですね。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「山梨県が「太陽電池併用型ブドウ栽培」、LED照射で着色向上」 は、日経記事 「山梨県など、ブドウ栽培に有機薄膜太陽電池 脱炭素へ実証実験」 で紹介されていた件ですが、説明が分かりやすくなっています。
日経XTECH記事 「太陽光発電への「批判」に5つのQ&Aで反論」 で、まじめに反論されています。
7月に開催された成果報告会の開催報告が出ています。発表資料等は、そこからリンクされています。
研究棟前の銀杏の木のところに、枝が転がっています。剪定で切られたわけではなく、折れたようです。上から見て、黄葉が進んでいる、などと書いていましたが、下から見た様子は観察していませんでした。いつ折れたのでしょうか。
気温が徐々に低下していきます。
すっかり忘れていた通知が届きました。届出の必要はありません。それはともかく、記載されている「当庁」が何者なのか気になります。QRのリンク先は世田谷区役所ですが、「庁」なのでしょうか? 確かに、「庁舎」といいますが。
4日(木) 環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の公募が始まりました。10月3日(金)正午必着です。 公募予告の段階で書かれていたように、本公募では、性能評価機関(一般財団法人電気安全環境研究所)による性能評価を受けて性能要件を満たしたフィルム型ペロブスカイト太陽電池のみが補助対象です。さらに、以下7点の要件が求められています。
  1. 設置場所の耐荷重が 10kg/m2 以下相当であること。
  2. 設置するフィルム型ペロブスカイト太陽電池の発電容量が1施設あたり5kW 以上であること。
  3. 需要地と近接し、50%以上の自家消費率があること。
  4. 事業に関する積極的な広報・情報発信を実施すること。
  5. 協会、環境省及び経済産業省に対し、事業内容等についての情報提供が可能であり、当該情報について、個人が特定できないよう加工した上で、第三者へ提供されることや対外的に公表されることに同意できること。
  6. 本補助事業によって得られる環境価値のうち、需要家に供給を行った電力量に紐づく環境価値を需要家に帰属させるものであること。
  7. 対象事業において、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(平成23年法律第108号。以下「再エネ特措法」という。)に基づく固定価格買取制度(以下「FIT」という。)の認定又はFIP(Feed in Premium)制度の認定を取得しないこと。
補助率は3分の2で、交付額上限は1事業あたり10億円だそうです。太陽電池の仕様が分からないのに申請できるのでしょうか。
環境省の報道発表によると、上記公募と並行して、「ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」の公募も実施され(10月7日(火)正午まで)、上記への応募に併せた蓄電池の導入支援等が行われるようです。
書類の準備が大変に見えますが、この事業を実施する側に、何かインセンティブは用意されているのでしょうか。売電収入は生じないとして、電気代が節約できたり、環境価値が得られたりするので、その収益は、どう処理されるのか、たぶん要領の中に書いてあるのでしょうが、そこまで読めていません。
環境省から、脱炭素技術等による工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業)の二次公募開始について報道発表されています。こちらは、よくある補助金ですね。
NEDOから、2025年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)に係る実施体制の決定について発表されています。今回採択された4件の中に、elleThermo による 「データセンター排熱の主力電源化に向けた半導体増感型熱利用発電技術の開発」 があります。というだけでは反応が薄そうですが、elleThermo の創業者は、生方(松下)祥子 先生ですね。この技術、大丈夫でしょうか、審査委員長の飯田誠先生。
東京都の報道発表 「「TOKYO H2」プロジェクトが新たに始動! 官民連携で「水素で世界をリードする東京」の実現を目指します!」 では、具体的に導入される燃料電池車の台数が分かりませんが、報道によると、年内に100台、年度内に合計で200台が導入されるようです。トヨタからもリリースが出ています。
正体不明な 「NT東京 (なんか作ってみた)」 が、今度の土日(9/6-7) に、科学技術館で開催されるようで、その タイムテーブル で、日曜午後に、ワークショップとして、「小学生OK!有機分子と無機材料を使うカラフル太陽電池を作ろう」 企画があります。要するに色素増感太陽電池を作る企画ですが、誰が主導されているのでしょうか。
ローカルアイドルが西部技研の工場を訪問した動画 「西部技研の「全部やるけんッ」をレポート!」 が YouTube 公開されています。検索して出てくるということは、どこかにペロブスカイトが登場するのか、または西部技研がペロブスカイトにつながっていると判定されているのでしょうか。瀬川研ドライルームは、西部技研のシステムをベースに、アースクリーン東北&内田先生のスポンジ酸化チタンを組み込んだ省エネ型で、それとは別に、西部技研も独自にペロブスカイト向けドライルームを宣伝しています。
コニカミノルタからニュースリリース 「溶剤への耐久性に優れたインクジェットヘッドの新製品「KM1024iSHE-HM-LV」を発売」 が出ています。先日、MICROJET が発売した PerovsPrinter は、コニカミノルタ製のマルチノズルヘッド搭載と書かれていましたが、そこに出ているヘッドと、今回のヘッドに、どのような差があるのでしょうか。
当然と言えば当然ですが、コニカミノルタもマイクロジェットも、それぞれ、S教授のところに売り込みに来ています。私は全く情報に触れていませんが、実は外身と中身がそれぞれ共通する、などというオチでは無いですよね。
日経XTECH記事 「ペロブスカイト太陽電池は官民連携で守り抜く 経産省が示した決意」 とか出ていると、改めて決意を示したのかと思ってしまいますが、6月のネタの焼き直しですね。
滋賀県から、公募型プロポーザルの公告(令和7年度ペロブスカイト太陽電池社会実装モデル構築事業) が出ています。参加申込書提出期限9/12、企画提案書等提出期限9/18 とかだと、あらかじめ準備していないと難しそうです。昨日は宮坂先生が大津で講演していたようですが、今日は鳥取に行っているはずですね。
3日(水) 明日(9/4)から、鳥取大学で電気化学秋季大会が開催されます。当研究室からは内田先生だけが参加です。
明日(9/4)から、立教大学で光化学討論会が開催されます。だいぶ縁が遠くなってきました。
東京は今日も最高気温37℃で、9月初の3日連続猛暑日となりました。しかし、このお祭りのような高温は今日までの見込みで、毒々しい色の夕焼けで締めくくりとなりました。
例によって遠くの稲妻新宿の背後に見られる風景、この夏、何回目でしょうか。
研究棟前の銀杏(イチョウ)の木は黄葉が進んでいるようにも見えますが、拡大すると銀杏(ギンナン)の色の影響と分かります。今年もたくさん/たくさん、実っています。
2日(火) 経産省・産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 グリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループが開催され、「次世代型太陽電池の開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装の方向性 が示されたようです。会議が開催される前から、日経記事 「「2枚重ね」太陽電池、研究開発支援に153億円 経産省が10月公募」 とか、読売記事 「ペロブスカイト太陽電池の量産確立、早期の実用化を後押し…タンデム型も補助金対象に」、同 Yahooニュース版 などが出ていては、会議の結論を変えることは難しそうです。
上記をうけて(?)、NEDOから 「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発/次世代型タンデム太陽電池量産技術実証事業」に係る公募について 公募予告が出ました。10月から11月頃の予定だそうです。
経産省・総合資源エネルギー調査会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会が、来週月曜日(9/8) 10:00-12:00 に開催されるようです。これまでの資料から何か進んだ内容が出てくるでしょうか。
第1回 次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた実装加速連絡会が、来週金曜日(9/12) 13:30-15:00 に開催されるようです。5月に開催された 次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた官民協議会での資料最終ページに書いてあった通りかと思いますが、原則公開となっているので、視聴できるのではないでしょうか。
日経記事 「人工光合成、30年に実用化目標 環境省が設備導入を支援」 や、朝日記事 「「人工光合成」技術、2030年に一部実用化へ 環境省が工程表策定」 は、こちらの報道発表で予告されていた検討会の話題かと思いますが、非公開の会議なので、詳細は分かりません。
1日(月) Oxford PV のサイトデザインが一新され、ロゴも変わったようです。Perovskite-infoでは、Oxford PV の太陽電池を使ったソーラーカーのレース参加状況について書かれています。
Perovskite-infoによると、中国・华晟新能源が、ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池で効率 34.02%を達成したようです。データはありませんが、写真入りでリリースされています。
梅雨入り/梅雨明けの時期が、確定値では前倒しされました。こちらを参照すると、関東では、過去2番目に早い梅雨入り、過去最早の梅雨明けです。日照時間グラフを作ると、もっと早く梅雨明けしているようにも見えます。

2025年(令和7年) 8月
31日(日) 3年ぶりに、電気設備点検のための構内停電です。
ドライルームは、事前に十分乾燥させていましたが、停止のために自分が入ると、少し湿ってしまいます。封印して、10.5時間の停電明けに表示された露点温度は−10℃でした。露点温度と水分量の関係は、こういうことかと。
朝の壁面に生じる模様ブラインドの隙間からの朝日です。だいぶ奥まで照射されます。
30日(土) 構内停電に向けて、発電機が登場しました。2022年2019年2018年2017年2016年 から、発電機は進化しているでしょうか。
停電に際し、研究室の冷蔵庫の中にあったこれらのものを強制廃棄。みかんジュースだったはずのものから、ゼリー状の物質が濾別されました。
東京では最高気温38.5℃ということで、ランキング5位に登場しましたが、38℃を超えるのは7年ぶりということで、意外としばらく涼しかったのですね(?)。
29日(金) 日曜日に予定されている構内停電に向けて、多数の装置類を停止させると共に、ドライルーム内を乾燥中です。
Joule に掲載された この論文、PbI2とCsBrを蒸着した後、FAI等の溶液で処理してペロブスカイト膜にする際に、気流を制御することで高性能化しているものです。著者に UtmoLight 関係者も入っていますが、UtmoLight 製品のペロブスカイト層は、こういう手順で製膜されているはずです。ただ、UtmoLight のガラス基板製品は順構造型なのに対し、本論文は逆構造型デバイスに適用されています。約65cm2のペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池セルで効率27.36%に加え、810cm2のペロブスカイトモジュールで効率21.83%が報告されています。

文献情報の整理は、最近は度々ブランク期間が生じているので暫定的ですが、論文報告されているモジュールをペロブスカイト層の製膜方法で分類すると、以下のようになります。縦軸が変換効率で、左図の横軸は論文公開日、右図の横軸はデバイス面積の平方根となっていて、円の面積がデバイス面積に比例します。右図の横軸は、〇〇cm角相当、と読めば分かりやすいかと思います。
    
30cm角程度のモジュールは、blade coat や slot-die coat が多かったですが、本論文で、蒸着プロセスが入りました。凹凸のある表面に製膜できる点がポイントです。
来年度予算の概算要求について、経産省関係の概要や、エネルギー対策特別会計のPR資料、GX推進対策費のPR資料などが出ています。太陽光発電大量導入への課題解決に向けた技術開発事業 31億円 よりも、GXサプライチェーン構築支援事業 792億円 のほうがメインのようです。既に存在しているグリーンイノベーション基金事業の 2兆7564億円 が、何度も再掲されて、見かけ上、額が大きそうに飾られています。
環境省の概算要求 重点施策 概要では、「ペロブスカイト等の再エネの導入促進」 に 179億円 と書かれていますが、重点施策の本文を見ると、「民間企業等による再エネの導入及び地域共生加速化事業」 が 129億円 で、「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援」 は 50億円 となっています。「ペロブスカイト」 という文字を、どうしてもおもてに出したかったのでしょうか。
来年度予算の概算要求について、上記も含め、各府省のページへのリンクをまとめておきます。
経済産業省 / 環境省 / 文部科学省 / 内閣府 / 国土交通省 / 農林水産省

農林水産省では、みどりの食料システム戦略推進総合対策の中に、「営農型太陽光発電、次世代型太陽電池のモデル的取組」 の文字があります。
愛知県がペロブスカイト太陽電池実証フィールドを募集します。対象地には、何かインセンティブがあるのでしょうか。
スマートシティ企画株式会社からのプレスリリース 「ペロブスカイトを導入する顧客視点での技術、事業モデル最適化を図る「ペロブスカイトソーラーセル技術評価・事業化支援サービス」を提供開始」 が出ています。この場合はペクセル社と共同で行うようですが、こういう話題があると、日本では、ペロブスカイト太陽電池を研究している人よりも、ペロブスカイト太陽電池の研究を研究している人のほうが多そうなことを感じます。
金曜日恒例、「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリース、今回は「TEMで見て初めて気づくペロブスカイト太陽電池」 です。これまでの予告編や、「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」、「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」、「【現場】 FIBによるマイクロサンプリング」、「【現場】 TEMによるペロブスカイト太陽電池断面の観察」、「ペロブスカイト薄膜中の超格子の発見」、「超格子形成のメカニズムとペロブスカイト太陽電池」 から続きます。いつまで続くのでしょうか。
28日(木) 有機系太陽電池技術研究組合(RATO)の「GXミーティング」です。
未来を描く「インクジェット」 ということで、パナソニックのインクジェット技術が紹介されています。ただ、インクジェットならベタ塗りして削る工程が不要という話と、実際のペロブスカイト太陽電池パネルの工程が、一致していない気がします。
Perovskite-infoによると、宇宙用にフレキシブルペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池を開発している、韓国・ハンファシステムの社内ベンチャー・Flexell Spaceが、韓国エネルギー研究院(KIER)から技術移転を受けるようです。
荷重制限屋根に対応、イスラエル発の超軽量太陽光パネルを日本初導入」 ということで、今年4月に設立された従業員2名のクールインテリジェンスがプレスリリースを出しています。イスラエルのApollo Powerの薄型パネルは、以前、プライム・スターが沖縄・国頭村の道の駅に設置したりコラムのネタにしたりしていたので、初導入というわけではないと思われますが、展示会出展は初めてかもしれません。
東京では年間猛暑日数が既に史上最多となっていますが、こちらによると、真夏日や熱帯夜の日数もランクが上がりつつあります。また、月平均気温もトップをうかがう勢いです。
27日(水) 検索結果で、「さいたま市次世代型太陽電池の実証事業の事業者公募について」 が出てきました。各地の自治体がペロブスカイト太陽電池導入に関する公募を出していますが、個別に見ていたら、どこがどういう条件だったか、混乱してきました。経産省まとめは5月時点なので、誰か最新情報を整理しているでしょうか(私の仕事?)。
7月に幕張で開催された 「グランドフェア」 では、セミナーに極電光能 (UtmoLight) が招かれ、「ペロブスカイト」で変わる世界 というタイトルとなっていましたが、9月に大阪で開催される 「グランドフェア」 でのセミナーのタイトルも 「ペロブスカイト」で変わる世界 です。果たして講演者は?
この日は幕張でPV EXPO等が開催されている中で、太陽電池をネタにするのは、裏番組化しかねません。
研究棟1階で、やや雰囲気が違う会合が開催されていましたが、こちらで紹介されているこちらの財団のキックオフだったのですね。
東京では今日も猛暑日となり、猛暑日連続日数および年間猛暑日数が史上最多となったことが報道/報道/報道されています。記録は破られるためにある、という感じです。
26日(火) 6月に発表されたNIMS AWARD 2025に関連して、NIMS AWARD SYMPOSIUM 2025が、11月11日(火)につくばで開催されるようです。
「Discovery of Perovskite Photovoltaics and Recent Research Progresses towards Social Implementation」
宮坂 力 (桐蔭横浜大学)
「Photovoltaic for Carbon Neutrality: Device Innovation to System Integration」
杉山正和 (東京大学)
「Unlocking the Efficiency Potential of Perovskite Solar Cells: from Single-junction to Triple-junction」
Yi Hou (シンガポール国立大学)
「Metal Halide Perovskite Solar Cells, from a Scientific Curiosity towards an Industrialized Technology」
Henry J. Snaith (オックスフォード大学)
「Materials Innovations for Practical Perovskite Photovoltaics」
若宮淳志 (京都大学)
「Toward Commercialization: Research and Development of Perovskite Solar Cells」
村上拓郎 (産業技術総合研究所)
「Development of Interface Materials for Efficent and Stable Perovskite Solar Cells」
白井康裕 (NIMS)
「Discovery of Practical Perovskite Solar Cells」
Nam-Gyu Park (成均館大学)
「Utilization of Two-Dimensional Perovskite Structure for Optical Application」
竹岡裕子 (上智大学)
「Development of Building Integrated Perovskite Photovoltaic Glass」
金子幸広 (パナソニックホールディングス)
「A Path toward High-Performance Stable Sn based Perovskite Solar Cells」
Islam Ashraful (NIMS)
ニュースイッチ/日刊工業新聞で 「“もう一つ”の次世代太陽電池「有機薄膜」の可能性」 が連載されていて、#01 「社会実装へ、研究開発プロジェクトの全容」、#02 「営農型に勝機あり」 が掲載されています。
埼玉大学の研究トピックスで、理工学研究科の石川良先生が、研究開発課題名「多層一括成膜によるペロブスカイト太陽電池の高速製造技術の開発」で、地方大学発スタートアップ創出プラットフォーム「Inland Japan Innovation Ecosystem」のIJIE-GAPファンドプログラム2025ステップ1に採択されたことが紹介されています。石川良先生の名前は、まだあまり出てきませんが、白井肇先生は、それなりに登場されていましたね。
首相臨席GX実行会議が開催され、GX産業構造実現のためのGX産業立地ワーキンググループで議論されてきた 「GX戦略地域」 について、ニュースリリース 「「GX戦略地域」に関する提案募集を開始します」 と、お知らせ 「「GX戦略地域」に関する提案募集について」 が出されています。今回は 「提案募集」 で、この提案内容をふまえて、今後、改めて公募を実施する予定だそうです。
資料の本筋ではないのですが、現時点での関心の的はこちらでしょう。今年度、ペロブスカイト太陽電池導入支援に52億円ついていましたが、来年度も50億円を概算要求するようです。報道だと792億円がペロブスカイト太陽電池のような書きぶりですが、そのうちのごく一部です。
経産省・産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 グリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループの第13回が、9月2日(火) 13:00-17:00 に開催されると 通知されています。前回に続いて、プロジェクトの取組追加についての議論があるようです。
山東省青島市に世界初の超高層ゼロカーボンビルがオープン」 と報道されています。念のためこちらも。中国報道によると、特来电新能源の本社ビルのようです。場所はこのあたりです。23階建ビルの東西南面のガラスカーテンウォールにBIPVが設置されていて、1日あたり1500kWhを発電するそうです。写真をよく見ると、各階の間のところが黒く、こちらに書かれている「スパンドレル部」にあたる感じです。太陽電池は、ふつうにシリコンかと思いますが。YouTube動画で詳細を見ることができます。地下駐車場の説明は、中国報道のGoogle翻訳を示しておきます。
本社ビルの地下駐車場には、同社が独自に開発した全自動高速立体駐車システムが導入されています。この駐車システムは、駐車のスマート化と効率化を図るだけでなく、新エネルギー車からビルに逆電力を供給する先進技術も取り入れています。300台の電気自動車を選定し、1台あたり10kWhの電力を供給することで、ビルのエネルギー需要のほぼ半分を賄うことができ、さらに各車両所有者は1kWhあたり1.2元の価格差による恩恵を受けることができます。
フロンティア太陽電池セミナーのお知らせです。10月9-10日(木-金)に伊勢で開催されるので、下記分科会から引き続き、という日程でしょうか。
25日(月) 日本太陽光発電学会・ペロブスカイト太陽電池分科会では、WinPVJ分科会と合同で、10月8日(水) 13:00-15:10 に、大阪・アジア太平洋トレードセンター ATCホール で研究会、引き続いて、万博会場バス停屋根のペロブスカイト太陽電池見学会 が開催されます。
参加資格は日本太陽光発電学会会員となっていますが、参加費は無料で、参加登録は こちら から 9月19日(金) までとなっています。研究会では、以下の4件の講演が予定されています。
「ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池の開発」
松井 太佑 (パナソニック株式会社)
「ペロブスカイト太陽電池の性能と屋外暴露(仮)」
菱川 善博 (立命館大学)
「ペロブスカイト太陽電池の国内外での産業化動向」
貝塚 泉 (株式会社資源総合システム)
 TBD
高橋 冴実 (産業技術総合研究所)
中国华能が青海省でペロブスカイト太陽電池5MW実証基地を完成させたと報道(→翻訳)されています。同プロジェクトに関して、5月に、极电光能 (UtmoLight) が、同社の150MWラインで生産した0.72m2モジュール 750kW分を华能青海プロジェクト向けに出荷したと報告していましたが、他も出揃ったのでしょうか。以下に5月と昨年1月に書いたものを再掲します。リンク切れは確認していません。これらを総合すると、最初にGCLが3MW、次にUtmoLightが0.75MW、Microquantaが0.75MW、Renshine solarが0.4MWということでしょうか。それとも、3社で1.9MWの他に追加調達分または自社生産分があったのでしょうか。昨年1月のGCL分の写真では、見た目が怪しい感じでしたが、今回の写真は、追加設置分でしょうか。

【再掲(2025.5.9)】先日、中国华能清洁能源技术研究院プロジェクトを、纤纳光电 (Microquanta) 1350000元 [0.75MW]、极电光能 (UtmoLight) 1410000元 [0.75MW]、仁烁光能 756000元 [0.4MW] の3社が落札したことが報道(→翻訳) / 報道(→翻訳) / 報道(→翻訳)されていたところですが、早速の動きです。ちなみに、141万元を2800万円として、750kWで割ると、3万7千円/kW、37円/Wとなります。IEA PVPS 報告でシリコンモジュールは現在 0.10USD/W なので、15円/Wです。ペロブスカイトは倍以上の値段ですね。中国华能の太陽光発電所といえば、4月15日付で内蒙古プロジェクトを协鑫光电 (GCL) が落札した報道(→翻訳)があったほか、2024年1月9日には、以下のように書いていました。

【再掲(2024.1.9)】 「中国:3万kWのペロブスカイト太陽光発電事業、青海省で稼動」という報道がありますが、何かの間違いかと思います。先月の中国华能の太陽光発電所に関する報道1(→翻訳) / 報道2(→翻訳)では、协鑫(GCL)光电などと共同で「メガワット規模」のペロブスカイトとされていました。青海省によると(→翻訳)、発電所全体で30万キロワットで、ペロブスカイトを部分的に使用しているとしか書かれていませんので、どれくらいの割合か分かりませんが、1割もあるとは考えにくいです。
中国・纤纳光电 (Microquanta) は、上記とは別に、青海省向けに5万枚以上のモジュールを8月20日に出荷完了したようです。それだけで5MW分です。場所として書かれている付近で、このあたりは中国华能のプロジェクト地のようですが、ズームアウトすると他にもパネルが並んでいる場所が多数あり、どこが何のプロジェクトなのか分かりません。衛星写真で横ストライプのところは南向きに傾斜して設置されているのに対し、縦ストライプのところは水平設置に近く、上記のこの状況なのでしょうか。Googleマップでは未設置ですが、百度地図で見ると地上絵が作られている場所もあります。
横浜・戸塚の浄水場で太陽光パネル10枚焼けたと報道されています(Yahooニュース版)。この浄水場の太陽光パネルは、平成12〜16年度に設置され平成17年度に受賞している老舗ながら、すでにアーチ状の形状という、何かを先取りしたような構造物ですが、20年以上経過していると、いろいろ無理が生じているのではないでしょうか。
研究棟前の銀杏の黄葉が進んでいます。ここだけ季節感が違います。
24日(日)  
23日(土)  
22日(金) 南京大学などのグループによる、フレキシブル ペロブスカイト/ペロブスカイト タンデム太陽電池セルで効率27.5%、20.26cm2モジュールで効率23.0% の報告です。
こちらの論文、溶媒のDMFを再利用する話ですが、大規模化できるのでしょうか。
セミナーのお知らせです。来週金曜日(8/29)の午後、会場受講・ライブ配信・アーカイブ配信のいずれかから選べるようです。
金曜日恒例、「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリース、今回は「超格子形成のメカニズムとペロブスカイト太陽電池」 です。これまでの予告編や、「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」、「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」、「【現場】 FIBによるマイクロサンプリング」、「【現場】 TEMによるペロブスカイト太陽電池断面の観察」、「ペロブスカイト薄膜中の超格子の発見」 から続きます。いつまで続くのでしょうか。
21日(木) 経産省からのお知らせ 「日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2025年8月分)」 で示されている 公示リストには、「太陽光発電用語」 C8960、「地上設置の太陽電池(PV)モジュール−設計適格性確認及び型式認証−第1部:試験要求事項」 C61215-1 など、太陽電池に関係しそうなものが並んでいます。直接中身を読むことはできませんが、日本電機工業会(JEMA)のお知らせを参照すると、両面受光タイプやフレキシブルタイプなどへの対応や、PID試験などの追加がポイントのようです。5月27日付 日本産業標準調査会 標準第二部会 電気技術専門委員会(第44回)の資料が対応していそうです。直接リンクできないので、こちらから辿る感じですが。そこに出ている最大出力決定法は、まだ I-V測定だけでした。「太陽光発電用語」 のほうを見ると、「太陽電池モジュール」 は、「一群の太陽電池セル又は太陽電池サブモジュールを耐環境性のため外囲器に封入した最小単位の発電ユニット」 と書かれています。ということは、「封止していないモジュール」というものは存在しないことになります。
PXPからのプレスリリース 「「国産太陽電池セル」宇宙戦略基金事業に採択」、採択決定はこちらによると2月28日なのですが、なぜ今ごろ?
20日(水) リコーのニュースリリース 「ペロブスカイト太陽電池の実証事業を開始:東京体育館に配線工事不要の庭園灯を設置し、都民の安全・安心な生活に貢献」 の内容は、東京都の報道発表では、「Airソーラー搭載庭園灯の実証事業の開始」 になっています。ペロブスカイト太陽電池という名前は登場しません。さっそく視察されています。
東京では、ここ3日間猛暑日が続き、年間の猛暑日の日数が2022年と並びました。ここ4年だけ特異的でしょうか。
19日(火) 報道に出ている元ネタは、広島大学大学院先進理工系科学研究科プレスリリース 「【研究成果】緻密な設計により『コスパ最強』の半導体ポリマーの開発に成功 〜有機薄膜太陽電池の実用化に大きく前進〜」 でしょうか。それでもまだコスト的に厳しい気がしますが。
台湾ペロブスカイト(台灣鈣鈦礦科技)サイトで紹介されているように、明日8/20にフォーラムが開催されます。基調講演は、パナソニック応用材料技術中心の金子幸広総経理です。
18日(月) 住友重機械工業プレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池用電子輸送層の新規成膜技術を開発〜環境負荷の少ない量産技術で、カーボンニュートラルへ貢献〜」 で、反応性プラズマ蒸着法(RPD法)により逆構造型デバイスの電子輸送層としてSnO2層を製膜することについて紹介されています。
RPD法は、本来、同社の独占的技術だったはずですが、2022年7月14日に紹介したように、その独自技術が台湾経由で中国・捷佳伟创に渡ったことが、こちらの中に書かれています。翻訳は、見にくいですが報道(→翻訳)から。また、捷佳伟创研究報告(→翻訳)という記事の中に、「RPD装置はペロブスカイト層への衝撃を少なくして薄膜を作製します。この装置は第二電荷輸送層の製造に使用されることが期待されています」と書かれていることから、その時点で、電子輸送層製膜が計画されていたことが読み取れます。現時点での情報では、SnO2層はALDで製膜されていることになっているので、RPD製膜は実現しなかったのかもしれませんが、実際は、どうなのでしょうか。
会社四季報オンライン 「狙い撃ち!必勝テーマ株」 「ペロブスカイト太陽電池」量産本格化へ、関連13銘柄 という記事が出ています。そういう界隈では、プロジェクト採否情報とかは、相当な情報価値がありそうです。
沖縄CO2削減推進協議会は、「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 のページを作り、その中で、「ペロブスカイト太陽電池製造拠点を沖縄へ」 と提案していますが、今度は、
 「ペロブスカイト太陽電池の製造拠点を〇〇県へ
と、全国展開する構えを見せています。
中国・炎和科技が、ペロブスカイト太陽電池の全自動製造ラインを正式に稼働させたと報道(→翻訳)されています。7月24日に試運転を開始して23日でフル稼働に至ったということです。
中国・九曜光电が、ペロブスカイト太陽電池小面積セル認証効率 27.57%を得たと報道(→翻訳)されていますが、根拠が示されていないので、とりあえず参考情報ということで。
北方から、激しい雷雨の領域が近づいてきましたが、だんだん縮小し、結局、少し湿った程度で終わってしまいました。
17日(日)  
16日(土)  
15日(金) いちおう有給休暇です。今年4日目。あと1日消化必須。
ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「アイシン・豊田合成…「ペロブスカイト」実証推進、再生エネ活用軸に独自技術の開発加速」、およびその Yahooニュース版です。昨日出ていた日刊工業新聞記事 「中部の車部品、再生エネ活用軸に ペロブスカイト実証推進」 は参照しにくかったですが、今日の分は読めるかと。
テレビ愛知公式で、「【新素材】薄さ・軽さ・柔らかさを備える!劇劇に進化した次世代太陽電池!【クルマとミライ】」 が YouTube 公開されています。
金曜日恒例、「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリース、今回は「ペロブスカイト薄膜中の超格子の発見」 です。これまでの予告編や、「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」、「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」、「【現場】 FIBによるマイクロサンプリング」、「【現場】 TEMによるペロブスカイト太陽電池断面の観察」 から続きます。
文献情報整理は、すっかり遅れていて、昨年9月のものを今頃になって見ているところですが、その中で、重量当たり発電量 50W/g と報告している論文がありました。6月4日に 47.8W/g の報告を紹介し、それまでの最高値は 44W/g と書いていましたが、ずいぶん前に更新されていた形です。
出勤したら机の上にあったコカコーラらしきもの、ラベルが誰かの名前と同じです。説明書きがさっぱり読めません。とりあえず、ここの地名だけ拾えますが。
14日(木) いちおう有給休暇です。
今年も研究棟に向かって毛虫が進軍開始しました。何に引き寄せられるのか分かりませんが、石敷きの上を、まっすぐ玄関に向かってきます。ここ数年は、毎年、桜の葉を食い尽くした上で来襲していましたが、今年は、14号館南西の桜の木には、葉がたくさん残っています
Perovskite-infoによると、中国・华晟新能源が、イタリア企業と共同で、イタリアに、ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池の1GW級製造ラインを導入するようです。6月のSNEC展示会の報告の中に、契約を交わしている写真がありますが、シリコン-ペロブスカイトタンデムモジュールと書いて展示されていたものは、まだ単なるシリコンだったのではないでしょうか。
13日(水) いちおう有給休暇です。
「Air ソーラー」 を検索しても、意外と出てきませんが、さすがに、「Air Solar」 になると、こういうものとか、こういうものが出てきます。さて、どう展開されるのでしょうか。
報道によると、横浜市の「公共施設への次世代型太陽電池の導入促進に向けた調査検討業務委託」で、ナレッジリーン落札したようです。まだ商品が存在しないのに、いろいろなところで経済が回っていきます。こういう要求仕様なのですね。
中国・极电光能 (UtmoLight) は、先日、雪国での発電実績についてリリースして(報道翻訳)いましたが、今度は、ペロブスカイト太陽電池は温度係数が小さく、高温環境下での発電に優れることをアピールして(報道翻訳)います。耐久性は大丈夫なのでしょうか。
12日(火) いちおう有給休暇です。今年初日。
中国・華中科技大から、全印刷型ペロブスカイト太陽電池、モノリシック型として一時期注目されたタイプのもので、効率23.2%が報告されました。FTO/cTiO2/mpTiO2/mpZrO2/C という構造を作っておいて背面からペロブスカイト前駆体溶液を注入する方式で、なかなか効率20%を超えませんでしたが、昨年、効率22%超となり、このほど、ようやく23%超となりました。さて、長らくサイト更新のない万度光能(Wonder Solar)は、現在、どうなっているのでしょうか。
この時期恒例となった、ドライルームの外気取入口フィルター洗浄、今回は微粒子系の汚れが目立ちました。PM2.5とかでしょうか。
早くもセミの声は聞こえなくなり、すっかり秋の虫の声です。
11日(祝)  
10日(日)  
9日(土)  
8日(金) 東京都の 「次世代型太陽電池」ネーミング総選挙 の結果、
「Airソーラー」が選ばれました
「クールビズ」 などを広めた方が推進されるので、少なくとも都内では、「ペロブスカイト太陽電池」という呼称は風前の灯です(?)。 以下、記者会見にて(動画)。
【記者】本日もお話にありました、次世代型のペロブスカイト太陽電池への期待に関しての質問です。
【知事】Airソーラー。
【記者】Airソーラー。今月5日から、そのAirソーラー、ペロブスカイト太陽電池を。
【知事】いやいや、Airソーラー。
【記者】Airソーラー、はい。Airソーラーを組み込んだ・・・
東京都の「大学研究者による事業提案制度選定事業」で「都市型太陽電池による創電・蓄電の強化推進事業」が採択された(発表/発表/発表)際に、事務局が投票呼びかけを行なっていたことが発覚して、事業が中断された件(報道/報道/報道)について、電通大の調査報告書が出され、東京都から発表がありました
環境省による総額50億円の 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 は、補助事業者(執行機関)として環境技術普及促進協会(ETA)が選ばれ、公募予告が出ているところですが、このほど、「令和7年度ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業に係る調査検討委託業務」 の入札公告が出ています。どういう関係があるのでしょうか。
金曜日恒例、「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリース、今回は「【現場】 TEMによるペロブスカイト太陽電池断面の観察」 です。これまでの予告編や、「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」、「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」、「【現場】 FIBによるマイクロサンプリング」 から続きます。
文部科学省報道発表 「「科学技術指標2025」及び「科学研究のベンチマーキング2025」の公表について」 に基づく報道は、今のところ、
日経「科学の共著論文、中国を頼る81カ国・地域 日本の5倍と文科省系調査
朝日「科学力ランキング13位、過去最低3年連続 資材高騰も研究費増えず
時事「論文数など順位変わらず 25年版科学技術指標−文科省
共同「注目論文数、日本は今回も13位 中国1位、科学技術指標2025
だけでしょうか。気付いたら追記します。いつも日経だけ中国中心です。
【追記分】
読売「質の高い「トップ10%」論文数、日本は3年連続で世界13位…自然科学分野の研究の質では低迷続く
NHK「自然科学分野 引用回数の多い論文 日本は13位で過去最低続く
毎日「日本の国際共著論文、3割が中国と 自然科学系 米との割合に迫る 23年公開分
先々週に故障して停止していた純水製造装置が修理され、研究室内の水不足が解消されました。最近は、焼け石に水、というか、ため池に給水車 のような状態となっていました。
北方で、昼間に見えた稲妻です。暗い時に見えることはよくありますが、昼間は気付きにくいです。新宿や渋谷では短時間豪雨だったとみられますが、駒場では降りませんでした。
7日(木) 立秋 です。だいぶ黄葉が進んできました(?)。
日経記事 「東京電力EP、軽量・薄型太陽光パネル設置の実証 住友不動産と」 は、東京電力EP住友不動産からのプレスリリースに基づくものとみられますが、この超軽量・薄型太陽光パネルは電巧社から提供されることになっています。といいつつ、製品は中国のSUNPORT POWERDAS SOLARから来ているはずですが。
なぜか検索にかかった、メルカリ出品の 「ペロブスカイト太陽電池」、ノモの国のピンバッジです。すぐ消えそうなので、画像で残しておきます。ポケモンみたいな「マテモン」で、ペロブスカイト太陽電池のお化けということでしょうか。
積水化学サイトに、「【オンライン授業】 SEKISUI SDGs Academy 未来 Challenge −自分の挑戦のとびら−」 が登場しました。中学生対象の授業の案内ですが、なかなか先生の負担が大きそうに見えます。
先端研西門には、もともと、「関係者以外立入禁止」とか「本学関係者以外の無断入構を禁止する」などの表示があるのですが、夏休みを前に、さらに、「関係者以外入構禁止」の表示が増えました。
先月異常コードを表示して停止していたレーザー分光実験室エアコンの室外機部品が交換され、ようやく涼しさを回復しました。
3号館南棟自転車置場に放置されている(?) 防災センターの自転車、動かされたかどうか、抜け殻でチェックできそうです。
Yahooアプリで表示される天気予報の気温曲線が波打っているのが気になります。いつもこうなっていたでしょうか?
【8/8追記】 ふだんはなめらかな感じです。
6日(水) 北海道電力プレスリリース 「三菱HCキャピタル、エネコートテクノロジーズ、北海道電力がペロブスカイト太陽電池の共同実証実験を開始 積雪寒冷地における耐久性を検証」、同時に三菱HCキャピタルエネコートからも出され、日経報道になっています。
大倉工業サイトに、「【特設サイト】 ペロブスカイト太陽電池(開発品)」 があります。いつから存在するのでしょうか。
煙突から転落が報道されていますが、工学部9号館でしょうか。屋上に出ることが制限されなければよいですが。Yahooニュースで、いくつか( / / / )出ていますが、そのうち情報が途絶えそうです。
5日(火) 再び全国歴代最高気温 41.8℃ が観測され、すっかり40℃超がふつうになりました。
先端研13号館の外壁タイルが剥がれた件で、補強が完了したというお知らせがありましたが、崩落直後の様子(6/23) から変わっていないように見えるのは、気のせいでしょうか。拡大すると、確かにコーキング剤のようなものが見えますが。
毎年恒例ですが、先端研1号館脇の桜の木拡大すると、虫の姿が見えます。ただ、昨年、一昨年は、7月31日に、14号館南西の桜の木についてネタにしていましたが、今年は虫の姿が見えません。葉が少ない部分は目立ちますが。また、正門東側駐車場付近の桜の木は、最初から葉が少ない異常が生じています。
NHK 「ブラタモリ」 で、8/23と8/30に東大が登場するので、皆様に周知を、と、本部からの事務連絡です。そう言われても、私にとって本郷キャンパスは、よその大学ですが。
今日と明日は、オープンキャンパスが開催されているはずです。
12月10日(水) 14:00-17:00 に、日本太陽エネルギー学会 関西支部2025シンポジウム 「次世代を担うペロブスカイト太陽電池の開発最前線」 が、桐蔭横浜大学・宮坂力教授、岡山大学・林靖彦教授、東京大学・瀬川浩司教授を迎えて、大阪公立大学 文化交流センターで開催されます。
先日、東京都港湾局報道発表 「次世代型ソーラーセルを用いた建材一体型太陽光発電の実装検証の開始 既存ビルへのフィルム型の次世代型ソーラーセルを用いた内窓設置で創エネの技術開発を推進」 が、ペロブスカイト太陽電池を提供する東芝エネルギーシステムズ、窓などを提供するYKK AP、電気設備の関電工との同時リリースで出されていた件について、開始したというリリースです。少し情報が詳しくなっています。本件、東京都環境局の次世代型ソーラーセル社会実装推進事業採択された件のはずですが、相変わらず環境局が目立たないですね。
4日(月) 積水化学から、グリーンボンド発行に関するお知らせです。経営の立場でないと、借金が増えるイメージしかないですが、融資でなく投資を集めるということですね。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、ペロブスカイト太陽電池メガソーラーでの発電実績についてリリースしています。翻訳は報道(→翻訳)にて。メガソーラー写真です。
3日(日)  
2日(土) 微妙な強度の台風ですが、形は整っていて、雨の状況が帰宅を妨げます。
1日(金) 金曜日恒例となった 「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリースですが、今回は「【現場】 FIBによるマイクロサンプリング」 ということで、36分の長尺です。これまでの予告編や、「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」、「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」 とは尺が違います。
環境省の民間企業等による再エネの導入及び地域共生加速化事業の(2)設置場所の特性に応じた再エネ導入・価格低減促進事業のB窓、壁等と一体となった太陽光発電の導入加速化支援事業で、一次公募結果が公表されています。ただ、社名しか出ていないので、具体的に何を行うのか分かりません。もしかすると、そのうちに、採択された三協建設アールイーマネジメントがサイトで発表するかもしれません。
ソフトバンク R&D ブログ 「HAPS用超軽量ソーラーモジュールへの挑戦」 です。先日のプレスリリース 「「空飛ぶ基地局」のHAPS、2026年に日本でプレ商用サービス開始」 で、飛行機型でなく飛行船型を使うことが発表されていたところですが、この先どうなるのでしょうか。
出勤してPCを使おうとしたら、いつの間にか Windows 11 になっていて、渋々そのまま使ってみたところ、Photoshop が使えなかったので、Windows 10 に戻してみました。当然ながら、その状態では順調に使えたのですが、バックグラウンドでアップデートのプロセスが進んでいて、再起動待ちの状態になってしまいました。このPCは大学備品ではなく、自腹で購入した私物なのですが、大学のアカウント関係を使ってしまうと、謎の「組織」によって勝手に制御されてしまいます。ここは大学のネットワーク内なので仕方ないところもありますが、家でも同様です。抵抗しても勝ち目が無いので、結局、Windows 11 に移行しました。午前3時の強制再起動で、作業中のデータが失われたことが度々ありましたが、こういう強制更新でデータが消失したり、有料アプリが使えなくなったら、損害賠償請求できるでしょうか。

2025年(令和7年) 7月
31日(木) 今日も頭上には雲一つ無い快晴でしたが、もう7月も最終日で、だいぶ日没が早くなりました。日没位置も左(南)に寄ってきました。暑い日は続きますが、あと1週間で残暑の時期です(立秋:8/7)。
ASIACHEMから、フォーラムの案内が(U先生のところに)来ています。原文だとこちら(→翻訳)です。最終日には、中国・协鑫(GCL)光电のペロブスカイト太陽電池GW級生産ラインを見学するようです。
协鑫光电 (GCL Optoelectronics) の工場写真位置(Googleマップ)、ペロブスカイト太陽電池GW級生産ラインの稼働の報道式典写真などは既に紹介していましたが、こちらによると、10月29日午前に、その生産ラインでの最初の製品を出す式典が行われるようです。
EVジェネシスからプレスリリース 「世界初のソーラーEV3輪車、遂に限定販売」 が出ています。
30日(水) 先週水曜日に続き、グリーンイノベーション基金事業の技術・社会実装推進委員会、要するに進捗報告会の2日目です。
ケミトックスからのプレスリリース 「東京大学 瀬川教授を迎え、ペロブスカイト太陽電池・リチウムイオン電池・半固体電池の最前線を語る特別セミナーを開催」 10月6日(月)、甲府にて開催だそうです。
Nikkei Asia Tech Latest 「Japan looks to get solar mojo back with thin, light, bendable panels」の記事ですが、音声はYouTubeを繋いでおくとして、元記事 「Japan bets big on ultrathin, ultralight solar panels」 に何が書いてあるのか気になります。読める範囲で、
From the Crystal Palace at London 1851, the telephone at Philadelphia 1876 to the escalator at Paris 1900, the World Expo has always showcased innovations and cutting-edge technologies of the time. At the ongoing Expo 2025 Osaka, host country Japan is promoting its latest technology at an unlikely spot; the bus terminal outside the main venue.
と、壮大な導入で始まり、
When visitors arrive at the Yumeshima Transportation Terminal 1, they will see more than 250 panels of ultrathin, lightweight "perovskite" solar cells forming the curved roof of the 250-meter-long terminal. These film-like solar panels, Japan hopes, will be the killer technology that not only grants the country more renewable power and reduces its dependency on China, but also gives it the chance to be the leader in the next generation of solar battery technology.
と続いています。ペロブスカイト太陽電池は、電話やエスカレーターに肩を並べるほどの発明なのでしょうか。
電子天びんの不具合、うちの研究室でも報告されました。
「高速道路の脱炭素化に向けた技術開発に関する情報提供依頼(RFI)を実施します」というプレスリリースが、NEXCO東日本/中日本/西日本から出されています。情報提供すると、何かいいことがあるのでしょうか。
国内歴代最高気温が更新(41.2℃)された今日の気温、40℃超が隣接して現れると、もはや40℃でもインパクトが無くなります。今日の東京は少し涼しい 34.8℃ だったようです。
29日(火) 経産省・産業構造審議会総会の資料が公開されています。中でも、経済産業政策の重点(案)は、来年度予算の骨子となるものでしょう。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「「冷たくなるベンチ」を路面太陽光で稼働、大阪万博に設置」 で紹介されている件、元ネタは東亜道路工業のニュースリリースですね。
Perovskite-infoによると、中国・曜能科技 (Auner) が、ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池モジュール(G12 half)で効率30.46%を達成したようです。
猛暑日地点が統計史上最多になった今日の気温、914地点のうち322地点で35℃以上です。駒場も快晴で、この時期にしては雲が無さすぎです。
28日(月) 福島県の「「ペロブスカイト太陽電池事業化可能性調査事業」業務委託に係る公募型規格プロポーザル」について、審査結果が公表されています。
構内では遅めながら、3号館南棟付近でも抜け殻が現れたと気付いたら、既に踏み台にされている自転車があります。今夜も続々と羽化中ですし、当面は、自転車を扱う際には注意が必要かと。
27日(日)  
26日(土)  
25日(金) 私が所属する教養学部附属教養教育高度化機構の「納涼会」です。試験期間を含めた授業期間は来週金曜日までですが、いちおう、夏休み前の締めとなります。
片岡製作所の民事再生について報道1/報道2されています。同社は、GXサプライチェーン構築支援事業で、積水化学と共に採択され、新工場建設を発表していましたが、どうなるでしょうか。GXサプライチェーン構築支援事業では、既に Honda が辞退を発表するなど、雲行きが怪しいですが、この先どうなるでしょうか。Honda の150億円と片岡製作所の34億円は、きっと余るのでしょう。
産総研の調達情報で、「太陽電池モジュール」 の公開見積競争が公告されています。仕様書によると、ペロブスカイト電池 72枚 となっていて、内訳が、ガラス基板 35枚、フィルム基板 35枚、大型タンデムモジュール 1枚、大型単接合モジュール 1枚 となっています。大きさは書かれていませんが、出力から見て、35枚ずつのものは30cm角程度、1枚ずつのものは2m×1m程度でしょう、タンデムも。が、型番がついているところが、これでよいのでしょうか。
一昨日開催されたグリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループの件で、日経BP「メガソーラービジネス」記事 「経産省、国内企業のタンデム型太陽電池の開発を支援」 が出ています。
金曜日恒例となった 「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 の4回目 「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」 が出ています。「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」 に続く公開です。
先日登場した、正体不明な YouTube チャンネル 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装」 に、少しずつ動画が追加されています。何がしたいのでしょうか?
先端研に大統領来訪で、研究棟周辺にスーツ姿の人々が溢れ、見た目にも暑く感じました。少し軽装にするという意見は無いのかとも思いましたが、考えようによっては、暑さを意識させないビジュアル、かもしれません。
24日(木) EUとの首脳会議の結果、「競争力アライアンス」が合意されたことが報道(日経/朝日/毎日/時事/読売/産経)されていますが、そのアライアンスに係る付属書(骨子)には、それほど多くの項目があるわけでもないのに、「ペロブスカイト太陽電池に係る国際標準化」 という文字があります。本文は以下の表記です。
Both sides will continue joint efforts towards the international standardisation of performance evaluation and related aspects of next-generation solar cells, specifically perovskite solar cells, at the International Electrotechnical Commission (IEC).
PXPのカルコパイライト太陽電池により稼働する自動販売機の実証実験についてプレスリリースされています。サントリーからも同時に発表されています。
経済安全保障重要技術育成プログラム (K-Program) の中でも特に血の香りのする 「有事に備えた止血製剤製造技術の開発・実証」 では、研究開発項目(1) (2) については昨年の9.11に実施体制が決定していましたが、研究開発項目(3) 「現地連続製造技術の開発」 は再公募されていました。このほど、その実施体制が決定したようです。活用されないことが望ましい技術開発になりますね。止血だけなら医療応用があり得ますが、現地製造は、さすがに。。。
研究室の電話に最近頻繁にかかってくる 03-4564-5299 からの電話、「〇〇様をお願いします」 「そういう者はこちらにおりませんが」 を繰り返していますが、そのうち名前が当たるのでしょうか。携帯だと登録したり着信拒否したりするところですが、研究室の電話は、基本的には対応するので。そのうち、呼出音が鳴っても放置しているかもしれません。ちなみに、「どちらにおかけでしょうか?」と聞いたら、「UTokyo様ではなかったでしょうか」という返事だったので、「違います」と答えておきました。
23日(水) グリーンイノベーション基金事業の技術・社会実装推進委員会、要するに進捗報告会です。
特許庁オンラインセミナー 「特許・論文情報からみた技術動向」 のペロブスカイト太陽電池関連技術の回が明日開催されます。講演スライドが既に公開されています。後日、講義動画も公開されるはずです。オンライン接続先の案内は、特許庁からではなく、株式会社AIRIから届きましたが、まさか今回の調査そのものも同社が受託していた、などということはないですよね? 同社の「知財レポート」の中に、「次世代太陽電池としての多接合太陽電池」があります。調査力の高い特許庁登録調査機関のようです。それにしても、AIRIというと、先日ネタにしたこちらもありますが、AIと関係するのでしょうか。
ウィキペディアの改名提案で、「灰チタン石」から「ペロブスカイト」に昨年改名された項目を、再び「灰チタン石」に改名することが提案されて画像)いた件、実行され、その通りになっています。
中国・众能光电科技 (Perovs) が、ペロブスカイト太陽電池100MW生産ライン設備を出荷したようです。出発の際に虹が現れたとか本当でしょうか。
中国・纤纳光电 (Microquanta) が ペロブスカイト太陽電池を使った看板を設置した話題です。白いところは、どの程度発電できるのでしょうか。
「ペラペラ太陽光」 を展開するティーエスピーを率いる 「ピンク社長」 が 「太陽光のプロがペロブスカイトの真実を暴露します」 とか、HPリニューエナジーのAiriさんが 「ペロブスカイトの実用化までの道のりは まだまだ長そう」 とか、薄型シリコンの宣伝に力が入り始めました。
今日開催された下記会議に関して、日経記事 「太陽電池、ペロブスカイト重ねて発電効率1.5倍 経産省が開発支援へ」、読売記事 「次世代太陽電池「ペロブスカイト」の国産化支援へ…経産省、2030年までに量産体制」 などが出ています。
22日(火) 明日開催されるグリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループの会議資料が公開されています。既に3月のグリーンイノベーションプロジェクト部会で方向性としては決まっていたことですが、グリーンイノベーション基金事業「次世代型太陽電池の開発」に、タンデム太陽電池の実証が追加されますスケジュールに緑色で追記されていますが、まずはペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池が対象です。他のタンデムも加える可能性も示されています。これまで、「単接合はGIで、タンデムはNEDOプロジェクトで」、と言っていた区分が、今後はどうなるのでしょうか。
資料の中で、一部、「ペロ」と略されているところがあります。口頭ではそう言うこともありましたが、公的資料にも登場するようになったのですね。
中国報道で紹介されているこの論文ペロブスカイト太陽電池小面積セル効率 27.35% (自己測定値) を報告しています。これまでに見た中での論文最高効率です。認証効率27.17%と書かれていますが、これは認証機関でのI-V測定値で、認証値としては安定化効率の26.62%でしょう。これまでの最高値 27.18% の論文が出た際、「vacuum flash evaporation法を用いた中では」 と限定されていましたが、本論文のほうが先に投稿されているのを知っていて、そう書いていたのでしょうか。それとも、さらに別のネタがあるのでしょうか。本論文は、FAPbI3とCsPbI3を積層した構造ということになっています。
掲載誌の「eScience」は、Science や iScience と紛らわしい名前ですが、「KeAi」というロゴが気になりました。中国発の雑誌で、「科愛」というロゴらしいです。
“印刷”で太陽電池革命 中国スタートアップ、インクジェット技術でペロブスカイト量産に挑む」 という報道が出ている中国・蘇州光素科技については、昨秋、インクジェット装置を出荷したという報道(→翻訳)が出ていましたが、その後、どの程度の進展ができているのでしょうか。
有機薄膜太陽電池で効率21%の報告です。一方に2PACzがあり、他方にZnOがあると、これまでの有機薄膜太陽電池とはイメージが異なりそうですが、そういうものでしょう。
遠い所の話題ですが、アメダス観測網をかいくぐったような局地的豪雨だと、記録上は雨が降らなかったことになるのでしょうか。
21日(祝)  
20日(日)  
19日(土)  
18日(金) そろそろ、毎回書くか微妙になってきましたが、「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 の3回目 「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」 が出ています。前々回の 「ペロブスカイトの結晶化学」、前回の 「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」 に続いて金曜日公開です。毎週金曜日のネタになりそうです。
東京都港湾局報道発表 「次世代型ソーラーセルを用いた建材一体型太陽光発電の実装検証の開始 既存ビルへのフィルム型の次世代型ソーラーセルを用いた内窓設置で創エネの技術開発を推進」 が出ています。ペロブスカイト太陽電池を提供する東芝エネルギーシステムズ、窓などを提供するYKK AP、電気設備の関電工からも同時リリースです。場所は臨海副都心青海地区テレコムセンタービルで、8月5日開始のようです。東京都環境局の次世代型ソーラーセル社会実装推進事業採択された件だと思われますが、環境局が目立たないですね。
神奈川県の記者発表 「オール神奈川で「次世代型太陽電池」の早期普及を強力に推進!」 で、5件の実証事業が採択されたことが記されています。うち3件は、PXPのカルコパイライト太陽電池を使うもので、PXPが日揮、JR東海、相模原市と共同で相模原市に設置するもの、神奈川中央交通が平塚で路線バスに搭載するもの、日産自動車が東戸塚に設置するものとなっています。他の2件はペロブスカイト太陽電池で、ベイサンの事業は、ペクセル・テクノロジーズとアキレスとの3社共同事業です。マクニカのものは、まだ情報が出ていませんが、これまで同様に、ペクセルのものを使うと想定されますが、場所が箱根ですね。
神奈川県発表に同時に記載されている 「かながわ次世代型太陽電池早期普及プロジェクト」 は、7月30日(水) 14:00-16:00 が第1回会議のようですが、ペクセルとPXPのどちらが主導する形になるでしょうか。
日経中文版記事で、積水化学について大々的に書かれているようです。
先端研1号館のスロープ設置工事、階段が付け替えられ、スロープの折り返し地点(?)も形成されました。再利用とみられる石は、元の状態で、どこにあったものでしょうか? ようやく、図面がイメージできそうです。
14号館脇のところでも、階段の付け替えが進んでいます
17日(木) NEDOお知らせ 「NEDO事業の公募におけるjGrantsでの応募受付開始について(2025年12月開始) にあるように、
2025年12月より、NEDO事業への応募にはGビズIDが必要となります
と言われても、一般的には、GビズID って、何? というところから始まると思います。とりあえず、いち雇用者次元では何もできなさそうですが、小規模な事業者や、役員に近い方は、意識しておいたほうがよいかと。
第12回グリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループ 開催通知が出ていますが、こちら を見るまでもなく、ずいぶん久しぶりに、「グリーンイノベーション基金「洋上風力発電の低コスト化」及び「次世代型太陽電池の開発」プロジェクトに関する取組追加について」 議論されるようです。ただ、その開催時間:7月23日(水) 10:00-11:30 は、グリーンイノベーション基金事業の技術・社会実装推進委員会が行われている最中なのですが。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「大阪万博に見る、水素・ペロブスカイト太陽電池の未来」 は、page 6 から読み始めでもよさそうです。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「東京都、次世代再エネ支援で「塩分濃度差発電」「微生物発電」採択」 は、こちらの件 ですね。
特許庁オンラインセミナー 「特許・論文情報からみた技術動向」 のペロブスカイト太陽電池関連技術の回が、来週木曜日(7/24) 17:45-18:25 に近づいてきました。特許庁が、昨年度の 「特許出願技術動向調査(分野別調査)」 の結果をまとめたリリース 「【令和6年度分野別特許出願技術動向調査結果】「ペロブスカイト太陽電池関連技術」等において日本が強みを有していることが示唆されました」 や、報告書要約 「ペロブスカイト太陽電池関連技術」 に関する内容のはずです。参加登録はこちらから7月23日12時までとなっています。
16日(水) 2025年度NEDOエネルギー・地球環境(水素・アンモニア/再生可能エネルギー/脱炭素技術)分野成果報告会 @パシフィコ横浜です。予稿集はこちら。 アリバイ写真はこちら
発表資料の最初のほうに出てきたプロットでは、平面ヘテロ接合型と逆構造型が上位で競っている感じでしたが、手元の最新版では、圧倒的に逆構造型が目立っています。さっぱり文献を追えていないので、超暫定版ですが。今日の発表は、各機関とも、あくまでも昨年度分の成果報告会です。最新情報ではありません。
東洋製罐グループニュースリリース 「オランダ応用科学研究機構(TNO)の技術開発パートナーに選任 -機能性材料ブランド「MiraNeo」を通じ、次世代フレキシブル太陽光発電パネルの量産化を支援-」 ということで、フレキシブルCIGS太陽電池に、さらに力を入れるようです。4月にベルギー・Enfoil社へ出資を発表したのより重みがありそうです。
PXPからのプレスリリースによると、同社のカルコパイライト太陽電池を耐荷重の低い屋根に設置するプロジェクトが、神奈川県の 「2050年脱炭素社会の実現」に資する研究開発プロジェクトに採択されたようです。共同実施する東京ガスからもリリースされています。
PXPからの同時リリースにあるように、同じ神奈川県事業で、昨年度のプロジェクトも継続採択されたようです。
プライム・スター株式会社が、以前、沖縄・国頭村の道の駅にレドックスフロー電池とイスラエル製ペロブスカイト型薄型太陽光発電パネルを設置したと、お披露目イベントの予告報告をしていましたが、その後の情報はレドックスフロー電池に関するリリースしかなく、詳細が不明でした。NHK報道に写っていたパネルは、ペロブスカイトらしくありません。ここへ来て、同社コラムに、イスラエル・Apollo Powerの薄型パネルについて書かれ、報道でも薄型シリコン太陽光パネルと書かれていることからすると、やっぱり、設置されたのはペロブスカイト太陽電池ではなく、薄型シリコン太陽電池だったと思われます。
日経記事 「富士経済、ペロブスカイト太陽電池の世界市場調査結果を発表」 ということですが、「とらぬ狸の・・・」 という感じもします。
朝日「「夢の燃料」生む人工光合成 環境相、国際会議で日本の取り組み訴求」、日経「米スタンフォード大で気候変動対策の国際会合 浅尾環境相ら登壇」、読売「「人工光合成」研究を強化 環境相、米講演で表明」 と報道が並びますが、会員でないと中身が読めないかと。
研究棟に貼られているポスター、また先端研に大統領来訪ですね。こちらの情報を見ると、天皇陛下、石破首相、万博、先端研 という並びでしょうか。先月に続く大統領来訪です。
15日(火) ローマ字のつづり方70年ぶりに変更へ」 と報道されています。昨日の文化審議会国語分科会答申によるものですが、これに従うと、「Jōtarō」もしくは「Joutarou」になってしまいます。既にパスポートの氏名表記がビシッと固められているのと、どちらが優勢になるでしょうか。
14日(月) 日本太陽光発電学会・次世代太陽光発電システム分科会が、8月19日(火)に、帯広畜産大学にて、営農型太陽光発電パイロット実験の現地見学会および研究会を開催します。参加登録期限は7月25日(金)です。なぜ北海道?という気もしますが。
先日登場した、正体不明な YouTube チャンネル 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装」、および、「次世代太陽電池、ペロブスカイト太陽電池」は、現在ではアクセスできなくなっています。そのかわり(?)、「ペロブスカイト太陽電池の社会実装」 が登場しました。
昨年、ウィキペディアの改名提案で、「灰チタン石をペロブスカイト、ペロブスカイトをペロブスカイト(曖昧さ回避)へ改名」することが提起され(ノートノート画像)、その通りになりましたが、再び 「灰チタン石」 に改名することが提案されています画像)。
13日(日)  
12日(土) 毎年恒例ですが、CCR棟南側では、構内の他のところより一歩早く、抜け殻や、羽化後の姿が未明に見られます。夜中だと、羽化直後でしょう。早いのは、一番南側なので、建物の影にならないためかと。
11日(金) 「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 の2回目 「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」 が出ています。前回の 「ペロブスカイトの結晶化学」 に続いて金曜日公開ですが、この先、毎週金曜日に登場ということでしょうか。
NRELとCubicPVの共同研究で、ペロブスカイト太陽電池ミニモジュールで初めて認証効率が24%に達したようです。これまでの最高値は23.9%だったとされています。
沖縄CO2削減推進協議会ペロブスカイト太陽電池製造拠点を沖縄へと提案している件について、沖縄タイムスで報道されています。こういう紙面です。
エネコート社の 大阪・関西万博展示 について、より詳しく報道されています。
先端研1号館脇のスロープ設置工事の進捗状況です。
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現況を原状と比較すると、階段が埋められたところになっています。
先端研14号館脇のほうも、4月末に木が伐採されてスペースができたところで、階段が埋められています。
昨日の豪雨で、目黒区内でも浸水被害があったようですが、取材されている場所は、映像と合致するこのあたりですね。ここは目黒区と世田谷区の境界で、記者が指しているのは世田谷区側の建物ですが。
10日(木) 今学期(Sセメスター)の担当授業最終回です。来学期(Aセメスター)は、木曜・金曜が担当になるので、10月2日からになります。
シーエムシー出版からのプレスリリースで、「未来を拓く次世代太陽電池」を特集する「月刊ファインケミカル」 2025年7月号が紹介されています。
NRELチャートが更新され(Rev.07-01-2025)、1987〜1994年頃の単結晶シリコンの点の位置が変わりました。これにより、1993〜1994年付近に現れていた効率の急上昇が、滑らかになりました。そんなところ、誰も気づかなさそうです。
青空を背に、雲が急速に成長し、豪雨になりました。アメダス観測点は微妙に外れていますが、下北沢では1時間約100ミリの雨となり、目黒川の水位急上昇して、氾濫危険になり、報道されていました。そちらは氾濫しませんでしたが、研究棟1階は浸水しました。新設された給水機の排水側から、水が噴水のように噴出していました。豪雨でマンホールの蓋が飛ぶのと同様の現象です。
9日(水) NITTOKUからの 「大型受注に関するお知らせ」、ペロブスカイト太陽電池製造プロセスにおける生産ラインを受注したようです。
街が霞んでいるとネタにしていましたが、水蒸気のせいではなく、PM2.5のせいだったようです。
8日(火) LONGiから、ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池で変換効率34.6%の報告です。 NRELチャートで、現在値の一つ前の点に相当します。ポイントは正孔輸送層の分子構造を変えたこととなっていますが、他にも工夫がありそうです。LONGiからは、34.08%(認証値33.89%)の報告に続き Nature 掲載です。タンデム以外でも、シリコンバックコンタクトの27.3%も Nature で、企業としては異例な感じです。プレスリリースはこちら
中国・极电光能 (UtmoLight) が、深圳でのプロジェクトで、ペロブスカイト太陽電池とシリコン太陽電池を並べて設置したところで、ペロブスカイトのほうが発電量が多かったとアピールしているようです。
エネコート社の 大阪・関西万博展示 期間が終わりました。今回のポイントはカラフルでしょうか。
環境省から、脱炭素先行地域(第7回)募集について報道発表されています。募集期間は、前回の実質4日間よりは少し長いですが、10月6日(月)〜15日(水)までの短い期間です。
経産省から国内投資マップが公表されています。見方が分かりにくいですが、「投資支援額」トップは北海道の1兆8137億円、次点が熊本県の1兆2523億円で、高知県69億円、鳥取県78億円、青森県79億円などとは、3桁違います。「総投資額」トップは熊本県の3兆2090億円、というのは読み取れますが、それがどういう意味なのか、解説が必要です。そのまま経済規模に反映されるのであれば、熊本県が東京都(5205億円/9042億円)より何倍も大きいことになりますが、そういう意味ではないでしょう。
7日(月) 沖縄CO2削減推進協議会は、「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 のページを作って、同事業に取り組む姿勢を見せていて、既に 「フィルム型ペロブスカイト太陽電池仕様書」 を提示していましたが、今度は、 ペロブスカイト太陽電池製造拠点を沖縄へ と提案しています。
1月に 「水インフラの空間をフィールドとした実証実験等に着手します」 というお知らせが出ていた件について、「開始しました」 というプレスリリースです。「堤防法面へ設置する太陽光発電設備の開発」 という提案が、環境省の 「水インフラの空間ポテンシャル活用型再エネ技術実証事業」 で採択されたものですね。後日の参考のため、実施場所のリンクも続けます。愛知県からもお知らせされています。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、先週開催されたグランドフェアに出展していたようで、参加者の感想に、「薄型の太陽光パネルも実物見るのは初めてだったので、勉強になりました」とありました。中国製品が徐々に既成事実化されそうです。出展者情報の中に「商品PR動画」があり、製造工程がまとめられています。参考になるでしょうか。
中国・纤纳光电 (Microquanta) が Science に論文発表してからだいぶ経ちましたが、ようやくプロットに加えてみました。やる前から分かることですが、円が大きすぎてグラフになりません。改めて実験項を見直すと、PbI2 5.532kg と FAI 1.857kg と CsI 0.312kg を溶媒 10L に溶かす、とか、規模が違います。
先週の日経記事 「工場に太陽光パネル目標義務、ペロブスカイト普及へ性能・価格の壁」 は、紙面では 「太陽パネル導入に壁 来年度から工場や店設置目標義務 新型、効率・供給に課題」 という見出しで、5面にこういう形で出たようです。やっぱり、見出しだけ見ても意味は分かりません。
から夕方まで、雨が降ってなくても街が霞んで、水蒸気が飽和しているような、サウナ状態でしたが、この付近だけ、狙ったような雨もありました。
令和7年7月7日のネタですね。
6日(日)  
5日(土)  
4日(金) 東京都から 「次世代型太陽電池」ネーミング総選挙 のお知らせです。 小池知事の記者会見でも動画スライドを交えて紹介され、報道発表されているようですが、以下の4つのうち、どれがペロブスカイト太陽電池にふさわしいでしょうか?

投票は今月末までです。
「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 の1回目 「ペロブスカイトの結晶化学」 が出ています。
先日、正体不明な 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装」 という YouTube チャンネルが登場していて、宣伝すべきものか探っていたのですが、今度は、「次世代太陽電池、ペロブスカイト太陽電池」 というチャンネルができています。現時点で9本の動画がありますが、何者でしょうか?
「ガラパゴス」表現が好きな(?)日経記事 「印刷は油性→水性へ ガラパゴスの日本市場、旭化成がゲームチェンジ」 が出ていますが、ペロブスカイト太陽電池に関しては、グラビア印刷で作った例は、韓国KRICTの論文1/論文2ほか複数出ているのに対し、フレキソ印刷は、今のところこの論文だけかと思います。果たして流れが変わるでしょうか。
日経記事 「工場に太陽光パネル目標義務、ペロブスカイト普及へ性能・価格の壁」、見出しの前半と後半のつながりが分からない人が多いのではないでしょうか。記事の後半は読めない人が多そうですが、とりあえず、長い記事の最後の部分だけ示しておきます。

 ただ足元ではペロブスカイトの導入拡大へは懐疑的な声もある。建設業者などからは「安価なパネルと比べると投資に対して発電効率が低い」といった声も漏れる。耐久性も課題を残す。耐用年数は10〜15年程度とされ、建設大手の関係者は「50年以上運用する工場などでの採用は現状難しい」と話す。
 特徴に合わせた設置条件などが定められておらず、「最大の強みである『軽さ』を生かした設置が難しい」(パネルメーカー)といい、ルール整備も必要だ。SOMPOリスクマネジメントの堀内悟上席コンサルタントは「設置方法で(火災や事故の)リスクは変わり、分析が必要だ」とする。
 供給体制も未熟だ。積水化学は「現状の生産ペースでは設置目標義務を賄えない恐れがある」と懸念を示す。同社は2027年に10万キロワット規模の量産に着手し、30年までに年100万キロワット級の生産を目指す。シャープやカネカも製品化を急ぐが、企業が求める量を確保できるか不透明だ。
 「湿気に弱い点や鉛使用による環境リスクなどの課題がある」(ユニ・チャーム)。「価格面から補助金など資金面での支援の充実が必要だ」(キリンHD)。中国勢の技術開発も進み、一部で量産が始まっている。「安価な中国勢に流れてしまう懸念もある」(パネルメーカー)。需給いずれ側の企業の不安はつきない。
 再生エネは自然エネルギーを使うため「国産エネルギー」とも呼ばれるが、太陽光発電は発電設備の多くを海外からの輸入に頼っている。日本が先行したシリコン製は国内産業としては衰退。ペロブスカイトも中国勢が勢いを増す。技術や環境整備の壁を乗り越えるには官民が目線を合わせた連携が不可欠になる。
7月11日(金)に、先端研3号館南棟ENEOSホールにて、「【共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)拠点連携シンポジウム2025】〜気候変動下の国土について考える〜」 が開催されることがお知らせされています。 主催は 熊本県立大学 地域共創拠点運営機構 「流域治水を核とした復興を起点とする持続社会」 地域共創拠点、共催が 東京大学 先端科学技術研究センター 「地域気象データと先端学術による戦略的社会共創拠点」です。
3日(木) リコーのニュースリリース 「リコーとリコージャパンが、大田区と協働で熱中症防止の取り組みを開始」、固体型色素増感太陽電池EH環境センサーを設置する話ですが、わざわざニュースになるということは、商用化は遠そうです。
NRELのモジュールチャートなどに名前が出てくる中国・光因科技(SolaEon)は、これまでWebサイトがありませんでしたが、最近、開設されたようです。しかし、ニュースリリースは、そのままWeChatにとばされます。
先端研1号館脇のスロープ設置工事、2月に掘り起こされ、さらに掘り起こされ、想定外の出土物のため放置された後、先月から下地コンクリート作業に入り、現状、こうなっています。だいぶ図面の雰囲気が出てきたでしょうか。
スギやヒノキの時期は過ぎましたが、再び外の空気に触れると鼻の中が痒くなる時期になりました。これらのうち何によるか特定できていませんが、各所に生い茂っているのを見るだけでも症状が出そうです。
2日(水) NRELチャートが更新され(Rev.06-17-2025)、前版(Rev.04-21-2025) で 27.3%(LONGi)だったシリコンヘテロ構造(HIT)が 27.8%(LONGi)に向上しました。 Solar Cell Efficiency Tables (Version 66) に掲載されていた通りです。ペロブスカイトは、Efficiency Tables では 27.3%が掲載されていましたが、まだ 27.0%のままです。 また、CZTSSeが 15.1%(IoP/CAS) から 15.8%(IoP/CAS) に向上しました。
モジュールチャートも更新され(Rev.06-20-2025)、これまでなかったペロブスカイト/シリコンと、ペロブスカイト2接合が登場しました。ペロブスカイト/シリコンでは、Oxford PV の 26.9% (16,023cm2) と Trina Solar の 27.2% (15,230cm2) がプロットされています。ペロブスカイト2接合では、Renshine の 22.8% (809cm2) がプロットされています。 また、前版(Rev.12-18-2024) で 25.4%(LONGi) だったシリコンヘテロ接合が 26.0%(LONGi) に向上しました。
環境フレンドリーホールディングスが、「九州工業大学との共同研究契約締結に関するお知らせ」 を出しています。馬廷麗先生との共同研究ということで、ふつうならよくある話としてスルーするところですが、すっかり中国つながりですね。1月のお知らせの後、「杭州衆能光電科技有限公司との業務提携に向けた基本合意書締結のお知らせ」 が出ていましたが、そちらは、その後の動きが見えません。中国・杭州众能光电科技のサイトも、最近の更新がありません。
日経記事 「山梨県など、ブドウ栽培に有機薄膜太陽電池 脱炭素へ実証実験」 の件で、元ネタを探してもなかなか見つからないのですが、使われる有機薄膜太陽電池はデザインソーラーのもので、今回の6平米分と対応するか分かりませんが、随意契約結果公表で、880万円で契約されているものがあります。この随意契約理由を読むと、農水省の 「次世代型太陽電池(ペロブスカイト)のモデル的取組支援」 に採択されて、有機薄膜太陽電池の実証試験を行うようです。
経産省人事で、伊藤禎則・前部長の後任の資源エネルギー庁の省エネルギー・新エネルギー部長には、小林大和・前秘書課長が入っています。その他、こちらに多数、異動が列挙されています。
1日(火) 北京理工大から、ペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池で効率28.05%の報告です。安定化効率では27.93%、第三者機関測定では27.35%です。デバイス面積0.21cm2なので、これまでの最高効率 24.9% (1cm2) から急上昇といえるか微妙ですが。というか、投稿は本論文のほうが先だったのですが。これで、先日報告されたペロブスカイト/有機薄膜タンデム太陽電池の 27.5%は上回りました。なお、ペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池では、4端子タンデムで既に30%超の効率(30.13%)が報告されています。
中国科学院長春応用化学研究所とLONGiから、ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の論文最高効率34.2%の報告です。これまでの最高効率は 34.08%でした。微妙な差なのでスルーしていましたが、上記とセットで。
エネコートからのニュースリリース 「大阪・関西万博にて「未来を彩るペロブスカイト太陽電池」を展示中!」 です。
グランドフェアという展示会で開催されるセミナーに、極電光能が招かれ、「ペロブスカイトで変わる世界」について語るようです。どういう展示会なのか、よく知らないのですが、建材や住環境用品などの分野では、中国企業から製品を購入することに全く違和感がないのでしょうね。これらの業界では、ペロブスカイト太陽電池と言えば中国製品ということになってしまいそうです。
先端研に来ていたこともある方が、ドイツ・HZBのニュースリリースに出ています。
JAXAからのお知らせ 「新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)1号機を報道機関に公開」 の中に 「ペロブスカイト」 の語があります。動画で出ている 「新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)1号機の技術実証ミッション概要 記者説明」 から切り出した画像で見ると、InGaP/GaAs/CIGS という構造の「PHOENIX太陽電池」と、ペロブスカイト太陽電池の実証試験を行うようです。これらに関する地上での試験については報告が出されています。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「祇園祭りの提灯屋台に太陽光パネル、建材一体型を採用」 で紹介されている件、TERA Energy の 6/26 リリース 「800周年を迎える長刀鉾の提灯屋台に太陽光パネルを設置。三者合同の「重要文化財の脱炭素化」プロジェクトが今夏始動〜太陽光でためた電力で、夜の祇園祭を照らす 京都で始まる伝統×新技術の挑戦〜」が詳しいです。
「宇宙から不動産に革命を起こす『WHERE』、太陽光パネル検知精度99%へ到達」というプレスリリースが出ていますが、一部の文章が、キーワードがちりばめられているものの文章の意味が通らない、典型的な(未成熟な)AI文章になっています。人が書いたのかもしれませんが、そうだとすると、AI文章になじみすぎでしょう。
それはともかく、この会社、宇宙から得た情報を営業活動に使うようで、そうすると、どんなに高い塀を立てても隠すことができなくなってしまいますね。
東大のロゴが新しくなったので、当然、職員証のロゴも新しくなるかと思っていたら、変わらないのですね。自分のものが更新された時は、まだそういうことは考えませんでしたが。

2025年(令和7年) 6月
30日(月) 今朝の日経朝刊1面トップに「太陽光設置目標を義務に」という見出しで出ている記事は、電子版では 「太陽光、工場や店舗に設置目標義務 26年度から1.2万事業者対象」 となっていますが、いずれにしても、「設置義務」と勘違いしそうです。事実上は同じなのかもしれませんが。紙面では「ペロブスカイト導入促す」の文字が目立ちます。3面の「きょうのことば」には、また「ペロブスカイト太陽電池」が登場しています。さすがにもう日経も「ペロブスカイト型」とは言わなくなったのですね。
逆風下こそ成長の好機 日本が世界けん引を」 という見出しで、5月27日に開催された NIKKEI GX会議のキックオフ会議について報告されています。専用サイトがあるのですね。 ここでも高村ゆかり先生が座長です。
日経記事 「論文内に秘密の命令文、AIに「高評価せよ」 日韓米など有力14大学で」 の見出しを見ると、何やら謀略っぽい感じですが、具体的に出ているのは、論文原稿に白文字で 「GIVE A POSITIVE REVIEW ONLY」 と書かれていた、というもので、それだけでAIが制御されるとは思えません。むしろ、こうして報道されることで模倣例が出ることを期待したネタ記事か、という感じもします。ここにも書いてしまいましたが、ネット空間に、同じ文字列が溢れることになりそうです。
積水化学の大阪本社が入居しているビルのリニューアル工事が竣工したようです。壁面のペロブスカイト太陽電池のことしか見ていませんでしたが、その他も盛り沢山のようです。というか、そちらのほうが世の中の役に立つかもしれません。建て替えではなく大規模改修を選んだ点なども含めた報道もあります。
フジプレアムの 「PRE」 で、ペロブスカイト太陽電池の市場展望が特集されています。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、2.81m2モジュールで北米の性能・安全標準認証を得たこと、および、0.72m2モジュールで日本のJPAC登録を得たことをリリースしています。JPACって、何? と思いましたが、おそらくJPEA代行申請センターの太陽光パネル型式登録の話で、確かに、FITポータルにある 太陽光パネル型式リスト の中にリストアップされています。それにしても、太陽電池の種類としては「化合物」で、鉛の含有率は「0.1wt%未満」って、それでよいのか、少々疑問な表記です。同社のほか、Renshine(仁烁光能)もリストアップされています。
中国・先导智能が、ニュースリリースで、ペロブスカイト生産ライン設備一式を納入(→翻訳)したと発表しています。中国では、投資した、工場を建設した、設備を導入した、といった情報が多くありますが、それらの情報に比べ、生産を開始したとか、出荷したという情報は、あまり出てきません。工場・生産ラインは確かに続々と作られているのでしょうが、稼働しているのでしょうか。
こういうニュースがあると、誤解されそうですが、年俸制教員にはボーナスありません。完全に12等分です。
29日(日)  
28日(土)  
27日(金) 「太陽光発電大学」 シーズン26 予告編 が出ています。
先日、先端研構内に、いかつい車に引かれて丸っこい物体が来ていましたが、株式会社オフグリッドフィールドのサイトで、そのことがアピールされていました。それに続いて横浜での活動も出ていて、そちらにはペロブスカイトが使われているようです。
Perovskite-info で、中国・炎和科技の展示会出展について紹介されています。中国報道(→翻訳)も、そこそこ詳しいです。
また北方で豪雨の模様というネタにしようかと思っていたら、雨雲はこちらに近づいてきました。それでも、例によって、駒場は避けて通過しましたが。狭い雨雲が近づいてくる場合、雲の動きを見ていると、遠くから晴れ間が広がってくるのが見え( / )るので、天気が回復中と勘違いしてしまいますが、主要な雲が遠くから自分の頭上に来ただけだったりします。
26日(木) 広域科学専攻の修士論文中間発表会です。掲示の時点では仮題が目立ちますが、多様な研究分野です。15号館4階に行く機会は稀なので、窓から見えるビルが増えるペースが速く感じます。東京タワーの存在感が、どんどんなくなっていきます。言われないと、写真の中に写っていることに気付かなさそうです。
日本太陽光発電学会学術講演会(「次世代の太陽光発電システム」シンポジウム)が、来週 7月2-4日(水-金) に、東京理科大学 葛飾キャンパスで開催されます。また、次世代太陽電池セル・モジュール分科会とWinPVJ分科会の合同研究会が、7月2日(水) 13:00-15:10 に、同じく東京理科大学 葛飾キャンパスで開催されます。
東京都再エネ実装専門家ボード」 が、7月3日(木) 14:00-16:00 に開催されるようです。
西部技研のニュースリリースで、ペロブスカイト太陽電池製造工場向け低露点対応型デシカント除湿機を約4億円で受注したことが書かれています。キャパシタ案件インド向けなどより一桁小さい額ですが、将来性込みでのアピールでしょうか。
太陽電池搭載の充電モジュール 軽量で薄く曲げられ給電可能」 という見出しの記事は、こちらのお知らせに基づくものかと思いますが、基本的にはトレックスだけの話題でしょう。モジュール試作品の写真に用いられている太陽電池は、PowerFilm社製品アモルファスシリコン太陽電池、および、Solaires社製品ペロブスカイト太陽電池でしょうか。単に組み合わせただけのように見えます。
ネタにされている(?) 日本ガイシは、来春からNGK株式会社になるようです。
ソフトバンクのプレスリリース 「空飛ぶ基地局」のHAPS、2026年に日本でプレ商用サービス開始 ということで、これまで気球型とか飛行機型が検討されていたものの、まずは飛行船型になるようです。解説記事なども出ていますが、来年、どうなるでしょうか。SCEYE社の飛行船に使われている太陽電池は、軽量フレキシブルに見えますが、実際は何が使われているのでしょうか。
【6/27追記】 こちらによると、使われているのは
GaAs太陽電池です。確かにフレキシブルでしょうが、値段が高そうです。
夕方の南東の空に現れた虹、日没間際まで雲の中にあった太陽が、最も北側に寄った地点で顔を出して現れたものなので、駒場から見える最も南側に寄った虹と言えそうです。
25日(水) シンガポール国立大などから、ペロブスカイト/有機薄膜タンデム太陽電池で効率27.5%、同1cm2セルで効率26.7%の報告です。これまでタンデムにしても単セルより効率が低い値にとどまっていましたが、これで単セルを上回りました。ただ、どちらかというとOPV側の改良です。
中国・海南大学のグループが、ペロブスカイト太陽電池で認証効率27.32%を達成(→翻訳)したと報道されています。ただ、26.92%(→翻訳)の時は図面がありましたが、今回は数字だけなので、微妙です。
マイクロジェットからのプレスリリース 「【ペロブスカイト太陽電池試作用インクジェット塗布装置】を販売開始 高耐液のインクジェットヘッド搭載」 の件、以前のリリース新製品として紹介されていた PerovsJet と混同していたのですが、PerovsJetは自社開発シングルノズルヘッド搭載なのに対し、今回の PerovsPrinter は、コニカミノルタ製マルチノズルヘッド搭載なのですね。
経産省人事について、大臣会見日経報道NHK報道などで、エネルギー関係を整理すると、以下のような感じでしょうか。
事務次官飯田祐二→ 藤木俊光(59)
経済産業政策局長藤木俊光→ 畠山陽二郎(56)
資源エネルギー庁次長畠山陽二郎→ 龍崎孝嗣(55)
脱炭素成長型経済構造移行推進審議官 龍崎孝嗣→ 伊藤禎則(53)
資源エネルギー庁
省エネルギー・新エネルギー部長
伊藤禎則 
ここまでしっかり玉突きですが、はたして次の省エネ・新エネ部長は、誰でしょう? ちなみに、私(54)と同程度の年齢が現れるようになりました。
国交省、道路の脱炭素化を推進 基本方針案を公表 EV走行中給電やペロブスカイト太陽電池など」 という報道がありますが、ネタ元である国交省・社会資本整備審議会 道路分科会 基本政策部会の資料で、しっかり確認してみましょう。
瞬間的な豪雨と晴れ間が頻繁に交代する不安定な天気が、遠景にも現れていました。雲のスケールは雄大です。
24日(火) マクニカのニュースリリースで、「マクニカ、PSC開発者である宮坂特任教授が最高技術顧問を務める「ペロブスカイト太陽電池社会実装推進協議会」に創設メンバーとして参画」 と書かれています。この ペロブスカイト太陽電池社会実装推進協議会、今のところこういう会員構成のようですが、この先、発展するでしょうか。
5年以内に「実社会に影響」 今年の新興テクノロジー、トップ10」 という、見出しだけでは何のことかわからない記事は、世界経済フォーラムのプレスリリース 「 <報告書発表> より安全な都市からより健康な暮らしまで 〜2025年の新興テクノロジー・トップ10〜」 に基づくものと思われますが、果たしてこれらの技術が実社会に影響するでしょうか。
村上拓郎・産総研ペロブスカイト太陽電池研究チーム長 インタビュー 「ブレイクスルーを待つ「ペロブスカイト太陽電池」」 シリーズ、「日本発の有望技術は従来の太陽電池と何が違うか」、「ライバル技術と残された課題は?」、「日本のアドバンテージは「素材産業」、懸念は「技術流出」」 に続き、第4回 「工場の屋根で発電、目指すは電力の「地産地消」」 が公開されています。
中国・协鑫(GCL)光电のペロブスカイト太陽電池GW級生産ラインが稼働したようです。式典写真です。协鑫光电 (GCL Optoelectronics) の工場写真は6/9に紹介しましたが、その際の地図には、まだ建物がありませんでした。現在のGoogleマップ航空写真では、建物ができています。
Perovskite-infoによると、韓国化学研究院(KRICT)が、ペロブスカイト太陽電池製造向けにインクジェット技術を Gosan Tech に技術移転するようです。 韓国報道(→翻訳)にも出ています。Gosan Tech には、先日、EPSONが出資していましたが、EPSONの技術は韓国でペロブスカイト太陽電池に応用されるということでしょうか。
23日(月) 環境省による総額50億円の ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業 は、補助事業者(執行機関)として環境技術普及促進協会(ETA)が選ばれていましたが、このほど、公募予告が出ました。間接補助事業者の公募開始は秋頃になるようですが、その予告の中に、
本公募では、性能評価機関(一般財団法人電気安全環境研究所)による性能評価を受けて性能要件を満たしたフィルム型ペロブスカイト太陽電池のみが補助対象
である、という重要事項が書かれています。この性能評価に関しては、電気安全環境研究所(JET)からお知らせが出ていて、メーカーは7月4日(金)までにJET宛に申請しないといけません。さらに、こちらに書かれているように、厳しい(?)要件を満たす必要があります。「フィルム」なので、パナソニックやアイシンは対象外でしょうし、現時点で、東芝、エネコート、カネカ、ペクセル等が、これに対応できるレベルにあるのか分かりませんが、そもそもこの情報を持っているのでしょうか? 最終的に積水化学だけになりそうな気もします。
今日は、5月に申請したNEDOプロジェクト2件のうち一方の面接審査でした。もう一方は、6/11に実施済です。
明後日6/25(水) 15時から、経産省・国立研究開発法人審議会 新エネルギー・産業技術総合開発機構部会が開催され、NEDOが審査されます。6/13に続く開催です。
今日は経産省・国立研究開発法人審議会 産業技術総合研究所部会が開催され、産総研の活動が審査されたはずです。ほとんど非公開資料なので見るものがありませんが、委員名簿を見ると、その男女比に時代を感じます。
先端研13号館正面玄関上の外壁タイルが昨日剥がれたという件、想像よりだいぶ大規模でした。14号館の外壁補修工事の際は、こういう部分を再現するために、いちいち手作りされていたことからすると、修復には手間がかかりそうです。
京王井の頭線・池ノ上駅のホームドアが稼働しました。公式なお知らせは見当たらないので、とりあえずこちらで。「FD準備中」と書かれていたところが、「FD稼働中」の表示になっています。ホームドアを「FD」と書かれると違和感があるのですが、本来、プラットフォームのドアなので、フォームドアなのですね。このところ、毎晩、ホームの高さ調整されているように見えたのが何か気になっていたのですが、こういう背景があったのですね。
22日(日)  
21日(土)  
20日(金) 日経BP総合研究所オンラインセミナー 「激動するペロブスカイト太陽電池、主要プレーヤーが明かす秘策」 が、来週火曜日(6/24)午後に開催されます。受講料 33,000円です。
営農型太陽光にペロブスカイト、農水省検討会で報告」 という報道です。
昨年末ごろから、研究棟のエントランスホールに植物やデザイン性テーブル&イスなどが増えて、装飾感を出していますが、4号館に行ってみたら、さらに洗練された雰囲気になっていました。
夏至を明日に控えた今日は、昨日より頭上の雲が多めでしたが、昨日よりも低い位置まで日没を追うことができました。しかし、ここまで寄せても、まだ雲が邪魔で、これより右には届きませんでした。
下記の日経XTECH特集記事は、日経エレクトロニクスで39ページにわたる特集記事として掲載されているものです。
19日(木) 日経XTECH特集 「太陽電池シールが都市を覆う」 で、以下の記事が並んでいますが、有料会員限定です。
  ・屋根と壁の太陽光パネル、国内電力消費量の1.7倍を発電
  ・ペロブスカイト太陽電池、薄型軽量では日本メーカーに勝機
  ・大阪・関西万博でも、ペロブスカイト太陽電池が競演
  ・結晶Siも薄型軽量に参戦、国内でも屋根や壁に導入例続々
  ・有機薄膜も変換効率20%超え、耐久性ではペロブスカイトを上回る
  ・よみがえった軽いカルコパイライト太陽電池、26年に日本で本格量産
  ・太陽光パネルがシール化、施工にも技術革新が続々

なお、Google検索結果で現れるニュース画像のモジュールは、キャンパス公開を経てこうなっていましたが、さらに処理され、現在ではこのような姿になっています。
「PR TIMES」でフレキシブルソーラーパネル「HP Solar」をPRしているHPリニューエナジー、どういう企業か、まだ分かりませんが、直近の「お知らせ」では、3/28に中国・SUNMAN製品、4/2にシルファイン・ジャパンのFINE-FLEX取扱いを開始とか、比較的最近なので、フットワークが軽そうです。NOTEで発信中の人物、ちゃんとした名前なのかもしれませんが、Airi というのは、AI女性だったりするのでしょうか。
経産省ニュースリリース 「日本産業標準調査会基本政策部会「新たな基準認証政策の展開-日本型標準加速化モデル2025-」を公表します」 という見出しを見て、特段の関連性は感じていませんでしたが、パイロット分野として設定されている5分野の一つに「ペロブスカイト太陽電池」があります。さらに、実用化が視野に入るものとしては唯一の存在です。ある意味、全ての取組の試金石として「ペロブスカイト太陽電池」が位置付けられている、というレベルです。日本産業標準調査会・基本政策部会の資料はこちらに並んでいますが、それは追いきれないので、この「新たな基準認証政策の展開-日本型標準加速化モデル2025-」の本文概要だけ見る感じでしょうか。本文から、関係するところを抜粋します。

(1)分野の類型化及び特定と取組の骨子
【類型A:実用化段階の技術における市場獲得を目指す分野】 類型Aは、技術も市場も一定の成熟度に達し、市場獲得競争が今後激化すると予想される分野である。具体的な製品・サービスにまで落とし込んで検討を進めることができる段階でもあると言える。パイロット分野としては、我が国が技術で優位性を持つペロブスカイト太陽電池を設定する。経済産業省は、市場形成を見据えつつ、具体的な標準化事項の規格開発を迅速かつ着実に完了させ、規格の活用を促していくためのリーダーシップ等が求められる。

(2)各パイロット分野の標準化戦略の基本的考え方 @ペロブスカイト太陽電池
(@)産業政策上の位置づけ
「次世代型太陽電池戦略」(2024年11月次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力拡大に向けた官民協議会)に基づき、2050年のカーボンニュートラル目標や再エネ主力電源化に向けて、サプライチェーンを含めた強靱なエネルギー供給構造の構築や、産業競争力の強化を目指し、まちづくり・地域や社会との共生を図りながら社会実装を進める。このため、官民で連携し、量産技術の確立・生産体制整備・需要創出を三位一体で進める。
(A)標準化戦略の基本的な考え方
グリーンイノベーション基金の「次世代型太陽電池の開発」プロジェクトにおける民間企業等の取組を進めることに加え、国際標準化等検討委員会(事務局:国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)・一般社団法人日本電機工業会(JEMA))と連携して、日本の標準化戦略の取組を推進する。特に、以下の規格開発を推進する。
●太陽電池モジュールの定格出力を認証するための出力測定方法の基準策定:ペロブスカイト太陽電池の出力測定方法に関する国際標準プロジェクト(日本提案)がIEC/TC82で開始済(2024年3月)であり、その着実な発効を目指す
信頼性試験基準の策定:2030年までに実現を目指すGW級の生産体制の構築時に、国内展開とともに、海外展開が可能となるよう、信頼性評価等に関する国際標準の策定を目指す

(3)パイロット分野の取組を深化させるために必要な施策 AフェーズII:規格開発・活用
各パイロット分野における分野別標準戦略に基づいて行われる規格開発については、特に、世界での市場獲得競争のスピード感に後れを取らないよう、国際規格提案前の国内での合意形成に要する時間を短縮することが求められる。このため、経済産業省が必要に応じて、合意形成の旗振り役を務め、特に我が国の技術的な強みを引き立たせるための国際規格策定に向けては、当該強みを有するトップランナー企業群が行う国際標準化活動を、積極的に後押しする。さらに、我が国の国際規格提案を確実に制定に繋げるためには、国際提案より前の段階から、各国政府及び標準化機関と信頼関係を構築して戦略的に仲間づくりを行うことが求められることに加えて、高い交渉力を持った人材の育成・確保と十分な体制整備も必要となる。また、規格の適切な活用という観点では、認証を前提にした規格開発の検討、そのための認証機関との連携等に加え、公共調達基準への取り込み等、政府による率先した規格の利用も必要となる。

まさにこのリリースが出された当日(6/16)、有機系太陽電池技術研究組合(RATO)から、「ペロブスカイト太陽電池の社会実装」 というYouTubeチャンネルの案内がありました。ペロブスカイト太陽電池国際標準化関連の動画が並んでいます。
今年度の「GXサプライチェーン構築支援事業」の実施体制に関する情報が公表されています。今年度の1460億円はアデコ株式会社に積まれています。その下に、私は知らない会社名が委託先や外注先で並んでいます。その筋では有名なのかもしれませんが。昨年度の4212億円は博報堂に積まれていましたが、毎年変わるのですね。昨年は事務局経費25億円しか分かりませんでしたが、今年はホームページ運営等に1億円以上かかっていることも読み取れます。昨年の立派なサイトは、もう使われないのでしょうか。その分を研究予算に回してほしいところですが。5月に更新されているGI基金事業の実施体制は、電通を筆頭にコンサル各社が並びますが、個人もあるのですね。
先端研1号館脇のスロープ設置工事、2月に、予想外に掘り起こされ、木の枝が減っていることを示した後、さらに掘り起こされ、また掘られ、想定外の出土物があったため放置が続いていましたが、ようやく下地コンクリート作業に入っています。少し図面の雰囲気が出ています。
研究棟西側のコブシの木、5月末には虫食いが広がっていましたが、葉が再生しつつあります。枝先の芽が早春を思わせる一方、実がついているところを見ると、虫がついていた画像を思い起こします。
もうすぐ夏至なので、日没位置は冬至ごろとは画角の反対側です。5月よりは右側ですが、高い位置で雲に隠れてしまったので、これには及びません。
18日(水) 上海で開催されたSNEC展示会を総括する記事です。上海市商務委員会によるわりと公式な報告や、华晟新能源が宣伝している中にペロブスカイト/シリコン タンデムモジュールの写真が出ていたりしますが、それよりも、こちらの記事(→翻訳)がまとまっている感じです。基本的に写真だけ見れば、雰囲気が分かりそうですが、いつまでも見ることができるか分からないので、写真をコピーしておきます。
【京东方(BOE)】 大型パネル / BIPV例 / 小型応用例
【中核光电】 大型パネル / カラフルパネル / フレキシブルモジュール
【极电光能(UtmoLight)】 パネル
【脉络能源(Mellow Energy)】 フレキシブル&リジッド モジュール
【仁烁光能(Renshine Solar)】 BIPV モジュール
【天交新能源(TJ-SOLAR)】 室内デバイス / 室内デバイス
【华碧光能(FAB SOLAR)】 携帯装着 / フレキシブルモジュール
【华彩光能科技】 水槽の中にデバイス
【无锡众能光储】 フレキシブルモジュール / その他各種
【广东聚石化学】 フレキシブルモジュール
【台湾钙钛矿科技】 フレキシブルモジュール / モジュール

U先生が紹介されているこちらこちらの「TJ-SOLAR」が、天交新能源ですね。
YKK AP ニュースリリース 「静岡県におけるガラス型ペロブスカイト太陽電池の導入実証開始」 の件、既に先々週に報道されていて、静岡県によるリリースから3週間経っていますが、なぜ今ごろなのでしょうか。
都営バスのEVバスに壁面太陽電池が用いられる件、太陽電池は中国製ですね。
17日(火) キャンパス公開を見学に来た中学生についての報告の中に、「最初行ったエネルギーについての展示のあるところは初め全く意味がわからなかったけれど、研究員の方に詳しく教えて頂き、内容が少しずつわかり面白かった。今は自分で展示にあった色素増感太陽電池やペロブスカイト電池について少し調べている」と書かれています。
日経記事 「曲がる太陽電池、東京都が民間導入100%補助へ 普及を後押し」 の内容は、ずいぶん前に見た気がしますが。
日経ビジネス記事 「自治体のペロブスカイト争奪戦 愛知・静岡などで新産業育成」、後日になると読めなくなっていそうな気もしますが、いちおうリンクで残しておきます。
「淡青」 からの切り出し記事 「資源安全保障の危機に晒されている」 が出ています。
16日(月) 朝日新聞記事 「狙うのは「いいとこどり」 アイシンが軽くて薄い次世代太陽電池を開発」 は、先日の報道公開に基づくものでしょうか。
村上拓郎・産総研ペロブスカイト太陽電池研究チーム長 インタビュー 「ブレイクスルーを待つ「ペロブスカイト太陽電池」」 シリーズ、先々週の 「日本発の有望技術は従来の太陽電池と何が違うか」、先週の 「ライバル技術と残された課題は?」 に続き、第3回 「日本のアドバンテージは「素材産業」、懸念は「技術流出」」 が公開されています。
最近、いろいろ立て込んで文献チェックできておらず、検索結果でお茶を濁していましたが、中国報道で紹介されていたこの論文変換効率 27.18% を報告しています。vacuum flash を使った中で最高効率と書かれていますが、論文で 27%台は初めて見ました。もしかして見逃している中に既に 27%台のものがあるのでしょうか。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、先週の展示会の模様を報告しています。Martin Green教授の来訪も誇示しています。
昨日の気温の推移、奇妙な挙動です。
15日(日)  
14日(土)  
13日(金) エネルギー白書2025が閣議決定され、公表されました
これまでのエネルギー白書で重宝していたエネルギー動向の部が全く入っていなくて驚きましたが、白書とは別に、エネルギー動向として出されることになったようです。
科学技術・イノベーション白書も閣議決定され、公表されました。過去を振り返る扉絵が示されていたりしますが、改めて振り返ると、1985年のつくば万博の頃が、科学技術に対する期待値が最も高かったような気がします。何事も技術の力で解決しそうな勢いがありました。
経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太の方針も閣議決定され、公表されました。その中に、「再エネについては、主力電源として、地域共生と国民負担の抑制や安全性の確保を前提に、最大限の導入を促す。国産再エネ拡大に向け、大学、国立研究開発法人、スタートアップ等と連携し、国内に強靱なサプライチェーンを構築する。タンデム型を含むペロブスカイト太陽電池の導入の支援、・・・」 と書かれていて、微妙な感じです。そこまで行くと、骨太というより枝葉な感じがします。
日経記事 「アイシン、壁張り太陽電池を実験 安城工場で重さ5分の1」 を見ると、何をいまさら、という感じですが、他社は正しく報道しています。時事も、見出し 「アイシン、ペロブスカイト太陽電池を公開」 は微妙ですが、実証実験を報道公開した、と本文に正しく書かれています。これから実験するというわけではなく、既に実験中ですね。NHKメーテレなど動画系は、こういう機会しか出てこないかもしれません。全国各社に配信されている共同通信記事(例:東奥)では、電力会社の電力網に接続するのは国内初、という情報も書かれています。薄い板ガラスを使うため、ほかのペロブスカイトより軽くて丈夫、という表現も妥当です。日経の「アイシン製は電池部分を薄いガラスで覆って耐久性と軽さを両立した」という表現は、余分なことを書いて誤解していることを曝している状態です。日経記事の「チャック」という表現も、懐かしさを感じます。ふつう「ファスナー」ですが。
アイシンからニュースリリース 「大林組とアイシン、ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた実証実験を開始 〜容易に交換できる工法と年間発電量を最大化する設置方法を検証〜」 が出ています。メッシュシートをファスナーで固定する方法です。大林組からも同時に出ています。
毎日21世紀フォーラムで宮坂先生が講演されたようです。
KISTECから、エネルギーハーべスティング技術フォーラムの案内です。
12日(木) 積水化学から、「神戸空港でフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始」 とプレスリリースです。同様のプレスリリースが関西エアポート神戸からも出ていますが、両者で写真が違うというのは、珍しいパターンです。さらに、神戸市長会見資料には、より詳しい設置場所が書かれています。Googleマップで示すとこのあたりですね。将来見た時に、ここに残っているでしょうか。
豊田工業大学・山口眞史名誉教授の紫綬褒章受章記念講演会「宇宙での利用を切り拓いた超高効率太陽電池開発とその実用に関する先駆的研究」が、6月26日(木) 14:00-16:05 に開催されるようです。
先端研構内に、いかつい車が登場し、それに引かれる形で、「TAKENAKA」の文字が書かれた丸っこい物体がありました。RATOの会議向けかと思われますが、車上のパネルは、あまり有機系太陽電池とは関係なさそうな気もします。
ビジネスジャーナル記事 「日本発ペロブスカイト太陽電池、再生可能エネに革命…日本で原発20基分に普及」 にて、専門家が取材されています。
SDGs推進本部会合が開催され、SDGsに関する自発的国家レビュー (概要 / 本文) が決定されたようです。総理がとりまとめています。それにしても、ここでも具体策のトップに出てくるのは、本文34ページに見覚えのあるペロブスカイト太陽電池が登場します。
日経記事 「次世代エネ、首相「日本が世界に発信を」」 では、「革新的な技術を活用して新たなエネルギー戦略を構築する議員連盟」が首相に提言を出したことが書かれていますが、こちらによると、「国産再エネに関する次世代型技術の社会実装加速化議員連盟」も提言したようです。
11日(水) 日経記事 「京大発エネコート、曲がる太陽電池の量産工場 車載狙い100億円投資」 は、中身が読めない方もありそうですが、こういう工場らしいです。
日経XTECH記事 「このままではペロブスカイトも危ない、負けを呼ぶ補助金政策に見直しを」 は、どういう反響があるでしょうか。
今日は、今回申請したNEDOプロジェクト2件のうち一方の面接審査でした。
明後日6/13(金) 13時から、経産省・国立研究開発法人審議会 新エネルギー・産業技術総合開発機構部会が開催され、NEDOが審査されます。
研究棟のエレベーターホールにデジタルサイネージが登場するとともに、研究棟の外側に向けても、大きなデジタルサイネージが稼働しました。ただ、この大きいほう、裏から見ると、いまいち洗練されてなく、支え方にも不安を覚えますし、何より、ファンの音が大きいのが気になります。
上海で開催されているSNEC展示会の様子の報道が出始めました。京東方 (BOE) に関する報道の写真の中に、ペロブスカイト太陽電池パネルがあります。こちらです。
10日(火) NIMS Award 2025 受賞者が決定し、宮坂力氏、Henry J. Snaith氏、Nam-Gyu Park氏の3名が顕彰されるそうです。
明日から上海でSNEC展示会が始まるのを前に、今日は開幕式が行われたようです。展示会がメインとは思いますが、講演会のほうも、こちらにはMartin Green教授、近藤道雄教授が、こちらにはMichael Graetzel教授が登場するなど豪華です。その中で、日本からは、三菱ケミカルの飯田宏一朗博士が「Hole transport layer inks using metal-free p-doping technology for perovskite solar cells」を発表するのと、昨年は東レエンジニアリングの技術部長だったKatsumi Araki先生が、今年は Suzhou Precision System Inc.(德沪涂膜)の営業として「SPS slot-die coating technology for scaling-up perovskite」を発表するようです。だんだんむこうにとりこまれていくのですね。
中国・纤纳光电 (Microquanta) から青海省向けにペロブスカイト太陽電池モジュールが再び出荷されたと報道(→翻訳)されています(翻訳には写真が出ません)。昨年9月にも出荷され、11月1月にも話題にされていた続きでしょうか。
プライム・スター株式会社が先月Facebookで予告して開催報告していた沖縄・国頭村の道の駅の件、NHK報道もあったようです。ただ、そこに写っているパネルは、はたしてイスラエル製ペロブスカイト太陽電池でしょうか。
大統領の訪問があると、ものものしい雰囲気になりがちですが、今日は、比較的平和でした。
9日(月) 諸事情によりペロブスカイト太陽電池のリサイクルについても情報を集めないといけないところですが、他の華々しい成果に埋もれがちで、探しにくいところがあります。という中で、こちらのようなところは参考になりそうです。
沖縄タイムス報道 「ペロブスカイト 設置事業者募集 CO2削減推進協議会」 は中身が読めないので、同協議会サイトで紙面を確認する形になります。
こちらのブログで、宮坂先生の講演を聞いたことが紹介されています。こちらの会ですね。案内に、「先生は、スウェーデン王立科学アカデミーが選考した候補者の一人で、ノーベル賞候補者のご講演は、千心会初です」とありますが、どこからそういう情報が?
月刊オプトロニクス2025年6月号では、「実用化に迫るペロブスカイト太陽電池」 が特集されています。
特許庁が、昨年度の 「特許出願技術動向調査(分野別調査)」 の結果をまとめたリリース 「【令和6年度分野別特許出願技術動向調査結果】「ペロブスカイト太陽電池関連技術」等において日本が強みを有していることが示唆されました」 や、報告書要約 「ペロブスカイト太陽電池関連技術」 について、ここでは4月25日に紹介していましたが、このほど、本件に関するオンラインセミナーの案内 が公開されました。
この
特許庁オンラインセミナー 「特許・論文情報からみた技術動向」、ペロブスカイト太陽電池関連技術については、7月24日(木) 17:45-18:25 に開催されます。参加登録はこちらから7月23日12時までに。参加費無料です。
先週の村上拓郎・産総研ペロブスカイト太陽電池研究チーム長 インタビュー動画「ブレイクスルーを待つ「ペロブスカイト太陽電池」 − 日本発の有望技術は従来の太陽電池と何が違うか」 に続き、「ライバル技術と残された課題は?」 が公開されています。
中国・协鑫(GCL)光电のペロブスカイトモジュールがTUVによるIEC安定性試験に合格したと報道(→翻訳)されています。別の報道の下のほうには、协鑫光电 (GCL Optoelectronics) の工場写真が出ています。この写真と、百度地図情報を照合すると、新工場は、このあたりの古い建物を除去して建てられたようですね。
中国・光因科技(SolaEon)の1.2m×0.6mペロブスカイトモジュールが、全面積(0.72m2)効率20.7%、MPPT効率20.53%を得たことが報道(→翻訳)されています(翻訳には図が出ません)。別の報道には情報量が多く、照射面積(0.64m2)あたりでは効率21.88%に相当することも書かれています。図も後者が多いです。
中国华能グループの华能华清のペロブスカイト太陽電池工場の建設が、山東省莱州で開始されたことが報告(→翻訳)されています。報道とともに、表にまとめられている今後のプロジェクト状況が、よく整理されています。先行した企業に比べ、これから工場を建てるところについては、情報源が怪しくて、アクセスするのに注意が必要だったりするので、この表が有用かもしれません。本件、2月に、契約されたことが報道(→翻訳)されていたものです。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、37日間の屋外実証結果についてネタにしています。報告が目的というよりも、展示会の宣伝が主目的かと思われます。
書類の提出締切が月曜日の正午だと、各所で未明に作業が進められることになります。
8日(日)  
7日(土)  
6日(金) 予想通り、統合イノベーション戦略2025が閣議決定されたようです。また、環境白書も決定されたようです。エネルギー白書は、まだ間に合わなかったのでしょうか。
5日(木) 統合イノベーション戦略推進会議総合科学技術・イノベーション会議が開催されて、首相が語っているので、次の閣議で「統合イノベーション戦略2025」が閣議決定されるのでしょう。内容的にも、から変わることはないのでしょう。
2025年度NEDOエネルギー・地球環境(水素・アンモニア/再生可能エネルギー/脱炭素技術)分野成果報告会の開催が案内されています。
太陽光発電分野は7月16日(水)です。発表資料を先週末までに出すようにと連絡を受けていましたが、ただいま絶賛作成中です。
窓が開いているとこういうものも入ってきます。 カギバアオシャク
↓告知しておいた 結果
4日(水) 明日2025年6月5日は、隣の席のU先生が還暦を迎えられるはずです。 還暦といえば・・・。
「あいちペロブスカイト太陽電池推進協議会」の第1回会議について、日経NHKの報道は既に示しましたが、日経BP「メガソーラービジネス plus」記事では、「愛知県、アイシン製ペロブスカイト太陽電池を実証へ」 という書き方になっています。
積水化学のペロブスカイト太陽電池を火力発電所に設置する実証実験については、既にニュースリリースされていましたが、日経BP「メガソーラービジネス plus」記事で、改めて 「横須賀火力にペロブスカイト太陽電池、屋根と壁に設置」 と報じられています。少し本格化した感じでしょうか。
日経BP「メガソーラービジネス plus」記事 「静岡県がペロブスカイト太陽電池で協議会、実証事業も開始」 では、YKK APの内窓設置型ペロブスカイト太陽電池で実証を行うそうですが、それって、太陽電池は UtmoLight製では?
ここに登場する 静岡県創エネ・蓄エネ技術開発推進協議会には245者・団体が参加しているようですが、静岡県関係の方、いかがでしょうか。
東京都が募集していた 次世代型ソーラーセル社会実装推進事業で、YKK AP、東芝エネルギーシステムズ、関電工 が採択されたようです。YKKだけだと中国製ペロブスカイト太陽電池になってしまいますが、東芝ESSが入っているから国産で、とは限らないのが微妙なところです。ちなみに、第一弾はリコーだった事業です。
半反射フィルム式・垂直型ソーラーファーム」 は、分光タンデムを想起させます。
中国報道で紹介されている論文で、薄型軽量のペロブスカイト太陽電池で重量当たり発電量 47.8W/g が報告されています。先日まとめた成果報告書では、2022年に 46.9W/g 達成を誇っていたところですが、微妙に超えられました。これまでの論文報告例では、44W/g が記録だったかと思います。
JET(電気安全環境研究所)が、Solar Cell Efficiency Tables 掲載を アピール しています。
外国かららしい着信があって、何かと思っていたら、この記事に出ていたのも、同じ国番号42からの着信で、さらに気になりました。
構内長い爬虫類が登場します。
こちら側は晴天ですが、北方に怪しい雲が見え、対応する天候が観測されました。と、茶化していると、こちらこちらのように、際どいところを攻められます。
3日(火) 経産省・総合資源エネルギー調査会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会が開催され、今後の再生可能エネルギー政策について議論されたようです。
「ブレイクスルーを待つ「ペロブスカイト太陽電池」 − 日本発の有望技術は従来の太陽電池と何が違うか」 という、村上拓郎・産総研ペロブスカイト太陽電池研究チーム長 インタビューです。記事は会員登録が必要ですが、動画は、そのまま見ることができそうです。
中国・协鑫(GCL)光电の2048cm2ペロブスカイトタンデムモジュールが効率29.51%を達成したと報道(→翻訳)されています。別の報道(→翻訳)にはイメージ画像が出ています(翻訳には画像が出ません)。ただ、协鑫光电 (GCL Optoelectronics) サイトは、なかなか更新されないので、どこを参照するか微妙です。Perovskite-infoでも紹介されています。
2日(月) 経産省・総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会が開催され、また環境省、国土交通省、農林水産省が責められた(?)ようです。
1日(日)  

2025年(令和7年) 5月
31日(土)  
30日(金) 今週取り組んでいた、NEDO事業の成果報告書(5年分)と中間年報(3プロジェクト分)を完成させ、提出。先週までプロジェクト申請のほうにかかりきりで、今週もゼミ、授業、会議、会議などでスケジュールが過密でした。壁の向こう側はキャンパス公開のお祭りですが、それに加わることができる状況ではありません。
駒場リサーチキャンパス公開案内看板とか風船とか、年々進化している気がします。微妙なものもありますが。雨降る夜に眺めると、風船アートの存在感がありますが、去年よりは小ぶりです。
以前お知らせされていた「あいちペロブスカイト太陽電池推進協議会」の第1回会議が開催され、日経報道とかNHK報道とかに出ています。
29日(木) Solar Cell Efficiency Tables (Version 66) が出ました。
ペロブスカイト関係では、以下の更新がありました。

■ペロブスカイト小面積セル
  26.7% (USTC 0.0519cm2) 27.3% (Soochow/UNSW/BaimaLake 0.1065cm2)
NRELチャートの27.0% (26.95%) は飛ばしての記録でしょうか。同じ機関ですし。

■ペロブスカイトセル
  25.2% (NorthwesternU 1.0347cm2) 26.9% (Soochow/UNSW/BaimaLake 1.017cm2)
上記と同じ機関です。Voc 1.203V、Jsc 27.13mA/cm2 と、すごい数字が並びます。

■ペロブスカイトミニモジュール
  23.2% (NUS/SERIS 20.25cm2 8 cells) 23.9% (Microquanta 19.48cm2 9 cells)
既報の通りです。こちらもセルあたりの Jsc は 27mA/cm2 を超えます。

■ペロブスカイト大型モジュール
  17.2% (Renshine 7200cm2) 18.1% (UtmoLight 7218cm2)
既報の通り、NREL測定値です。

■ペロブスカイト/シリコン タンデムセル
  34.6% (LONGi 1.0044cm2) 34.85% (LONGi 1.0049cm2)
既報の通りです。

■ペロブスカイト/シリコン タンデム大型セル
  30.1% (LONGi 212.1cm2) 33.0% (LONGi 260.9cm2)
          → 28.6% (HanwhaQCells 330.56cm2)
先日、韓国語サイトに出ていましたが、値が低いのでスルーしていたら、面積が大きいのですね。

■ペロブスカイト/シリコン タンデムモジュール
  26.9% (Oxford PV 16023cm2) 30.6% (Trina 1185.6cm2)
Oxford PVの記録は「大型」として残っています。

■ペロブスカイト/CIGS タンデムセル
  24.2% (HZB 1.045cm2) 24.6% (HZB 1.110cm2)
ここは保守的な更新ですね。NRELチャートを更新したソウル大の記録は間に合わなかったのでしょうか。

■ペロブスカイト/ペロブスカイト タンデムミニモジュール
  24.8% (NanjingU/Renshine 64.98cm2 14 cells) 26.2% (Renshine/NanjingU 64.84cm2 14 cells)
JET測定値です。

この他にもいろいろ更新があるほか、Table 3 として、ワイドギャップのものが選定されています。1.57eVペロブスカイトとして2019年のKRICT 24.2%が、1.65eVペロブスカイトとして2013年のKRICT 16.2%などが出ています。
研究棟西側のコブシの木、だいぶ虫食いが広がってきました。不用意に拡大すると、見たくなかった系の画像が現れるかもしれません。
28日(水) 明後日から駒場リサーチキャンパス公開ですが、例年この時期に西門に現れる掲示、キャンパス公開期間中につき東京大学関係者以外は入構できません、って、公開していないではないか、と思われそうです。
3通の封筒がまとめて届くと、何事か、と思ってしまいますが、製品回収に関するお願いでした。こちらの件ですね。
改正GX推進法が成立したらしいですが、こういう段階になると、特段のリアクションがないですね。法案ができる頃には騒がれますが。
27日(火) 経産省 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会が開催され、環境省、国土交通省、農林水産省が追及を受けた、ではなく、ヒアリングを受けたようです。
Perovskite-infoによると、積水ソーラーフィルムが、オランダのTNOおよびブラバント開発局と、何か署名したらしいです。今のところ、どちらの側にも情報出ていませんが。
中国・中茂緑能が、30cm角ペロブスカイトモジュールで変換効率20.78%を出したと報道されています。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、本社工場周辺に設置したペロブスカイト太陽電池の写真を公開しています。そろそろネタ切れでしょうか。
26日(月) 中国報道(→翻訳)によると、Saule Technologiesの共同創業者 Olga Malinkiewicz氏が辞任したようです。英文ではなく、たぶんポーランド語で書かれた文書に詳細が書かれていると思われますが、解読が必要です。Perovskite-infoにも書かれています。
プライム・スター株式会社Facebookで予告していたイベントが、沖縄・国頭村で開催されたらしく、FacebookInstagramに投稿されています。うまく表示されるか分からないので、画像( / / )でも残しておきます。ペロブスカイト太陽電池はイスラエル製らしいですが、この写真に写っているパネルが該当するのでしょうか。
25日(日)  
24日(土)  
23日(金) 明日から五月祭ですが、本郷キャンパスは、すっかり他の大学のようです。4月に浅野キャンパスには行きましたが、コロナ閉鎖以降、狭い意味での本郷キャンパスには、まだ立ち入っていない気がします。
中国・纤纳光电 (Microquanta) から、Science に論文発表です。
3D laminar flow-assisted crystallization of perovskites for square meter-sized solar modules
ペロブスカイトの大面積製膜では、空気の流れが重要、ということのようです。それにしても、これまで Microquanta デバイスの構造は不明でしたが、論文の通りだとすると、逆構造型なのですね。続々と報道が出ています。同社リリースによると、中国企業の論文がScienceに掲載されるのは、あらゆる分野を通じて初めてのことらしいです。Natureなら、先日、LONGiの論文がありましたが。
中国・脉络能源 (Mellow Energy) が、3種類の製品を発表しました。1.2m×1.6mのパネル、1m×1.6mのフレキシブルモジュール、小型電源用 の3種類です。
このうち、フレキシブルモジュールは、モリベニ製として沖縄で出ているそのものですね。文章の翻訳は、こちらの記事(→翻訳)にて。
以前、U先生が紹介されていた、中国の有機薄膜太陽電池メーカー・追光科技が量産ラインを完成させ、650mm×550mmのOPVモジュールを生産した(→翻訳)ようです。
内蒙古自治区・オルドスでの研究発表に関する報道(→翻訳)です。その中身は、とりあえず置いておいて、自治区報告の写真で明確なように、もはやプロジェクターなど使われていません。
詳細は分かりませんが、こちらによると、成田空港でペロブスカイト太陽電池設備一式の設置工事が行われているようです。
22日(木) 沖縄タイムス報道 「次世代太陽電池を無償で CO2削減推進協 設置事業者募る 工事・メンテ費も」 は、紙面も紹介されていますが、「オンサイトPPA」とか難しい言葉を使わずに、タダ を強調しているところがポイントですね。「10年後には本体の所有権を無償譲渡する」って、体よく廃棄責任を逃れる方式ですし。
ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「積雪の影響は?…次世代太陽電池、PXPなど長野・白馬村で実証」 は、PXPからのプレスリリース 「「曲がる太陽電池」トレーラーハウスにおけるキロワット級実証開始」 に基づくものですね。
万博で昨日、無錫デーが開催され、報道によると、极电光能 (UtmoLight) のペロブスカイト太陽電池モジュールも紹介されたようです。
小学生OK!有機分子と無機材料を使ったカラフル太陽電池を作ろう」 というYouTube動画、どのあたりに生成AIが使われているのか分かりませんが、そういう視点で見れば、この画像とか、微妙に不自然です。
日没位置が、少しずつ右に寄っていきますが、だいぶ変化が小さくなりました。
研究棟西側のコブシの木に、コブシハバチの幼虫によって葉脈だけになった部分が見えてきました。木が小さいうちは目立っていましたが、今では注意して見ないと気付かなさそうです。
授業している部屋の空調運転状態表示、これだとガラスが溶け落ちそうです・・・3276℃
先日、菓子箱が空になっていたのをうけて(?)、箱が大きくなりました
21日(水) 授業担当。今日は再生可能エネルギーの基礎について解説しました。
報道/報道/報道/報道/報道によると、東京都の「大学研究者による事業提案制度選定事業」で「都市型太陽電池による創電・蓄電の強化推進事業」が採択された(発表/発表/発表)際に、事務局が投票呼びかけを行なっていたことが発覚して、事業が中断されたようです。
愛知県の記者発表で、「あいちペロブスカイト太陽電池推進協議会」を設立し、第1回会議を開催します、ということです。構成メンバーには、正直、あまり知らないところも多いです。
千代田区が、次世代型ソーラーセル(ペロブスカイト太陽電池)実証実験業務を公募しています。どこのペロブスカイト太陽電池を使うのでしょうか? 報道では秋葉原での結果にも言及されています。
プライム・スター株式会社が、Facebookにて、「2025年5月23日(木)、沖縄県国頭村において、 「レドックスフロー電池」および「ペロブスカイト型薄型太陽光発電パネル」の導入を記念した設置披露会を開催いたします。会場は、東部地域の観光・防災拠点である「道の駅 やんばるパイナップルの丘 安波」。12時より現地にて、国頭村村長をはじめ関係者によるご挨拶・設備紹介・現地見学を予定しております」と告知しています。会場に設置されたのか分かりませんが、かなり孤立した場所です。はたして、どこの太陽電池でしょうか。
NEDO「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」公募の書類、2プロジェクト分を提出しました。 前プロジェクトの申請の際は紙の束、その前の時は、さらにボリュームのある紙の束でしたが、今回は電子的に提出です。
20日(火)  
19日(月) NEDO「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」の公募が大詰めです。と焦っているのは、私だけ?
18日(日)  
17日(土)  
16日(金) 日経記事 「日揮HDが新型太陽電池の実証 様々な波長の光で発電、施工も効率化」 は、昨日のPXPプレスリリースに基づくものと思われますが、典型的な誤報です。新型太陽電池の実証に向けて、まず既存太陽電池で施工方法の実証を始めただけのはずです。こちらを見ると「ペロブスカイト材料(灰チタン石の一種)」 などと書かれている時点で既に微妙ですが。
先端研4号館ピロティの石敷き、たびたび隆起の話題を提供してくれますが、再びこのあたりに兆候が現れています
15日(木) NRELチャートが更新されました(Rev.04-21-2025)
既にリリースされていた通り、ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池の最高効率が、前版(Rev.02-10-2025) の 34.6%(LONGi) から、34.9%(LONGi) に向上しました。
また、ペロブスカイト/CIGS タンデム太陽電池の最高効率が、24.6%
(HZB) から26.3%(Seoul National U) に向上しました。
PXPからのプレスリリース 「フィルム型カルコパイライト太陽電池を用いた発電実証実験を開始 国内初・大面積モジュールを用いたキロワット級発電システム」 が出ています。
東大の授業関係のお知らせに、宮坂先生のセミナー 「ペロブスカイト太陽電池の開発と社会実装」 の案内が出ています。5月27日(火) 18:45-20:30 にオンライン開催です。
14日(水) 授業担当。再生可能エネルギーについて解説する前段として、電力システムについて講義しました。
日没位置が、だいぶ右(北)に寄ってきました。冬場とは全然違いますが、夏至ごろの位置は、まだ遠いです。

このところ、今年度スタートするNEDOプロジェクトの提案書(5/21〆)2件分を書きつつ、終了したNEDOプロジェクトの事業原簿(5/16〆)や成果報告書(5/30〆)などの作成と、継続プロジェクト3件の中間年報(5/30〆)作成を一手に進めているので、他のことがほとんどできません。
日経XTECH記事 「ペロブスカイト太陽電池、結晶Si超えへ猛レース」 だそうです。
一見、平和なSPAMです。
13日(火) 今週は池ノ上駅にホームドア用の壁(?)が登場しました。このような投資計画が進行中ですね。
【5/15追記】その写真です。
駒場のユータスも、私と同じタイミングで足を痛めたようですが、ユータスのほうが重傷のようです。
12日(月) 今日からHOPV25が開催されているはずですが、日本では存在感がありません。今日は早瀬先生が登場する日ですね。
日経XTECH記事 「ペロブスカイト太陽電池を探して巡る大阪・関西万博 あんなとこにも」 では、まず、バスターミナル屋根へのアプローチの仕方についての注意があります。基本的に、バスで行かないと接近できないのですね。それから、「NTTのパビリオンの屋根に置かれた東芝エネルギーシステムズのペロブスカイト太陽電池」が、初めて写真で登場しました。が、これも目視するのは難しそうです。それ以降は、有料会員しか読めません。
ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「ペロブスカイト太陽電池の開発支援「タンデム型」も、経産省の狙い」 や、同記事のYahooニュース版 「ペロブスカイト太陽電池…「タンデム型」も開発支援、経産省の狙い」 では、総額2兆7500億円規模が強調されていますが、太陽光発電分は650億円です。さすがに2桁違うとイメージが違いそうです。
ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「「ペロブスカイト太陽電池」の課題克服せよ。材料・自動化・機序解明…活発化する研究の今」 や、同記事の Yahooニュース版では、プレーヤー数を増やそうという意図が見えます。

そのほか、Yahooニュースで 「発電するガラスって何? パナソニックに聞いた「窓で発電」の可能性」 という記事も出ています。
先日伐採された桜の木が、存在感を発揮しています。いつまで置き去りになるのでしょうか。
コンクリートや金属表面を、赤いタカラダニが這い回る時期になりました。今年は登場が少々遅かった感じです。
11日(日)  
10日(土) 研究棟西側のコブシの木に、今年もコブシハバチの幼虫が現れました。今年は登場が少々遅かった感じです。物陰の位置を狙うのかと思ったら、通路の正面の見やすい位置です。気にしないと気付かないかもしれませんが。いつものことですが、iPhoneで撮ろうとすると、虫の部分にピントが合いません。カメラが認識して避けるのでしょうか。
9日(金) 日経XTECH記事 「薄くて軽い太陽光パネル、屋根と壁だけで国内需要量を発電」 では、薄型軽量の太陽電池が4種類あることが示されています。
倉元製作所リリース 「100億宣言のお知らせ」、とりあえず根拠が薄くても言い切ってしまうところが強みでしょうか。
中国・极电光能 (UtmoLight) のニュースリリースによると、同社の150MWラインで生産した0.72m2モジュール 750kW分を华能青海プロジェクト向けに出荷したようです。落札から11日でのスピード納品だったようです。

先日、中国华能清洁能源技术研究院プロジェクトを、纤纳光电 (Microquanta) 1350000元 [0.75MW]、极电光能 (UtmoLight) 1410000元 [0.75MW]、仁烁光能 756000元 [0.4MW] の3社が落札したことが報道(→翻訳) / 報道(→翻訳) / 報道(→翻訳)されていたところですが、早速の動きです。ちなみに、141万元を2800万円として、750kWで割ると、3万7千円/kW、37円/Wとなります。IEA PVPS 報告でシリコンモジュールは現在 0.10USD/W なので、15円/Wです。ペロブスカイトは倍以上の値段ですね。中国华能の太陽光発電所といえば、4月15日付で内蒙古プロジェクトを协鑫光电 (GCL) が落札した報道(→翻訳)があったほか、2024年1月9日には、以下のように書いていました。

【再掲(2024.1.9)】「中国:3万kWのペロブスカイト太陽光発電事業、青海省で稼動」という報道がありますが、何かの間違いかと思います。先月の中国华能の太陽光発電所に関する報道1(→翻訳) / 報道2(→翻訳)では、协鑫(GCL)光电などと共同で「メガワット規模」のペロブスカイトとされていました。青海省によると(→翻訳)、発電所全体で30万キロワットで、ペロブスカイトを部分的に使用しているとしか書かれていませんので、どれくらいの割合か分かりませんが、1割もあるとは考えにくいです。
脱炭素先行地域第6回募集結果が発表されました。募集が4日間だけだったせいか、応募が15件だけだったのですね。
人工光合成の早期社会実装に向けた取組加速化に関する検討会」 が、来週火曜日(5/13)夕方に開催されるようです。
グリーン製品の需要創出等によるバリューチェーン全体の脱炭素化に向けた検討会」、これも座長は高村先生ですね。
PFASに関する報道に、試薬瓶の写真が出ています。懐かしい雰囲気のラベルですが、何年前の試薬でしょうか? 和光純薬が冨士フイルムになったのが7年前なので、それより古いわけですね。さらに、蓋の雰囲気が、15年以上前っぽいです。
8日(木) 昨日開催された第9回 次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた官民協議会の資料の一部が公開されています。議事が基本的に非公開となっているので、状況が分からなかったのですが、これで、多少、推測できそうです。この中で、タンデム型太陽電池に関する研究開発動向には、公表されていない情報も含めて出ているようです。
こちらの論文、変換効率25.53%ということで、論文そのものは特段採り上げるものでもないのですが、1cm2セルの形状について、こういう形状のほうが、これらの形状よりも性能が高かった、というような検討もされています。
中国・极电光能 (UtmoLight) のニュースリリースによると、同社のGW級量産ラインで生産した2.82m2のペロブスカイト太陽電池モジュールの安定化出力が480.5Wで、安定化全面積効率17.04%に相当したようです。表示されているTUVのレポート画像は小さいですが、個別に開く( / )と、それなりに読めます。翻訳は報道(→翻訳)から。
中国・通威 (Tongwei) のペロブスカイト/シリコン タンデムセルの効率が34.17%に達したようですが、今のところ証拠がないので、プロットには加えません。翻訳はこちら(→翻訳)の報道から。
2月12日に開催された東京財団政策研究所(現:東京財団)オンラインシンポジウム 「2050年カーボンニュートラルに必要な施策 − 第7次エネルギー基本計画をレビューする」 の録画動画やプレゼン資料などが、こちらで公開されています
7日(水) アイシンが欧州で再エネ100%達成したようですが、カーボンニュートラルでないのは何故? となります。おそらく、電力について再エネ化したのだと思われますが、ロードマップを慎重に見る必要がありそうです。ちなみに、カーボンニュートラルの Scope 1&2 は、自社で出す CO2 と、自社消費電力由来 CO2 をゼロにする意味なのに対し、Scope 1,2,3 は、取引先や、従業員の通勤なども含めてのゼロなので、特に Scope 3 は、難度が高そうです。
「大阪万博会場で見つけたペロブスカイト太陽電池のベンチにはスマホ充電機能ががありました」という投稿がありますが、よく見ると、ペロブスカイト太陽電池でなく、有機薄膜太陽電池ですね。こちらの展示かと。
静岡市の発電マン株式会社による展示会への出展内容に、「ペロブスカイト」 の文字があります。さて、どういうものが展示されるのでしょうか?
昨日の日経スクープ 「中国太陽光パネル7社、初の赤字転落 過剰生産で市況悪化」 は、今日の朝刊1面に大きく出ていたようです。
日経BP「メガソーラービジネス plus」記事で、新エネルギー財団の提言に 「ペロブスカイト太陽電池に終始しない、太陽光全体の拡大施策を」 と書かれていることが報じられています。元ネタはこちらにある概要で、当面は読めそうです。
連休中に、先端研構内中庭の桜の木のうち、南西側の2本が伐採され、若木2本が植えられました。切り株も存在感がありますが、植えられたほうも、予想外に大きい木でした。高さだけなら、剪定が進んでいた老木に匹敵します。
駒場Iキャンパスで2019年4月に桜並木の一部が伐採された後に、苗木育成ひこばえ育成されていたところは、今でも低木枝レベルなのとは、だいぶ様子が違います。
研究室近くに長く置かれている菓子箱、完全に消費されている状態は、初めて見ました。
昨年5月に左足の肉離れを起こした際は、翌日から足を酷使することになり大変でしたが、今回は、2日安静ができたので、多少回復が早いかと。こちらを見ると、やっぱり重症相当でした。今日は既に通常営業になっていますが。
【5/8追記】歩数よりも歩いた距離で示したほうがイメージしやすいでしょうか。今日は 9.1km。
6日(休) 下記、やっぱり1面に掲載なのですね。そういえば、ずっと、ペロブスカイト「型」 だったのが、本記事では「ペロブスカイト」だけになっていますね。
5日(祝) 日経記事 「曲がる太陽電池、大都市圏に導入目標 東京都は55万世帯分構想」 は、水曜日に開催される官民協議会の前触れでしょうか。
4日(祝) 昨年5月にも左足の肉離れを起こしてしまいましたが、今度は右足です。駅の階段で激痛で歩くのが大変な状態になっていましたが、特段、周囲に気にされることもなかったようです。たぶん今週は動くのが大変です。歩行非対称性が6割を超えています。昨年の時は1割程度でしたが。
3日(祝) 先端研13号館前の早朝の風景です。
2日(金) 環境省から、「民間企業等による再エネの導入及び地域共生加速化事業のうち、窓、壁等と一体となった太陽光発電の導入加速化支援事業の公募開始」 とお知らせされています。昨年度の補正予算分と、今年度の当初予算分を合わせたものになっていそうです。
報道されているように、台風を思わせる荒天でしたが、雨雲の動きも台風的でした。
例年、Times Higher Education の アジア大学ランキングが発表されると、直ちに報道(2024 / 2023 / 2022 / 2021)されていたと思いますが、今年は4/23付でデジタル版が出ているのに、報道がありません。日本版で満足したのでしょうか。
中国におけるペロブスカイト太陽電池業界の現状と動向(2025年) と題する記事、とてもよくまとまっています。先入観なく一読してAIを用いた文章と分かりますが、おそらく適度に補正されていて、情報源が網羅的かつ客観的です。「複数のAIのリサーチ機能を用いて世界各国の業界調査レポートを作成しています」、「どんなマニアックな領域のレポートでも1日以内に作成します」 とのことなので、頼りになるかもしれません。
来月上海で開催される SNEC大会の情報が、少しずつ出てきていますが、そのシンポジウムプログラムの中で、华碧光能(FAB SOLAR) CEO が、フレキシブル ロール・トゥ・ロール ペロブスカイトの産業化進展について語るらしいのが目につきます。同社は既に量産ライン建設に着手していたはずですが、続報がなく、状況が分かりません。もしかすると、モリベニの取引先は、こちらでしょうか? 35cm幅なのが合いませんが。こちら(→翻訳)に、より詳しい話が書かれています。フレキシブルモジュールの写真は、直リンクで開くでしょうか。
1日(木) 沖縄CO2削減推進協議会「フィルム型ペロブスカイト太陽電池 設置希望会社及び施工会社様を募集します」 というお知らせでリンクしている先には、ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業の専用ページができていました。そこには、堂々と、
 「フイルム型ペロブスカイト太陽電池仕様書」
が示されています。面積の異なる4タイプがあり、厚さは全て 1.7ミリとなっています。
・300mm × 300mm (16W) 効率 17.8%
・1000mm × 400mm (70W) 効率 17.5%
・1000mm × 800mm (130W) 効率 16.25%
・1000mm × 1600mm (260W) 効率 16.25%
と記載されています。製造メーカーはモリベニ株式会社とされています。横幅をいろいろ変えて作ることは考えにくいので、30cm幅と1m幅の製膜で、1m幅の長さ方向を3種類作っているのかと思われます。
実際のメーカーは Mellow Energy かと思っていましたが、上記仕様書にある 70W モジュールは長辺の両端に端子が出ていて、Mellow Energy の 86W とは違います。また、大判モジュールも、Mellow Energy は 1.2m×1.6m だったので、1m幅の仕様ではなさそうです。さて、どこの製品でしょう?
【5/2追記】本件に関連して、沖縄タイムスで報道されています。

2025年(令和7年) 4月
30日(水) NEDOから、「2025年度「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発/次世代型太陽電池実証事業」に係る追加公募について」 お知らせされています。先日予告されていましたが、本公募が 6月19日を締切として、今日から始まりました。
パビリオンを彩る照明は水素で発電 万博で活用される脱炭素の新技術」 という報道で、ペロブスカイト太陽電池で発電した電気で水を分解して製造した水素を、NTTパビリオンからパナソニックグループパビリオンに送って、その水素を用いて発電していることが書かれていますが、そのペロブスカイト太陽電池がどういうものなのか、あまり情報がありません。東芝エネルギーシステムズ提供のものということになっていますが、東芝側の宣伝がありません。
昨年、福島に設置されたものが気になっていましたが、こちらの報道によると、2024年5月に設置された後、「役場の外に設置された太陽電池とモジュールは、東芝エネルギーシステムズが調整を行うために一旦撤去し、9月以降は役場の庁舎内に設置して屋内での発電に切り替えた。将来的にはガラス型のペロブスカイト太陽電池の活用も視野に入れている」とのことで、耐久性が十分ではなかったことが想定されます。
東芝ESSが昨年、農業への適用検討を報告している資料を一見すると、ペロブスカイト太陽電池を使ったように思ってしまいますが、報告書のほうを見ると、軽量フレキシブル太陽電池モジュールは「化合物系」と書いてあります。もしかして福島でも同じ手を使っているかと懸念していましたが、耐久性がなかったのであれば、むしろ正直な状況かと思います。
29日(祝)  
28日(月) 日経BP 総合研究所 セミナー 「激動するペロブスカイト太陽電池、主要プレーヤーが明かす秘策」 が、6月24日(火) 13:00-17:15 にオンライン開催されます。受講料は 33,000円です。
来月開催のHOPV25、すっかり縁のない存在になってしまっていますが、現時点でのプログラムにある日本からの参加者は、宮坂先生と早瀬先生、あとは千葉大学から Aruto Akatsuka さん だけです。赤塚さんは、こちらを見ると、各地でご活躍中のようです。
Perovskite-infoで、東京都市大学・石川先生の論文が紹介されています。国内では既に十分知られている成果ですが、ようやく国際的に登場ですね。
環境省報道発表 「「化学物質に関するグローバル枠組み(GFC)−化学物質や廃棄物の有害な影響から解放された世界へ−国内実施計画」の策定について」 と、まとめられていますが、具体的に、何がどうなるのか、これを見ただけでは分かりません。化学分野に大きな影響が、ありそうな、そうでもなさそうな、微妙な感じです。とりあえず、Global Framework on Chemicals は参照しておくべきでしょうか。
特段の理由は告げられていませんが、先端研14号館北西側で木が伐採されました。位置的に、スロープが設置されるのではないかと想像します。
何か設定が変わったのか、Google検索結果で、このように表示されます。
今年のGWは天気が良い予報だったはずですが、初日に続き、今日も雨予報が出て、さらに、後追いで、雨の時間帯が前倒しされました。再び激しい雨になっています。この先についても、雨マークが増えました。
27日(日)  
26日(土) 今年のGWは天気が良い予報だったはずですが、いきなり初日から予報が変わり激しい雨になっています。気温も急降下です。
研究棟西側のコブシの木には、例年、コブシハバチの幼虫が大量発生しますが、成虫は見かけたことがありませんでした。こちらに写っている物体が、もしかして成虫でしょうか。
25日(金) 2023年度は、2022年度に比べて日本の温室効果ガス排出量が4.2%減ったということで、報道されています。
経産省によるエネルギー需給実績速報(2024.11.22)では、既にエネルギー起源CO2が減っていましたが、今日は確報が出ました。それにしても、概要資料スライド1(PDFでは2頁目)のグラフで、「排出・吸収量」の黒い点が、ここ3年分、見事に赤い線にのっているのは、作為的なものを感じます。
特許庁が、昨年度の「特許出願技術動向調査(分野別調査)」で、ペロブスカイト太陽電池関連技術を調査していましたが、その報告が取りまとめられました。リリース
【令和6年度分野別特許出願技術動向調査結果】「ペロブスカイト太陽電池関連技術」等において日本が強みを有していることが示唆されました
に概要が示されており、こちらに要約が示されています。
日経記事 「YKKAP、羽田に建材一体型太陽電池の実験ラボ」 は、YKK AP のリリース 「「羽田 建材一体型太陽光発電実証実験ラボ」によるペロブスカイト太陽電池などを用いた実証実験開始のお知らせ」 に基づくものですが、今回は一般公開されないのですね。例によってペロブスカイト太陽電池がどこから来たものか明かされていませんが、場所は このあたりですね。
中日新聞記事 「新型「ペロブスカイト太陽電池」耐久性が向上 名古屋大グループ開発、実用化へ期待」 で、カーボンナノチューブを使った松尾先生が紹介されています。
NEDOから、「大阪・関西万博におけるNEDO実証・成果のご案内」 です。 いろいろ挙げられていますが、既に「べつに見なくても」 という感じでなじんでいるものばかりです。その中で、家庭で作る霜降り肉 は、気になります。
韓国・大邱慶北科学技術院 (DGIST) による、14C を用いた 「ベータボルタ電池」 について報道(→翻訳)されています。元論文はこちら。以前、U先生が紹介されていた時は色素増感でしたが、今回はペロブスカイトです。可否はともかく、せっかく顔出しなので。
米国の関税措置に関する総合対策本部」 から出された 「米国関税措置を受けた緊急対応パッケージ」 概要 / 本文 に、「ペロブスカイト」 の文字があります。
アイシンの決算説明プレゼンテーション資料(事業篇)「中期経営計画の進捗と企業価値向上に向けた取り組み」 の中に、「ペロブスカイト」 の文字があります。
第9回次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた官民協議会が、5月7日(水) 13:00-15:00 に開催されるとアナウンスされています。世の中には、今日の次に連絡がつくのは5月7日、という人もいるので、ある意味、明日開催のようなものですね。
この時期恒例となった、ドライルームの外気取入口フィルター洗浄、今回は、土埃は大したことないですが、虫が目立ちます。
今年のGWは天気が良い予報になっていますが、実際どうなるか、後で振り返ってみましょう。
24日(木) 中国・极电光能 (UtmoLight) のニュースリリースによると、UtmoLightのペロブスカイト太陽電池モジュールが TUV Rheinland の試験により、RoHS規制をクリアしたようです。
昨日開催された、NEDO 2024年度太陽光発電分野に関する調査事業成果報告会の発表資料が、サイトで公開されています。クリックする回数が1回減るだけですが、各ファイルにリンクしておきます。
「ペロブスカイト株式会社」全国法人リストに掲載されたのは昨年11月でしたが、これまで動きは見られていませんでした。このほど、YouTubeチャンネルにペロブスカイト株式会社が登場しました。今のところ、久高島に関する6つの動画だけがありますが、久高島がどこにあるのか、地図で調べないと分かりません。
駒場の教室棟には、各所に、「個人のモバイルWiFiルーターやスマートフォンのテザリングは使用しないでください」 と掲示されています。ただ、それに従っていないのは教員だという話もありますが。
23日(水) 4月7日の NIKKEI Film 記事 「ペロブスカイト太陽電池、大阪万博にも 照らせ2兆円市場」 は、会員でないと動画を見ることができませんでしたが、いつの間にか、YouTube動画が公開されています。
検索していたら出てきた企業 ワイ・ドライブ、インクジェット塗布技術の匠のようで、ペロブスカイトの塗布にもいろいろ取り組まれているようです。現在はサイトトップで紹介されているものが辿れなくならないように、 / / と、直リンクしておきます。
検索していたら出てきた企業 常陽工学、真空貼り合わせ技術の匠のようで、ペロブスカイト太陽電池の封止にも取り組まれているようです。見つけた元は、この動画です。
東洋製罐グループニュースリリース 「機能性材料ブランド「MiraNeo」の太陽電池用製品を開発、同製品採用フレキシブル太陽光発電パネルの世界展開へ −ベルギーのフレキシブル太陽光発電パネルメーカーEnfoilへの出資を通じて−」 ということで、フレキシブルCIGS太陽電池への展開を図るようです。
中国・极电光能 (UtmoLight) が、アースデーに際して、各所への導入事例をまとめて紹介しています。
中国・纤纳光电 (Microquanta) も、各所への導入事例をまとめて紹介しています。
22日(火) 読売記事 「次世代太陽電池や水素など5分野の国際標準化を経産省支援へ、6月に国家戦略を策定」 について、どこかに裏付けがないか探しても、明記されているものは見当たりません。6月に国際標準戦略を策定する件については、先月の日経報道がありましたが、「8分野」です。
知的財産戦略本部の情報を見ると、先月の国際標準戦略部会のアウトプットとしての「新たな国際標準戦略(素案)」に対する意見募集が4/9〜24に行われています。この素案の中の経産省の施策の一つとして、「量子、ペロブスカイト太陽電池、水素・アンモニア、バイオものづくり、データ連携基盤について、パイロット分野として、政府がリードして戦略的標準化活動を推進する」と書かれているので、読売報道は、この件でしょうか。
先週水曜日に紹介した経済安全保障に関する産業・技術基盤強化のための有識者会議の資料「経済安全保障に関する産業・技術基盤強化アクションプラン再改訂にむけて」の中で、このページに、「パイロット5分野」が示されています。そのうち、「データ連携基盤」は「調整役不在」とか、「量子」「水素アンモニア」「バイオものづくり」は「技術優位性は未特定」、など、ネガティブなことが書かれていて、「技術優位性は特定済み」と書かれているのはペロブスカイト太陽電池だけです。これだと、ペロブスカイト太陽電池でつまづいたら、何も残らなさそうな勢いです。
日経イブニングスクープ 「「曲がる太陽電池」寿命2倍20年に コニカミノルタが保護フィルム」 というのは、どうでしょうか。積水化学も、既に、かなりの能力の保護フィルムを投入して、ようやく10年と言っていると思いますが。それから、キヤノンとコニカミノルタが並立することは非現実的かと。
中国・光因科技が、全ペロブスカイトタンデム太陽電池で変換効率 31.38%を達成したと報道されています。MPPT安定化効率では30.7%ということです。同社は、3月25日に31.27%を達成したと報道(→翻訳)されていたばかりで、2月12日にも30.58%達成が報道されていました。進展が速いです。が、報道止まりかと。
産総研のイベント情報で、「再生可能エネルギー研究センター(READ)・ゼロエミッション国際共同研究センター(GZR)成果報告会 産総研GX研究の最前線」 がお知らせされています。5月20日(火) 10:00-18:00 に東京ミッドタウン日比谷で開催予定で、参加登録は5月13日(火) 17:00締切となっています。
先端研1号館脇のスロープ設置工事、先月掘り返されたまま、図面は忘れられたかのように、放置され、タイルの補修作業に入っています。どうなるのでしょうか。
21日(月) 今年度の研究室初回ゼミ、安全講習と、ペロブスカイト太陽電池開発状況のレビューですが、どちらも担当は私です。
中国・武漢大から、効率28.71%の全ペロブスカイトタンデム太陽電池の報告です。最近、全ペロブスカイトタンデム太陽電池は、武漢からの報告が続いています。デバイス構造別プロットを拡大して、どこからの報告かを示すと、Wuhan の文字が目立ちます。1月24日に示したプロットとは、だいぶ様子が変わりました。

全ペロブスカイト2端子タンデム太陽電池の変換効率上位の論文を一覧にすると、以下のようになります。
29.76% 英国・
Oxford大
Nature 2025, 639, 93.
DOI: 10.1038/s41586-024-08546-y
2024/12/23 中国認証値
1cm2 28.4%
29.7% 中国・南京大 Nature Mater. 2025, 24, 252.
DOI: 10.1038/s41563-024-02073-x
2025/01/10 JET認証29.1%
Solar cell efficiency tables (Version 62) 2023/06/21
29.33% 中国・
武漢理工大
Nature Commun. 2025, 16, 1164.
DOI: 10.1038/s41467-025-56549-8
2025/01/30 中国認証28.11%
29.16% 中国・華中
科技大[武漢]
Joule 2025, 9, 101825.
DOI: 10.1016/j.joule.2025.101825
2025/02/04 中国認証28.87%
1cm2 27.43%
28.95% 中国・華中
科技大[武漢]
Nature Photonics 2025, 19, 426.
DOI: 10.1038/s41566-025-01616-1
2025/02/14 1cm2 27.01%
28.94% 中国・華中
科技大[武漢]
Nature Commun. 2025, 16, 3029.
DOI: 10.1038/s41467-025-58111-y
2025/03/28 中国認証28.78%
11.3cm2 23.92%
28.83% カナダ・
Toronto大
Nature Energy 2024, 9, 1388.
DOI: 10.1038/s41560-024-01613-8
2024/08/15 JET I-V 27.4%
1cm2 27.53%
28.80% 中国・華中
科技大[武漢]
Nature Commun. 2024, 15, 7335.
DOI: 10.1038/s41467-024-51703-0
2024/08/26 中国認証28.49%
28.73% 中国・
香港城市大
Adv. Mater. 2024, 36, 2411677.
DOI: 10.1002/adma.202411677
2024/11/16 中国認証27.83%
28.71% 中国・
上海交通大
Energy Environ. Sci. 2024, 17, 7247.
DOI: 10.1039/d4ee02754j
2024/08/14 NPVM I-V 28.48%
1cm2 27.2%
28.71% 中国・武漢大 Nature Nanotechnology
DOI: 10.1038/s41565-025-01899-z
2025/04/17 1cm2 28.20%
28.61% 中国・四川大 Nature Commun. 2025, 16, 240.
DOI: 10.1038/s41467-024-55492-4
2025/01/02  
28.6% 中国科学院
寧波材料所
Adv. Mater. 2025, 37, 2415627.
DOI: 10.1002/adma.202415627
2024/11/30  
28.55% 中国・蘇州大 Nature Commun. 2025, 16, 3477.
DOI: 10.1038/s41467-025-58810-6
2025/04/11 中国認証28.31%
28.53% 中国・蘇州大 Adv. Mater. 2025, 37, 2412943.
DOI: 10.1002/adma.202412943
2025/01/07 中国認証28.27%
28.5% 中国・南京大 Nature 2023, 620, 994.
DOI: 10.1038/s41586-023-06278-z
2023/06/08 JET認証28.0%
Solar cell efficiency tables (Version 60) 2022/06/06
28.5% 中国・南京大 Nature 2024, 635, 867.
DOI: 10.1038/s41586-024-08158-6
2024/10/14 1cm2の値
JET認証28.2%
Solar cell efficiency tables (Version 62) 2023/06/21
28.4% ドイツ・HZB Adv. Mater. 2024, 36, 2307743.
DOI: 10.1002/adma.202307743
2023/11/21 JET認証27.2%
JET I-V 27.5%
28.33% 中国・武漢大 Adv. Mater.
DOI: 10.1002/adma.202502770
2025/03/23  
28.24% 中国・武漢大 Nature Commun. 2024, 15, 2324.
DOI: 10.1038/s41467-024-46679-w
2024/03/14  
28.20% 中国・武漢大 Nature Commun. 2025, 16, 1894.
DOI: 10.1038/s41467-025-57195-w
2025/02/22 中国認証27.60%
28.16% 中国・武漢大 Nature Photonics 2025, 19, 170.
DOI: 10.1038/s41566-024-01570-4
2025/01/09  
28.1% 中国・南京大 Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62,
e202313374.
DOI: 10.1002/anie.202313374
2023/11/03 1cm2 26.6%
28.1% 中国・南京大 Nature Commun. 2023, 14, 7118.
DOI: 10.1038/s41467-023-43016-5
2023/11/06 1cm2 27.3%
28.1% 米国・North
western大
Science 2023, 382, 810.
DOI: 10.1126/science.adk1633
2023/11/16  
昨年9月に交代した際には薄かった色が、7ヶ月の暗所保管を経て濃くなりました。と、延々と続くネタになっていますが。
20日(日)  
19日(土)  
18日(金) ブレードコートで効率26%台の報告です。下地層とのなじみがよくなっただけで、そこまで高性能化するのですね。
17日(木) 環境省報道発表 「「地域コンソーシアム形成等を通じた地域脱炭素投融資促進事業」における「脱炭素事業促進諏訪地域コンソーシアム」の第1回会合開催について」で、4月24日(木)に会合が開催されることがお知らせされています。対象地域にある茅野市、富士見町、原村と東京大学先端科学技術研究センターは、2023年3月14日に連携と協力に関する協定を結んでいるので、先端研もメンバーに入っています。しかし、具体的に何をするのか、いまいちよく分からない事業です。ここは、サステイナブル未来社会創造プラットフォームの出番でしょうか。
16日(水) ニュースリリース 「フィルム型ペロブスカイト太陽電池の小規模実証研究開始について」 で、実証試験が宮古島にも進出です。これまでに、計画でなく、実際に設置された場所として、 神奈川,茨城東京大阪茨城東京東京埼玉千葉愛知東京,神奈川, 鹿児島福島福岡香川静岡沖縄 が挙がっています。このほか、計画等として、大阪愛知 などもあります。
読売記事 「【EXPO×経済】日本発「曲がる太陽電池」の展望…生みの親「国を挙げて守ってもらいたい」」そうです。「生みの親」 ですか。
LONGiの ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池が、NREL認証効率 34.85%を達成しました。 翻訳は報道(→翻訳)から。現在、NRELチャートに出ている34.6%が、近いうちに更新されることでしょう。
窓に後付けできるロールタイプの太陽光発電システム、LIXILが製品化」 という報道があり、LIXILプレスリリース 「室内側から窓に設置するロールスクリーン状の 太陽光発電設備「PVロールスクリーンシステム」の受注を開始」 を見てみました。プレスリリースに基づく報道があった3年前や、続報があった一昨年あたりでは、製品化は難しい感じがありましたが、はたして普及するでしょうか。
計画段階で次世代型太陽電池の検討が求められていたことで注目していた神戸空港第二ターミナルが、明後日(4/18)、開業します。結局、こういう施設になっているようです。復習として、要求水準書の該当箇所(72頁)を再掲しておきます。

21) 太陽光発電設備
@共通事項
・太陽光発電電力は施設内で自己消費するとともに停電時に電源供給可能なようにすること。
・発電電力が電気事業者側に逆潮流しないよう対策をすること。
・太陽光電池は、航空機や管制塔へのグレア対策として、防眩型などの反射光を軽減できるものとし、設置位置や取付角度について検討すること。
・発電状況(太陽光発電電力、電力量、日射量等)が計測できる機能を設け、外部に表示を出力できる機能を有すること。
A有機薄膜太陽電池
・空港建築施設の脱炭素化に基づき自然エネルギーを利用した有機薄膜太陽電池を計画、設置すること。
 なお、有機薄膜太陽電池モジュールは、神戸らしい洗練されたデザインとし、壁や窓など旅客から見えるようにすること。
・夜間や停電時にも電源供給を可能とするように蓄電池も併せて検討、設計すること。
B次世代型太陽電池(施工は別途工事とする。)
・次世代型太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)の設置を検討し、発電容量、設置場所及び設置方法などを市に提案し設計すること。
 なお、太陽光発電の容量は、上記有機薄膜太陽電池の容量と併せ、可能な限りZEBを達成できる容量となるように計画すること。
・太陽光発電電力は施設内で自己消費するとともに、夜間や停電時にも電源供給を可能とするように定置型蓄電池(NAS電池等)も併せて検討、設計すること。
・太陽光発電、蓄電池等を制御し、ピークカットやピークシフト、デマンドレスポンスを効率的に行えるシステムを構築すること。


これらの対応は、どこへ行ったのでしょうか。
GX実行会議の下に、GX産業構造実現のためのGX産業立地ワーキンググループが設置され、会議が開催されたようです。
昨日、経済安全保障に関する産業・技術基盤強化のための有識者会議が開催されたようです。重厚な布陣の委員が並ぶ会議で、「経済安全保障に関する産業・技術基盤強化アクションプラン再改訂にむけて」 と併せ、「技術流出対策ガイダンス第1版(案)」 が提示されたようです。 さっそく、グリーンイノベーション基金事業の報告会で用いる資料ひな形に、技術流出防止に関する事項が追加されており、今後は(おそらく企業は)何か書かないといけなさそうです。 「ガイダンス」 の 「はじめに」 に、「完璧な技術流出対策は存在せず、どれだけ対策を講じても技術流出を完全に防ぐことはできない」 と割り切ってあるのが、ある意味、画期的です。
15日(火) IEA PVPS から、世界の太陽光発電の導入状況を速報する Snapshot of Global PV Markets 2025 が出ました。
2024年には世界で600GWの太陽光発電が新規導入され、累積導入量は2024年末時点で2.2TW以上に達しています。この2024年データを、これまでの表に追記すると、太陽光発電の年間導入量の推移、および、太陽光発電の累積導入量の推移の表ができます。例によって、日本が低下傾向にある図となってしまいます。
東芝エネルギーシステムズの「トピックス」で、ペロブスカイトとシリコンの2端子タンデム型太陽電池でエネルギー変換効率 31.3%を実現 と書かれています。ペロブスカイトが東芝、シリコンは京セラ、明治大、豊田工業大、名古屋大の協力、電極形成等は産総研および電通大の協力で行い、測定は新潟大で行なったそうです。
並行して
国内初、タンデム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始 というトピックスも出ています。阪神高速との共同研究によるようですが、東芝がペロブスカイト技術、京セラがボトムセル技術、長州産業が製造技術、金沢大学が成膜技術、新潟大学が封止技術で協力したものということです。
豊田工大Releaseによると、3月27日には公開されていたのですね。
日刊工業新聞記事 「金沢大、ペロブスカイト安価に 今夏めど新興設立」 は中身が読めないので、かわりにこちらを引いておきます。
【4/16追記】同様の内容と思われる ニュースイッチ/日刊工業新聞記事 「ペロブスカイト太陽電池でスタートアップ…金沢大、独自技術で長寿命・低コスト化」 が出たので引いておきます。Yahooニュース版も。
ニュースリリース 「静岡県におけるペロブスカイト太陽電池の導入実証の開始について」 が出ています。いちおう、主役は鈴与商事です。
ニュースリリース 「ペロブスカイト太陽電池製造などインクジェット技術を応用した産業製造装置を開発するスタートアップ『Gosan Tech』へ出資」 が出ています。 韓国企業に任せたということは、エプソン自身がペロブスカイトのインクジェットに手を出すつもりはないということですね。
読売記事 「驚きの新触感や発電服」 で、エネコートのペロブスカイト太陽電池を組み込んだ、豊田合成の服が紹介されています。違う名前がつけられているはずですが、すっかり 「発電服」 になっています。記事で気になるのは、「汗を流す」のは大丈夫なのでしょうか。
トリナソーラーの210mm×105mm結晶シリコン太陽電池をボトムセルとして用いた大面積ペロブスカイト/シリコン 2端子タンデム太陽電池で認証効率31.1%(→翻訳)が得られたようです。Fraunhofer ISE 認証です。現在、Solar cell efficiency tables (Version 65) では、タンデム小面積セルのほかに、大面積セルの効率として、LONGiの212.1cm2セルで30.1%という値が掲載されています。おそらく、これを更新するものになります。
現在、NRELチャートや Solar cell efficiency tables での ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池の最高効率は LONGi の 34.6% ですが、トリナソーラーは、昨年、小面積セルで、これに迫る34.2%を達成したという前段があったようです。
中国・华能清能院の库布齐砂漠南部新エネルギー基地の太陽光発電パイロットプロジェクト第2期・ペロブスカイトモジュール設備の入札の結果、协鑫光电 (GCL Optoelectronics) が落札したようです。約2m×1mのペロブスカイトモジュール(320W) 3528枚が約230万元ということで、単価は 2.046元/W(→翻訳)となります。約40円/W という価格は、どういう評価になるでしょうか。なお、このプロジェクトの様子に関しては、こちらのリリース(→翻訳)が参考になるでしょうか。規模が大きいです。広域衛星画像では砂漠をパネルが覆っている様子が見えますが、拡大すると画像が古いようです。
昨年4月にこういう風景が現れた駒場キャンパスの一角には、8月の入札公告で、こういう建物が建ち、こういう部屋ができることが示されていましたが、長らく、塩漬けとなっていました。このほど、工事開始のお知らせがあり、U先生情報で、こうなっているそうです。完成は8月末だとか。
14日(月) NEDO「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」の公募が始まりました

基本計画」 によると、各研究開発項目と目標は、以下のようになっています(文言等簡略化)。
I. 次世代型太陽電池技術開発
(1)次世代型太陽電池実用化技術開発
【中間目標】250cm2モジュール効率28%、耐久性10年 達成
【最終目標】250cm2モジュー ル効率30%、耐久性20年 達成、発電コスト14円/kWh以下の見通し
II. 設置場所に応じた太陽光発電システム技術開発
(1)設置場所に応じた太陽光発電システム技術開発
III. 発電設備の長期安定電源化技術開発
(1)太陽光発電の導入拡大に資するガイドライン整備
(2)スマートO&M技術開発
(3)発電量高度予測に向けた日射量高精度予測技術開発
IV. 循環型社会構築リサイクル技術開発
(1)太陽電池モジュール分離処理技術開発
(2)マテリアルリサイクル技術開発
(3)ペロブスカイト太陽電池リサイクル技術開発
V. 共通基盤技術開発
(1)太陽電池セル・モジュール評価測定基盤技術開発
(2)次々世代型太陽電池技術開発
【中間目標】1cm角セル効率30%
【最終目標】5cm角モジュール変換効率30%、耐久性20年
VI. 動向調査研究

「次世代型太陽電池技術開発」は 250cm2以上の面積からスタートですが、シリコンを使うと、この面積では一般的にはセルで、モジュールは、もっと大きな面積のものを指しそうです。「次々世代型太陽電池技術開発」は、セルからスタートです。太陽電池そのものの開発は、この2項目しかないので、他の目標は省略しました。
1月8日に、「NTTデータ、次世代電池を導入 都心拠点、26年にも」という共同通信記事が全国各紙に出たと書きました。一昨年2月のニュースリリースには、確かに、2023年度は積水化学開発研究所で、2024年度はNTTデータ品川TWINSデータ棟で実証実験を行うとされていましたが、その後のフォローが出来ていなかったところに、ようやく情報が得られたものでした。しかし、各リンク先が続々と、会員限定化されたり消滅したりしていっており、写真も見れなくなるかもしれないので、そのものを貼っておきます。そのほかの情報源として、NTTデータの「DATA INSIGHT」記事「ペロブスカイト太陽電池で実現するカーボンニュートラル 〜積水化学工業との外壁設置実証〜」、ニュースイッチ/日刊工業新聞記事「「ペロブスカイト太陽電池」、活発化する実証実験から見えてきた実力の片鱗」もリンクしておきます。

というのは前振りで、品川を通る機会があったので、実物を見てみました。だいぶ手前にカラーコーンが置いてあって、近寄りがたく、こちらこちらの解像度では様子が分かりません。望遠するか、コーンを無視するか、いずれかの手段が必要そうです。なお、夕方5時頃の写真なので、日が傾いていますが、南面です。
現在、NRELチャートでは、シリコンヘテロ接合(HIT)太陽電池の最高効率としてLONGiの27.3%が、Solar cell efficiency tables (Version 65) では、結晶シリコンセルの最高効率としてLONGiの27.4%が、それぞれ掲載されているところですが、このほど、27.81%が得られたようです。これに絞った英文発表はありませんが、こちらで、「ついで」に報告されています。読める方は中文版で。27.3%→27.4%→27.52%→27.63%→27.81%という経過が示されています。こちらで紹介されている記事では、26.81%→27.81%とジャンプアップしたと誤解してしまいますが。
13日(日)  
12日(土)  
11日(金) NEDOから、「2025年度「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発/次世代型太陽電池実証事業」に係る追加公募について」予告されています。初回公募の結果では積水化学と東京電力だけでしたが、エネコート、カネカ、アイシン、パナソニックなどが、次の枠を狙っているかと想像。
環境省から、地域脱炭素フォーラム2025の開催についてアナウンスされています。脱炭素先行地域と関係するのでしょうが、初回の横浜は、テレビ朝日・山口アナウンサー、2回目の神戸は、気象予報士・井田寛子キャスター、などが目立ちます。
積水化学ニュースリリース 「フィルム型ペロブスカイト太陽電池の学校体育館屋根への設置に関する実証実験の開始」 では、アーチ型屋根への設置・施工方法などを検証するために、香川県立観音寺第一高校の体育館屋根に設置されたようです。香川県からもプレスリリースされています。 ここですね。
ユニチカのニュースリリース 「ペロブスカイト太陽電池地面設置実証実験への防草シートの採用について」 にあるように、実証を進めていくと、いろいろなところが関わってきそうです。
一見してわかるような局地的な雨が、珍しく、このあたりから広がっていきました。これだと、前触れなく雷がドーンと来ることもあるかもしれません。
10日(木) 東大先端研内の早稲田ラボ跡地は、年度末時点でだいたい片付いていましたが、一部、配管や机が残っていたので、それらを解体し、より更地にして退去確認を済ませました。これで3階とは縁が切れたはず。
構内の桜の木の下付近だけ、タンポポの楽園になっています。立入禁止になって、踏み潰されなくなったからでしょうか。
今学期は水曜午後と木曜午後に授業の担当があります。研究棟と教室の距離は駅間に匹敵するので、歩数が多くなります。地図で見ると、駒場キャンパスのスケール感に比べて、渋谷は狭いですね。
先日の読売記事もそうでしたが、エネコート、豊田合成、セーレンによる 「発電するベスト」 が登場する場所は、「会場の一角」などと書かれていて、どこなのか分かりませんでした。最近の豊田合成リリースでは、よしもと waraii myraii館と示されていて、確かに、こちらに発電ベストが登場しています。
Perovskite-infoによると、スウェーデンのMidsummer社が予算を獲得したようです。それ自体は、どうでもよいのですが、同社はCIGS太陽電池で、住宅屋根に適合する意匠性を追求していますね。見た目で太陽光パネルとは気づかれなさそうです。Monochrome社はシリコンですが、似たような趣向ですね。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「太陽光パネルを設置できる屋根面積を定期報告、経産省が制度案」、理解が追いつかないのですが、太陽光パネルを設置できるのに設置していないと追及されるということでしょうか。
下記の日経記事NHKニュースなどが先行しましたが、元になったと思われる福岡市記者発表 「国産ペロブスカイト太陽電池 国内最大規模の実装 福岡市でスタート」、および、積水化学ニュースリリース 「福岡市「次世代型太陽電池率先導入事業」への参画について」 が公開されています。香椎浜小学校体育館では、1m幅製品が設置され、約200m2ということが示されています。
9日(水) 今年度も初回授業はオンラインです。
2月27日に福岡市から記者発表され、日経記事 「福岡市、創業支援拠点屋上にペロブスカイト 商用へ実証」 で報道されていた件、 設置が完了したらしく、日経記事 「福岡市の施設にペロブスカイト太陽電池 80m2に設置」 や、NHKニュース 「福岡市 次世代の太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」実証事業」 などで報道されています。NHKのほうでは、1枚あたり 1.5m×1m が 28枚 となっています。
並行して進められているはずの、香椎浜小学校体育館屋根への設置は、詳報がありませんが、テレQニュースには、設置されている画像が出ています。
読売記事 「【EXPO×経済】世界変える「太陽電池」…軽量・曲がる、「どこでも発電」可能に」 で、エネコート、豊田合成、セーレンによる 「発電するベスト」 について報道されています。Yahooニュース版では、どういうコメントがついてくるでしょうか。
Oxford PV のニュースリリースによると、Oxford PV と Trina Solar が、中国におけるペロブスカイト系太陽電池の製造販売に関する排他的ライセンス供与に合意したようです。天合光能(Trina Solar)からもリリースされています。3月24日には、トリナソーラーの 3.1平米 ペロブスカイト/シリコン 2端子タンデム太陽電池モジュールが、出力 808W を達成したと報道1(→翻訳)、報道2(→翻訳)されていて、単純計算では効率26%になる状況でしたが、何か関係があるのでしょうか。後者の件は、今日、日本語版プレスリリースされました。
環境省から、「民間企業等による再エネの導入及び地域共生加速化事業のうち、地域共生型の太陽光発電設備の導入促進事業の公募開始」 とお知らせされています。「本事業は、営農地・水面等を活用した太陽光発電について、設備等導入の支援を行うものです」 とのことです。
昨年に続き、ペロブスカイト太陽電池を主題とする Nature Conference が開催されます。 昨年は中国・南京での開催でしたが、今年はドイツ・Stuttgart で、9月29日から10月1日に開催されます。
ペロブスカイト層の上にC82ポリマーをのせたら効率26.78%が得られたというNature論文です。 いちおう、論文報告3位の効率ですが、何か本質的に新しいのでしょうか。
8日(火) コンソーシアム会議は会社的スケジュール(時間帯)で開催されます。
先月放映された、テレビ東京 「ネイチャー トラベラー 〜地球再生をめぐる旅〜」 と思われる動画が、YouTube 積水化学工業チャンネルで 公開されています
令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者が決定したようです。東大先端研から河野龍興教授(エネルギー国際安全保障機構長)が「再生可能エネルギーを利用した水素エネルギーシステムの研究」で 科学技術賞(研究部門) を受賞されています。
科学技術振興機構(JST)による戦略的創造研究推進事業の研究課題公募が始まりました。関係する方々は忙しくなりそうです。いっぽう、先端的カーボンニュートラル技術開発(ALCA-Next)の公募は進行中で、締切は5月8日です。
IEA PVPS から、世界の太陽光発電の導入状況を速報する 「Snapshot」 について、ウェビナーの案内が出ています。4月15日(火) 9:00-10:30 (CEST) とのことなので、日本では 17:00-18:30 ですね。そのタイミングで速報値が出てくると見込まれます。
NEDOニュースリリース 「世界初、大気から回収したCO2を都市ガスに変換・利用する設備に直接供給」 ということで、大気中からCO2を回収してメタンに変換して利用されるようですが、万博会場なら、発生したメタンを回収したほうが量が多かったりしないでしょうか。
グリーンイノベーション基金事業について紹介するサイトの中で、「次世代型太陽電池の開発」のところに使われている画像は、ペロブスカイト太陽電池の象徴のように各所で使われていますが、丸いビルの雰囲気が、なんとなく富士フイルムのビルに似ています。 と思っていましたが、ふと思い立って画像検索してみたら、こちらのビルが、かなり細部まで似ています。モンテネグロのこのあたりにあります。公知の事実かとは思いますが。
7日(月) パナソニックとNTTアノードエナジーから、「NTTアノードエナジーとパナソニック 大阪・関西万博会場における水素サプライチェーンモデルの実装を完了」(パナソニック版) とプレスリリースされています(NTTアノードエナジー版はこちら)。 リリース内でリンク/リンクされているように、水素サプライチェーン実装に関しては7月から示されていたので、それが完成しただけですが、今回新しいのは、その水素をつくるのに、NTTパビリオン屋上に設置したペロブスカイト太陽電池が使われる点です。さらに、日経記事 「パナソニックとNTT系、万博会場内に水素供給網」 と産経記事 「パナソニックとNTTが万博パビリオン間で水素サプライチェーン 夜間ライトアップに活用」 で共通して、「ペロブスカイト太陽電池約100枚」 という、プレスリリースには書かれていない情報が付加されています。リリースによると、このペロブスカイト太陽電池は東芝エネルギーシステムズから提供されたものとのことですが、現状で東芝にそこまでの製造能力があるか微妙です。そもそもパナソニックがペロブスカイト太陽電池を出展しているのに、それを使わないところも微妙です。いろいろな調整の結果、そういう布陣になったのでしょう。
日経記事 「ペロブスカイト太陽電池、大阪万博にも 照らせ2兆円市場」 は、動画がメインコンテンツだと思われますが、見ることができません。
産総研・ゼロエミッション国際共同研究センターから 「2025年4月1日組織再編のお知らせ」 が出ています。「有機系太陽電池研究チームは再生可能エネルギー研究センターに移籍し、ペロブスカイト太陽電池研究チームに改称いたしました」とのことです。要するに つくば から福島(郡山)に移る、ということでしょうか。図の中では つくば に色分けされていますが。
「月の砂」を利用して太陽電池モジュールを作ることで材料の打ち上げコストを99%節約可能 という記事が出ています。月の砂を模した材料から作ったガラスをペロブスカイト太陽電池の保護ガラスにした、というだけのようですが、ネタ的には壮大で、しっかり論文発表されています。Perovskite-infoでも紹介されています。
農林水産省の 「令和7年度農林水産予算概算決定の概要」 の中に、「みどりの食料システム戦略推進総合対策」 がありましたが、その内容が、こちらで、より詳しく説明されています。概要のスライド13(PDFの15頁)に示されている 「地域循環型エネルギーシステム構築」 の中に、「次世代型太陽電池(ペロブスカイト)のモデル的取組支援」 という項目があります。その交付等要綱別紙様式などを参照したくなる人もあるでしょうが、事業実施計画期間が1年以内となっている中で、そもそも、ペロブスカイト太陽電池を、どのように調達できるのでしょうか? というか、今だから検索結果の上位に来ますが、そのうち、これらのページに誰も辿り着けなくなりそうな気がします。
大阪府から、「令和7年度「カーボンニュートラル技術ビジネス化推進事業」に係る受託事業者を募集します!」 と報道発表されています。具体的な企画提案公募の中で示されている仕様書に、例としてペロブスカイト太陽電池が示されています。まあ、あくまでも「例」ですよね。
6日(日)  
5日(土)  
4日(金) 日本太陽光発電学会の第5回学術講演会:第22回「次世代の太陽光発電システム」シンポジウム は、7月2日(水)〜4日(金) に、東京理科大学・葛飾キャンパスで開催されます。現在予稿投稿受付中で、5月9日(金) 17時が締切です。
来週は、シアトルで MRS spiring meeting が開催されます。
韓国報道(→翻訳)によると、ペロブスカイトが水で劣化する過程が、in-situ 液相透過電子顕微鏡でリアルタイム観察されたようです。元リリースはこちら。この内容は、「Matter」 に論文発表されたようですが、東大では講読していない雑誌なので、詳細は分かりません。
中国・仁烁光能ニュースで、ペロブスカイト太陽電池のGW級工場の環境影響評価について示されています。現在は150MW工場が建っている敷地は、以前見た時は整地中でしたが、今は屋根一面に敷き詰められたパネルが、衛星写真でも確認できます。さらに、こういう計画に沿って、GW級工場が建てられるのでしょう。
いっぽう、纤纳光电 (Microquanta) の工場がある付近は画像が更新されず、既に建ち並んでいるはずの工場は、衛星写真では1棟しか見えません。
3日(木) 出てくる論文が多すぎてプロットが追いついていませんが、効率26%台の論文69報の一覧を示します。これまでに見つけた分、ということで、これで全部とは限りませんが。順構造23報に対し、逆構造46報と、ダブルスコアになりました。プロットは、左から順に、デバイス構造別ペロブスカイト組成別ペロブスカイト製膜法別論文主題(改良点)別 となっています。
      

▼順構造
26.75% 中国科学院
半導体所(ISCAS)
Nature Commun. 2024, 15, 8620.
DOI:10.1038/s41467-024-52925-y
2024/10/04 JET認証26.0%
26.64% 中国南開大
[天津]
Nature 2024, 635, 82.
DOI:10.1038/s41586-024-08103-7
2024/09/30 NPVM認証25.94%
26.52% 中国北京大 Nature Energy 2024, 9, 1506.
DOI:10.1038/s41560-024-01642-3
2024/09/16 中国認証26.31%
26.41% 中国清華大 Joule 2024, 8, 1691.
DOI:10.1016/j.joule.2024.02.019
2024/03/15 中国認証26.21%
26.4% 中国清華大 Adv. Mater. 2024, 36, 2406532.
DOI:10.1002/adma.202406532
2024/07/26 中国認証25.98%
26.4% 中国武漢大 Nature Photonics 2025, 19, 170.
DOI:10.1038/s41566-024-01570-4
2025/01/09 中国認証25.88%
26.39% 中国華僑大
[厦門]
Nature Commun. 2024, 15, 10908.
DOI:10.1038/s41467-024-55329-0
2024/12/30 NPVM測定26.17%
26.32% 中国蘇州大 Nature 2024, 635, 882.
DOI:10.1038/s41586-024-08161-x
2024/10/14 中国認証26.3%
26.31% 中国浙江大 Joule 2025, 9, 101780.
DOI:10.1016/j.joule.2024.10.012
2024/11/12 NPVM測定26.09%
26.28% 韓国蔚山科技大
(UNIST)
Joule
DOI:10.1016/j.joule.2025.101879
2025/03/17 Newport 25.82%
26.25% 韓国高麗大
(KoreaU)
Energy Environ. Sci. 2024, 17, 8582.
DOI:10.1039/d4ee03585b
2024/09/05 韓国認証25.50%
26.18% 韓国蔚山科技大
(UNIST)
Joule 2025, 9, 101779.
DOI:10.1016/j.joule.2024.10.011
2024/11/12 韓国認証26.00%
26.16% 中国南開大
[天津]
Adv. Mater. 2024, 36, 2405921.
DOI:10.1002/adma.202405921
2024/06/21 中国認証25.84%
26.15% 中国科学院
化学研(ICCAS)
Adv. Mater. 2025, 37, 2417150.
DOI:10.1002/adma.202417150
2025/01/31 中国認証25.59%
26.1% 中国科学院
半導体所(ISCAS)
Science 2022, 377, 531.
DOI:10.1126/science.abp8873
2022/07/28 Newport 25.56%
26.1% 米国
Northwestern大
Nature 2024, 633, 359.
DOI:10.1038/s41586-024-07764-8
2024/07/08  
26.1% 中国華北電力大
[北京]
Science 2024, 386, 531.
DOI:10.1126/science.ado6619
2024/10/31  
26.08% 韓国蔚山科技大
(UNIST)
Nature 2023, 616, 724.
DOI:10.1038/s41586-023-05825-y
2023/02/16 Newport 25.73%
26.07% 中国北京大 Nature 2023, 623, 531.
DOI:10.1038/s41586-023-06637-w
2023/10/18 中国認証25.8%
26.05% 韓国蔚山科技大
(UNIST)
Joule 2024, 8, 2073.
DOI:10.1016/j.joule.2024.04.010
2024/05/14 Newport 25.54%
26.05% 中国華北電力大
[北京]
Adv. Mater. 2024, 36, 2410390.
DOI:10.1002/adma.202410390
2024/10/25 中国認証25.66%
26.04% 韓国高麗大
(KoreaU)
Joule 2023, 7, 112.
DOI:10.1016/j.joule.2022.10.015
2022/11/23 Newport 25.06%
26.04% 韓国高麗大
(KoreaU)
Nature Commun. 2024, 15, 4547.
DOI:10.1038/s41467-024-48887-w
2024/05/28 Newport 25.16%

▼逆構造
26.9% 米国
Northwestern大
Science 2024, 384, 189.
DOI:10.1126/science.adm9474
2024/04/11 Newport 26.15%
26.90% 中国上海交通大 Energy Environ. Sci.
DOI:10.1039/d4ee05849f
2025/02/10 NPVM認証 25.96%
NPVM測定 26.81%
26.74% 中国成都理工大 Adv. Mater.
DOI:10.1002/adma.202419413
2025/02/03 中国認証 26.22%
26.7% 中国浙江大 Adv. Mater. 2024, 36, 2408101.
DOI:10.1002/adma.202408101
2024/08/14 中国認証26.09%
26.7% 米国
Northwestern大
Science 2024, 386, 898.
DOI:10.1126/science.adr2091
2024/11/21 中国認証26.3%
26.69% 中国華中科技大
[武漢]
Nature 2024, 632, 536.
DOI:10.1038/s41586-024-07723-3
2024/06/26 NPVM測定26.54%
26.46% 中国南方科技大
[深圳]
Nature Commun. 2025, 16, 86.
DOI:10.1038/s41467-024-55523-0
2025/01/02 NPVM測定26.39%
26.4% 米国
Northwestern大
Science 2023, 382, 810.
DOI:10.1126/science.adk1633
2023/11/16 NREL 25.1%
26.4% 中国上海交通大 Energy Environ. Sci. 2025, 18, 2264.
DOI:10.1039/d4ee05968a
2025/01/29 中国認証25.95%
26.40% 中国南方科技大
[深圳]
Joule
DOI:10.1016/j.joule.2025.101880
2025/03/14 中国認証25.92%
26.39% 中国華北電力大
[北京]
Energy Environ. Sci. 2025, 18, 3186.
DOI:10.1039/d4ee05319b
2025/02/12  
26.38% 中国陕西師範大
[西安]
Adv. Mater. 2025, 37, 2414354.
DOI:10.1002/adma.202414354
2024/12/26  
26.38% 中国武漢理工大 Energy Environ. Sci.
DOI:10.1039/d5ee01083g
2025/03/25 NPVM測定25.87%
26.37% 中国北京大 Science 2025, 387, 186.
DOI:10.1126/science.ado2351
2025/01/09 中国認証25.9%
26.36% 中国科学院
化学研(ICCAS)
Joule 2024, 8, 3142.
DOI:10.1016/j.joule.2024.08.003
2024/08/30 中国認証26.08%
26.34% 中国西安交通大 Adv. Mater.
DOI:10.1002/adma.202502865
2025/04/01 中国認証25.48%
26.31% 中国華南理工大
[広州]
Energy Environ. Sci.
DOI:10.1039/d5ee00380f
2025/03/10 中国認証26.11%
26.3% 中国西安交通大 Nature Energy
DOI:10.1038/s41560-024-01689-2
2025/01/06 中国認証26.08%
26.28% 中国南方科技大
[深圳]
Energy Environ. Sci. 2025, 18, 874.
DOI:10.1039/d4ee03208j
2024/11/30 中国認証25.80%
26.28% 中国河北工業大
[天津]
Nature Commun. 2025, 16, 753.
DOI:10.1038/s41467-025-56068-6
2025/01/17  
26.27% 中国浙江大 Nature Commun. 2024, 15, 7085.
DOI:10.1038/s41467-024-51551-y
2024/08/17 中国認証25.94%
26.23% ドイツHelmholtz研
Erlangen-Nürnberg
Science 2024, 386, 1256.
DOI:10.1126/science.ads0901
2024/12/12  
26.21% 中国華東理工大
[上海]
Angew. Chem. Int. Ed. 2025, 64,
e202422571.
DOI:10.1002/anie.202422571
2025/01/09  
26.21% 中国南方科技大
[深圳]
Joule
DOI:10.1016/j.joule.2024.101815
2025/01/24 中国認証25.99%
26.19% 中国華東師範大
[上海]
Energy Environ. Sci. 2025, 18, 3305.
DOI:10.1039/d5ee00350d
2025/02/19  
26.18% 中国南方科技大
[深圳]
Energy Environ. Sci. 2025, 18, 3407.
DOI:10.1039/d4ee05135a
2025/02/27 中国認証25.74%
26.17% 中国南方科技大
[深圳]
Joule 2024, 8, 2123.
DOI:10.1016/j.joule.2024.05.005
2024/05/30 NPVM測定26.12%
26.15% 中国上海交通大 Energy Environ. Sci. 2024, 17, 1153.
DOI:10.1039/d3ee03435f
2023/12/20 中国認証25.87%
26.15% 中国科学院
寧波材料所
Energy Environ. Sci. 2025, 18, 2905.
DOI:10.1039/d4ee05232c
2025/01/31  
26.12% 中国四川大 Energy Environ. Sci. 2025, 18, 1732.
DOI:10.1039/d4ee05860g
2024/12/24 中国認証26.01%
26.1% 中国浙江大 Nature 2024, 632, 301.
DOI:10.1038/s41586-024-07712-6
2024/07/24 中国認証25.74%
26.1% 中国武漢大 Adv. Mater. 2024, 36, 2409340.
DOI:10.1002/adma.202409340
2024/10/03 NPVM認証24.88%
26.1% 中国北京大 Nature 2024, 635, 874.
DOI:10.1038/s41586-024-08159-5
2024/10/14 中国認証25.85%
26.1% 中国重慶大 Nature Commun. 2024, 15, 9154.
DOI:10.1038/s41467-024-53283-5
2024/10/23 中国認証25.56%
26.1% 中国南方科技大
[深圳]
J. Am. Chem. Soc. 2025, 147, 725.
DOI:10.1021/jacs.4c13356
2024/12/18 中国認証25.69%
26.1% 中国南方科技大
[深圳]
Nature Mater.
DOI:10.1038/s41563-025-02163-4
2025/03/04 中国認証25.4%
26.09% 中国科学院
合肥物質院
Nature 2023, 624, 557.
DOI:10.1038/s41586-023-06784-0
2023/11/01 NPVM測定25.81%
26.08% 香港城市大 J. Am. Chem. Soc. 2024, 146, 13391.
DOI:10.1021/jacs.4c02220
2024/05/01 中国認証25.83%
26.07% 香港城市大 Angew. Chem. Int. Ed. 2024, 63,
e202411730.
DOI:10.1002/anie.202411730
2024/07/23  
26.06% 中国広西大
[南寧]
Adv. Mater.
DOI:10.1002/adma.202417251
2025/01/27 中国認証25.44%
26.05% サウジKAUST Nature Commun. 2025, 16, 1042.
DOI:10.1038/s41467-025-56409-5
2025/01/26 中国認証25.44%
26.03% 中国重慶大 Nature Commun. 2024, 15, 4922.
DOI:10.1038/s41467-024-49395-7
2024/06/10 中国認証25.51%
26.03% 中国南開大
[天津]
Energy Environ. Sci.
DOI:10.1039/d5ee00156k
2025/03/05  
26.02% 中国武漢大 Energy Environ. Sci. 2025, 18, 3223.
DOI:10.1039/d4ee05879h
2025/02/12 NPVM測定25.42%
26.01% 中国重慶大 Adv. Mater. 2025, 37, 2410779.
DOI:10.1002/adma.202410779
2024/11/18  
26.0% 香港科技大 Science 2024, 384, 878.
DOI:10.1126/science.ado5172
2024/05/23  

「四季報アップデート」の西部技研に関する記事、有料会員向けなので中身が読めませんが、Google検索結果に表示される文章では、「除湿機は次世代太陽電池のペロブスカイト太陽電池工場案件を獲得。今期以降・・・」となっています。同社の2024年12月期 決算説明会スクリプト中の質疑応答の中に、以下の発言がありました。
ペロブスカイトについては、実は国内におきまして大型案件控えておりまして、これについて、われわれが受注した場合、今期に一部、それから、来期に一部といった形で売上が計上されると考えております。除湿機の台数も非常に多いということなので、30台とか 40台とかですね。まだ具体的な仕様が固まってないので、どれぐらいの規模でくるかはわかりませんが、かなり大きな規模での投資になると聞いておりますし、その一部がうまくいけば、今期の売上に上げられるのではないかと考えております。
さて、どこの案件でしょうか? 国内勢で工場を用意できるところは限られていますが、まさか中華系ということはないですよね?

先端研3号館南棟では、6階でアースクリーン東北&西部技研、5階で日立プラント&ムンタース、4階でオリオン&ムンタース、3階でオリオン&ダイキン と、4組のドライルームが稼働していましたが、今春までに3,4,5階のものは撤去され、ある意味、西部技研ひとり勝ち状況にあります。 なお、「ドライルーム」 という名称は、サイト表示 で分かるように、高砂熱学の登録商標なので、表現に留意が必要となります。
フィルム型ペロブスカイト太陽電池の壁面設置でメガソーラービルになる予定の「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」が着工したとお知らせされています。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「「稲作型太陽光」で6年間実験、コメ収量23%減も収益5倍に」 で、営農型太陽光発電の稲作への影響についての検討結果が報じられています。元リリースはこちら。ほとんど影響のない作物も多いので、水田への常設は止めておいたほうがよいかと。簡単に片づけられる設備で冬に発電する、コメと電気の「二毛作」が推奨されるでしょう。
最近、先端研の駐車場に、怪しい三輪車が駐車されています。前からの見た目は、ありがちな雰囲気ですが、荷台に太陽電池が特徴的です。ナンバープレートがついていないので、構内専用ですね。
2日(水) 日経記事 「セブン、大阪万博で未来店舗 遠隔ロボが接客・床で発電」 の中に、「商品棚に使う電子値札には、色素を使って効率を高めるフィルム型の「色素増感太陽電池」を活用する。店内の照明の光でも動かし続けることができる。セブンによると同電池を使った値札の小売店舗への設置は日本で初めてという」 と書かれています。元リリースの中に写真が出ていますが、一見して太陽電池が見当たりません。ただ、この写真右下のところに 「Powerfoyle」 の文字が見えていて、EXEGERの Powerfoyle が関係していそうです。もしかして写真左上部分の帯が太陽電池でしょうか。などと考えていたら、詳細説明のPDFの中には明記されていました
いっぽう、取組一覧には、「室内光発電電子プライス」 に加え、「発電ガラス」 も挙げられています。デジタルサイネージの写真の両脇に見える緑色の部分でしょうか? あまり注目されていないところからすると、サンジュール GR とかでしょうか。
Abalance、エチオピアで太陽光セル工場の第2フェーズ建設」 という報道があります。元リリースの他にも、外国語を直訳したと思われる報道中国語報道などもありますが、日本企業には珍しく、積極的にアフリカ進出を進めています。 が、このAbalance グループ、いまいち実体が分かりません。どう扱ったらよいのでしょうか。
1日(火) NEDO 「2024年度太陽光発電分野に関する調査事業成果報告会」 が、4月23日(水) 13:30-15:55 にオンライン開催されます。参加費無料で、当日まで申込可能です。
プログラム
NEDO太陽光発電開発戦略2025について
NEDO
世界の太陽光発電市場の動向 IEA PVPS タスク1の活動から
株式会社資源総合システム
新用途システム技術開発・産業・市場動向、太陽電池産業サプライチェーン動向、次世代型太陽電池の技術・産業動向
株式会社資源総合システム
太陽電池の導入ポテンシャル及び発電コストに関する調査結果について
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
太陽光発電システム搭載自動車を巡る動向、期待と今後の課題
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
太陽電池モジュールのリサイクル動向調査結果について
株式会社三菱総合研究所
海外における太陽電池モジュールのリサイクル動向
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
一般財団法人 総合研究奨励会 透明酸化物光・電子材料研究会 第12回研究会 「太陽電池とディスプレイ技術、熱計測の新展開」 が、4月18日(金) 13:00-17:00 に、東大工学部5号館52号講義室およびオンラインで開催されます。申込方法等は書かれていないので、会員限定でしょうか。
プログラム
「開会挨拶」
委員長 神谷 利夫
「ペロブスカイト太陽電池:技術開発の現状と展望」
瀬川 浩司 (東京大学)
「ディスプレイ産業の今後 (仮)」
中根 康夫 (みずほ証券株式会社)
「Advanced Packaging技術における課題と展望」
半那 拓 (株式会社アルバック)
「薄膜熱物性計測技術の進展:その場計測および面内方向計測への応用」
山下 雄一郎 (産業技術総合研究所)
「材料科学・デバイス技術におけるシミュレーションとデータサイエンス」
神谷 利夫 (東京科学大学)
3/21に書いた、Perovskite-info で紹介されている 4月4日オンライン開催の 「Perovskites Innovation Day」、よく見たら、「Additive and 3D Electronics Innovation Day」 と同時開催とのことで、プログラムには両者が書かれていました。ペロブスカイトの部分は、ベルリンで13時〜16時なので、日本では21時〜24時になります。プログラムのうち該当部分は以下の範囲です。どうりで知らない企業が多かったわけです。
Utmolight
Industrialization Progress of Perovskite Photovoltaic Technology
Hangzhou Microquanta Semiconductor
Advancing Perovskite BIPV and Real-World Deployments
Indian Institute Of Technology Dharwad (institute)
Kitchen-grade aluminium foil as dual-purpose substrate-cum-electrode for ultrathin, ultralight, and bendable perovskite solar cells
Noctiluca
High quality EIL material to improve device lifetime and efficiency
Solra PV
Advancing Perovskite-Based Indoor Photovoltaics: A Sustainable Power Solution for Smart Devices
Solaronix
Scalable Manufacturing of Perovskite Solar Cells: Challenges and Opportunities
Fluxim
Multi-scale Simulation of All-Perovskite Tandem Photovoltaics
Solaveni
Towards a Sustainable Perovskite Future: Green Synthesis, Recycling, and the Path to a Closed-Loop Ecosystem
Intellivation
Flexible, Lightweight Sputtered Barrier Solutions for Roll-to-Roll Enabled Perovskite Solar Cells
Seaside Consulting からの2/28プレスリリース 「千葉県にて陸上養殖の研究開発を行うための木造グリーンハウス「ラボ棟」が完成」 では 「冨士色素の太陽電池を導入して」 と書かれていて、3/4プレスリリース 「「次世代太陽電池」の活用に向けて陸上養殖施設等へ取り付け検証を開始」 では、カルコパイライト太陽電池はPXPのものが参照されていましたが、ペロブスカイト太陽電池がどこのものなのか謎でした。
いっぽう、日経BP「メガソーラービジネス」記事 「陸上養殖でペロブスカイト太陽電池を実証、電力コストを低減へ」 では、エネコートテクノロジーズのペロブスカイト太陽電池試作品の貸与を受けたことが書かれていました。という中で、若宮研究室の Xポスト がありました。
昨年、環境省新庁舎に関するリリースの中で、壁面太陽光発電の導入について書かれていましたが、その時点ではメーカーは不明でした。「西側壁面」 ということで、イメージしたゼネコンがありましたが、この記録を見ると、まさにその通りでした。約2.7億円の費用投入と、1年3ヶ月の工期延長になったのですね。
今日はひたすら低温が続き、最高気温5.8℃、東京観測点で、4月の日最高気温の低い方から歴代7位、6℃に届かなかったのは 1984/4/1 以来、41年ぶりの寒さでした。
今日の Google検索結果 に現れました。 審査の結果の要旨

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