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2025年(令和7年) 9月
8日(月) 8:50出         退27:20
兵庫県立大学 「価値共創シンポジウム2025」 の中で 「ペロブスカイト太陽電池と水素燃料電池の普及に向けて」語る 株式会社先端化学研究所 は、兵庫県立大学発のスタートアップで、取締役に伊藤省吾先生が入っていますね。
日経電子版記事 「曲がる太陽電池の弱点克服、中小のフィルム技術で 防水・耐熱・効率」、アイ.エス.ティの透明ポリイミドフィルム、麗光の防水層技術、フジプレアムの貼り合わせ技術 についての話題です。
日経電子版記事 「発電だけじゃないペロブスカイト 高性能センサーやディスプレーにも」、早稲田大学・石井あゆみ先生の成果に基づく記事です。
Perovskite-infoによると、中国・光翼創新が投資を集めたようですが、ニュースリリースでも強調される出資した日本企業とは、どこでしょうか?
8月8日に修理された純水製造装置は、直後には正常稼働に見えましたが、再び不調に陥っていました。電源を入れ直すと正常に稼働するのですが、約6時間後から約3分ごとに再起動を繰り返す状態になっていました。そこで、今日9月8日、再び修理(部品交換)されました。正常に稼働しているようですが、水温が高いことが負荷になりそうです。水温34.8℃というと、「水」というより「ぬるま湯」が妥当な感じです。給水タンクは、屋上で直射日光を浴び続けているので、気温よりも熱くなっていることでしょう。 ・・・と、昼間のうちは大丈夫でしたが、日付が替わったあたりから、また修理前の状況が再現しています。さらに対応が必要ですね。
先端研4号館ピロティに、またまた隆起が生じました。何度目でしょうか。
すっかり形骸化している感じのある電力使用状況の表示、先端研はマイナス1566kWhです。そんなハズはありませんが。生産研の中でAn棟、As棟の表示が、ありえない数字になっています。
再び猛暑日となり、雲が湧き上がる感じは、秋の風情ではありません。
7日(日)  
6日(土)  
5日(金) 12:40出       退28:10
明後日9月7日(日)〜10日(水)に、応用物理学会 秋季学術講演会が名城大学で開催されます。
アイシンのニュースリリース 「アイシン、ネッツトヨタ郡山とペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始」 が出ています。青色ペロブスカイト太陽電池ですね。既に地元の人の目に触れていたと思うのですが、いちおうリリースまで秘密ということだったようです。
マクニカのプレスリリース 「マクニカ、発電効率をアップしたペロブスカイト太陽電池による苛烈環境下での実証開始〜環境省実証事業の最終年度、「横浜港大さん橋」デッキ上に加え、通常環境との比較を実証〜」 が出ています。
エネコート社からのプレスリリース 「ペロブスカイト太陽電池開発の株式会社エネコートテクノロジーズ、「Forbes Asia 100 To Watch 2025」に選出」 が出ています。
金曜日恒例、「太陽光発電大学」シーズン26 「ナノスケールでみるペロブスカイト」 のリリース、今回は「最近の論文から」 です。これまでの予告編や、「ペロブスカイトの結晶化学」、「ペロブスカイトの電子顕微鏡観察と設置の実際」、「ペロブスカイト太陽電池の観察試料作製〜FIBプロセス〜」、「ペロブスカイトのTEM観察時の注意点〜Electron beam damage」、「【現場】 FIBによるマイクロサンプリング」、「【現場】 TEMによるペロブスカイト太陽電池断面の観察」、「ペロブスカイト薄膜中の超格子の発見」、「超格子形成のメカニズムとペロブスカイト太陽電池」、「TEMで見て初めて気づくペロブスカイト太陽電池」 から続きます。いつまで続くのでしょうか。
環境省から、「人工光合成の社会実装ロードマップ」が公表されました。先日、日経記事朝日記事に出ていた件ですね。
日経BP「メガソーラービジネス」記事 「山梨県が「太陽電池併用型ブドウ栽培」、LED照射で着色向上」 は、日経記事 「山梨県など、ブドウ栽培に有機薄膜太陽電池 脱炭素へ実証実験」 で紹介されていた件ですが、説明が分かりやすくなっています。
日経XTECH記事 「太陽光発電への「批判」に5つのQ&Aで反論」 で、まじめに反論されています。
7月に開催された成果報告会の開催報告が出ています。発表資料等は、そこからリンクされています。
研究棟前の銀杏の木のところに、枝が転がっています。剪定で切られたわけではなく、折れたようです。上から見て、黄葉が進んでいる、などと書いていましたが、下から見た様子は観察していませんでした。いつ折れたのでしょうか。
気温が徐々に低下していきます。
すっかり忘れていた通知が届きました。届出の必要はありません。それはともかく、記載されている「当庁」が何者なのか気になります。QRのリンク先は世田谷区役所ですが、「庁」なのでしょうか? 確かに、「庁舎」といいますが。
4日(木) 12:20出       退26:10
環境省 「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」 の公募が始まりました。10月3日(金)正午必着です。 公募予告の段階で書かれていたように、本公募では、性能評価機関(一般財団法人電気安全環境研究所)による性能評価を受けて性能要件を満たしたフィルム型ペロブスカイト太陽電池のみが補助対象です。さらに、以下7点の要件が求められています。
  1. 設置場所の耐荷重が 10kg/m2 以下相当であること。
  2. 設置するフィルム型ペロブスカイト太陽電池の発電容量が1施設あたり5kW 以上であること。
  3. 需要地と近接し、50%以上の自家消費率があること。
  4. 事業に関する積極的な広報・情報発信を実施すること。
  5. 協会、環境省及び経済産業省に対し、事業内容等についての情報提供が可能であり、当該情報について、個人が特定できないよう加工した上で、第三者へ提供されることや対外的に公表されることに同意できること。
  6. 本補助事業によって得られる環境価値のうち、需要家に供給を行った電力量に紐づく環境価値を需要家に帰属させるものであること。
  7. 対象事業において、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(平成23年法律第108号。以下「再エネ特措法」という。)に基づく固定価格買取制度(以下「FIT」という。)の認定又はFIP(Feed in Premium)制度の認定を取得しないこと。
補助率は3分の2で、交付額上限は1事業あたり10億円だそうです。太陽電池の仕様が分からないのに申請できるのでしょうか。
環境省の報道発表によると、上記公募と並行して、「ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」の公募も実施され(10月7日(火)正午まで)、上記への応募に併せた蓄電池の導入支援等が行われるようです。
書類の準備が大変に見えますが、この事業を実施する側に、何かインセンティブは用意されているのでしょうか。売電収入は生じないとして、電気代が節約できたり、環境価値が得られたりするので、その収益は、どう処理されるのか、たぶん要領の中に書いてあるのでしょうが、そこまで読めていません。
環境省から、脱炭素技術等による工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業)の二次公募開始について報道発表されています。こちらは、よくある補助金ですね。
NEDOから、2025年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)に係る実施体制の決定について発表されています。今回採択された4件の中に、elleThermo による 「データセンター排熱の主力電源化に向けた半導体増感型熱利用発電技術の開発」 があります。というだけでは反応が薄そうですが、elleThermo の創業者は、生方(松下)祥子 先生ですね。この技術、大丈夫でしょうか、審査委員長の飯田誠先生。
東京都の報道発表 「「TOKYO H2」プロジェクトが新たに始動! 官民連携で「水素で世界をリードする東京」の実現を目指します!」 では、具体的に導入される燃料電池車の台数が分かりませんが、報道によると、年内に100台、年度内に合計で200台が導入されるようです。トヨタからもリリースが出ています。
正体不明な 「NT東京 (なんか作ってみた)」 が、今度の土日(9/6-7) に、科学技術館で開催されるようで、その タイムテーブル で、日曜午後に、ワークショップとして、「小学生OK!有機分子と無機材料を使うカラフル太陽電池を作ろう」 企画があります。要するに色素増感太陽電池を作る企画ですが、誰が主導されているのでしょうか。
ローカルアイドルが西部技研の工場を訪問した動画 「西部技研の「全部やるけんッ」をレポート!」 が YouTube 公開されています。検索して出てくるということは、どこかにペロブスカイトが登場するのか、または西部技研がペロブスカイトにつながっていると判定されているのでしょうか。瀬川研ドライルームは、西部技研のシステムをベースに、アースクリーン東北&内田先生のスポンジ酸化チタンを組み込んだ省エネ型で、それとは別に、西部技研も独自にペロブスカイト向けドライルームを宣伝しています。
コニカミノルタからニュースリリース 「溶剤への耐久性に優れたインクジェットヘッドの新製品「KM1024iSHE-HM-LV」を発売」 が出ています。先日、MICROJET が発売した PerovsPrinter は、コニカミノルタ製のマルチノズルヘッド搭載と書かれていましたが、そこに出ているヘッドと、今回のヘッドに、どのような差があるのでしょうか。
当然と言えば当然ですが、コニカミノルタもマイクロジェットも、それぞれ、S教授のところに売り込みに来ています。私は全く情報に触れていませんが、実は外身と中身がそれぞれ共通する、などというオチでは無いですよね。
日経XTECH記事 「ペロブスカイト太陽電池は官民連携で守り抜く 経産省が示した決意」 とか出ていると、改めて決意を示したのかと思ってしまいますが、6月のネタの焼き直しですね。
滋賀県から、公募型プロポーザルの公告(令和7年度ペロブスカイト太陽電池社会実装モデル構築事業) が出ています。参加申込書提出期限9/12、企画提案書等提出期限9/18 とかだと、あらかじめ準備していないと難しそうです。昨日は宮坂先生が大津で講演していたようですが、今日は鳥取に行っているはずですね。
3日(水) 12:10出       退27:00
明日(9/4)から、鳥取大学で電気化学秋季大会が開催されます。当研究室からは内田先生だけが参加です。
明日(9/4)から、立教大学で光化学討論会が開催されます。だいぶ縁が遠くなってきました。
東京は今日も最高気温37℃で、9月初の3日連続猛暑日となりました。しかし、このお祭りのような高温は今日までの見込みで、毒々しい色の夕焼けで締めくくりとなりました。
例によって遠くの稲妻新宿の背後に見られる風景、この夏、何回目でしょうか。
研究棟前の銀杏(イチョウ)の木は黄葉が進んでいるようにも見えますが、拡大すると銀杏(ギンナン)の色の影響と分かります。今年もたくさん/たくさん、実っています。
2日(火) 12:30出       退26:30
経産省・産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 グリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループが開催され、「次世代型太陽電池の開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装の方向性 が示されたようです。会議が開催される前から、日経記事 「「2枚重ね」太陽電池、研究開発支援に153億円 経産省が10月公募」 とか、読売記事 「ペロブスカイト太陽電池の量産確立、早期の実用化を後押し…タンデム型も補助金対象に」、同 Yahooニュース版 などが出ていては、会議の結論を変えることは難しそうです。
上記をうけて(?)、NEDOから 「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発/次世代型タンデム太陽電池量産技術実証事業」に係る公募について 公募予告が出ました。10月から11月頃の予定だそうです。
経産省・総合資源エネルギー調査会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会が、来週月曜日(9/8) 10:00-12:00 に開催されるようです。これまでの資料から何か進んだ内容が出てくるでしょうか。
第1回 次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた実装加速連絡会が、来週金曜日(9/12) 13:30-15:00 に開催されるようです。5月に開催された 次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた官民協議会での資料最終ページに書いてあった通りかと思いますが、原則公開となっているので、視聴できるのではないでしょうか。
日経記事 「人工光合成、30年に実用化目標 環境省が設備導入を支援」 や、朝日記事 「「人工光合成」技術、2030年に一部実用化へ 環境省が工程表策定」 は、こちらの報道発表で予告されていた検討会の話題かと思いますが、非公開の会議なので、詳細は分かりません。
1日(月) 12:30出       退27:00
Oxford PV のサイトデザインが一新され、ロゴも変わったようです。Perovskite-infoでは、Oxford PV の太陽電池を使ったソーラーカーのレース参加状況について書かれています。
Perovskite-infoによると、中国・华晟新能源が、ペロブスカイト/シリコン タンデム太陽電池で効率 34.02%を達成したようです。データはありませんが、写真入りでリリースされています。
梅雨入り/梅雨明けの時期が、確定値では前倒しされました。こちらを参照すると、関東では、過去2番目に早い梅雨入り、過去最早の梅雨明けです。日照時間グラフを作ると、もっと早く梅雨明けしているようにも見えます。

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