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2024年(令和6年) 5月
1日(水) 12:00出       退27:50
先日の日経記事で、日本の温室効果ガス排出削減における次の目標は、2035年度に、2013年度比で66%削減という案を軸に調整すると書かれていましたが、その数字の根拠が見当たりませんでした。66%という数字を出しているのは橘川先生くらいで、昨年5月のG7札幌会合の共同声明に 「IPCCの最新の見解を踏まえ、世界のGHG排出量を2019年比で2030年までに約43%、2035年までに60%削減することの緊急性が高まっていることを強調する」 と書かれていることを元に、それが2013年比で66%に相当するとの説明でしたが、それが議長国・日本の目標なのか、G7全体での目標なのか微妙な感じでした。今回、イタリアでのG7会合での共同声明に、再び 「We remain committed as G7 to providing a substantial contribution to efforts to reduce global GHG emissions by around 43 percent by 2030 and 60 percent by 2035, relative to the 2019 level, in light of the latest findings of the IPCC AR6.」 と記されたことで、これが日本だけの目標ではないことになったように思うのですが、どうでしょうか。
例年この時期のネタですが、アジア大学ランキングの記事です。

2024年(令和6年) 4月
30日(火) 10:00出         退28:10
日本太陽光発電学会 学術講演会 / 「次世代の太陽光発電システム」シンポジウムが、7月11-12日(木-金) に広島で開催されますが、予稿原稿投稿締切が明後日5月2日(木) 17時です。
太陽光発電技術研究組合(PVTEC) 第47回 技術交流会が、5月28日(火) 13:00-16:10 に、機械振興会館で開催されます。まだ内容は調整中のようですが、予告として、5件中3件の講演が挙げられています。
「ペロブスカイトタンデム太陽電池の展望(仮)」 東京大学 瀬川浩司氏
「BIPVの展望とガイドライン策定(仮)」 株式会社LIXIL 石井久史氏
「太陽光発電の安全性向上(仮)」 産業技術総合研究所 大関 崇氏
公益社団法人 日本技術士会 機械部会 2024年7月例会が、7月12日(金) 18:30-20:30 に、機械振興会館で開催され、AndanTEC・浜本伸夫氏が 「フィルム製品の量産化(ペロブスカイト)」 と題して講演するようです。
AndTech主催のLive配信WEBセミナー 「機能性フィルムにおける基礎・最新動向と塗工技術」 が3ヶ月連続で、5月28日(火)、6月11日(火)、7月16日(火)に開催され、AndanTEC・浜本伸夫氏が講師を務めます。
AndanTECについては、まだよく分からないのですが、浜本氏は4月18日に開催されたLive配信セミナーでも講師をされていて、なかなか活発です。
G7環境相会合での合意内容について、最終発表前であることもあり、いろいろな度合いの表現の報道があります。特に見出しだけで見ると、「G7環境相会合、石炭火力30年代前半廃止で「合意」 伊メディア」(毎日)、「G7エネ相、35年までの石炭火力廃止で原則合意 30日に詳細公表」(ロイター)、「石炭火力発電、35年廃止合意へ G7環境相会合、声明きょう採択」(共同)などと端的です。いちおう、毎日、共同の本文では、「CO2排出削減対策が講じられていない石炭火力発電について」と限定されていますが、きっとイタリア政府関係者が飛ばし発言を行なったのでしょう。
春の叙勲で経産省推薦分のリストを見ていたら、瑞宝小綬章 荒川裕則 75 元 産業技術総合研究所物質工学工業技術研究所基礎部長 という文字がありますが、こういう表現だと、人物同定が難しいです。産総研リストにもあります。こういう感じだと、こちらが気付いていない受章者が近くにいそうです。
中国で、ペロブスカイト太陽電池100MWパイロットラインと1GW量産ライン建設に14億元を投資するという報道です。同様の話が幾つもあって混同してしまいます。場所はこのあたりですが、本気度は、いかほどでしょうか。
29日(祝)  
28日(日)  
27日(土) 自宅で動作不良に陥っていたガス給湯器2006年製)が、交換され2024年4月製)ました。対応が非常に迅速で、家主経由で不具合を連絡したら、その日の午後に「あと10分で到着します」 と、いつ訪問するかの相談より先に動いているとか、家主から交換OKの連絡が行ったら、「明日行けますが」と、即対応とか。平日はこちらが無理なんですが。とりあえず、平時には対応が早いことは分かりました。2011年の震災でガス管損傷のため家(駒場)のガスが止まった際に、復旧に相当時間がかかったイメージしかなかったですが。
26日(金) 12:30出       退28:10
研究室のゼミにて、ペロブスカイト太陽電池関連研究の最新動向をプレゼン。
以前から情報がありましたが、日揮とエネコートと苫小牧埠頭によるペロブスカイト太陽電池の実証実験が本格的に開始されたようです。屋根上には、屋根の凹凸に合わせて設置されるのかと思っていたら、凸部の間に橋渡しする形で設置されたのですね。それだと、風対策や、積雪重量対応などが難しそうです。
25日(木) 12:10出       退28:00
明日のプレゼンを準備。 
24日(水) 12:00出       退27:00
日経GXで、「タンデム太陽電池、中韓勢が先行 変換効率3割超え」と解説されています。中身は読めませんが、事業化するには、日本では既にシリコン太陽電池を作っているところが減り過ぎです。
環境ビジネス記事「ペロブスカイト太陽電池開発、特殊性を追求する日本メーカー その狙いとは」の中身は、どういうことが書いてあるのでしょうか。
公明新聞4月20日付の瀬川浩司教授インタビュー記事について、江東区議会議員がツイートしてます。
横浜商工会議所の機械・金属工業部会の部会・講演会「ペロブスカイト太陽電池の開発−事業化動向と今後」が、6月11日(火)に開催されます。講師は宮坂先生です。
化学工業日報サイトでオンラインセミナーが予告されています。産総研・古郷先生による電池セミナー「ペロブスカイト太陽電池の量産と普及」は、6月26日(水)開催、受講料は29,700円です。
デンカが三菱商事と合弁契約を締結して、フロンティアカーボンを共同で運営するようです。ちなみに、フロンティアカーボン社の高純度PCBMを購入しようとすると、このくらいのコストがかかります。この価格のままでは商業化は無理ですが、大量生産になった場合は、どうなるのでしょうか。
ドイツ・ZSW が、米国・First Solar と連携するようです。
中国・晟成光伏が、ペロブスカイトタンデム・ターンキー設備を納入したと報道(→翻訳)されています。記事中の図では「ターンキー」というほど設備が繋がっていないように見えますが、どの程度、一体化されているのでしょうか。表示されない可能性もありますが、元リリース中にある 写真 が、その設備でしょうか? 誰か装置に詳しい方、写真の各装置を解説してください。
朝日新聞デジタル記事「2040年「日本は新興国並み」経産省見通し、失われた30年続けば」は、経産省の産業構造審議会・経済産業政策新機軸部会でまとめられた内容に基づくと思われますが、そんなに万能なアイデアって、出てこないですよね。。
「今のところ、歩数がいつもより多くなっています。」という表示ですが、こういう範囲を往復した結果です。カウントの始点は先端研です。
23日(火) 11:50出       退26:30
 
22日(月) 10:50出         退28:20
先週土曜深夜(日曜未明)に NHK BS で放映された「どこでも太陽電池研究室」が、NHKオンデマンドにも出ていますが、だれか購入します?
NRELのモジュールチャートが更新され(Rev.04-12-2024)、ペロブスカイトモジュールについて、前版(Rev.02-13-2024) までの 18.6% (UtmoLight) から 19.2% (SolaEon) になりました。
データファイルで見ると、面積 1027.1 cm2 で、NRELで昨年12月に測定されたようです。SolaEon (深圳市光因科技) は、報道レベルでモジュールの効率更新をたびたび出していて、1月末には40cm×30cmで22.57%などの数字が出ていましたが、これらは NPVM (Chinese National Photovoltaic Industry Measurement and Testing Center :国家光伏産業計量測試中心) での測定値でした。今回はNREL測定なのでチャートに出たということでしょうか。光因科技の首席科学家は、杨旭东先生(上海交通大)ですね。
と書いているうちに、より詳しい報道(→翻訳)が出ました。翻訳のほうには図表が表示されません。
研究棟1階で、ホールにパーティションのようなものが搬入されていたので、何事かと思ったら、こういうイベントでした。同時通訳ブースかと思いますが、「3Dスキャンによる外交建築の記録と再現を試みたプレゼンテーション」とあるので、もしかするとそれを使って建築物が再現されたのでしょうか。こちらにある、スマホアプリで3Dモデルを作成する方法は、他の事でも応用できそうです。
先端研4号館ピロティで、敷石が隆起していた箇所は修復されましたが、このあたりでは、押し合って弾けたような損傷がみられます。さらに、このあたりでも隆起が生じています。いったい何の力が働いているのでしょうか。
私のiPhone使用開始以来1万枚目の写真になりました。

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